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店名 |
よしはら
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5890-7758 |
予約可否 |
予約可 ※ランチのご予約は承っておりません。ご了承ください。 |
住所 | |
交通手段 |
JR和歌山駅西口から、北西方向に徒歩10分ほど。 和歌山駅から564m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
25席 |
---|---|
個室 |
有 最大15,6名まで対応可 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
電話番号 |
073-433-6717 |
備考 |
「天然クエ鍋」や、「天然フグてっちり」など、お鍋もあります。一人前10000円~。注文は2人前から。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1,741文字★
東京から和歌山県に来ております。
友ヶ島水道(加太と淡路島の間の紀淡海峡のこと)とその周辺海域は真鯛の産卵場かつ越冬場となっており、
和歌山市の加太(かだ)では年間を通して良質な真鯛が釣れるのだそう。
「明石の鯛」、「鳴門の鯛」、そして「加太の鯛」も真鯛のトップブランドと知られています。
そんな加太の現地で「加太の鯛」を食べた後は、市内中心地に移動して「魚彩よしはら(3.44)」へ。
食べログの店舗ページに和歌山県加太産の地魚を中心に料理を提供しているとアピールしてあり、
スコアも3.44(18件)とまずまずだったので同店を訪れることにしました。
店内は厨房前の直線カウンターに8席、テーブル席、座敷もあって、食べログの店舗ページによれば計25席。
ご主人、男性調理補助スタッフ、女性ホールスタッフ、計3名で切り盛りしていました。
電話で土曜日は満席と予約を断っていたので、週末は予約必須の人気店なのかも知れません。
ご主人に加太の地物を尋ねると真鯛と太刀魚ぐらいとのご回答。
水槽に泳ぐ丸ハゲ(カワハギ)も地物のようですが、メニューにお値段が一切載っていない時価のお店。
ビビりながら以下を注文しておりました。
ザ・プレミアム・モルツ 樽生(600円)グラス
酎ハイ はちみつ柚子(400円)
芋焼酎 黒丸(500円)
ガンガラ(お通し)別名:バテイラ、シッタカ
加太鯛お造り
加太鯛カブトとカマ塩焼き
太刀魚お造り
あじきずし
下足バター焼き
お支払い金額:11,000円
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点
【3.2】ガンガラ
バテイラやシッタカとも呼ばれる巻貝の一種がお通しとして出てきます。
四国で食べたチャンバラ(マガキガイ)に似ていますが少し苦味とクセを感じてしまって、
個人的にはチャンバラのほうが好みです、味わいとしてはツブ貝に似ているかも知れません。
【4.2】加太鯛お造り
【4.0】加太鯛カブトとカマ塩焼き
この日は加太の現地でも「加太の鯛」を食べてきたのですが、
現地より高く売れるであろう市内中心地で供される加太の鯛のほうが美味しいです。
魚の世界は資本主義なのでしょう(ゆえに熟成させた魚は東京で食べるのが一番という印象)。
薬味が本山葵でない点だけ画竜点睛を欠きましたが「加太の鯛」の旨味が圧倒的。
東京のように熟成させた鯛ではないようでブリブリした弾力も感じられます。
旨味の強さと食感の良さを併有した真鯛の美味しさは産地ならではかも知れません。
追加注文した塩焼きのカブトとカマのサイズから、そこまで大きな真鯛ではないようですが、
この美味しさは都内の高級鮨店で出しても見劣りしないと思います。
加太現地ではカマを唐揚げにしておりましたが、やはりカマ(とカブト)は塩焼きが美味しい。
ゲソバター(後述)もそうでしたが同店は火入れも非凡なのです。
【3.8】太刀魚お造り
こちらも加太の地物とのことですが、銀色の皮を残す薄造りではなく、何とも身厚なお造り。
ネットリ感のある太刀魚の身だけを楽しめました。
【3.7】あじきずし
さばきずし(〆鯖)は売り切れていたので、あじきずし(〆鯵)を注文。
炭水化物を避けるため単品でお願いしましたが「握り」にすることも可能なようです。
ドカーンとボリュームあって脂ノリもそこそこ楽しめ美味しかったです。
【3.7】下足バター焼き
一緒にバターソテーしたと思しきアスパラガスもシャキシャキ感を残す火入れで良かったです。
味付けの塩加減も丁度良くて、勝手に出されたお通し以外はどれも高評価。
4.0クラスの名店のようにも思えます。
マイナスポイントとなったのは、この価格帯でありながら薬味が本山葵でない点、
600円の生ビールがジョッキではなくスリムなグラスだったり、
料理5品の注文で10,000円を超えるなど都内にも負けないお値段の高さ。
都内でも下町であればもっとコストパフォーマンスの良いお鮨屋さんが在ります。
「加太の鯛」というご当地ならではのキラーコンテンツは楽しめたのですが、
10,000円を超えるのであれば更にもう1つは感動が欲しいとも思ってしまうのです。