無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
055-232-3948
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
カルグクスさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
くさ笛
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋 |
お問い合わせ |
055-232-3948 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
金手駅から914m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
14席 (カウンター14席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
オープン日 |
1964年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
「だから旅はやめられない」
太田和彦さんの「新・ぶらり旅 居酒屋百選」オープンニングナレーションがずっと頭の中で響いて。
やめる理由なんてありませんよ。
だってこんな明るくて優しい女将さんと、すぐに打ち解けられた常連さんがいて
トイレからは生還しても家には帰りたくないほど居心地がよすぎな居酒屋に出会えるから
まだまだあったんだなって
盆地甲府は気温よりも人情のほうが熱かったです。
はじめて来た客でも、とりあえず前に来たことがあるのか
自分でも忘れているかもしれないので頭の中で考え名前や顔を模索するのが挨拶みたいな女将さん
「女将さんは初めてでも私は女将さんのお顔を何回も拝見していますよ」
それがカウンターに座るなり私の挨拶の第一声でもありました。
くさ笛に来るのは念願でした「居酒屋紀行」から知って今日まで10年以上
土日祝が定休日なので自身の都合ゆえ仕事を休み14年ぶりの甲府へ訪れた次第
17時なのに日没ながら直射日光熱々浴びた喉を潤すべく生ビール
ナスと肉を炒め煮にしたお通しに始まり、半ば強制的に(笑)サンショウ奴へ突入
頼むか頼まないのか聞かないうちに豆腐と山椒の葉を刻む女将さん
しょっぱく漬け込んだ葉は、すでに日本酒へいきたくなりました。
そう くさ笛=山菜 女将さんが山で採ってくる自然の恵みを料理するのが魅力な居酒屋
お話をお聞きすると、もう高齢なので知り合いの方が採ってきた場合に譲り受けるそうでして。
気になっていたタラの葉の玉子とじを頼むと「見たことある?」
うれしそうに鼻高々と青々としたフレッシュなタラの葉を見せてくれました。
天ぷらにするタラの芽ならポピュラー だけどこれ葉っぱ
店頭にはなく見たこともありません。山梨甲府ならではではないでしょうか。
半熟なのか堅めなのか玉子の焼き加減まで聞いてくれて 半熟YES
茎のほうへいくと山菜独特の苦味とシャキシャキ食感の中
玉子トロトロ具合と甘さ加減も絶妙に口の中で残しつつ
とっくに飲み干していたお酒は、ぬる燗から冷酒にスイッチしましょう。
短冊お品書きと見え隠れしていた常温の一升瓶は「こんなのありますよ〜」的な飾りというか見本
だから 常温しかないの? 不安は解消
キンキンに冷やされたグラスを置き目の前で注いでくれる担当は、
女将さんのお孫さんかと思っていたお若い女性
「◯◯(女性の下のお名前)今日は心ここに在らずだよ!」
女将さんに注意されていましたけど、そのあっけらかんな性格は、常連さんにも愛されていたお人
曜日によって違う方がシフトに入られ働きになっているそうですが、
女将さん同様に、明るくその自然キャラで場を盛り上げておられました。
地酒をその地で飲むのは格別でして
好きなお酒の中の1つ山梨の 七賢 が飲めたのはうれしかったです。
2杯目の冷酒は常連さんに続けと 旦(DAN)にしました。
くさ笛名物らしいコロッケ これがメチャうまっ!
ホクホクなしっかり芋の味して挽肉入った安堵する定番さ
注文が入ってから衣をまぶし揚げられます。
すべて女将さんの1から作る愛情たっぷりな手作り料理は不味いわけがなく。
素材の説明入りで全て公開し写真に撮らせてくれたのは感謝の一言です。
気がつけば私を除きすべて常連さんで満席になっていた横一直線カウンター
左右同士は当たり前に、向こう2人目3人目にお座りの常連さんとも会話がはじまり。
埼玉から来たと言ったらいつしか「サイタマさん」愛称をもらっていた私
入ってから5分で馴染み込んでいい居酒屋だと確認
そのアットホーム感が半端なくずっとこのまま閉店まで飲んでいたかったなぁ
詰めて詰めて肩寄せあってね 飲みニケーション 大衆居酒屋の醍醐味
やっぱり旅はいいもんです。
いい常連さんに囲まれ毎晩楽しいお酒が飲めるのは女将さんの人柄のなにものにもなく。
ここへ来る前に改めて太田さん著書のくさ笛ページに目を通していました。
あの悲惨な甲府空襲を体験し今日まで女性の腕一本で商売をはじめた度胸と努力
素人なら想像すらできない苦労もあったでしょう。
そんなことを物ともせず老若男女誰でも分け隔てなく接する明るい性格と
口達者で丸め込まれてしまう話術と途切れない会話の魅了
初めて番組で泣いた太田さんと同様、今度女将さんに再会した時には、
私の頬にも熱いものが流れてしまうでしょう。
また飲みに来ます!!