【香来9杯目】中華飯店 香来 ~ 久々に訪問した此方 やはりここは台湾ラーメンが無難 ~ : 中華飯店 香来

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3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気4.0
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
2013/12訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気4.0
  • CP-
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

【香来9杯目】中華飯店 香来 ~ 久々に訪問した此方 やはりここは台湾ラーメンが無難 ~

2013年12月 再訪

すっかりご無沙汰となってしまった此方『香来』さん 何と気付けば1年半ぶりの訪問 実のところ職場からは限りなく近いにも関わらず「まぜそば」がなくなり「台湾ラーメン」が主体となってしまってから足が遠のいてしまったのだ 加えてお隣には「和歌山中華そば」と「つけ麺」を提供する『丸美商店』さんがありついつい足がそちらへ向いてしまうから


この日も実は『丸美商店』さんでランチをと思ってMIOの地下街に下りたのだが残念なことに満席な上に待ち客まで 今更ウロウロするわけにもいかず久々にお邪魔してみる事にした


「台湾ラーメン」

かれこれ1年半ほど訪問してなかったのでメニューの変更でもあるかなと思ったのだがすでに安定期に入っているようで特に1年半前と変わらず そなると結局「台湾ラーメン」を炒飯のセットで注文するのが無難かと やって来た一杯は当然以前と何ら変わらぬ姿 醤油清湯のスープに辛ミンチが浮かびソレっぽいビジュアル


実際に口に運ぶと以前よりさらに辛味が増したような気がする と言っても辛いのは辛ミンチであり、この辛ミンチは確かに旨い ところが肝心要のスープはというと出汁感希薄で結局辛ミンチによる辛味一辺倒 実に単調な味わいで特に味変アイテムがあるわけでもなく、トッピングに工夫があるわけでもないので途中で飽きが来てしまった


麺についてもやはり以前と同じものでこれがとにかく至極残念 やや多加水でぷるんとした食感ながらその食感を保てるのは最初のうちだけ 次第にノビが来てしまいどうにもこうにも・・・という感じ そもそもこの麺がこのスープに合っているとは決して思えないのが本音 うーん、この麺がまずなんとかならないかなぁ


結局のところ可もなく不可もなくという一杯 その言葉のとおり特別悪くもないのだけれど特別良くもない ただやはりこの一杯には満足感が得られないというのが正直なところ 本家の名古屋の台湾ラーメンや京都・城陽の『屋台』の一杯に比べるとやはり圧倒的に「旨み」に欠けるのかなぁと ごちそうさまー

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2012年5月 再訪

なんだかんだと言いながら毎月のように訪問している此方 駅から近い(職場から近い)から困ったときはついつい訪問するというのがパターンになっている で、この日もやっぱり行き場に困った末に此方に辿り付いた


「台湾ラーメン」

「まぜそば」なき今はやはりこれが定番というか、これが一番無難なメニューだろうか 思い切って麺類以外にすればよいのかもしれないけれど、セットメニューがあるのは麺だけについつい注文してしまう


さて届けられた「台湾ラーメン」 当たり前だけれど変わり映えはしない いや、以前よりさらにスープが赤くなったような 前回いただいた時に辛みが押し上げられてバランスのちぐはぐさを感じたのだけれど、今回いざ口にするとやはりちぐはぐさを感じる 辛さがさらにアップしたのだけれど、その代わり出汁感があまりに希薄に感じてしまう


そこへ合わされるのがやや多加水の柔らかめの食感の麺だけにどうにもこうにも・・・という感じ 和歌山では稀有の存在であるこちらの「台湾ラーメン」だけれど、このレベルではいずれ飽きられてしまいそうな気がしてしまう


毎回同じようなことを書くけれどやはりトッピングの少なさというかボリューム感のなさもポイントだろうか 「台湾ラーメン」らしいと言えばそれまで このお店のオリジナリティをここに出していただきたいような気がしてしまう もしくは追加トッピングがあれば良いのだけれど


毎度毎度同じようなことを書いている気がするけれど、それでもやっぱり食べてしまうこの「台湾ラーメン」 絶対的な中毒性というわけじゃないけれど、それなりに惹きつけるものはある 和歌山駅界隈で「和歌山中華そば」以外というのならここが間違いないのは言うまでもない ごちそうさま。

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2012年4月 再訪

4月のとある昼休み いつも昼食を供にする上司が「今日はラーメン食べよう」とのお誘い 「じゃあどこにしますか?」と聞けば「君に任す」とのこと と言っても選択肢はそれほどあるわけじゃなく、JR和歌山界隈で言えば『和歌一』、『更科本店』、『龍王亭』、『可口楽』、ちょっと足を伸ばして『井出商店』、『極み』 後は地下の『丸美商店』か此方のお店ぐらい


「どんなラーメンがいいんですか?」と聞けば「和歌山ラーメン以外がいいんやけどなー」とのお答え そうなるともう限られてきてしまうのだけれど一番近場な此方のお店に訪問することに 上司も偶々此方は初訪なのでちょうど良いだろうという判断


お昼時ということもあって混雑はしていたものの幸いカウンター席に空きがあり通される 席に着いてとりあえずはメニュー拝見 上司に「何が旨い?」と聞かれて答に困ったけれど(苦笑)、無難に「台湾ラーメンがいいんじゃないですか」とw そして自分はというと「台湾ラーメン」が続いたので久々に「香来麺」を注文した


「香来麺」

まもなくしてやって来た「香来麺」 以前と基本的には何ら変わらない姿 変わったと言えばメニューに「サービスで生卵付きます」とあった生卵がなぜかお願いもしていないのに付いてきたことくらいか(苦笑) 個人的には辛くても生卵を入れてわざわざマイルドにはしたくないのだけれど・・・


まずはスープをいただいてみる 概ね以前と同じような印象なのだけれど、以前に比べると随分辛みが増したような感じがする 以前は「激辛」と言いながら「ピリ辛」程度にしか感じなかった ところがこの日は結構辛くて食べ進むと汗がじわりと出るほど ただ辛みは増したのだけれど、本当に辛みが増しただけで旨みが増した感がない


麺は以前と同じ中太の平打ち麺 もっちりして食感の良いこの麺はやはりなかなか良い麺 だけれどもやっぱりこの麺はまぜそばやつけ麺向きな気がしてならない いまいちこのスープに合っているように感じない さらりとした辛いスープが麺に乗ってこないのがその大きな理由 麺がいいだけに余計に気になるところ


具材も当然変わらずたっぷりの太モヤシとニラ、辛肉味噌 たっぷりのモヤシはこのスープによく合うし、このメニューのコンセプトというところだろう ところがやはりチャーシューがなく肉っ気が肉味噌だけというのがなんとも寂しい感じ あわせ方は難しいように思うのだけれど、少しでもチャーシューがあればなぁと思ってしまうのだ


久しぶりにいただいた「香来麺」 屋号を冠した看板メニューのはずながら「台湾ラーメン」の登場でどこか脇役に回ってしまった感が強い 他にないなかなか面白い一杯だけにブラッシュアップされるなり、主役らしい一杯になってほしいと思うのだけれどこのままでは「まぜそば」のようにお蔵入りか・・・ 「辛いラーメン」ということでカブっているだけに難しいところだろう 

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2012年3月 再訪

またまたやって来た此方 今回もやはり平日の昼休みの利用 なんと言っても職場から近いだけに昼のローテーションに入ってしまうのだ まぜそばがなくなったのは非常に残念ではあるけれど、和歌山ではここでしか食べられないであろう「台湾ラーメン」の存在は大きく、今回も当然「台湾ラーメン」をいただくことに


「台湾ラーメン」

さてやってきた「台湾ラーメン」 前回いただいた時とちょいとばかり様子が違う いや、それほど大きなことではないのだけれど辛肉味噌の量とニラの量が増えたような まぁ気のせいかもしれないけれど(笑)


実際食べてみるとこれがまた微々たることだけれど違いが見られる 明らかに以前より辛さが増している 単純に辛肉味噌が増しているだけではなくて、辛肉味噌の辛さが増している感じ ピリッと来る辛さは結構なもので辛いのが苦手な方は苦戦するかも ただし辛さの中にも旨さはあって個人的には全然問題なし


そうなってくるとやっぱり気になるのは麺の弱さかな やや多加水でやわめの麺 これが完全に辛さに埋没してしまった印象は拭えない 低加水でシコシコした麺か、あるいはまぜそばで使われていたような平打ち麺なんかでも面白い気がするのだけれど・・・ うーむ


そしてやっぱり具材の少なさがこの「台湾ラーメン」の一番残念なところかな あえてチャーシューなどを入れてもいいように思うのだけれどねぇ・・・ 辛肉味噌とニラとモヤシだけというのはなんとも・・・ この系統のラーメンの難しいところかな


まぁそうは言っても和歌山ではここでしか食べれない「台湾ラーメン」 辛いもの好きでも、苦手な方でもそれなりにい楽しむことが出来る一杯だろう 実際結構な割合のお客さんがこの「台湾ラーメン」を注文されているように思う それだけにここに留まらず進化を期待してしまうのは贅沢な話だろうか ごちそうさまでしたー

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2012年2月 再訪

さて2月のとある昼休み またまたこちらの「まぜそば」が食べたくなって訪問 ところが・・・ところがだ!なんと2月に入ってメニュー改編!「まぜそば」がメニュー落ちしてしまったのだ(涙 和歌山で唯一まぜそばが食べられる店として重宝したのにだ・・・ やはり和歌山では受け入れられなかったのだろうか・・・ オープンしてまだ3ヶ月でメニュー改編とは・・・(汗


で、その「まぜそば」と入れ替わってメニュー入りしたのがなんと「台湾ラーメン」! 名古屋発祥で名古屋のご当地らーめんとして有名な「台湾ラーメン」がなんと和歌山に登場となったわけだ 「まぜそば」のメニュー落ちはなんとも残念ではあるけれど、これはこれで嬉しいこと 私にとって「台湾ラーメン」と言えば名古屋ではなく、京都・城陽の『屋台』の「台湾ラーメン」が原点なのだがとにもかくにもこれを注文だ


「台湾ラーメン」

さて間もなくしてやってきた一杯 ほほー 見た目は完全に名古屋系台湾ラーメン 『屋台』の台湾ラーメンではない いや、むしろ『屋台』が特殊であるからこれこそ正統派ということになる 澄んだスープに浮かぶ肉辛味噌 そしてモヤシとニラ チャーシューはなくて少々寂しいけれど、ビジュアルとしてはなんともそそられる


まずはスープからいただこう 鶏ガラベースのスープに醤油ダレ 混ぜずにスープをいただいてみると、それはやはりデフォの「ラーメン」と同じ印象 ところが肉辛味噌を混ぜて溶かし込むと一気に甘辛スープへと変身 今回は「中辛」でお願いしたのだけれどそれでも結構な辛さだ ピリりと効いた唐辛子系の辛さにじわりと汗が噴出してくる


ここに合わされた麺は中細ストレート麺 おそらくデフォのラーメンと同じもの やや多加水のこの麺はあまりコシを感じない柔らかめの麺 個人的にはもう少し強い麺のほうがこのスープには合うような気がしたのだけれど・・・ むしろ低加水の麺の方がいいような 麺そのものも特別どうこういうような麺ではなく汎用な麺という印象


ところでなんといっても具材が少し寂しい 肉辛味噌はたっぷりでなかなかイイけれども、それ以外というとニラとモヤシのみでそれぞれ少量 これでこのお値段は少々強気に感じるなぁ・・・ かと言ってこれにあわせる具材というのもなかなか難しいところか せめてお値段を下げてもらえると嬉しいのだけれど駅地下だけにテナント料とか色々難しいのだろうなぁなんて邪推してしまう(苦笑)


「まぜそば」のメニューは本当に残念ではあるけれど、代わりに登場したこの「台湾ラーメン」はなかなか嬉しいメニュー入り とは言え、個人的には少々役不足に感じてしまった 「まぜそば」ほどの求心力はないかなぁというのが本音 ましてや「香来麺」という辛いラーメンもあるだけにちょっとカブる面もある うーん、やっぱり「まぜそば」に軍配が挙がるというのが本音か とは言え、便利なだけに通ってしまうんだろうなぁ(笑) ごちそうさまでしたー

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2012年1月 再訪

1月のとある平日のお昼休みに再訪 ここまで3種の麺類をいただき、レビューをサボったけれど「香来麺」のご飯バージョンである「香来飯」もいただきあらかた主力メニューをいただいたということで再びお気に入りメニューである「まぜそば」をいただくことに


「まぜそば」

さてやってきた「まぜそば」 新規オープン時にいただいて以来となるのだけれど当然その見た目はあまり変化はない いや、むしろまったく変わりはなく安心したと言ったほうが良いか 今更になって改めて考えてみるとこれは「台湾まぜそば」の類に近いように思う 当然ながら個人的にはほんと好きな一杯なのだ


まずはやってきたまぜそばを想いを込めてまぜまぜ~(笑) 底に仕込まれたタレと卵黄と肉辛味噌を一緒にかき混ぜてゆく そうすることで一気に麺が赤く染まってゆきそれとともにタレや大蒜の香りがたちのぼる うんうん、これこれー! 一気に食欲が掻き立てられる!


うんうん、やはりこのお店はこれが一番旨いっ!ピリ辛でありながら甘みもあり、卵のマイルドさも加わり濃厚ながらさっぱりといただける それがまた麺とよく合う そしてやっぱりこの太平打ち麺が実に旨いっ しっかりとコシがあり歯応えが良くて押し返すような弾力 もっちりとした食感がなんとも良いのだ


なんだかんだでオープンから月に一度は訪問している此方 やはりこの「まぜそば」が一番美味しいメニューであることを再認識 和歌山ではまず「まぜそば」を見ることがないだけに非常に嬉しいのだけれど・・・・・ 残念ながらこの「まぜそば」は1月を持ってメニュー落ちしてしまった うーむ、一般受けが良くなかったのか・・・ 個人的には「まぜそば」の復活を切に願います ごちそうさまでしたー!

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2011年12月 再訪

前回訪問からさほど時間が経っていないけれど早速再訪 というかこの時期とても寒い毎日だったので暖かい麺類が食べたくなるんだから仕方がない(笑) 前日には『可口楽』へ訪問したのでこの日はちょいとこってり気分で『丸美商店』へ ところが満席の上に待ちまであるもんだから此方へお邪魔した


ちょいとこってりな気分だったのでかなりメニューに悩まされたのだけれど、ここはまだ未食の「ラーメン」をAセットでチャーハンをつけていただくことに 初訪時に同行者が食べていたのを見ていてあまりそそられないのだけれど、ここまで食べた2杯が結構良かったからもしかして。。。なんて期待を抱いての注文(笑)


「ラーメン+チャーハン セット」

此方も『丸美』ほどではないにせよ結構な混雑ぶり オープンからもう1ヶ月ほど経っていたのだけれどなかなかのものだ それでもオペレーションはかなり落ち着いたというか軌道に乗ったようで、注文からあっと言う間にセットが出てきた その提供時間、5分ほどだったろうか はっやーーーーっ!


さてやってきた「ラーメン」 あれ?初訪時に見かけた「ラーメン」とちょいと印象が違う ちらりと見ただけだったので思い違いかもしれないが、以前見たものはもう少し濁り気があったような この日出てきたものはむしろ透明感のあるスープ 昨日食べた『可口楽』のしるそばに通じるものがある で、なぜかデフォで胡椒が(汗


まずはスープを一口 あっちゃー!こう来ましたか!実にシンプルというかなんというか所謂「中華料理屋さんの中華そば」!(笑) 分かりますか? 鶏がらベースの醤油ダレ 昔ながらというか街の中華屋さんでラーメンを注文するとこんな感じやなーってやつ 「まぜそば」や「香来麺」がなかなか個性のあるもんだったのでこれはかなり拍子抜け(汗


合わされた麺もこれまた拍子抜け 「まぜそば」「香来麺」では平打ちの麺でなかなか良い麺だったのに、こちらは中細ストレート麺 いたって一般的な中華麺 特に特色もなく個性もなくただただ普通の麺 このスープなだけに麺に力を入れても仕方がないような気もするけれどこれは正直がっかりと言うレベル


具材の方はと言うとチャーシュー、メンマ、ネギ、モヤシ チャーシューは薄めスライスのこれまたなんとも特徴のない一般的なもの しかもそれが数枚のみ メンマもこれまた特筆するべきものが見当たらない モヤシは細モヤシだけれど、個人的にはこれには太モヤシの方がまだいいような。。。 シンプルなラーメンとしてはこれでいいのだろうけれど、せっかくなのだからなにか一工夫欲しいなぁ


救いはセットのチャーハンだろうか パラリとしたタイプではなくしっとりタイプ 味付けはいたって平凡なものではあるけれどこれがなかなか旨し セットのチャーハンの割にはボリュームもしっかりあって、ちゃんとチャーシューも入ってたりするのが嬉しいところ さすが「中華料理屋」さんというところだろうか


さて今回で3回目の訪問となって麺類はコンプリート 正直なところ今回の「ラーメン」にはがっかりさせられたけれど、それまでの2杯はなかなかのもの 今回いただいたチャーハンも美味しかったので評価は下げず維持で 次回は「香来麺」のご飯バージョンである「香来飯」をいただくとするか ごちそうさまー

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2011年12月 再訪

前回の初訪で「まぜそば」になかなか満足させられた此方 「まぜそば」でそれなりの評価をさせてもらったのだから当然他のメニューも試さないと!ということでとある昼休みに再び突入 オープンからそれなりに時間が経ったせいもあってかオープン当時ほどの賑わいはなくそれなりにお客さんが集まっているという感じ


麺類は3種あって「ラーメン」「香来麺」そして前回いただいた「まぜそば」 前回同行した職場の仲間が「ラーメン」を食べたのだけれど正直あまり惹かれないものだった というわけでメニューで赤文字になっていて屋号も冠された「香来麺」をいただいてみることにした


「香来麺」

メニューには「激辛」というように説明されていたこの「香来麺」 辛いもの好きの私はそれだけで結構惹かれる 辛い系のラーメンと言えば名古屋のご当地ラーメン「台湾ラーメン」であったり、「担々麺」であったり、所謂「辛味噌系」が思い浮かぶがあえて屋号をつけたこの「香来麺」はどんなものだろう


お昼時ということもあってそれなりに混雑していたからだろうか提供には少々時間が掛かった さぁやってきた「香来麺」 メニューの写真で大方予想はしていたけれど少し予想とは違うものだ 辛味噌系をイメージしていたのだけれど見る限りそこまで濁ったタイプではなく、むしろ少し澄んだスープになっている これで「激辛」とはいかに?


まずはスープを一口いただいてみる ベースは鶏がらか あわせられたタレはやはり味噌ではなく醤油系 ここに豆板醤系が溶かされているようなもので、味の主体は味噌系ではないのは間違いない そして肝心の辛さはというと「激辛」という代物ではなくピリ辛という感じか 「台湾ラーメン」と「担々麺」の中間的スープ 拍子抜けしたもののこれはこれで悪くない


そこに合わされた麺は「まぜそば」と同じ麺だろうか 中太の平打ち麺がこの手の一杯には珍しい組み合わせ そして「まぜそば」の時と同じようにしっかりとしたコシはあるのだけれどもっちりした食感 汁麺になったことで麺の印象は少し変わるけれどこれはやはり良い麺だ ただ、個人的には「まぜそば」向きかなと思う


さて具材の方はというと味を左右している辛肉味噌がどっさり これもまた「まぜそば」と同じものだろう 上手く流用しているというところか これにl加えて太モヤシとニラ、糸唐辛子という構成 「まぜそば」同様に具材にボリュームがあっていいのだけれど、惜しむらくはチャーシューがなくやや物足りなさを感じてしまうところ 肉味噌ももちろんいいのだけれど「食べたー!」という充実感が不足する しゃきっとした太モヤシはこのスープと麺の組み合わせに実にマッチしていたと思う


初訪でいただいた「まぜそば」が結構良かったので期待していただいた今回の「香来麺」 「激辛」というには程遠いようには思うのだけれど、それなりに刺激的な味わいでなかなか良かったようには思う ただ「まぜそば」ほどに惹きを感じることはなくやや凡庸なイメージは拭えない これならば個人的にはやはり「まぜそば」だろうか あるいはこのご飯バージョンの「香来飯」のほうが面白いのかもしれない ごちそうさまでした!

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2011年11月 初訪

さて和歌山赴任となり早や2ヵ月半が経った 当然ながら毎日JR和歌山駅周辺で昼食を摂っているので正直大抵のお店には行ってしまった(※もちろんラーメン屋さんだけじゃないw) 行き尽くしたというにはまだ早いけれど近場となると数もしれているのでほぼ訪問完了 そんな折に吉報が なんとJR和歌山駅の地下に新しくラーメン屋がオープンしたという


色々調べてみたらなんと2軒のお店が同時オープン 一軒は『丸美商店』、そしてもう一軒が此方だ 厳密に言うと此方はあくまで「中華飯店」ということでラーメン屋さんではないがメインメニューは麺類になっている 以前もこの2軒はラーメン屋だったようで、一軒は京都の『宝屋』 少し前に倒産廃業したグループ そしてもう一軒が博多ラーメンの店だったとか とにかくこの2軒が閉店、今回の開店となったようだ


なんだか不思議な縁を感じながらとにもかくにも駅地下へとお邪魔した お昼時ということもあり双方混雑している 地域柄なのかなんなのか『丸美商店』の方は行列まで出来ている 此方はというと少し待てば入れそうな感じ というわけで今回は此方へお邪魔することにした


駅地下の店舗ということで店舗そのものはあまり大きくない 厨房はオープンキッチンでそちらに向かったカウンター席とその背後のテーブル席3卓の構成 オープンしたばかりということでスタッフも気合が入っているのかなかなか元気で気持ちが良い その接客からは「資本」の匂いがプンプンするのだけれどそれはまぁ良いか(笑)


とりあえずカウンター席に先に空きが出来たのでカウンター席へ 席に着いてまずはメニュー拝見 ランチメニューは3種あるのだけれどいずれも800円台とこのあたりじゃちょいと高い部類 単品メニューに目をやるとどうもメインは麺類のよう 麺類は3種で「ラーメン」「香来麺」「まぜそば」 ご飯類も3種で「チャーハン」「天津飯」「香来飯」 それぞれ屋号を冠した「香来麺」と「香来飯」が赤文字になっていてやはりオススメなのか


他に単品メニューも色々あるのだけれど、ランチだし初訪だしということで当然ながらまずは麺類 赤文字の「香来麺」というのが気にはなるけれど得体が知れないので今回はパス(笑) 気になったのは和歌山では初? まず他で見ることがない「まぜそば」 そういやしばらくまぜそば食べてないなーとここは自分に素直に「まぜそば」を注文した


「まぜそば」

しかし中華飯店のまぜそばとはなかなか珍しい 和歌山に限らず中華屋さんがまぜそばというのはかなり珍しい それだけに一体どんなまぜそばなんだろうと期待半分、不安半分 冷静になって考えれば我ながらなかなか大胆な選択をしたものだw


さてさてやってきたまぜそば お値段が650円ということもあってか予想以上にボリュームはない いや、これがある意味普通なのかも とにもかくにも麺量はさほど多くなさそうで150gくらいだろうか 具材はなかなかボリュームがあるし、その見た目もなかなか良い うんうん、これは思ってたよりちゃんと「まぜそば」してる


まずは麺の上に乗せられた具材と麺をその名の通り一気にまぜまぜー 中央に据えられた生卵と肉味噌と底に仕込まれたタレが一気に麺に絡みついて赤くなってゆく ほーほー、これはぴりっと辛いまぜそばということか 添えられた刻み大蒜がふわっと食欲をそそる香りを放ち一気にテンションが上がる 『ジャンクガレッジ』のようなジャンクジャンクしたまぜそばとは一線を画した上品めのまぜそばという感じだ


さてまずは麺 和歌山ではまず見ることがない中太平打ち麺はコシがありなかなか旨い うんうん、これはかなり良い麺だ ぎゅっと小麦が詰まった感があり噛み応え十分 小麦の旨みもしっかり感じられて旨い いやー、これは正直好みだな


その麺に絡みつくタレは肉味噌自身もそうなのだろうがやはりピリ辛仕様 そこにさらに大蒜も加わってこれはなかなかカラウマ 辛いものが苦手な人にはちょっとつらいくらいかも だけどただ辛いだけじゃなくて旨みもしっかりあってイイっ! これは想像以上に良いデキだ 生卵のおかげでマイルドさもあって辛いのにまろやかな味わいがなんとも独特 それでいてジャンクな感じはしない


和歌山で初めて食べたまぜそば しかも新店 期待半分不安半分だったのだけれどこれは予想をはるかに上回るデキ これはちょっと暫く駅前での昼食のローテーションに入る感じ 和歌山ではまぜそばが食べられないだけにこのお店の登場は私にとってはかなり嬉しいものとなった とりあえず次回は香来麺かな ごちそうさまでしたー!


※非常に残念ながらこの「まぜそば」は現在メニュー落ちしています(涙)

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  • 中華飯店 香来 - サイドメニューも改編か

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  • 中華飯店 香来 - 当然セットメニューもちょいと変わりました

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  • 中華飯店 香来 - やっぱりこの中太平打ち麺がいいんですわー

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  • 中華飯店 香来 - 和風というか京風な感じの外観

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店舗基本情報

店名
中華飯店 香来
ジャンル ラーメン
お問い合わせ

073-426-1881

予約可否

予約不可

住所

和歌山県和歌山市美園町5丁目61番地 和歌山ステーションビル MIO B1F

交通手段

JR和歌山駅 駅ビル(和歌山ミオ) 地下1F

和歌山駅から34m

営業時間
    • 10:00 - 22:00
  • ■ 営業時間
    ランチタイム10:00~17:00

    ■定休日
    年中無休

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算

~¥999

~¥999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード可

電子マネー可

席・設備

席数

18席

(カウンター席6席 4人掛テーブル席3卓)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

空間・設備

落ち着いた空間、カウンター席あり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり

特徴・関連情報

利用シーン

一人で入りやすい

こんな時によく使われます。

ホームページ

http://www.wakayama-mio.co.jp/shop.php?shop=b12

オープン日

2011年11月15日

初投稿者

パイナップルンパイナップルン(0)

最近の編集者

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