ダイエット指数：２　ビリヤニも頂ける超お得なミールス : カレーリーブス カフェ＆レストラン

本場南インド料理が頂けると聞けば、脳内は「サンバル」や「ビリヤニ！」となってしまう。
まるで条件反射で動くパブロフのなんちゃらみたいにだ。

これまで多くの店で食してきたインドカレーの中でも、やはり自分的には南方系の料理がとても好きだし、体にも合うようだ。

初めてビリヤニを頂いた時の衝撃はいまだに忘れられない。


以前はサグパニール（ほうれん草系）やバターチキン（バター系）など、こってり濃厚なカレーとナンを合わせて頂くのが好きだったが、今ではすっかり変化し、白いバスマティライスにサンバルやラッサムをかけて頂くシンプルなものが一番好きになった。

なので、ビリヤニがあればベストだけど、一番はサンバルが美味しいお店。
これが自分の中ではとても重要なファクターなのだ。


さて、このカレーリーブス。
場所は十条にある。

インド料理というと、どうしても西葛西がまず頭に浮かぶ。
インド人居住者が多く、日本人相手もするが、故郷の味を頂きたいという同郷者向けの料理を提供する店も多く、中には日本語があまり通じない店もあったりするからだ。

同様の傾向は八潮にもあり、こちらはパキスタン系の料理店が多い。


ここ数年、破竹の勢いで都内にはインド料理店がオープンしてきたが、中にはインド料理にタイ料理、中華料理まで提供し、それをネパールのシェフが作るなんていうところもあったりして、個人的にはコンセプトを絞ったほうがいいのになぁ、、、なんて思ったりもするが、まぁそこは経営者の主義なのだから仕方がない。

自分としては、やはり本格的な純南インド料理を提供する店に行きたいし、そういう店を探している。


で、今回口コミを見ながらお店検索をしていたら、こちらのお店が見つかったのだ。
ただ、十条という場所が唯一引っかかったが、まぁ食べてみなければわからないし、お店の推しがミールスとビリヤニという事だったので、それなりに楽しみではある。


週末のお昼に訪問。
1階がバーカウンターと調理場を兼ね、2階が客席。
一番奥のテーブル席へ案内され、メニューを広げてみた。

ビリヤニランチに思わずひかれたが、ひとまず他のお客さんが何を注文しているのかをチラ見してみる。
一つ飛ばしてお隣のテーブルを見ると、6つくらいのカトリが並んだミールスを食べているお客さんがいた。
そこには中央にビリヤニらしきものがある。

ミールスにビリヤニ？！
自分の知っているそれは、サンバルにラッサム、ポリヤル、カレー、パパドに白いバスマティライス、デザートというのが標準形だ。

ここにビリヤニまでついてくるのか？！
いや、もしかしたら追いビリヤニで追加したのかもしれないと思い、近くにいたスタッフに聞いてみた

私「すみません、ミールスにビリヤニがついてるの？」
店「はい、白いごはんとビリヤニがついてます」

？！ならばこれでいいじゃん。
ということで、ビリヤニランチを取りやめ、ノンべジミールスにした。


15分くらいすると注文した料理が運ばれてくる。
全体的に料理はすべて熱々ではない、これはおそらく手食をするお客がいるからだろう。

ビリヤニを一口頂いてみる。

う～、ビリヤニだね。
ただ、ちょっとパサパサしすぎているかな、、、と。
お肉のうまみがもっと出ていたら、いい感じに油がごはんと混ざり合っておいしくなるのだろうが、これはもしかしたら炊飯器で炊いているのかもしれないな。

サンバルとラッサムを含め、チキンカレーもすべて辛さはさほど強くはない。
まぁ仮に辛かったとしても、ココナッツ風味のポリヤルで緩和すればいい感じにほどけてゆく。


先ほどのスタッフが「お代わりしますか？」と尋ねてきたが、白いご飯とビリヤニのダブル盛りは、相当な量がありとてもお代わりなどできなかった。


お店の雰囲気はカレー店というよりは白い内装でカフェのような感じ。
料理は本格的かというと、中の中くらいなイメージ。

どうしてもビリヤニが食べたくて食べたくて仕方がないという衝動になった時には、いつでも頂けるこちらの店はいいだろう。


不定期でビリヤニ食べ放題イベントなどもやっているようなので、米好き＆ビリヤニ大好きっ子は要チェック。


おっと、、、忘れていた。
ミールス以外にチーズナンも注文したのだが、こちらはGOOD。
チーズがたっぷりというよりは、程よい量で重くならないし、ほんのりとした甘みと塩味が、箸休め的にちょうどよい。

ただ、チーズナンだけでも十分おなかにたまるので、こちらは2切れくらいで充分（1枚を4等分されたものが運ばれる）。
まぁ残ったらお持ち帰りすればよいか。