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創業64年の果物屋さんが作るフレッシュジュース
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kanamilk
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店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
果樹源（カジュゲン）
|
|---|---|
| ジャンル | フルーツパーラー、カフェ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ中央線【高円寺駅】徒歩１分 高円寺駅から21m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
18席 （テーブル：16席 カウンター：2席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング：高円寺南3-58-17に13台収容、4-16-18に6台収容、ほか |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 備考 |
ＪＲ高架下【高円寺ストリート１番街】 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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「64年ですねぇ」。
飲み終わったジュースのグラスをカウンターに持っていった時に、お母さんとお話しするとそんな言葉が返ってきました。
高円寺で64年前に開業した果物屋さんが提供するフレッシュジュースの店。
「ジュースのコーナーは前からあったので、それを活かして果物屋のスペースを改装してジュースの店にした」のだそうです。
というのも2年前にご主人が脳梗塞で倒れ、跡を継いだ息子さんたちが自分たちの手で店を改装して再出発したのだとか。
果物屋さんだったスペースの床には、しっかりした木材が使われ、以前の店の良かったところはきちんと継承。
大田市場から毎日仕入れた新鮮な果物を使って、搾りたてのジュースを出してくれます。
定番のジュースに加えて、季節の果物を使ったジュースも提供。
ある８月の暑い日、シーズンも終盤に近い桃のジュースを注文しました。
お母さんが店頭から大きな桃を持ってジューサーに向かいます。
しばらくして、「お待たせいたしました」と桃のジュースが登場。
自然な色合いで、キューブの氷が数個浮かんでいます。
ストローで一口飲むと、当たり前ですが桃そのものの味。
ちょっと甘味が強いのは、「ジュースですから、砂糖と水を少し加えて作る」から。
でも非常にさっぱりした甘さで、桃そのものを飲んでいるかのようなジュース。
後から来店されて、やはり桃のジュースを飲まれたご常連さんも、思わず「あ～っ、美味しい」と声を上げていました。
「うちは冷凍ものなんか一切使ってないし、その場で果物を搾って作りますから」と、謙虚な口調の中にもお母さんの自信が窺えます。
2度目に飲んだブルーベリーのジュースも、ブルーベリーそのものの味を楽しめました。
別の日の、ピオーネぶどうのジュースは葡萄の自然な甘さ。
葡萄の種までジューサーにかかっているのは、ちゃんとした素材を使っているということなのでしょう。
小腹が空いたときにはホットドッグなどもあります。
ピクルスドック(420円)には、ドッグの上にピクルスがしっかりかかってます。
そのピクルスがちょっと甘いのです。
フルーツでも入っているの？とお母さんに聞けば、「いろいろ細かく刻んで入れてますからね」とのこと。
きっと企業秘密なのでしょう(笑)
店内の椅子やテーブルは息子さんたちが自ら選んだものだそうです。
これまで続いた店のものを活かし、新しいものを取り入れ、今は搾りたての美味しいジュースがいただける。
代々続く商売が自然に継続されている様子が伝わります。
夏の暑い時なんか、ここのジュースを飲むと生き返った気分になりますね。