カレー南蛮の方が至福になれる！ : 萬寿庵

門前仲町にあるお店です。富岡八幡宮の参道のすぐ脇にあります。
昨年の１２月の会社の帰り、２０時頃に富岡八幡宮の「酉の市」に寄りました。お参りをしてから「酉の市」を眺めましたが、あまりに寒かったので参道脇にあるこのお店に寄りました。
こんな寒い夜はこのお店のカレー蕎麦を食べたくなります。

久しぶりに暖簾をくぐると、店内の雰囲気が一新しています。全体に明るくなって今風の雰囲気になっています。お店の人に伺うと、夏にリニューアルしたそうです。壁材に木材ををフィーチャーした面白いデザインです。残念なのは、お店に入ってすぐの中央に鎮座していた一味から十味まで並べてあった唐辛子のスペースが無くなっていた事です。これだけ唐辛子に拘っているお店は他にはないと思っていたのですが。

とにかく寒いので、お茶を持ってきたアルバイトと思われる若者に「至福のカレーせいろ」の大盛を頼みました。まだオーダー取りに全然慣れていないようなので少々心配でしたが、やはりと言うべきか持ってきたのは「至福のカレー南蛮」でした。あちゃ～と思いましたが、まあ良いかと思いそのまま頂きました。
お蕎麦はもり蕎麦なんだよな～と思いながらカレー南蛮を頂くと、予想外にかなり美味しいです。あれだけ唐辛子に拘りがあるのですから、香辛料にもこだわっているのだと思います。濃厚でスパイシーでありながらどんどん食べ進められるお蕎麦です。う～ん、どうして蕎麦屋のカレーって美味しいんだろう？と思いながら最後の汁まで完食です。美味しかったけど、次は「カレーせいろを食べるぞ！」と思って帰りました。

次の週の週末に伺って、「至福のカレーせいろ」の大盛を頼みました。
５分くらいでカレーせいろが来ました。黒い四角いせいろに星が飛んでいないきれいなお蕎麦が盛られています。そしてつけ汁は大きめの丼に美味しそうなカレーが入っています。
まずは、お蕎麦だけ頂きます。新そばとの事で、風味が良いでね。
それからカレーつけ汁です。濃厚なカレーにお蕎麦を付けて頂きます。カレーが飛ぶので、控え目に啜ります。

「あれれ？・・・」お蕎麦もカレーも美味しいんですが、何だか物足りません。食べ進んでもやはり印象は変わりません。
う～ん、やはり前の週に食べた「カレー南蛮」の方が満足度が高いです。
いろいろと考えた結論は、『このお店は、「カレー南蛮」の方が至福になれる！』　でした。（笑）
それ以降、このお店では毎回「至福のカレー南蛮」を食べています。

ごちそうさまでした！
また伺います。

門前仲町にあるお店です。富岡八幡宮の参道のすぐ隣にあります。
これまでお蕎麦屋さんの開いている時間に帰る事ができない生活が続いていましたが、最近は少し余裕が出てきました。近くのお蕎麦屋さんで頭に浮かぶのがこのお店です。
そして、3月とは言えさすがに夜になると寒いです。寒い夜にはこのお店のカレー蕎麦を食べたくなります。

18時半頃に伺いました。入口を入るとすぐ左に石臼が置いてあります。
奥の席は酒席で盛りあがっているようですが、手前のホールのテーブル席にはお客さんは居ません。花番さんに一人と告げると左奥のカウンター席（大きなテーブル席）に案内されました。

食べるものは決めています。カレー蕎麦の大盛りをお願いしました。
テーブル席の前には、このお店の売りである唐辛子の入れ物が並んでいます。一味～十味までとさらに塩山椒、梅山椒、味噌山椒の入れ物が並んでいます。この拘りはすごいですが、九味と十味って違いが分かるのかな～？と疑問に思いながらも入れ物に六味と九味と梅山椒を取って席に戻ります。六味と九味の違いは．．．良く分かりませんが良い辛味です。(笑)

5分もかからずカレー蕎麦が来ました。お客さんが少ないと早いですね。
大きめの丼に美味しそうなカレーが盛られています。カレーの中に浮いている青い葱がきれいです。
お蕎麦は細切りで白っぽい端正なお蕎麦で、盛りがきれいです。良く見ると細かい星が飛んでいます。

まずお蕎麦だけ一口頂きます。冷たく〆られていて風味があって美味しいお蕎麦です。以前よりも美味しくなっているように思いました。
熱々のカレーに冷たい蕎麦を入れて頂きます。やはりこのお店のカレーは美味しいです！
もともと蕎麦屋のカレーは美味しいものですが、このお店のカレーは一味違います。結構甘味が強いのですが、適度な辛味があってクセになる美味しさです。やはり香辛料に関する拘りが違うのでしょうね。寒い日でも体が温まります。

カレーが服に付かないように紙のエプロンが用意されているのもうれしいですね。

ごちそうさまでした！

東京、門前仲町にあるお店です。
新しい職場がこの近くなので、久しぶりに寄ってみました。何せ、富岡八幡宮のすぐ隣ですので、お参りの際にはお店の前を通りますがなかなか来れませんでした。
メニューは前回の書き込みを見て下さい。

久しぶりなので、まずは定番の天ぷら付きを。「季節野菜のバラ天せいろ」大盛りにしました。

四角いせいろに白っぽいお蕎麦が盛られています。切りは普通の太さですが、それほどエッジが立っておらずマイルドな印象。良く見ると薄皮の星が飛んでいます。
まずは、そのまま頂きます。風味はありますが、少し柔らか目で大人しい感じですが、なかなか行けます。

汁は、口当たりがマイルドで、辛口の汁です。汁に先の方を少し付けて一気に啜ると非常に気持ち良く啜れます。のど越しが良いお蕎麦です。大盛りであれば量も十分です。
全体的に、前回よりは良い印象です。

天ぷらは、細長い皿に盛られています。海老が一本付いて、結構品数がありますね。カラっと揚げられていてサクサク頂けます。

2回目は、少し寒かったので「カレーせいろ」にトライです。
カレーなど強い味の汁は、お蕎麦の繊細な風味や香りを吹き飛ばすので初めての時は頼みませんが、蕎麦の味が分かればトライしてみます。
このお店、店頭にも唐辛子をディスプレイするほど拘っています。一味～十味唐辛子まで揃っています。山椒も三種、用意しているそうです。香辛料に拘りがあるとすれば、カレーにも期待が持てますね。

さて、カレーせいろが来ました。せいろに盛られた大盛りの蕎麦の隣に、大きな白い丼に入ったカレーのつけ汁が鎮座しています。そのカレーの色がお蕎麦屋さんのカレーの色ではありません。かなり濃い目の色で濃い茶色のカレーの中の葱の緑がきれいです。本格的なビジュアルですね。これはうれしいです。

カレーは、かなりスパイスが効いていて、美味しいです。カレーせいろは、カレーが美味しいと、お蕎麦が負けてしまう場合が多いですが、ここのお蕎麦はカレーの強い味にも負けずきちんとした美味しいカレーせいろになっています。
これは、はまりそうな味ですね～。

ネックは、値段でしょうか...。
季節野菜のバラ天せいろの大盛り：1,800円、カレーせいろ大盛り：1,400円。内税なのはうれしいですが、毎週通うには少々お高いですね～。(-_-;

ごちそうさまでした！

門前仲町駅の近くにあるお店です。
東西線の木場駅の近くで用事があったので、近くのこのお店に寄りました。木場駅からだと歩いて10分程度の距離です。門前仲町の駅からだと歩いて4、5分の距離だと思います。
すぐ隣につい最近の大事件で有名になった富岡八幡宮があります。

お店の前には、売りにしている特製の薬味のディスプレイと特選地酒のメニューが飾ってあります。薬味は、一味～十味までに加えて、塩山椒、梅山椒、味噌山椒がそれぞれ「ベーシック」と「1．5倍」が置いてあります。正直、こんなに必要なのかな～と思いました。（^^）

入口を入ると右奥が厨房でその手前にテーブル席が並んでいます。お店の中央に、お店の前に出ていた、こだわりの薬味が置いてあります。
平日の金曜日の13時半過ぎに伺いましたが、先客はいないようです。その薬味の手前側にあるテーブル席に座りました。

メニューを見ます。
・せいろ：850円
・辛味おろしそば：1,100円
・つけとろそば：1,200円
・カレーせいろ：1,250円
・萬寿庵せいろ（山椒風味）：1,300円
・鴨せいろ：1,600円
・かき揚げせいろ：1,550円
・季節野菜のバラ天せいろ：1,650円
・そばがき：950円
ランチメニューもあります。
・冷たい／温かいそば＋ミニ丼（天丼／とろろ丼／かき揚げ丼／カレー丼／季節のミニ丼）：900円
・丼物（天丼／親子丼／かき揚げ丼／カレー丼）：850円
そばがきとせいろを頼みました。

待つ間にメニューを見ると、玄蕎麦は、北海道・茨城の蕎麦を使って、石臼挽きしてニ八に打っているそうで、蕎麦は職人による手こね、手打ち、手切りを行っているとの事です。

8分くらいでそばがきがきました。
大きめのどんぶりの中に湯がはられ、細長いそばがきが4本入っています。薬味はねぎ、鰹節、海苔、大根おろし、山葵です。
そばがきは、三口くらいで食べられる大きさです。一口頂くと柔らかくてねっとりとした感触です。若干粉っぽい感じも残っていいて、今一つの感じでした。私も最近、蕎麦粉を買ってきて家でそばがきを作って食べていますが、それとあまり変わりません。(-_-;

せいろは、四角いせいろに盛られています。切りは普通で色は薄めです。良く見ると、白っぽい薄皮の星が飛んでいます。
一口頂くと冷たく〆られていて心地良いですね。蕎麦の風味も強く感じます。歯触りも良く、のど越しも良いです。ただ、何となく物足りない感じを受けます。

つけ汁は、口当たりがまろやかで返しの辛味と出汁がきいている好みの汁です。蕎麦との相性もよくて気持ち良く頂けますね。

蕎麦湯は少しとろみが付いたタイプのもので、美味しく頂きました。

ごちそうさまでした。