塩竃おもてなし料理の味に舌鼓…『千松しま』 : 千松しま

公式

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千松しま

(ちまつしま)
日本料理EAST百名店2023選出店

食べログ 日本料理 EAST 百名店 2023 選出店

この口コミは、©Loroさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.5

¥15,000~¥19,9991人
  • 料理・味4.5
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク4.0

5.0

¥8,000~¥9,9991人
  • 料理・味4.5
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.0
  • CP5.0
  • 酒・ドリンク4.0
2017/11訪問2回目

4.5

  • 料理・味4.5
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.5
  • CP4.5
  • 酒・ドリンク4.0
¥15,000~¥19,9991人

塩竃おもてなし料理の味に舌鼓…『千松しま』

塩竈の高台に佇む赤本の宮城2017特別版にて⭐︎(ひとつぼし)に輝いた『千松しま』さん。今回は色川店主に無理を申し上げてのカウンター席にひとり陣取り『北大路魯山人』と室町三井家に伝わる『江戸時代の器と酒器』を使わせて戴き亭主 色川さんならではの『塩竈おもてなし料理』を堪能させて戴きました。全ての料理が美味しかったことは言うまでもありませんが懐石料理の華であり料理人の腕の見せどころでもある椀物。直前に削られた節で引かれた出汁は銘店『招福楼』系譜の実に素晴らしく清らかな吸い地。椀種には『アコウ(荒神目抜け)』と『粟餅』と菊花。口に含むとふっと鼻腔から抜ける削りたての節と羅臼昆布の上品な旨味は秀逸。向付は二段構えで前半は地物の『塩竈ひがしもの』と称されるメバチ鮪の赤身、中トロ、トロの三種味比べとアオリ烏賊、後半は通称『白川』とも呼ばれる幻級の『白甘鯛』の造りを漁師風の厚切りにて。舌にねっとりと絡みつく『白川』には卸たての山葵を載せ『岩塩』で味わいます。口に運ぶと凝縮された旨味で得も言われぬ口福感で満たされます。そして箸休めの酒肴『鱗煎餅』はやはり『招福楼』さん譲りの鱗を立てぬ若狭焼の焼き方でパリッパリに。『鯨』は自家製のベーコンにして実山椒とともに閖上の本玉の『赤貝』は肝まで味わい『牡蠣』は〆の食事の吸物や自家製の牡蠣豆腐にまでも使われ『秋刀魚』は凌ぎの飯蒸しと言ったように地の旬の食材と所縁の食材をフルに使いつつ食べ手の肩肘の力を自然に抜いてゆく酸いも甘いも知り尽くした色川亭主の料理に改めて魅せられた至福な夜でありました。

  • 千松しま - 白川(白甘鯛)の造り

    白川(白甘鯛)の造り

  • 千松しま - 塩竃ひがしもの味比べ

    塩竃ひがしもの味比べ

  • 千松しま - 鱗煎餅

    鱗煎餅

  • 千松しま - 牡蠣

    牡蠣

  • 千松しま - 筋子

    筋子

  • 千松しま - 八寸

    八寸

  • 千松しま - 酒器

    酒器

  • 千松しま - 赤貝

    赤貝

  • 千松しま - 赤貝の肝、昆布、生姜

    赤貝の肝、昆布、生姜

  • 千松しま - 閖上産の赤貝

    閖上産の赤貝

  • 千松しま - 八寸

    八寸

  • 千松しま - 牡蠣

    牡蠣

  • 千松しま - 椀物

    椀物

  • 千松しま - アコウと粟餅、菊花の椀物

    アコウと粟餅、菊花の椀物

  • 千松しま - 蓋物

    蓋物

  • 千松しま - 秋刀魚の飯蒸し

    秋刀魚の飯蒸し

  • 千松しま - 塩竃ひがしものとアオリ烏賊

    塩竃ひがしものとアオリ烏賊

  • 千松しま - 白川(白甘鯛)

    白川(白甘鯛)

  • 千松しま - 蓋物

    蓋物

  • 千松しま - 海老芋と牡蠣の揚げ浸し

    海老芋と牡蠣の揚げ浸し

  • 千松しま - くじら

    くじら

  • 千松しま - 炊合せ

    炊合せ

  • 千松しま - 一文字

    一文字

  • 千松しま - 香の物

    香の物

  • 千松しま - 留め椀

    留め椀

  • 千松しま - 烏賊の塩辛

    烏賊の塩辛

  • 千松しま - 牡蠣と自家製の牡蠣豆腐の吸物

    牡蠣と自家製の牡蠣豆腐の吸物

  • 千松しま - 極上の筋子

    極上の筋子

  • 千松しま - 筋子ごはん

    筋子ごはん

  • 千松しま - 酒器

    酒器

  • 千松しま - 柿釜

    柿釜

  • 千松しま - うす茶

    うす茶

  • 千松しま - うす茶と和菓子 栗きんとん

    うす茶と和菓子 栗きんとん

  • 千松しま - 栗きんとんの和菓子と焙じ茶

    栗きんとんの和菓子と焙じ茶

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2012/03訪問1回目

5.0

  • 料理・味4.0
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.0
  • CP5.0
  • 酒・ドリンク4.0
¥10,000~¥14,9991人

5.0

  • 料理・味4.5
  • サービス5.0
  • 雰囲気4.0
  • CP5.0
  • 酒・ドリンク4.0
¥8,000~¥9,9991人

袖触れ合うも多生の縁"塩竈流のおもてなし" … 御料理 『千松しま』。

今年の生誕記念日の昼餉は東北六県に数多ある料理店の中でも全国の食道楽の方々から注目を集めている
塩竃の"千松しま"さんにて店主である"色川御夫妻"や友人に祝って戴いての思い出深い宴を催して戴きました。

"千松しま"さんの魅力につきましては既に語り尽くされている感もありますので割愛させて戴きますが料理の味
も宛ら『塩竃流のおもてなし』に訪れられた多くの方が感銘されリピーターとなっている東北屈指の料理店である
ということは疑う余地はなく個人的には郡山に店を構えられている"らん亭"さんと當店の二軒は東北では別格の
立ち位置にある料亭であると思います。

この日の料理は『先付』の三種から…、生誕日を祝って供された『赤飯』には贅沢にも『生口子』が添えられ店主
の言葉が添えられた蓋付の器の中には大きな黒鮑を使って作られた『鮑の酒蒸し』と生松藻、他に『蛸の桜煮』。

椀物は『玉子豆腐と蓴菜』を椀種に使い紅白の寄せものが添えられた椀。吸い地の味は従来、當店で供される
ものとは故意犯的に変えられており滋味優先の味わい。

塩竃流の『造りの盛込み』には漁師風に厚めに切り分けられた塩竃ヒガシモノと呼ばれるブランドものの鉢鮪に
金華山沖で水揚げされた金華鮃、太平洋の赤いダイヤ『喜知次』の湯霜造り、水蛸料理に定番料理の饅和え等。
中でも特筆すべきは『喜知次の湯霜造り』、脂ののりは申し分なく特に皮目の部分から溢れ出る旨味と脂、正に
口福』の瞬間が訪れます。焼物は『鴨ロース』に『筍の木の芽焼』、炊き合せ代わりに喉の部分が黒いことから
ご當地では"のどぐろ"と称されている『赤めばる』系の煮魚、味は『喜知次』と『めばる』を足して二で割った
ような感じ、箸休めに麹と無花果のゼリー寄せが供された後、『ぼたん海老の真丈揚げ』に同鬼殻焼と料理が続き
〆の食事は『鮑と鮭と若布の雑炊』、存在感のある『黒鮑』がゴロゴロと入った贅沢な雑炊を余すことなく堪能。
水菓子はイラ粉で作られた和菓子と桜餅を『お薄』とともに味わい今回の昼餉のコース料理はひと通りです。

心からのおもてなしを受け一品入魂の美味しい料理に舌鼓、京都や東京のソレとは異なる『塩竃おもてなし料理』。
一年前の大津波がまるで夢の様な静かな千賀ノ浦の湾を遠くに臨みゆっくり寛いで愉しませて戴いた極上のひと時、
三陸塩竃に"千松しま"という名店ありにけり。

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2011/08のレビュー
昼餉は"たまき庵"さんで蕎麦とうどん三昧、そして夜の食事は今や東北を代表する料理店であり全国区的の
知名度を誇る"千松しま"さんへ。3.11の震災以来、畏友とともに當店を訪れるたのは今回が二度目のこと。

あの日から既に五ヶ月の月日が経ったとはいうものの被災地の石巻は復旧すらままならず市街地の信号機の
灯りは消えたままであり各交差点に立たれた警察官の手旗信号の誘導で未だに車が往来しているという現実。

塩竃エリアは街を見たかぎりでは復興が進み以前の状況に戻りつつあるようにも見えるものの未だ厳しい状況。
いかに魚貝類の宝庫といえども市場が正常に稼動されていないので食材の調達もかなり制約があり難儀な筈、
そんな中でも店主の色川氏は『』や『海鞘』、『喜知次』に『金次郎鰈』(目板鰈)、『鱶鰭』、『牡蠣』、『秋刀魚』と
塩竃ひがしもの』と称される『鉢鮪』など前浜で水揚げされたものを集めて我々一行を歓待してくださいました。

料理は涼しげな『車海老と鯛のゼリー寄せ』からはじまり淡雪の如く口の中で消えて行く〆の『鯊の天丼』まで
一品入魂の渾身の料理、個人的に粽の『喜知次のすし』と今から四年前に初めて當店へ伺った際に供された
毛蟹の甲羅揚げ』が強く印象に残った料理、特に『毛蟹』は三陸産のものではなく北海道雄武産の1㌔アップ
の最高のものが用意されており脚肉の味、かにみその濃厚な味ともに身体が思わず仰け反る美味しさに言葉
を失い無我夢中で味わいました(笑)

當店の魅力を語るにあたり、これ以上、単に賛辞の言葉だけをならびたてても仕方のないことでしょう。

"千松しま"さんの塩竃流の『おもてなし料理』と女将さんのまごころのこもったおもてなしに触れられると、きっと
福沢諭吉』さん一枚の価値観が変わることと思います。後はご自身の五感でそれを味わってみてください。
            
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2011/06のレビュー
突然ですが…と日本テレビの製作担当者の方から"mixi"のメッセージを通じてアプローチがありました。

その内容はといいますと"Tabelog"に掲載している画像の借用許可と東日本大震災の復興の一助として
青森~盛岡~仙台~福島の東北太平洋エリアでグルメ番組の収録をするにあたり『地産地消』をひとつ
のキーワードとして、お奨めの料理店を何軒かピックアップして欲しいという内容のメッセージでした。

仙台では一期一会の"陸女鮨"さんに、塩竃おもてなし料理の當店"千松しま"さん、前浜のひがしものと
呼ばれる鮪を味わえる"すし哲"さんに天ぷらの"水谷"さんと絶対外せない"萬み高橋"さんの五軒をお奨
めさせて戴ききました(笑)

放送は今月の七月三十日(日)の午後2時30分~3時55分の一時間半番組、日本テレビ系列の福島
中央テレビの製作番組~東北グルメの今を調査せよ~日本テレビ系列局全国22局でオンエアとなります。 

そんなことで仙台編では當店"千松しま"さんでの八時間にも及ぶ収録が無事に終了された模様です(笑)

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2011/05のレビュー
震災から早二ヶ月が経った、五月のと或る日に塩竃にある"千松しま"さんへ畏友とお見舞いに伺ってみた。

店は高台にあることから無事ではあったものの店内の壁に入ったヒビなどが揺れの大きさを物語っていた。

現在、店は休業中ではあるが今月中旬より営業再会の模様、休業中は色川店主の味を"お取り寄せ"にて
味わうことが出来るという明るいニュースを耳にし早速にオーダーして家路に、数日後に届いた品物が画像
のもの、四千円の詰合せを送って戴いたのですが紐解いて驚愕『鮑の磯煮』、『牡蠣の燻製』、『鰻の山椒煮
というリッチな内容であり、これで本当に四千円でいいのですか?と正直思いました。

鮑の磯煮』は別名『甲州煮貝』とも呼ばれる鮑の柔らか煮、醤油ベースで味付けされた鮑はうま味たっぷり、
これに臍と呼ばれる貝殻との接合部分と肝も添えられており、これ一品だけでも三千円の価値はあると思う。
国産の鮑の持つ豊潤な肉質と口の中に広がる磯の香りと肝独特の舌触りとほろ苦さは輸入物の安価な鮑
モドキのロコ貝ではこうはいきません。
付け合せに『くきわかめ』と『昆布』が添えられていますが、この二品は『鮑の煮汁』で炊かれたものであり
佃煮屋の甘ったるいソレとは一線を画す味です。鮑は海の中で海藻を食べているので理に適った付け合せ
といえるでしょう。

牡蠣の燻製』は仙台味噌を使い一度、味噌漬けにした牡蠣を桜のチップでスモークしたものを濾した梅干で
酸味を加えるという非常に手の込んだもの。単なる燻製で終わらないところが如何にも色川さんらしい一品。
口に含んだ瞬間に薫香が広がり歯を立てると味噌の香味が更に重なり喉を過ぎてから梅の清涼感が後追い
してくるという完成度の高い一品で箸が止まらなくなってしまう程に後を惹く味。

そして當店の『鰻の山椒煮』は何度が戴いており既にレイティングもしているので細々とした説明は割愛させて
戴くが安定感のある一品、炊き立ての白いごはんの上にのっけて食べても良し出汁をかけて茶漬けとして味わ
っても良し、色目からは濃ゆい味付と思われる向きも居られるかもしれないが、ごはんの友にはもってこいの味、
滋味溢れる美味しさが愉しめます。

四千円で名店"千松しま"の味を試すことが出来るこのチャンスをお見逃しなく…、自宅用として買い求めるのも
勿論のこと来る『父の日のプレゼント用』として送られるのもきっと悦ばれること間違いなしかと…。

商品代金は仕入れ状況によって多少の変動はあるようですが、この内容で品代が五千円以下となれば買わぬ
手はないでしょう。詳しくはこちらを… http://o.tabelog.com/rvwdtl/70732/

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2010/12のレビュー
東北エリアにも個人的に大好きな料理店や割烹、鮨店が何軒かありますが料理店では文句なしに一番好きな
"千松しま"さん。御縁とは摩訶不思議なもので店主の色川氏より千賀の浦産の天然鰻が手に入ったという
吉報の電話を戴いたのですが実にタイミングが良いことに自分は仙台に居たのであります。
これってほんとうに不思議ですよね。都内より友人一行が食べ歩きの旅に来た際には仕込みや準備の関係で
五名が限度と云われ自分は友人達と一緒に食事をすることができなかった。
已むを得なく自分達は近くの"きくち"さんという料理店で別個に食事をし"水菓子"だけを"千松しま"さんで
皆と一緒に戴いた時以来のこと…。あの時、友人達に供された料理もとても美味しそうだった。

その際、店主より『千賀の浦産の天然鰻』の話を少しだけ伺っていたのですがまさかこのタイミングで連絡を
戴けるなどとは努々思いもよらぬこと、きっと何かが袖を惹き合ったのでしょうね。

電話口で前ゞ夜に"銀たなべ"さんで天ぷらを戴いたけれど""も"銀宝"も食べることが出来ずに残念
だったという話をしたところ昼過ぎまでに用意してくださるとのこと、えっ、それって冗談でしょうと思いながらも
色川さんのこと、きっとどうにかされるんだろう~と期待をして再訪、カウンター席に腰を下ろすや否や厨房より
仕込みを終えたばかりの"銀宝"と""を手にした店主が顔を出された。

何とかこれだけですが用意させて戴きましたよ…。これだけって? いやー凄い、感謝感激雨霰です。
ということで"天ぷら"とビールで半分、残りを"天丼"で全て綺麗に胃袋に収めさせて戴きました。

銀宝を食べずして天ぷらを語る無かれ』という格言がありますが正にそのとおり、"銀宝"といえば夏場が
旬と思っていましたが當地では十月~十二月まで味わうことが出来ることにも二度驚きです。

""の天ぷらは口の中で淡雪の如く消え去り"銀宝"の天ぷらは穴子よりも淡泊な味わいですが旨みという
点では比較にならぬほど上を行く美味しさ、『借金をしてでも銀宝の天ぷらは喰え』という諺も食べてみれば納得
というもの。

""、"銀宝"の天ぷらを存分に満喫し身も心も腹も満足となったところで別腹で絶妙な塩加減の"塩辛"で
即興の"塩辛ごはん"を戴き至福の食事は終了となった。

八寸等にも使われる"田螺"は店主自らが採りに行かれているものだと知りまたまた驚き… 超稀少な天然鰻は
山椒煮にされたものを寝城に持ち帰り後日少しづつ味わせて戴きましたが絶品でありました。
何っといっても""がゴリッパであり言葉では云い表されぬほど美味しかったです。

大好きですね"千松しま"さん、自分の中で★★★★☆(4.5)という評価にしておく意味がなくなりました。
レビューの更新とともに評価を★★★★★(5.0)に上方修正させて戴きます。

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2008/07のレビュー
京都から盛岡に戻り一番最初に伺ったのは塩竈にある當店【千松しま】さんであります。
ご存知の方も多いと思いますが【紫式部】が書き綴った【源氏物語】から今年は千年目の年と云われ京の都では
【源氏物語千年紀】のさまざまなイベントで盛り上がりを見せています。

【源氏物語】の主人公は【光源氏】で、光源氏のモデルは嵯峨天皇の第12皇子【源融(ミナモトノ トオル)】と語り継がれ
ている。

それがどうした【塩竈】と何の関係があるんだ~と云う声もどこからともなく飛んできそうでありますが…

京都に御住まいの方々や土地勘のある方々であれば御理解戴けることと思いますが【五条大橋】の先に下京区
【本塩竈町】と【塩竈町】と云う町名が京都の街に現存しており、これが何を意味するか?

【光源氏】のモデル【源融】は現在の宮城県塩竈市融ヶ岡に邸宅を構え国府【多賀城】で東北を監視する要職の
【陸奥出羽按察使】で赴任されていたと云伝えられており【光源氏】のモデルの主は【塩竈の千賀ノ浦】の風景を
忘れることができず帰京後に六条の辺りに【塩竃の千賀ノ浦】を模した大庭園を築かせたのだそうであり、これが
現在の五条大橋から烏丸通に向う手前の五条通を挟み【本塩竈町】と【塩竈町】という町名として現存していると
いう事実。

【京都に移された塩竈】、【平安ロマンの縁】で繋がっている…という嘘のような本当の話なのです。

(閑話休題)

今回の再訪では【千賀ノ浦】という【光源氏】がこよなく愛した眺めを明るい時間に一望したいという思いから昼の
時間に伺い前回同様に料理は壱万円也のものを戴きました。

先附の【仙台七夕】と【お月見】をイメージして作られたという茗荷、蓮芋、御芋、小豆を使い出汁のジュレがかけ
られた料理からはじまり、大皿に四人分盛り込まれた【粽】と一見【鱧】と思いきや何と【海蛸 (ほや)の寿司】。
個人的に【海蛸(ほや)】を好んで食べることはなませんが口に入れ噛みしめ喉を越えた後から独特の甘みと清涼
感が後追いしてくる感じがなんともいい感じでした。

【粽】は笹をほどいてみますと中は【ぐじ(甘鯛)】の寿司で、この【ぐじ】の寿司が美味いのなんのって…。

店主の色川さんは名門【招福楼】さんの流れを汲む祇園の老舗割烹【味舌】さんで磨かれた確かな
腕前で美味しい料理を舌を楽しませてくれます。

そしてこの日のサプライズ第一弾は、こんなに立派で大きな牡蠣が存在するのだろうかと目を疑う【八年もの】の
天然もの牡蠣』、画像では上手く牡蠣の大きさが伝わらないと思いますが長さ25㌢幅が15㌢程のデカくて、
ぶ厚い牡蠣ながら大味ではなく濃厚な海のミルクがギュッーと濃縮された滋味溢れる味、これを特製の薬味と
ともに戴くと思わず口元が緩んでしまいました。

【椀物】は鯒、水茄子、粟餅、茗荷の吸物ですが素晴しい吸い地であります。

【鯨と山葵菜】の小鉢、蔓紫、長茄子、牛蒡、昆布、笹に包まれたものが大皿に盛込まれて登場。
笹の葉に包まれたものは【鯊の蒸し寿司】、炙られた笹の香ばしさが加味されてとても美味でした。

【牡丹海老と西貝】の小鉢は八角の風味が印象的、西貝とは螺貝やばい貝、九州の赤西貝の仲間なのでしょうが
コリコリとした食感は小気味良いものの味は和の粋を越え大陸的な味わいでした。

【造り】は【がぜ海栗】と【金次郎鰈(目板鰈)】、【鮪】、【海老ともずく】の酢の物と定番の【鯊のぬた】。

そして、この日のサプライズ第二段は【がぜ海胆】と呼ばれる殻に入った【ムラサキ海胆】であり【ムラサキ海胆】が
また尋常な大きさのものではなく海胆の身の一片の大きさが小振の握り鮨程の大きさがありましたが【千賀ノ浦】
で極少量獲れるとても稀少なものらしく【ムラサキ海胆】と云っても味は濃厚であり口の中に甘みを残しすっーと
消えて行きました。

今回、思わず呻った料理は【海蛸(ほや)の揚物】。
【海蛸(ほや)】を大葉と穴子で包んで揚げたもので口中に磯の香りがパァーと広がり後から不思議な甘みが押寄せ
てきます…。まるで【千賀ノ浦】に寄せては消える波の如し…。

そして食事は【鯊と冬瓜の雑炊】、香の物と【海蛸(ほや)の珍味】とともに戴きました。

【水菓子】を戴き、ほうじ茶を戴いて、ふう~。今回も食べに食べたり。【抹茶】を戴き御馳走さま。

【京都】と【塩竈】は平安の時代から【平成の時代】に時は移っても、やはりしっかりと繋がっていた。

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2007/12のレビュー
Tabelogの東北六県の全エリア、全部門で最上位評価の店であり敬愛するウィーンの森の物語氏に奨められて
いた料理店であり年内訪問を目標に掲げていた店でありましたが二名~の完全予約制の店ということと立地が
立地だけに色々とハードルが高く誘う相手選びにも難航し今の今まで未訪となっておりましたが、年の瀬となった
と或る日に東京と盛岡の友人達が加わり夜の部に初訪問することが出来ました。

JR本塩竈駅よりタクシーで3メーター程の距離 "塩竈神社"の更に高台の塩竈の港内を一望できる最高の眺望
ロケーションの臨める住宅地の中にひっそり佇むように店が構えられておりました。

店名の【千松しま】の由来は以前、店を構えられていた【松島】に由来するそうであり【松尾芭蕉】もその景観に
感動したという【松島】に立つ【千本の松】を謳った【朝霧や跡より恋の千松しま】と謳われた【千松しま】から名付けら
れたのだということを女将さんから伺いました。

そして戴きましたのは 壱萬円のおまかせ料理であり供された順に記すと下記のとおりとなりますが料理の画像は
掲載可能枚数に制限がある為に一部分を抜粋しております。

【供された料理】
・めじ鮪のカマトロの炙りと酒蒸し鮑の薬味のせ、・数の子と山牛蒡、・牡蠣、・じゃこと青唐辛子、・焼魚、・生海苔を
炊いたん、・つと豆腐と粟饅頭の汁物、・水蛸、石なぎ、めじ鮪、岩牡蠣、鯊のぬた。
大皿に焼いた石が敷かれ朴葉の香りづけがされた野趣溢れる料理と・鯨の山椒醤油づけ、つとで包まれ蒸された
おこわ、・牡蠣と鯊の天ぷら、・毛がに甲羅揚げ風の揚げ物、・なます風の酢の物、・焼穴子、・喜知次(きちじ)、里芋、
水菜の炊き合わせ。・花無花果、蕪、胡瓜の香の物、・鰻のしぐれ煮ごはん。
口直しに百合の根を飾った麦香煎を固めた手造り羊羹風の寄せ物と抹茶。

料理の味が旨かったのは云うまでもありませんが椀物に使われた藁で包んで作られた【つと豆腐】や麦こうせんを
固めて羊羹にも見間違える和菓子まで全て店主ひとりで作られていることに驚きと感動を覚えました。
それぞれの料理は一見、地味に見えますが惜しみない手間がかけられ作られているということは云うに及ばず…。

前菜で供されました【カマトロの炙り】と酒蒸にした【鮑】は絶妙の味でしたし、【カマトロ】の薬味には香味野菜や旨味
を凝縮させゼリー状に固められた出汁の固形物がのせられており仏蘭西料理にも通じるような味わいに仕上げられ
ておりました。

他にも【鯊のぬた】風の料理や毛蟹の甲の中に蟹味噌とたっぷりの毛蟹のほぐし身、歯応えのある椎茸など毛蟹の
旨みが封じ込まれ【毛がにの甲羅揚げ】はいい味してました。

前浜である【千賀ノ浦】の新鮮な海の幸を店主である【色川秀行】氏の【京都】の某割烹仕込みの技と業、料理に
込められた【一期一会】のもてなしの心で口福な料理が昇華し完成されている。

供された料理は品数も多かったのですが、それぞれの素材の持ち味を最大限引き出され味の濃淡や抑揚のつけ方
は流石に京都仕込であり最後の一品まで口飽することなく戴くことができたことと女将さんの最高のおもてなしの応対
にふれることが出来、噂に違わぬ素晴しい店でありました。

當店より優れた料理店は全国に数多くあることは充分に承知しておりますが【壱萬円】で、こんなにも手のかかった
料理を供して戴ける店はそうそうはないと思います。

【千賀ノ浦】を臨む洋風のテーブルが置かれた個室と、ゆったりと寛げる和室が各一部屋づつ用意されています。

【一日二組】までの塩竃流の心のこもったおもてなし、総合評価は初訪問につき★★★★☆(4.5)とさせて戴きましたが
気持ち的には★★★★★(5.0)に相当するほどの感動を受けた店であります。

  • 千松しま - 天然鰻の山椒煮。

    天然鰻の山椒煮。

  • 千松しま - 先付三種。

    先付三種。

  • 千松しま - 生誕記念日にと御祝いの赤飯に生口子を添えて…

    生誕記念日にと御祝いの赤飯に生口子を添えて…

  • 千松しま - 蛸の柔らか煮と椎茸と薇と大豆の含め煮。

    蛸の柔らか煮と椎茸と薇と大豆の含め煮。

  • 千松しま - 鮑の酒蒸しに生松藻を添えて

    鮑の酒蒸しに生松藻を添えて

  • 千松しま - 御開帳…(笑)

    御開帳…(笑)

  • 千松しま - 器。

    器。

  • 千松しま - 玉子豆腐と蓴菜の椀。紅白の寄せ物と木の芽を添えて…

    玉子豆腐と蓴菜の椀。紅白の寄せ物と木の芽を添えて…

  • 千松しま - 造りの盛込み。

    造りの盛込み。

  • 千松しま - 絶品"喜知次"の湯霜。

    絶品"喜知次"の湯霜。

  • 千松しま - 鴨ロースに筍の木の芽焼、菜花胡麻和え、万願寺唐辛子に葉山葵漬。

    鴨ロースに筍の木の芽焼、菜花胡麻和え、万願寺唐辛子に葉山葵漬。

  • 千松しま - ご當地では喉が黒いことから"のどぐろ"と称されている赤めばる系の煮魚。

    ご當地では喉が黒いことから"のどぐろ"と称されている赤めばる系の煮魚。

  • 千松しま - めばるのめばる(笑)

    めばるのめばる(笑)

  • 千松しま - 無花果の寄せ物に百合根、菜花、草蘇鉄を添えて…

    無花果の寄せ物に百合根、菜花、草蘇鉄を添えて…

  • 千松しま - 海老の真丈揚げに牡丹海老の鬼殻焼を添えて…

    海老の真丈揚げに牡丹海老の鬼殻焼を添えて…

  • 千松しま - 鮑と鮭と若布の雑炊。

    鮑と鮭と若布の雑炊。

  • 千松しま - 存在感充分な鮑ちゃん(笑)

    存在感充分な鮑ちゃん(笑)

  • 千松しま - 鮭の皮焼きと鮑の肝は別皿で供されました。

    鮭の皮焼きと鮑の肝は別皿で供されました。

  • 千松しま - 黒鮑のこの迫力に圧倒されちゃいます…

    黒鮑のこの迫力に圧倒されちゃいます…

  • 千松しま - 菓子。

    菓子。

  • 千松しま - お薄。

    お薄。

  • 千松しま - テイクアウトが出来る牡蠣のオイル漬け

    テイクアウトが出来る牡蠣のオイル漬け

  • 千松しま - 大粒の牡蠣が十七個入っています。

    大粒の牡蠣が十七個入っています。

  • 千松しま - 車海老と鯛のゼリー寄せ。

    車海老と鯛のゼリー寄せ。

  • 千松しま - 鯊と海鞘の寿司と粽。

    鯊と海鞘の寿司と粽。

  • 千松しま - 粽の中は喜知次の寿司。

    粽の中は喜知次の寿司。

  • 千松しま - 鱶鰭と粟餅、冬瓜の吸物。

    鱶鰭と粟餅、冬瓜の吸物。

  • 千松しま - 毛蟹の甲羅揚げと剥き身とかに味噌。

    毛蟹の甲羅揚げと剥き身とかに味噌。

  • 千松しま - 造りの盛合せは二人分。

    造りの盛合せは二人分。

  • 千松しま - 煮鮑、牡蠣の燻製、鯨ベーコン、黄身酢と生姜酢のゼリー寄せ。

    煮鮑、牡蠣の燻製、鯨ベーコン、黄身酢と生姜酢のゼリー寄せ。

  • 千松しま - 特大サイズの秋刀魚を炊いたもの。

    特大サイズの秋刀魚を炊いたもの。

  • 千松しま - 南京豆腐、生麩のゼリー寄せ、大納言小豆。

    南京豆腐、生麩のゼリー寄せ、大納言小豆。

  • 千松しま - 鯊の天丼。

    鯊の天丼。

  • 千松しま - イラ粉の笹団子。

    イラ粉の笹団子。

  • 千松しま - お薄。

    お薄。

  • 千松しま - 本日の厳選素材 "銀宝"と"鯊"。

    本日の厳選素材 "銀宝"と"鯊"。

  • 千松しま - 銀宝と鯊の天ぷらで一献。

    銀宝と鯊の天ぷらで一献。

  • 千松しま - 焼ラフランス。

    焼ラフランス。

  • 千松しま - 里芋、小豆、南京、つと蒸し、麩田楽に菊花。

    里芋、小豆、南京、つと蒸し、麩田楽に菊花。

  • 千松しま - 玉蒟蒻と田螺。

    玉蒟蒻と田螺。

  • 千松しま - 田螺と田螺の赤ちゃん。

    田螺と田螺の赤ちゃん。

  • 千松しま - 田螺採りをする色川氏の勇姿

    田螺採りをする色川氏の勇姿

  • 千松しま - 鯊と銀宝の天丼。

    鯊と銀宝の天丼。

  • 千松しま - ふのりの味噌汁。

    ふのりの味噌汁。

  • 千松しま - 塩辛ごはん。

    塩辛ごはん。

  • 千松しま - 千賀の浦産 天然鰻の山椒煮。

    千賀の浦産 天然鰻の山椒煮。

  • 千松しま - 肝もゴリッパ。

    肝もゴリッパ。

  • 千松しま - 鯊の尾花和え。

    鯊の尾花和え。

  • 千松しま - 西貝と大根の壺焼。

    西貝と大根の壺焼。

  • 千松しま - 西貝にはアクセントとして生姜の茎わかめが挟んでます。

    西貝にはアクセントとして生姜の茎わかめが挟んでます。

  • 千松しま - 目抜け、粟餅、梅、菊花の椀。

    目抜け、粟餅、梅、菊花の椀。

  • 千松しま - 活のわたり蟹を捌く店主、色川氏。

    活のわたり蟹を捌く店主、色川氏。

  • 千松しま - 焼き海鞘(ほや)と長茄子漬。

    焼き海鞘(ほや)と長茄子漬。

  • 千松しま - 天然の舞茸をアケビで包み。

    天然の舞茸をアケビで包み。

  • 千松しま - つるむらさき胡麻和え。

    つるむらさき胡麻和え。

  • 千松しま - 酔っ払い蟹、鯊の肝和え、秋刀魚糠と季節の野菜、塩竃ひがしもの鮪三種、目板鰈。

    酔っ払い蟹、鯊の肝和え、秋刀魚糠と季節の野菜、塩竃ひがしもの鮪三種、目板鰈。

  • 千松しま - 酔っ払い蟹、う~ん。

    酔っ払い蟹、う~ん。

  • 千松しま - 塩竃ひがしもの鮪の赤身、中トロ、トロと敢えて漁師風に厚切りで…

    塩竃ひがしもの鮪の赤身、中トロ、トロと敢えて漁師風に厚切りで…

  • 千松しま - ひじきとぜんまい、鯨肉、うわばみ草(みず)の瘤、笹巻きおこわ。

    ひじきとぜんまい、鯨肉、うわばみ草(みず)の瘤、笹巻きおこわ。

  • 千松しま - 笹巻きの中は糠秋刀魚。

    笹巻きの中は糠秋刀魚。

  • 千松しま - 鯨の赤肉のづけに山椒の実をのせて

    鯨の赤肉のづけに山椒の実をのせて

  • 千松しま - 滝川豆腐。

    滝川豆腐。

  • 千松しま - 焼き蟹、松茸、銀杏。

    焼き蟹、松茸、銀杏。

  • 千松しま - 色川家 家宝の酒器で一献。

    色川家 家宝の酒器で一献。

  • 千松しま - 蟹味噌を戴きながら

    蟹味噌を戴きながら

  • 千松しま - だだちゃ豆のすり流しに寒天団子の梅肉のせ。

    だだちゃ豆のすり流しに寒天団子の梅肉のせ。

  • 千松しま - いたや貝の味噌汁と香の物。

    いたや貝の味噌汁と香の物。

  • 千松しま - 鯊の天丼(小丼)。

    鯊の天丼(小丼)。

  • 千松しま - 最高の筋子です。

    最高の筋子です。

  • 千松しま - 筋子とごはん。最強の組合せですね。

    筋子とごはん。最強の組合せですね。

  • 千松しま - アケビの甘露煮と香煎(麦こがし)の和菓子。

    アケビの甘露煮と香煎(麦こがし)の和菓子。

  • 千松しま - お薄。

    お薄。

  • 千松しま - 茗荷、蓮芋、御芋、大納言小豆に出汁ジュレがけ。

    茗荷、蓮芋、御芋、大納言小豆に出汁ジュレがけ。

  • 千松しま - 鱧と思いきや "ほや" の寿司と粽。

    鱧と思いきや "ほや" の寿司と粽。

  • 千松しま - 大皿から取分けて戴きます。

    大皿から取分けて戴きます。

  • 千松しま - 粽の中身は…【ぐじ(甘鯛)の寿司】絶品でした。

    粽の中身は…【ぐじ(甘鯛)の寿司】絶品でした。

  • 千松しま - 天然物の"牡蠣"。なんと八年ものですぞー。

    天然物の"牡蠣"。なんと八年ものですぞー。

  • 千松しま - 薬味。なんだけどそのまま食べても酒肴…。

    薬味。なんだけどそのまま食べても酒肴…。

  • 千松しま - 殻を外すと牡蠣の身が…

    殻を外すと牡蠣の身が…

  • 千松しま - 薬味とともに戴きます。

    薬味とともに戴きます。

  • 千松しま - 鯒、水茄子、粟餅、茗荷の吸物。

    鯒、水茄子、粟餅、茗荷の吸物。

  • 千松しま - 鯨と山葵菜の小鉢、蔓紫、長茄子、牛蒡、昆布…

    鯨と山葵菜の小鉢、蔓紫、長茄子、牛蒡、昆布…

  • 千松しま - これも取分けて戴きます。

    これも取分けて戴きます。

  • 千松しま - 笹の葉を解くと"鯊"の蒸し寿司。

    笹の葉を解くと"鯊"の蒸し寿司。

  • 千松しま - 牡丹海老と西貝。

    牡丹海老と西貝。

  • 千松しま - お造りが豪快にど~んと。

    お造りが豪快にど~んと。

  • 千松しま - がぜ雲丹(アップ)。一片がデカクて身厚。

    がぜ雲丹(アップ)。一片がデカクて身厚。

  • 千松しま - 金次郎鰈(アップ)。

    金次郎鰈(アップ)。

  • 千松しま - 鯊のぬた(アップ)。

    鯊のぬた(アップ)。

  • 千松しま - 蒸し海老ともずく(アップ)。

    蒸し海老ともずく(アップ)。

  • 千松しま - 金次郎鰈、鮪、がぜ海栗、鯊のぬた、海老ともずく。

    金次郎鰈、鮪、がぜ海栗、鯊のぬた、海老ともずく。

  • 千松しま - 取分けると、ひとり分がこのくらい。

    取分けると、ひとり分がこのくらい。

  • 千松しま - この海胆。すごい身厚で口の中でトロケル…

    この海胆。すごい身厚で口の中でトロケル…

  • 千松しま - 海老ともずくのあとから鮎のうるか巻。

    海老ともずくのあとから鮎のうるか巻。

  • 千松しま - 柳鰈焼きと創作揚物。

    柳鰈焼きと創作揚物。

  • 千松しま - 揚物は"ほや"を大葉と穴子で包み揚げたもの。

    揚物は"ほや"を大葉と穴子で包み揚げたもの。

  • 千松しま - 緑が美しく涼しげに…

    緑が美しく涼しげに…

  • 千松しま - 香の物。

    香の物。

  • 千松しま - ほやの珍味。

    ほやの珍味。

  • 千松しま - 雑炊は女将さんが御給仕してくれた

    雑炊は女将さんが御給仕してくれた

  • 千松しま - さて戴きますか…

    さて戴きますか…

  • 千松しま - 水菓子。

    水菓子。

  • 千松しま - 抹茶を戴き御馳走さまでした。

    抹茶を戴き御馳走さまでした。

  • 千松しま - optio A30で撮影。カマトロ炙りと酒蒸の鮑。

    optio A30で撮影。カマトロ炙りと酒蒸の鮑。

  • 千松しま - optio A30で撮影。煮牡蠣、味付け数の子。

    optio A30で撮影。煮牡蠣、味付け数の子。

  • 千松しま - optio A30で撮影。つと豆腐と粟饅頭の椀。

    optio A30で撮影。つと豆腐と粟饅頭の椀。

  • 千松しま - optio A30で撮影。炙り蛸と造り盛合せ。

    optio A30で撮影。炙り蛸と造り盛合せ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。鯊のぬたと造り盛合せ。

    optio A30で撮影。鯊のぬたと造り盛合せ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。生牡蠣と造り盛合せ。

    optio A30で撮影。生牡蠣と造り盛合せ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。造り。めじ鮪、石なぎ。

    optio A30で撮影。造り。めじ鮪、石なぎ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。石焼朴葉の料理。

    optio A30で撮影。石焼朴葉の料理。

  • 千松しま - optio A30で撮影。鯨肉の山椒醤油づけ。

    optio A30で撮影。鯨肉の山椒醤油づけ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。つと蒸のおこわ他。

    optio A30で撮影。つと蒸のおこわ他。

  • 千松しま - optio A30で撮影。鯨肉の山椒醤油づけ。

    optio A30で撮影。鯨肉の山椒醤油づけ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。牡蠣と鯊、毛蟹揚げ物。

    optio A30で撮影。牡蠣と鯊、毛蟹揚げ物。

  • 千松しま - optio A30で撮影。毛蟹の甲羅揚げ。

    optio A30で撮影。毛蟹の甲羅揚げ。

  • 千松しま - optio A30で撮影。毛蟹の甲羅揚げの中身。

    optio A30で撮影。毛蟹の甲羅揚げの中身。

  • 千松しま - optio A30で撮影。焼穴子、吉次の煮物。

    optio A30で撮影。焼穴子、吉次の煮物。

  • 千松しま - optio A30で撮影。香の物。

    optio A30で撮影。香の物。

  • 千松しま - optio A30で撮影。鰻のしぐれ煮ごはん。

    optio A30で撮影。鰻のしぐれ煮ごはん。

  • 千松しま - optio A30で撮影。麦香煎を固めた羊羹風。

    optio A30で撮影。麦香煎を固めた羊羹風。

  • 千松しま - optio A30で撮影。抹茶。

    optio A30で撮影。抹茶。

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店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名
千松しま(ちまつしま)
受賞・選出歴
2021年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店

2020年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店

2019年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店

2018年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店

2017年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店

日本料理 百名店 2023 選出店

食べログ 日本料理 EAST 百名店 2023 選出店

日本料理 百名店 2021 選出店

食べログ 日本料理 EAST 百名店 2021 選出店

ジャンル 日本料理
予約・
お問い合わせ

022-362-8771

予約可否

完全予約制

住所

宮城県塩竈市長沢町15-1

交通手段

JR仙石線・本塩釜駅より車で10分

本塩釜駅から1,291m

営業時間
    • 12:00 - 14:00
    • 17:30 - 22:00
  • ■ 定休日
    不定休
予算

¥10,000~¥14,999

¥10,000~¥14,999

予算(口コミ集計)
¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

24席

(カウンター6席、座敷12名まで、テーブル個室6名まで)

個室

(2人可、4人可、6人可、8人可)

貸切

不可

禁煙・喫煙

分煙

2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、日本酒にこだわる

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ロケーション

景色がきれい、夜景が見える、海が見える、隠れ家レストラン、一軒家レストラン

備考

「牡蠣の燻製オイル漬け」のテイクアウト、取り寄せ可能。
1ビン(大)3300円 (中)2200円
注文は電話のみの受付、決済は基本的に代引きとなります。

初投稿者

五月雨05五月雨05(17)

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