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店名 |
コート ドール
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受賞・選出歴 |
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
2023年Silver受賞店
The Tabelog Award 2023 Silver 受賞店
2022年Silver受賞店
The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店
2021年Silver受賞店
The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店
2020年Silver受賞店
The Tabelog Award 2020 Silver 受賞店
2019年Silver受賞店
The Tabelog Award 2019 Silver 受賞店
2018年Silver受賞店
The Tabelog Award 2018 Silver 受賞店
2017年Silver受賞店
The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-3455-5145 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ南北線、都営三田線白金高輪駅から徒歩8分 白金高輪駅から583m |
営業時間 |
|
予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
10% |
席数 |
34席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ソムリエがいる |
備考 |
【昼】コース5,500円・アラカルトあり |
初投稿者 |
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ホント、タイトル通りの店でした。
インスタグラムの映えまくりな料理の写真だけに釣られて行ってるよな人にはココの良さは伝わらないんだろな。
初訪問。 レジェンド級の有名店なんで店ディテールは省略。
仏料理好きならば誰もが名前を知っているほどの有名店ですが、恥ずかしながら私は未訪でした。
いやさ、興味はあったよ? でもね、お料理の写真を見ると「う〜ん……」となってしまうんだもん。 失礼を承知で言わせてもらうけど、ビジュアルだけだとちっとも美味しさうには見えないお料理。
ロブションの料理の写真とコート・ドールの料理の写真を店名を伏せて見比べたら大多数の人(コート・ドールの顧客はとうぜん除外)がロブションの料理のほうが美味しさうと言うハズだよ。
とはいえ、やはり仏料理を語るには一度は行っておくべき店でもある。 某店で晩飯食ってる時にコート・ドールのシェフである斉須政雄さんのお姿を拝見した事が最終的に訪問を決めたきっかけになりました。
とゆ事でまずは予約なのだが、ここでちょいと困った事に。
というのもネット予約非対応なうえに店ホームページも無しでSNSなんかもやってない店なので、料理内容や予算がちっともわからんのよ!!
どの時期に行くのか、ランチとディナーどちらが良いのか、さんざん悩むハメになりました。
予算もちっともわからんので、念のためにSEZANNEで支払った額(2人で16万オーバー)と同等の諭吉様にご同行願いました(笑)
夜に2人で凸。
フツーのマンションが並ぶフツーの住宅地。そうしたフツーのマンションの1階部分に店はあります。
お店の中はけっこう立派。
クラシカルフレンチ代表格のよに言われてる店なのでバリバリにクラシカルな内装かと思いきや、予想外にモダンな設え。たぶん改装とかされとるんやろね。
我々(2人で行きました)は広々としたテーブル席に案内されました。テーブルは広いしテーブル間隔もゆったりなの超ナイス♪ てかコレ、4人テーブルやん(笑)
テーブルセッティングをビシッとキメてあるのはさすがやね。
クラシカルな店あるあるだが、おしぼり無いのはちょっとマイナス。おしぼりが日本文化ってのは重々承知だが、良いものは洋の東西問わず用いるべきだと思うです。
また卓上には仏料理店では珍しい塩や胡椒のミルが置かれています。このミルは今は亡き五反田の名店「おはらス」の卓上にあったのと同じデザイン。
おはらスの小原シェフはコート・ドールの斉須シェフと同様に「ヴィヴァロア」での修行経験ある方なのでこうしたテーブルウェアのチョイスが似てくるのかな。パン屑掃除用のローラーもおはらスで使われていたのと同じ品で、初訪の店なのに懐かしさがこみ上げてくる。嗚呼、おはらスの【イベリコ豚背肩肉のロースト】や【落花生のブランマンジェ】はホントに美味しかったなぁ……
接客はつかず離れずの良い距離感。
いて欲しい時にはきっちり横にいらっしゃるのはお見事。ワインの提案なんかも非常にスマートでした。
ハーフボトルシャンパンでもしっかりテイスティングさせるあたりも流石やね。
お客さんも騒いだり動画撮影したりはせずに目の前の料理と酒&パートナーとの会話に真正面から向き合ってるよな紳士&淑女ばかり。成熟した店には成熟した客が集うとは言われますが、まさにそうした雰囲気が漂う店内です。
お料理はアラカルトもコースもある。
コースだとアラカルトの料理のポーション減らした品×4皿とデザートという構成。ただしデザート以外の料理は店が決めた品が提供される。
アラカルトで攻めてみようと考えていたが、初訪問の我々はとりま色々食べてみたいのでコースで頼む事にした。
コースでもデザートの選択肢あるのは超ナイス♪
ディナーコース(18000円)
シャンパンハーフボトル(8500円)
グラス赤(2800円)
別途消費税&サービス料10%
アミューズ【桜海老のカナッペ】
薄切りにしたバケットの上にグリュイエールチーズと桜海老を乗せて焼き上げた品。非常にシンプルな品だが程よい塩気と桜海老の香ばしさが相まってシャンパーニュが進みます。良いスターターですね。
前菜【燻香つけた鰆の天火焼き】
間違えて魚料理がサーブされたか?と思うよなビジュアルですが前菜です。
燻製香だけでなく中華を彷彿させるよなオリエンタルなスパイスの香りも漂ってきます。鰆でここまでスパイス効かせて大丈夫なのか?と不安になりつつ食べたら……
これがビックリするほど旨い。
単純に鰆そのものの旨さが絶妙な火入れ&香りづけにより最大限に活性化…否、鰆のポテンシャル以上の旨さを引き出しているよに思える。
火は思っていた以上に入っているのだが芯部は僅かにレア感残す程度でこれにより鰆の脂の旨さがたまらん事になっている。
不安だったスパイス使いも鰆本体の味が凄く太いのでむしろコレぐらい効かせて正解。このスパイスが弱かったら腰砕けだっただらう。
鰆の下には紅芯大根。軽くビネガーでマリネしただけだと思われるが、これも妙に旨い。大根の風味も濃いのだが鰆の脂が加わる事でより大根が輝く。脂ののった鰆と酸の効いた大根という取り合わせもバツグンだ。
一品目から我々二人のテンション爆上がりです。
前菜【ホワイトアスパラ茹であげ】
悪い冗談か?と文句を言いたくなるほどクッソ地味な皿が登場。
いや、いくらなんでもコレは………
と思いきや、アスパラから漂う香りの豊かさはちょっとただ事でわないぞ。
思っていたより強めのテクスチャに茹であげてあるので香りの豊かさはそのためかな。かと言って固いというワケではなく、歯は気持ちよく入っていく。もちろんスジなぞ全く感じない。
皿には塩&マスタードソースが添えてあるのだが、この塩をアスパラガスに少量つけて食べるとアスパラガスの甘みがより膨れあがってめちゃくちゃ美味しい。
マスタードソースも悪くはないが、私は塩で食べるほにぞっこんでした。
魚料理【ヒラメのムニエル】
悪い冗談か?と文句を言いたくなるほどクッソ地味な皿が登場。 魚料理なのにソースすらかかっとらんのだが……
だが、ヒラメにナイフを入れてみると普通の仏料理で提供される魚料理とは明確に異なる火入れだと気付く。
外側こそ香ばしく焼き上げてあるが、身の中心部はほぼレアな仕上がり。しかもレア部分の幅がけっこう広い。
「石かわ」や「虎白」といった今をときめく和食屋でこうした火入れの焼魚を食べた事があるが、まさかクラシカルフレンチの代表格と言われてる店がこうした魚の火入れをするとは驚きだ。
かなりレア気味な火入れでありながら白身の旨さがきっちり凝縮しているのも見事。 この火入れでこの旨味の厚さは凄いな……たぶん火入れ前に一手間二手間入っているのだらう。
フレンチの魚料理ではお約束とも言えるソースがかかってない事に最初は面食らったが、ココまでヒラメの身そのものの味がクッキリしているなら確かにソースは不要かもしれん。
付け合わせのキャベツまでバシッと旨いのだから参ってしまう。
私が大好きな仏料理店「パトゥ」も魚料理が美味しい店でして、そこのシェフの山口さんはコート・ドール卒業生なのでコート・ドールの魚料理にも期待して来たんだが……
斉須シェフの魚料理は山口シェフとは全く異なる火入れ&ソースに頼らないスタイルでありながら凄く旨いんだから驚きました。
肉料理【シストロン産子羊のロースト】
メインは我々の大好きな子羊。しかも子羊の中で最高品質と言われる仏国シストロン産。
強めに効かせたハーブ(タイムらしい)と仏産子羊ならではの肉から漂う芳香が合わさり、あたかも卓上は欧州の草原を思わせるよな香りに包まれます。
こりゃ素晴らしい香りやね♪
子羊はたくさん食べて来たが、この日の子羊が今までで最も良い香りです。
部位の説明は無かったけど、この柔らかさはたぶんセルかな。中心部にハーブを抱き込んでロール状に丸く整形した肉を、外側の脂身部分はこんがりと、肉中心部はしっとりと焼き上げてあります。
この子羊肉もなかなかの旨さですね。
ソースがわりと軽め&脂肪分少なめな部位という事もありメインにしてはやや軽めな仕上がり。 下品な我々はも少しガツンと来るメインのが好みでわありますが、それでもけっこう美味しい肉料理だとは思います。
子羊肉以上に印象に残ったのは付け合わせのグラタン・ドフィノワ。
トリュフとか入ってたりしないホントにくっそシンプルなただのグラタン・ドフィノワ。 それがなぜこんなに旨いのやら??? ただただシンプルにジャガイモが美味しいんです。
デザート【苺のスープ】
悪い冗談か?と文句を言いたくなるほどクッソ地味な皿が登場。
いや、デザートでこの華の無さは……
と思ったが、苺の周囲にあるスープがビックリするほど美味しい。ワインと苺を一緒にどーにかしたと思われるこの液体に苺という果物の魅力が全て凝縮されて詰まっている。
この液体、ワイングラスになみなみ注いでもらって一気飲みしたいぐらい美味しい♪
苺そのものもたっぷり盛ってあるが、この皿の主役は間違いなく液体のほうだ。
【紅茶&小菓子】
食後の飲み物は複数の選択肢アリ。私は紅茶をチョイス。 飲み干すとサッとおかわり注いでくれるの嬉しいなぁ。
小菓子は塩バタークッキー(サブレブルトン?)、オランジェット、マカロン。
地味にサブレブルトンが美味しくてちょっとビックリ。
マカロンは嫌いなんで同行者にパス(苦笑)
コース完走しても胃袋にはまだまだ余裕ある状態。私より少食の同行者ですら「もう一皿ぐらい欲しい」と呟いてました。メインが軽めな事もありボリューム感が不足しているのがちょっと残念。
美味しいんだけどね。
とっても美味しいお料理の数々でした。
マジな話、料理のビジュアルで今まで敬遠していた事を後悔するほど見事なお味。料理の味は写真なんかぢゃわからんもんやねぇ。
ブリア・サヴァランいわく「プディングの味は食べてみなければわからない」
まさに、まさに、ま〜さ〜に!!! その言葉のとおりでした。
コース中盤ぐらいの時点で我々二人は次回のコート・ドールをいつにするか話し合うぐらい気に入りました。
レストランキノシタでオマージュされている【季節野菜のエチュベ】
パトゥでオマージュされている【カスベのシェリービネガーソース】
ル・ブルギニオンでオマージュされている【赤ピーマンのムース】
等の料理のオリジンはもちろん、噂のスペシャリテ【牛テールの赤ワイン煮込み】等食べてみたい料理だらけ。
と、お料理の味に関してはとても気に入りましたが、あまりに地味子ちゃんな料理の見た目&コース量の少なさはやはりちょっと……
特に見た目は…ね。
映える盛り付けしてとは言わないが、人間やっぱり見た目は気にするモノよ。気楽なビストロとかならともかくコート・ドールはそれなりの支払い額する店やしね。 味の好みの合う仲間との会食に使うには良い店だけど、接待だのガチデートだのには厳しいかと。
ので評価はコレで。