写真ではその皿の大きさを表現できなかった件！ : 居酒屋 花門

【当店３rdレビュー】
食べログ界にビリヤード会なんていうシャレオツなグループがあるとは。
そのビリ会からお誘いを受けたのが、自分としては今回3度目となる上板橋の「花門」さん。
そうです、あのイラン人のマスター、マンスールさんのお店。メディアにも何度も登場しています。
そこに呼ばれるということは、自分に課せられた任務は「食べろ！」ということでしょう。
なので、お昼を蕎麦２枚に抑えてやってまいりました。
ビリ会のmen党さん、アラン泥んこさん、apricotonさん、ラビかおりんさんの４人プラス、ぽぱいさんと自分のダブルPが加わり素敵な６人でのチャレンジとなりました。

今回は飲み放題コースではなく、まずはビールで乾杯の後、なんとキンミヤ焼酎でホッピー！実に嬉しいサプライズ。この店でキンミヤは初めて見ました。
これは予約を取ってくれたアプちゃんが機転を利かせて、キンミヤ焼酎をスペシャルオーダーしてくれてました。オーダーすれば、なんとかするのがマンスさん。柔軟です。
1本3000円ということでした。

ということで、本日はアラカルトで好きなものを頼みます。

◉「とりのから揚げ」400円…これは花門定番商品、ほとんどの人はこれを頼んで、その量の多さに声を上げる、というのが言い伝えのようなパターンです。味も良いです。

◉「キャバブマイ食べ」400円…今回初めて食べましたが、トマトベースでかなり美味しいです。「キャバ」というのはキャベツのこと？「食べ」は何なんだ？

◉「豚肉しょうが焼き」400円…これは「白飯ぐれ～！」と何度も叫んでしまった、完全にご飯のおかず。ランチだったら最高！

◉「焼きそば」400円…野菜たっぷりの細麺焼きそば、これはいくらでも食べられる。

◉「オムライス」400円…これも唐揚げと並んで、このお店の大定番メニュー。最初はその巨大さに驚くけれども、美味しくて最後は取り合いになります。

◉「ニラ玉」400円…〆はニラ玉。全5品に比べると薄味で、〆に適しています。ニラ玉は飲み物だということが判明。
そして、キンミヤのあとは、半分残ったキンミヤを半額以下でいただき、最後はJINROボトルをしっかりいただきご馳走様でした。いやー、腹いっぱい。

でも、あとで写真を見たら、そのお皿の大きさが表現できていない。
大人6人で6皿、しかも一皿400円。軽いんじゃない？
と思われた方、是非一度行ってみてください。「おー！」の歓声が上がること間違いなしです。

【当店2ndレビュー】
3年前、我々黒手会発足のきっかけとなったのが、ここ板橋の「居酒屋花門」。
花門名物の大皿料理が我々の馴れ初めと言ってもいいでしょう。
その後、あの忌まわしい感染症がまん延し、お店のイラン人マスター、マンスさんはどうされているのでしょう。などと思っていた矢先、黒手会のヴォーカル、ここもかちんさんから予約が取れたからと集合がかかりました。特命B級グルメ部長さんのバースデーおめでとう！パーティです。

あー、よかったーマンスさん、ちゃんと営業できていたんですね。
お客さんを喜ばせるために思い切った安値で提供しているお店だけにゆとりは無いはず。
よくぞここまで辛抱しましたな。

ということで、自分は上板橋からの歩きが遅く、同じ電車で降りた部長さんに軽々抜かれ、若干遅刻してしまいましたが、6人全員揃って無事乾杯です！そして部長っち誕生日おめでとう！
あ、そうそう、会費を払わねば。
えっ、まさかのお値段3年前と変わらずの食べ飲み放題3,000円！？
うっそー、少しくらい値上げしたほうがいいんじゃない、という皆さんのご意見もありましたが、今回は甘えちゃって、いただきまーす。

まず、前菜のサラダからして、魚介もたっぷり入りーので美味しいです。これだけでも胃袋のかなりのスペースを奪われそうになりますが、本番はこれからです。
居酒屋定番の唐揚げとポテサラ、んー、ウマい！
安いだけじゃなくて旨いからありがたいです。

そして、芋気分の今日は飲み物をビールから赤霧島にシフトチェンジします。
料理は麻婆茄子とナポリタン。
あれ？この2つはどちらもエスニック入ってます？
美味しいんだけど、我々が知っている麻婆茄子とナポリタンじゃないよね、などとなんやかんや言いながらも美味しくいただきます。

〆はトルティーヤみたいなイラン巻きとベーコンエッグ。
この辺のゴールデンアワーにかかってくると、記憶も定かではないのですが、このイラン風トルティーヤがとても美味しかったのは覚えています。
この頃、ステルスレビュアーのゴットさんは、赤霧おかわりとダジャレのマシンガン。
それを暖かく？見守りながらも教育的指導をする司令塔ココットちゃん。
我らが少食詐欺倶楽部代表の宇治綾鷹さんはこの日は抑え気味、なにか企んでますね。

いやー、美味しかったし、別腹が埋まってしまうくらいの満腹になりました。
終了の合図はもちろん「もうイラン！」。
と、マスターに告げて、ごちそうさまでした。また来ますねー！

去年の12月のオフ会です。
「C」さん、ん、いや「K」さん、イニシャルトークが難しい「コ」さんの呼びかけにより、食の趣味が合う方々が勢揃い、初対面でも旧知の仲的な素晴らしい雰囲気！笑い声で包まれます。
そして、その笑い声と笑顔は、我がメンバーだけでなく隣のテーブルもカウンター席も同様です。

というのも、この店の主イラン人のマンスールさん、底抜けに明るい。
もちろんそれだけじゃなく、サービス精神が旺盛を通り越して腰を抜かすほどの衝撃です！
提供される料理が全て大皿の大盛！これを見ただけで笑っちゃいます。
そして、メニューにあるもの全て会費内でお願いできるし、おかわりも自由です。
でも、おかわりというより、最初のお皿を片付けるだけで精一杯。
飲み物も、ワイン、焼酎、ウィスキーなどがテーブル上に揃っています。もちろん全て未開封。
生ビールも飲み放題です。
これでなんと会費3000円。ウソでしょ、ありえないありえない！

何しろ、お客さんの笑顔が見たい、それだけで店を開けているらしいのです。
後日、テレビで2回ほどこのお店とマンスさんが紹介されているのを偶然見かけたのですが、
実は、やはりこの商売は完全な赤字経営。当たり前ですがな！
その赤字を補填するために、なんと昼間は日雇いの肉体労働をしていらっしゃるのです。
それなのにあの笑顔、これを見たときは、ちょっと涙がこぼれました。

ひとりあたり1000円値上げすれば昼間働かなくて済むじゃん！
それでも、誰も怒らないと思うよー！
世にも珍しい、値上げしてほしいと切実に願うお店でした。

あ、料理の内容！
サラダ、ナポリタン、生姜焼き、唐揚げ、ポテサラ、オムレツ、
全て大皿で２つずつ出してくれました。
味も良いんだけど、全部ご飯のおかずにしたい料理！(笑)
目一杯食べて、目一杯飲んで、目一杯笑って、満漢全席の夜は更けていくのでした。
この楽しいメンバー、新年会で再開するお約束も出来てハッピーハッピーでした。
新年会レビューは3月末になる予定ですが(笑)