二回、三回と食べて欲しい一杯。 : 煮干ガッツ

ちょっと仕事が忙しくレビューは書けてませんがそれなりに通ってます。

今回はシンプルに…

うまいよ！
この店の出す一杯はうまい！
ただ、和歌山ラーメンではない！

それだけです。
あと、個人的に海苔ブームは続いてます。

さて、仕事の都合で食べに行けなくなるかと思いきや全くそんなこともなく今後ともよろしくという感じで通い続けてます。

重くないけど、ちゃんと個性がある一杯を出してくれる大好きな店の１つです。
ただね、行く度にいつも思うのよ。


ガラガラだなぁ… って。


豚骨醤油が基本の「和歌山ラーメン」「中華そば」に慣れ親しんだ和歌山県民からすれば、この店の煮干しをベースにしたラーメンは慣れない味で１回食べたくらいだと敬遠されるのかなぁと思わんこともない。
ただ個人的にはこういう煮干し系のラーメンは大好きだし、和歌山のラーメン好きが地元に根付いたラーメン以外の味を味わうためになくてはならない店の１つだと思ってます。
先日、お邪魔した際に関東弁のカップル（夫婦？）が「おぉいし〜（満面の笑み）」「ラーメンってこういうのだよね」って言ってたのが印象的でした。

和歌山らしくないラーメンというのが武器であり、足枷なのかなというイメージです。
ただ、「まぜそば」はそもそも和歌山にはなかったスタイルだし、しょっぱさやパンチの強さだけを売りにしてるわけじゃないので万人ウケする一品だと思います。
そして、自分が最近ハマってるのは
肉増しまぜそば+海苔
です。
ご飯を残り汁に混ぜて海苔に挟んで食べるのが美味いんですよぉ。マジで。
ただ、これを食べる時は１つ不満があって、海苔がドンブリの右側に飾られてるので右手で麺を混ぜる時に邪魔なんです。海苔を左にしてほしい。
めっちゃ小さいことですけどね…


ここまで長々書いてきましたが、結局のところ自分が言いたいのは「この店うまいよ！」ってことです。
この味、和歌山に根付いて欲しいなぁ…

今年は仕事の都合でこの店にはあんまり来れなくなりそうな感じなので、隙を見て伺いました。

道中、煮干し中華とまぜそばのどちらにするかめちゃめちゃ悩みに悩み抜き、比較的暖かいのでまぜそばにしちゃいました。

肉増しまぜそば＋海苔

具沢山な上に海苔まで増したことによって後半のご飯をバシバシにしばいてやろうという作戦です。

相変わらずまぜそばおいしいです。
んでから、もう海苔ですよ。
こいつがらなかなか存在感あった。
海苔の香りが良く麺と食べても美味い。
さらに、追いメシを巻いて食べるとさらに美味い。
ご飯と海苔だけでもうまいのに、ここにタレが絡んでもう最高っす。

まぜそば食べるなら海苔増しオススメです。

いつか食べてみたいなとは思って思ってたんですが、基本的に二郎とかそういうのは苦手です。
今回はたまたま曜日とか考えずに店に行くと二郎の日だったので運命を感じて「まぜ二郎」にアタック。

食券を店長に渡すと、麺の量とニンニクの有無を聞かれました。
麺は並で注文すると麺2玉だそうです。
それが何gなのかはわかりませんでしたが、いつも食べてる量より多かったのでたぶん、まぜそばの大盛りくらいの量なんだと思います。

二郎の日だからなのか、繁忙期に行ったからかわかりませんが普段よりも早く着丼。

見た目的には野菜の盛りは大したことないですが、チャーシューのカットなんかも普段と違うし意識はしてる模様。

味は煮干し感はやや残しつつ、生ニンニクが前面にガンガン出てる感じ。

麺をガツガツ食べてこの後、追い飯があればキツイかも…
と思いましたがまぜ二郎の時は追い飯はない模様。
なんとか平らげることが出来ました。

全体的に可もなく不可もなくって感じだけど、わざわざこの店でこういう物を食べなくても良いという気がしないでもない。

ここのラーメンはニンニク臭かったり、店内に豚骨臭が充満していたりしません。
ですから、昼から人と会う予定があっても行けるラーメン屋さんなのでたびたび利用させてもらっています。


今回は、「久しぶりににぼガッツでも挑戦しよかなぁ」と思っていましたが、券売機を見ると限定メニューとして冷たいラーメンが出てました。
ここのラーメンは脂ぎってないし、冷やしは良さそうと思い限定に決定。
お値段は確か700円。トッピングで肉増し。
肉増しの券を買うといつも券売機に券が詰まるのだが、これは神から自分に対し「痩せろデブ」とのおぼし召しなんだろうか。

注文時にお客さんは少なく、空いていましたがラーメン到着まで概ね10分くらい。
やっぱり冷水で締めたりとか手間食うみたいです。
チャーシューの量も良い感じ。
さて、スープから一口。


ん…？煮干し感じねぇな…。

冷たさのせいかあまり煮干しのダシ感がない。
麺は締まっててしっかりした歯応え。
しかし、所詮麺は麺。味は素朴です。
盛り付けられているかいわれ大根と一緒に食べるとかいわれの圧勝です。
そして、チャーシューの端にちょこっと添えられているゆず胡椒。
お好みでスープに混ぜてとのこと。
しかし、重ねて盛り付けられているチャーシューの一番上のチャーシューに載せてるもんだから、入れずにはチャーシューを食べられない。
まぁ嫌いじゃないしスープに混ぜる。
すると、スープの味は完全にゆず胡椒が主役に…
煮干しが主役のラーメン屋のはずなのに残念。
チャーシューはおいしい。
ていうか、普段の煮干し中華でもこのチャーシューのが良いな。
でも、それは店長のこだわりだろうから仕方ないか。

限定の冷やしラーメンの感想としては正直、全然おいしくない。
それにこんだけ煮干し感も無いとなると、このラーメンをこの店で出してる意味ってなに？って感じです。

人の良さそうな店長には申し訳ないがこの限定メニューはもう食べたくない。

初回訪問時に食べた「煮干ガッツ」はイマイチで、２度目に食べた「煮干し中華」はなかなかのもんで、３度目となる「まぜそば」の実力やいかに！

個人的にまぜそばって、「しょっぱけりゃいいんでしょ！」「にんにく臭けりゃいいんでしょ！」みたいなのが多くて苦手なイメージですが煮干ガッツの店長さんを信じて注文。
やはり、麺の茹で時間の関係であとから中華そばを注文したお客さんより、着丼は遅かったです。
見た目は典型的なまぜそばって感じですが、食べてみるとしょっぱ過ぎないし、煮干の香りがするしで、全く雑なイメージはなくて、ちゃんと「煮干し」の個性が出ていました。
それでいて、まぜそばらしい食べ応え。
シメのご飯まで食べてちょっと多いかなってくらいです。
他の店に比べると塩気は薄いけどしっかりまぜそばらしさがあって凄くおいしかった。

たぶん、和歌山市内のまぜそばだと自分は煮干ガッツのまぜそばが1番好きです。

２回目の来訪。
前回は「煮干ガッツ」を頂きました。
まぁ店名になるくらいなんだし、これがイチオシなんだろうと。
煮干ガッツについては以前にも書いた通り「クセが強く、仕上がりきっていない」という印象でした。

今回は違うメニューを試そうと思い「煮干し中華」を注文。

端的に言って、めっちゃうまいやん！！
ってな塩梅でした。

煮干ガッツと比べてクセはかなり抑えられており、香味油（ゴマ？）が香り立っていて食欲をそそります。
にぼしとこの油のバランスもよくてにぼしの味と油の香りで飽きることなく最後まで一気に食べ切ってしまいました。

初訪問でしたが肉ガッツ+チャーシューという肉々しい注文をさせてもらいました。
チャーシュー大好き。
ちなみに券売機は入り口を入ってすぐ右です。
入店してまず目が行くのはパンチの効いた店長の風体と思いますが優しく券売機を案内してくれるのですぐわかります。
店はカウンター席がメインですがテーブル席もあり幼児くらいなら連れていっても問題はなさそうです。

先客一名（すでに食べ始めてた）ということもあり注文から５分もせずにラーメン登場。
見た目「肉」って感じが素晴らしい。
しかし、私は肉が好きと言えどラーメンそのものの評価は全体のバランスだと思ってます。
まずはスープから一口…

クセが凄い！

って感じです。
「これ絶対、普通のイワシの煮干しじゃない…。何だこれ。」
と思いながら食べ進むと丼の底に煮干と共に削り節みたいなのが見えました。
なんとなく、この削り節がクセの犯人のような気がします。
マグロとかそういうツナに使われてる魚の削り節じゃないでしょうか。
個人的にこのクセがなんとも受け入れなれなかったです。

ただマズイという感想は全くなく、自分の舌に合わなかったという印象。これホント。
まだオープンしたてということで、これからマイナーチェンジを繰り返して、より万人ウケのラーメンに変わるはず。
そのモデルチェンジに期待したいしてこれからも機会をみて伺おうと思います。