無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
042-316-9490
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
野獣的にどう猛な剛麺が、口の中で暴れまくった♪
敬老の日の今日、義父母の家に行く用事があった。どうせだから、一緒に外食を…それも普段ふたりが口にしないものを食べに行こう。
高齢のふたりは、好き嫌いはないので店を選ぶのに苦労しない。
店に電話を入れたが、どうやら予約は受け付けていないようだ。まだテーブル席は空いているようなので、ふたりを促し外出の仕度をさせた。
義母は足が悪く、座敷には座れないからだった。
ふたりを車に乗せ、高幡不動近くの家から聖蹟桜ヶ丘駅方面へと車を走らせた。
交差点一ノ宮に来ると、日野市から多摩市へと変わる。右手にお目当ての店の看板が見えたので、クルマをUターンさせ、駐車場へと入れた。
目印となった看板は地方の県道沿いにあるような巨大な看板で、目に留まり易いが見た目はあまり好きな外観ではない。
扉を開けると、女性ばかりの店員のひとりが迎えてくれた。電話を掛けた者であることを伝えると、恐縮した面持ちでちょうど全てのテーブルが埋まったことを告げた。
テーブル席が空くまで、入口脇のベンチ椅子に腰かけて待つことにした。メニューを渡され、あれこれ選ぶのも楽しい一時だった。
10分ほどで、奥の窓際の席を用意してくれた。
テーブルに座り、予め決めていた料理を頼んだ。そして料理が次々とテーブルに並んだ。
ボクは、この瞬間が好きだった。
『小平うどん』は、東京の郊外にありながら"武蔵野うどんを提供する貴重な一店だ。
"武蔵野うどん"は、多摩西部から埼玉県入間郡にまたがる武蔵野台地で育った、箸の太さほどの麺が特徴だ。麺が茶褐色なのは、小麦をそのまま引いて精製されていないから。そして、濃いめの汁に浸しても、小麦粉特有の匂いがした。
何よりも食感は硬く、なかなか咀嚼するのに難儀するほどの"剛麺"だった。
"かき玉うどん"、"肉汁うどん"、"肉巻きおにぎり"が狭いテーブルいっぱいに乗った。
肉汁うどん
ボクと義父とが注文した。
義父は、レギュラーサイズ400gにした。ボクは"肉増し"にして、量を600gにした。見た目は600gでもそれほどではないが、一本一本が太いので400gでも充分に満足度はあるだろう。
つけ汁には、たっぷりと豚肉が沈んでいる。
うどんを箸で摘まみ、つけ汁へと運ぶ。うどん一本が重いので、落とさないよう汁に浸した。そして汁が跳ねないよう口に持っていった。
茶褐色のうどんは噛むごとに、小麦の香りが漂う。蕎麦の香りとは明らかに違うものだった。
そして歯を押し返す、バネのような弾力が凄い。
そして何よりも驚くのが、うどんそのものが硬いのだ。茹で加減を、絶妙に調整しているのだと思う。うどんの芯は、ギリギリ粉っぽさを感じさせない。まさにうどんの製造、茹で加減が成せる技だろう。
この獰猛(どうもう)なうどんには、肉汁が染み込んだ出汁がぴったりだろう。豚肉一枚一枚が、なかなか旨かった。
"かき玉うどん"
義母と連れ合いとが楽しんだ。
ともにレギュラーサイズの400gだった。
溶き玉子がキレイに広がった出汁はトロミがあり、ちょっとばかりの酸味を感じた。
うどんは白く、武蔵野うどんに比べ半分程度の太さだった。それでも普通には、太麺といって良い太さほどだ。
うどんを浸すとトロミある出汁がよく絡まり、麺と汁との一体感を楽しめた。ラー油を途中入れると、さらに味は引き締まった。
"肉巻きおにぎり"
3個しかないが、分けあった。
ご飯はモッチリとして、肉汁だろうか…濃厚な味わいを感じる。これに海苔のように巻かれた豚肉で、楽しませて貰おう。お弁当にも応用出来そうな、楽しめるサイドメニューだった。
義父母はともに、満足してくれたようだった。
東京オリンピックまでは元気でいたい。
最近そんなことを、義父はよく言うようになった。
口コミが参考になったらフォローしよう
fiveroyales
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
fiveroyalesさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
小平うどん 聖蹟桜ヶ丘
|
---|---|
ジャンル | うどん、カレーうどん |
お問い合わせ |
042-316-9490 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
聖蹟桜ケ丘駅から674m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
38席 (カウンター6席、テーブル32席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 10台 |
空間・設備 | 座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2010年12月18日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
今日は夏休みを取ったので、義父母の買い物に付き合うことにした。
連日の猛暑だったが、今日は陽射しがない分厳しい暑さとは思わなかった。
お盆が終わったある日の平日、街は日常を取り戻しているかのようだった。それは幹線道路を走ると、よく分かった。
9時半には家を出て、時間としては良い頃合いだったのだろう。道路は混むこともなく、1時間足らずで義父母の家に着いた。
買い物前に食事を済まそうということになり、4人であらかじめ決めていた"うどん屋"へと車を走らせた。80半ば過ぎの義父母はともに、大のうどん好きだったからだ。
バイパスに入り暫く走って右折すれば、目的地は直ぐだった。開店前だからか幸運にも3台しかない駐車場は、車は1台も停まっていなかった。
開店前の時間だったが、店内の様子を窺おうと車を降りた。入口には、"移転による閉店"の貼り紙があった。
時計を見ると、時間は11時を回っている。急いで今来た道を引き返し、以前利用して楽しめた武蔵野うどんの店へと車を走らせた。百草園駅の入口を過ぎ、一ノ宮の交差点を抜ければ直ぐだった。
車をUターンさせ、広い駐車場の真ん中へと車を停めた。開店時間は過ぎていたが、まだ他には車はなかった。どうやらその日は、ボクらが店の口開けの客になったようだ。
前回と同じ4人掛けのテーブルに腰を下ろし、早速あれこれとメニューを物色した。
前回は料理は被ったが、今回は偶然にも4人の料理は違った。
"ざるうどん"、"肉汁うどん(肉まし)"、"塩あんかけつけうどん"、そしてボクは"カレーうどん"にした。カレーうどんは600gにしよう。それに半ライスが付いたので、お願いした。せっかくだから天ぷらの中から、"かき揚げ"、"かしわ天"もひとつづつ付け皆で分け合うことにした。
11時半を回る頃には、次第に客が増えてきた。そして広い駐車場は満車となり、いつの間にか待ちの車が数台あった。平日の昼時にもかかわらず、なかなかの人気のようだ。
後客の料理が先に提供され、直ぐに4人分の料理が一気にテーブルに出揃った。
"ざるうどん"だけは、見た目から武蔵野うどんではないのが分かる。色合いとうどんの太さで感じた印象からだった。
ステンレスの蓮華で、まずルーをひと口啜ってみよう。出汁で伸ばした蕎麦屋のカレーうどんとは違い、スパイシーでカレーライスに使ってもおかしくないルーだった。粘度は程よくあり、これが極太のうどんにまとわりついた。
うどんは武蔵野うどんの特徴である極太で、茶褐色な見た目に特徴があった。そしてうどん一本の長さが、かなり長かった。
顎が疲れる程の弾力、そして茹でが足りなかったのかと感じる程に、中心部に多少の粉っぽさを残した。
600gとは思えないほどのボリュームは、一気に平らげてしまった。そして丼の豚バラ肉、葱が良い箸休めになった。
義母は"肉汁うどん"にしたが、どうやら顎が疲れたようで途中で食べるのを諦めた。それでも300gのボリュームのほとんどを口にした。残ったうどんは、義父が食べていた。
楽しい昼のひとときだった。さて順番を待っている車に駐車場を渡し、食料品を買いにいつものスーパーへと向かった。
ちなみに移転した"うどん屋"は、調べてみると義父母の家近くで近日中に開店するようだった。また楽しみがひとつ増えた。