新鮮な海の幸と御主人の温かいお心遣い『鮨 難波』 : 鮨 難波

富山市公文名にある完全予約制の鮨店です。夫が誕生日のランチとして予約をしてくれました。

富山地方鉄道不二線・上滝線大泉駅より徒歩10分くらいの場所のようです。私たちは車利用です。閑静な住宅街にあります。


注文したもの
■おまかせランチコース②
■ウーロン茶（ICE）②


◆おまかせランチコース：お鮨・巻物１本・お椀・水菓子
□ヒラメの昆布締め
□クエ
□アオリイカ柚子塩
□白海老の軍艦巻き
□ヒラメ胡麻醤油漬け
□マグロ（赤身）
□マグロ（中トロ）
□ブリ
□お吸い物
□甘海老卵乗せ
□半熟イクラ軍艦巻き
□ノドグロ炭炙り
□酢飯ズワイガニイクラの茶碗蒸し
□穴子
□干ぴょうの涙巻き
□白海老のすり身入り卵焼き
□水羊羹とほおずき


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◆ヒラメの昆布締め：
１時間くらい軽く締めたもの。旨味があり、程よい弾力があり、美味しい。

◆クエ：
新湊で捕れたクエ。寝かせると美味しくなる魚とのこと。クエのお鮨は初めていただきました。深海魚なので地味な見た目だけれど、透き通るほどの透明感があります。弾力と歯ごたえがあり、上品な旨味が広がります。すだちを垂らして果実の香りが加わるため、フルーティーさも感じます。

◆アオリイカ柚子塩：
白・黄・緑と見た目も美しさがあります。サクッと歯切れよく、舌触りがねっとり。爽やかな柚子塩の風味が甘味を際立たせていて美味しかったです。

◆白海老の軍艦巻き：
12月から3月末まで禁漁なのだそうです。富山といえば白海老食べたいですよね。白海老がお口に運ぶと、軽く頬張るごとにぷりぷりっとして、とろけていきます。上品な甘味。クリーミーです。

◆ヒラメ胡麻醤油漬け：
１貫目との食べ比べが出来ます。こちらの方が柔らかい。上品な甘味があります。

◆マグロ（赤身）、マグロ（中トロ）：
青森県八戸産160キロのマグロ。
中トロは言うまでもなく、赤身の美味しさが際立っていました。

◆ブリ：
10キロ以上のものだそうです。　
鮨ネタに綺麗な線が入っています。食べやすさもありながら見た目の美しさもあります。

◆お吸い物：
マグロを使ったお吸い物です。柚子の香りが華やかです。

◆甘海老卵乗せ：
とろりとした食感の甘海老の上に青い卵が乗っています。卵の旨味が加わります。

◆半熟イクラ軍艦巻き：
「火を入れたいくら」軍艦です。半熟たまごのイメージなのだそうです。　ねっとりとした舌触り、味が濃いです。不思議な味わいです。

◆ノドグロ炭炙り：
目の前で仕上げてくださいます。炭の香り、そして炭で炙ったノドグロのいい香りがします。表面がパリッと、そしてふわっとしています。食感が楽しめます。

◆酢飯ズワイガニイクラの茶碗蒸し：
贅沢な茶碗蒸しです。酢飯もですが、シャリの入った茶碗蒸し初めてです。そのまま食べると、茶碗蒸しの食感とシャリの食感に差があるけれど、混ぜて食べると雑炊のようです。何となく、酢飯だとさっぱり感が加わるのかも。

◆穴子：
富山で捕れた穴子だそうです。非常に柔らかく、ぷるんぷるんしています。　お口の中でとろけてすぐになくなってしまいます。美味しい。

◆干ぴょうの涙巻き：
「涙かんぴょう」わさびをしっかり入れた巻物です。そのまま食べてもよいが、両面にオリーブオイルをつけて食べるのがおススメだそうです。何もつけないのと食べ比べをしました。そのまま食べると、わさびがツーンときます。オリーブオイルをつけるとツーンとせず、フルーティな風味に変わります。かんぴょうの食感がこりこりしていて美味しい。

◆白海老のすり身入り卵焼き：
とてもジューシーです。まるでカステラのような感覚でもあります。

◆水羊羹とほおずき：
自家製の水ようかんだそうです。白馬村で作っている食用のほおづきです。

※ガリ：
薄目シャキシャキしており美味しい。お代わりいただきました。


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お店に入ると、お香のにおいがします。黒と白を基調としたシックな空間。少し緊張しての訪問でしたが、快適に過ごせる空間でした。御主人の気配り、お心遣いが温かかったです。お客様に寄り添い、会話も楽しく過ごすことができます。丁寧な作業をしつつも会話が途絶えることがありません。世界一美しいスターバックスコーヒーも御主人に教えていただきました。私たちの次に訪問された海外からのお客様には英語で応接されています。会話のキャッチボールを楽しみながらほっこりしつつ、新鮮な海の幸を最高な技術で届けてくださいます。

美味しかったです。ご馳走様でした。