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創業昭和12年(1937年)の甲府を代表する名酒場(#どてやき下條)
昭和12年創業の甲府を代表する名酒場(#どてやき下條)
どてやき下條@山梨県甲府市
JR甲府駅から徒歩15分、甲府中心街の甲府ワシントンプラザホテルの向かいにある「どてやき下條」。昭和12年(1937年)創業の老舗で、地元のお客さんで連日にぎわう大衆酒場。
どてやき(牛すじの味噌煮込み)は関西の郷土料理で甲府ではあまり馴染みのない食べ物だが、初代の大将が大阪出身だったので、どてやきを看板メニューにしたそうだ。こちらでは豚ホルモンを串にさして味噌ダレで煮込んでいる。
営業時間は15時~20時となっているが、人気店のため19時前には売り切れて早じまいする日も多い。営業時間が早いのは初代の大将がたちの悪い酔っ払いが嫌いだった名残だそう。
この日は土曜日の17時すぎに訪問したところ、カウンター席以外は満席のにぎわいぶり。大将曰く15時の開店と同時にドッとお客さんが訪れて、15時30分には満席になったそうだ。18時を過ぎる頃にはほとんどの客は帰って、18時30分には売り切れで暖簾が下がっていた。
カウンターに座ってまずはお酒を頼む。とりあえず瓶ビール(大瓶800円)をチョイス。料理は頼まなくても最初にお通しの一品とどてやき一人前(3本450円)が提供される。その後の追加は口頭注文。どてやきの他、せんまい(牛の第三胃)やレバー焼き、なんこつ(豚の喉軟骨)などホルモン料理がメイン。
●どてやき 3本450円
名物のどてやきは串に刺した豚ホルモンの味噌煮込み。ぷるぷるとした食感とこってりとした脂の甘みが絶妙。モツ特有の獣臭も若干あるが、癖になる味わい。味噌ダレは大阪本場のどてやきと比べるとサラッとした仕上がりで、何本でも食べれそうだ。
●どて玉子 250円
どてやきの大鍋で煮込まれてホルモンの旨味がたっぷり染み込んだ煮玉子。黄身の中心部までしっかり火が通った昔ながらの固ゆで。玉子は太い竹串にささっていて串から外さずに、皿の上で玉子を押し切るようにすると簡単に真っぷたつに出来る。
●なんこつ(ぶたのど) 600円
豚の喉軟骨の塩焼き。コリコリとした気管の周りにねっとりとしたゼラチン質の脂とお肉がついていて、お酒のおつまみにぴったり。創業当時のメニューはお酒以外は「どてやき」「焼きそば」「玉子」「漬物」だけだったそうで、どてやき以外のおつまみは二代目の大将の晩酌用のつまみだったものを常連客にも出している内にメニュー化したそうだ。
●レバー塩焼 900円
にんにくと一緒に香ばしく焼き上げたレバー焼き。きっちり中まで火が通っているが、パサついた感じもなく柔らかくてしっとりしている。刻んだ生にんにくが添えられていて、レバーにちょこっと乗っけて一緒に食べるとレバーの甘みがさらに際立つような相性の良さ。
●梅ワリ 550円
創業当時からの名物で、ほとんどのお客さんが頼む。特製の梅酒を焼酎で割った琥珀色の液体。梅酒1:焼酎9ぐらいの割合で、ほとんど25度の焼酎そのままといってもいいぐらいの濃さだが、不思議とすいすい飲めてしまう。注意しないと後から「効く」タイプだ。「梅ワリは三杯以上飲ませない」というのが昔からのお店の方針。
●ぶどうワリ 550円
梅ワリのブドウ版で、白ワインを焼酎で割ったお酒。白ワイン4:焼酎6ぐらいで、梅ワリよりもアルコール度数は低め。とはいってもお酒をお酒で割っているのでこれもかなりの濃さだ。安く酔えるという事でワイン王国の山梨では昔はよく飲まれている飲み方らしい。
創業80年の三代続く老舗どて焼き酒場
甲府ワシントンホテルプラザの目の前にある「どてやき下條」。店構えは新しいが道路整備の関係で最近建て替えたそうで、お店としては昭和12年(1937年)創業の老舗。現在の店主は三代目。
営業時間が15:00〜20:00と飲み屋にしては早いが、初代の大将が悪い酔っ払いが嫌いだった名残りらしい。人気店なので19時前には売り切れてしまうときもあるそうだ。
店内はどて焼きの鍋を囲んだコの字型カウンターとテーブル席に小上がりの座敷もある。カウンター席には天井からライターと新聞紙が吊るされてる。新聞紙は紙ナプキン代わりとしてコースターや手を拭くのに使う。
着席してまずは瓶ビールを注文。おつまみは最初の注文をしなくても、自動的にどてやき一人前(3本)とお通しの梅干しが提供される。梅干しは自家製だそう。塩気は穏やかで昆布がきいてて口直しにもお酒のアテにもなる。
名物のどてやきは串に刺した豚ホルモンの味噌煮込み。とろとろで柔らかい。初代店主は大阪出身だったそうだが、味噌の味は本場関西のどろどろとした濃いタイプではなくサラッとしてる。
店内に掲示されていた昔の記事によると、創業当時は4本160円らしく、平成に入ってからも4本240円という破格の値段だったようだが、2014年の消費税増税で3本240円となり、2015年には3本300円、2017年現在は3本390円とだんだん値上がりしている。今の値段でも十分お得感があるけど、つい数年前まで4本240円だったというのは驚愕だ。
なんこつは豚の喉軟骨。気管のコリコリした歯応えと喉周りの脂ののったお肉も付いてる。シンプルな塩焼き。せんまいは牛の第3胃。さっぱりしてる部位だけど、ニンニクのきいたポン酢で味付けされてお酒にぴったり。レバーの塩焼きは刻みニンニク添え。ふっくら絶妙の火入れ加減。塩が強めに振られてて美味しい。レバー自体が甘いから生ニンニクの辛味が合うね。
ビールの次は「梅ワリ」「ぶどうワリ」と続けて飲んだ。梅割りは昨日別のお店で初めて飲んだけど、どてやきのこってり味と相性抜群だ。たまらずどてやきをもう一人前追加した。ぶどう割りは白ワインの焼酎割り。酒を酒で割るという暴挙(笑)でも安く酔えるという事で山梨では昔はよく飲まれていたらしい。
メニューにあった「ボルス」って飲み物が気になったので頼んでみた。味は…飲むプリン?すごい甘いデザート酒。調べてみたらオランダ生まれの割り用リキュールでフルーツ味とかヨーグルト味と色んな種類のフレーバーが出てるらしい。「アドヴォカート」という卵黄とバニラのカスタード味のフレーバーがあるそうだ。栄養をつけるときの「玉子酒」のようなものとして昔から提供しているらしい。
・ビール大瓶 700円
・どてやき 390円×2
・なんこつ 500円
・梅ワリ 450円
・せんまい半分 400円
・ぶどうワリ 450円
・レバー塩焼半分 450円
・ボルス 400円
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sanokuni
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店名 |
どてやき下條
|
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ジャンル | 居酒屋、もつ焼き、ホルモン |
予約・ お問い合わせ |
055-232-3044 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
銀座通り東交差点すぐ 金手駅から642m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
名物のどてやき(1皿3本)を1人に1皿最初に出すルールのようです |
席数 |
36席 (カウンター12席、4人用テーブル3卓、小上がりの座敷に4人用テーブル3卓) |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店内禁煙で入口に灰皿が設置されています |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | 2時間半以上の宴会可 |
オープン日 |
1937年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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どてやき下條
(山梨県甲府市/最寄駅:甲府)
JR中央本線・身延線 甲府駅南口から徒歩15分、甲府中心街の「甲府ワシントンプラザホテル」の向かいにある「どてやき下條」。昭和12年(1937年)創業の老舗で、地元のお客さんで連日にぎわう大衆酒場。
どてやき(牛すじの味噌煮込み)は関西の郷土料理で甲府ではあまり馴染みのない食べ物だが、初代の大将が大阪出身だったのでどてやきを看板メニューにしたそうだ。こちらでは豚ホルモンを串にさして味噌ダレで煮込んでいる。
営業時間が15:00~19:00と飲み屋にしては早いが、初代の大将が夜遅い時間にたちの悪い酔っ払いが来るのが嫌いだったので、早い時間から営業するようになったらしい。人気店なので19時前に売り切れてしまうときもある。
甲府で80年以上続く歴史のあるお店だが、建物はお店の前の道路拡張工事のため一度建て替えられているので新しい。店内は昭和の大衆酒場らしい重厚感のある雰囲気。煮込み鍋を囲むコの字カウンターとテーブル席や小上がりの座敷がある。
店内の各所に小さく切られた新聞紙が束になって天井から吊るされてるが、これは紙ナプキン代わりとしてコースターや手を拭くのに使う。
席に座ってまずはお酒を頼む。料理は頼まなくても最初にお通しの一品(無料サービス)と人数分のどてやき(3本510円)が提供される。その後の追加は口頭注文。
今回から最初のどてやきと一緒に「どて玉子」(270円)を頼むかどうか店員さんが聞くようになっていた。玉子はどてやきの味噌ダレで煮込んだ煮玉子。
名物のどてやきは串に刺した豚ホルモンの味噌煮込み。脂たっぷりの豚のテッポウ(大腸)で、モツ特有の臭いも若干あるが、むしろそれがクセになる味わい。味噌ダレは本場関西のどろどろとした濃いタイプではなくサラッとしてる。
80年前の創業当時はどてやき4本160円だったそうで、平成に入ってからも4本240円という破格の値段だったが、2014年の消費税増税で3本240円となり、2015年には3本300円、2017年は3本390円とだんだん値上がりして、最近では原材料費や光熱費の高騰もあり現在は3本510円。
この10年で倍以上の値段になったが、それでも休日は昼15時の開店から続々とお客さんが訪れて満席になる日も多い。
最初はビール大瓶で喉を潤し、次は名物の「梅ワリ」(自家製梅酒の焼酎割り)や「ぶどうワリ」(白ワインの焼酎割り)を飲みながら、どてやきのおかわりやレバー塩焼きを堪能して、締めは焼きそばをオーダー。
焼きそばはウスターソースとどてやきの味噌ダレを混ぜて炒めたオリジナルの味付け。酸味のあるソースの風味とどてやきの味噌ダレのこってりした味わいが絶妙にマッチ。具はキャベツとホルモンが入っている。
●ビール大瓶 850円
●どてやき 3本 510円
●レバー塩焼 950円
●梅ワリ 600円
●ぶどうワリ 600円
●チューハイ 600円
●焼そば 750円