【小伝馬町】馥や（ふくや）：お久しぶりに美味しい料理とお酒、そしてお蕎麦を堪能する - 日本橋濱町Weblog（日々酔亭） : 馥や

小伝馬町の江戸通りと人形町通りから一本入ったところにある蕎麦屋だ。入り口に特徴がある。以前に夜とお昼に1度づつ伺ったことがある。本当は週一で通いたいお店。今回は、ちょっと飲みに寄らせてもらった。もちろん蕎麦もいただいたのはいうまでもない。

まずはお酒から・・・生ビールで喉を潤した後、日本酒をいただく。こちらは昇竜蓬莱・残草蓬莱が飲めるのが嬉しい。日本酒他のお酒もあり、蕎麦屋で酒飲んでつまんで最後に蕎麦で締めるにはいいお店だ。

酒の肴もいろいろ凝った料理が食べられる。最初のお皿は茶碗蒸しなどの3点盛だった。どれも美味しく食べられたのはいうまでもないが、やはり日本酒に合うように作られていると思う。

焼き鳥もいい肉を一本、一本丁寧に焼いてるのが分かる。全部お任せだったが、どれも美味しく食べられた。

さらに酒の肴としては嬉しい3品。焼き味噌、チーズ、わさび漬けだったと思う。この他に焼き海苔も出てきて、お酒と肴で大いに堪能させてもらった。

焼き味噌、チーズにわさび漬け・・・だったかな箸休めの一品も嬉しい。

そしてせっかくだからと焼き鳥を2本追加。こちらもお任せで焼いてもらう。歯応え、塩の塩梅、焼き加減など文句なし。

最後の蕎麦は、コースでは盛りそばで2種類の蕎麦を食べられるようになっていたと思うが、自分は鴨汁に変更してもらった。当然、美味しかった。

蕎麦は2種類出してくれる。これがまたいい。どちらも美味しいのだが、こういうの嬉しいね。

蕎麦は2種類食べられます。どちらも美味しい以上、久しぶりに馥やさんでの美味しいひと時でした。

次回はいつになりますか。季節が変わった頃かな。

ごちそうさまでした。

小伝馬町の交差点からちょっと路地に入ったところに小さな入口の店構え・・・茶室に入るように頭を下げて入るお店・・・ふくやさん。以前、夜に一度お邪魔したことがあり、日本酒と肴と〆の蕎麦を堪能させてもらったが、今回は初めてのお昼だ。
 
11時半からということで、ほぼその時間に伺う。流石にまだ店内は先客が一人いただけだった。1階テーブル席の真ん中に着席。お茶と共にメニューを持ってきてくれるので、見ながら悩む。頼んだのは、1回目は秋茄子と千住ネギの冷たいお蕎麦、2回目が豆腐と薬味の冷たいそばだ。

まずは秋茄子と千住ねぎの冷たいお蕎麦。もうねえ、最初に蕎麦つゆをすすってスッキリした味わいに満足。美味しいねえ。そして秋茄子と千住ねぎがいい。季節の美味しさを堪能。

そして蕎麦・・・これが細めの麺なのだが、スッキリした蕎麦つゆによく合う。そして量もたっぷりで味、量どちらも大満足。お値段は少々お高めだけど、その価値ある味だと思う。
 
そして2回目は、豆腐と薬味の冷たい蕎麦。これがまた美味しかった。
最初、頼んだ時迷ったよ。だってさ、豆腐だぜ・・・そばに豆腐・・・合うのかって・・・そうしたら美味しかったね。

これは自分にとって新たな発見だった。最初はそばを食べ、その後に豆腐を食べるようにしていたが、途中から混ぜたよ。混ぜた方が美味しい。それに合わせる薬味がいいんだな。

そしてごまだれがまたこれに合う。もう大満足の一杯でした。これ、家でもやってみようと思ったのは言うまでもない。
 
お昼のメニューは写真の通りの感じだ。下段の本日のお蕎麦をいろいろ楽しみたい。

お昼のふくやさんもおすすめです。

ごちそうさまでした。

小伝馬町の交差点から程近い路地を入ったところに静かに佇む馥やさん。小伝馬町の交差点を人形町方面に向かって左側の1本目の路地を入って100メール前後でしょうか。お店はあります。

だいぶ前からその存在は知っていたもののなかなか行くタイミングがなかったのですが、今回、土曜日も営業するというFacebookでの記事を見て行ってみることに。この日の開店は5時からで私が着いたのは6時過ぎ・・・他にお客さんは居らず、静かな店内でした（その後、徐々にお客さんは増え、賑やかになりました）。

まずはビールから：最初の1杯は迷いましたが、やはりビールで喉を潤してって感じ。サントリープレミアムモルツで乾杯！

こちら、馥やさん、蕎麦屋なのですが、前菜からしてすごい！全部で7点です。豪快です！どれもしっかり仕事がしてあります。どれも美味しいつまみです。お酒が進む。

お酒はビール後に移ります。蕎麦屋に来たので、自分としては当然日本酒です。馥やさん日本酒は大矢孝酒造さんのお酒で統一。10種類ほど置いてありました。どれも1合1000円（希少価値おあるお酒はお高め）です。

最初は、残草蓬莱の純米吟醸だったかな。2杯目は、昇竜蓬莱のきもと純米吟醸だったかと。そして最後は写真ありませんが、昇竜蓬莱の特別純米酒を温燗でいただきました。きもと純米吟醸はグッとくるものがあり、久しぶりに味わったインパクトのある味でした。

前菜の後は、焼き鳥盛合せお任せ3本。砂肝、セセリ、そしてレバー。最初に砂肝が出てきたのですが、その大きさと鮮度のいい砂肝だとすぐにわかりました。大振りの肉が美味しく焼き上げられていて、砂肝のあの歯ごたえが美味しい一品です。

次のせせりも美味しかった。歯応えがよかったです。そしてせせり独特のあの味。お酒が進みます。せせりはその後、追加でも食べました。そして最後、レバーのタレ味。左下はおろししょうがですがこれを少しずつつけて食べるのが美味しいです。
 
続いて玉子焼き・・・これでハーフです。玉子3つ使っているとのこと。甘さ控え目、お酒のつまみにちょうどよく、熱々をまずそのままで、二口目からは、大根おろしに醤油をたらし、それを載せていただきます。あっという間に食べてしまいます。しかし、この辺りで結構、お腹が満たされていることに気づきます。

それでもまだ焼き鳥です・・・2本目のせせりと最後が写真の鴨つくね。鴨つくねは美味しかった。焼き加減はレアで、甘めのタレ味でそこに黄身をつけて食べます。大きさも十分（なので焼き上がるまで時間がかかります）、これだけでお酒を1合言えちゃう感じです。

最後の締めは、当然、蕎麦です。冷たいお蕎麦から温かいものまで、いろいろありますが、自分は冷たいお蕎麦。もりそばかと思っていましたが、冷かけもあるので、この日は冷かけに。

しばらく待って出てきたのがこちら。細めの蕎麦が美味しそう。冷かけなのがいいです。改めて自分は冷かけが好きなのだと気付かされたような気がします。

手打ちで細麺、いい感じの歯ごたえは美味しい・・・薬味は、刻み葱、大根おろしに練り梅がありましたが、蕎麦と汁が美味しいので、薬味はいらないですね。でもちょっと口先を変える感じでいただきました。おそばを食べた後は、残りの汁をおかずに日本酒をゆっくり飲んでごちそうさまでした。

お酒とアテが美味しい蕎麦屋さん・・・写真、中央にある柱時計、ちゃんと動いてるんです。そして1時間と30分ごとに鳴ります。最初はちょっとびっくりしましたが、懐かしい音色を聞いた感じで2度以上聞いてしましました。

蕎麦屋だとさっと飲んでさっと食べて出るって感じですが、こちらの馥やさんは、2、3時間かけてゆっくりじっくり飲んで味わって、最後にそばをタグるのがいいと思います。

美味しいお酒、つまみ、蕎麦、どれをとっても質、量共に満足でした。これだけレベルが高いので若干お値段は高めですが、それだけの価値はあると思います。

ごちそうさまでした。

また寄らせてもらいます。