いつものコンビーフはカレーとルーベンサンドに、ベリーハムは冷やし中華に使ってみました。(追記あり) : 千駄木腰塚 エキュート日暮里店

週末のこの日は都区内パス使って都内をぶらり。日暮里駅で途中下車して改札内にあるエキュート日暮里に伺いました。目的は羽二重団子とこちらのコンビーフ・ハム。

どちらも本店に行きたいところですが、真逆の方向なので両立行くのはちょっと難しい。エキナカで済ませることにしました。

日本レストランシステム系の自由が丘 黒毛和牛腰塚とよみせ通りの本店系と二系統ある腰塚ですが、こちらは惣菜・弁当類が充実している後者の系統。エリアのリニューアルがあったのか、前に伺った時とは売場の向きが変わっています。

その売場で購入したのはいつものコンビーフとベリーハム。同じものは自由が丘系でも買えますが、やはり本店系の方がありがたみがある気がします。

コンビーフはわさびと丼にしたり、コンビーフ・エッグでも食べましたが、今回初めて試したのがカレーのトッピングとしての利用法。世の中でもあまり見かけませんが、これが意外と旨い。腰塚だからなのかもしれませんが、是非お試し頂きたい味です。

ベリーハムは今回は冷やし中華にも使いましたが、これも大当たり。スーパーの大手メーカーのロースハム使うのとは全然違う。扇屋の玉子焼きも使った今季初の冷やし中華は超豪華な味でした。

やはりこちらのコンビーフとベリーハムは冷蔵庫に常備しておきたいものです。

追記)
後日モスバーガーで買った「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」をトーストしたものにコンビーフ挟んでルーベンサンドバを作ってみましたがこれが旨い。

今まではだいぶ手抜きの部分がある「なんちゃって」でしたが今回は香ばしくてジューシーでかなり本格的な味です。

パーラー江古田のハードトーストとウォッシュタイプのチーズ使ったマイレビュアさんのものには敵わないと思いますが、自分的には満足できる出来でした。

コンビーフは大好きなのに悲しいかな浅学の徒。この歳になるまでルーベンサンドなるものを知らずに生きてきました。それが今年になってから二度も目にすることに。

一回目は食にも美術にも造詣が深いマイレビュアーさんが池袋のデパートにある腰塚の売場で買ったコンビーフでルーベンサンドを作られたというレビュー。

そしてこの日、日暮里駅改札内のこちらの売場にコンビーフ買いに来て「小麦と酵母 満」とのコラボのルーベンサンドを見かけたのが二回目です。とりあえずコンビーフとベリーハムを買って帰って、早速ネットで調べてみると.......。

ルーベンサンドとはライ麦パンにコンビーフ、ザワークラウト、スイスチーズ等を挟んでグリルしたニューヨークでは定番のホットサンドでいろいろな派生型があるようです。

だとすると、この間神保町のベーカリーアベで買ったコンビーフとキャベツのマヨネーズ和えのサンドイッチも一つの派生型なのかもしれません。

ならばと早速家でなんちゃってルーベンサンド作りに挑戦。使ったのものは、

・地元の名店トーチドットベーカリーの松明食パン(ライ麦入ってません)
・市販のスライスチェダーチーズ
・市販のドレッシングで作った自家製コールスロー
・市販の練り辛子
・腰塚のコンビーフ

といったところです。グリルは面倒なのでパス。

で、完成したサンドイッチを食べてみると、初めてでコンビーフ以外は有り合わせの材料使ったにしては上出来。何より市販のコンビーフサンドよりもコンビーフの質がいいし、量も好きなだけたっぷり入れられるのがいい。ただなにぶん初めてなのでまだまだ改良の余地はありそう。

そう思って冒頭のマイレビュアーさんのレビューを改めて読み返してみると、江古田パーラーのパンとAOCのウォッシュタイプのチーズを使ったというサンドイッチの方がずっと旨そうに見えます。もっと熟読すべきだったか。

何事にも先達はあらまほしき事なり。なんちゃっての度が過ぎないようにしつつ、いろんなバリエーションを試してみて自分好みのルーベンサンドを発見したいものです。

追伸)
その後、トーチドットベーカリーのカンパーニュ、自家製コールスロー、神戸のスイミー牛乳のスキール(アイスランドのチーズ)と軽く温めた腰塚のコンビーフという組み合わせでも作ってみました。これも美味しいけれど、ベストではない感じ。さらに模索を続けたいと思います。

日暮里駅のエキュートにあるコシヅカハムの売店です。千駄木の本店に行かなくても改札内で自分の大好きなコンビーフやベリーハムが買えるのでとても便利。前回伺ったのは約二週間前ですが、コンビーフは売り切れでした。千駄木の本店に行ってもやっぱり売り切れ。テレビで紹介されたせいで朝10時の開店時には行列ができて、すぐに売り切れてしまうんだとか。お店の人に伺うと、生産量が限られるので、ほとぼりが冷めるのを待つしかないと。

この日、もしかしてと思い、日暮里で途中下車してエキュートへ。売店に伺うと、ちゃんとコンビーフがありました。売店のおにいさんから「いくらでも持ってって下さい」宣言。供給が改善されたのか、それとも早くもブームが去ったのか。いずれにせよ買えるのは嬉しい。一本1700円を買って帰りました。

家に帰って食べてみると、外見上は以前のまま。ほぐしてみると肉の繊維が長くつながっているのも変わりありません。食べてみると......。何か違う感じ。市販の缶詰なんかよりもはるかに旨いのはその通りですが、薄味になった感じで、肉のうま味に深みがない。コンビーフというものが作ってから熟成が進むものかどうかはわかりませんが、若くて熟成していない感じがします。自分の家で寝かせておけばいいんだろうか。

やはりこれは人気になったことの後遺症なんでしょうね。作った端から売れるから、十分に時間がかけられていないんでしょうか。テレビが作った一時のブームに振り回されず、質の高いコンビーフを作り続けて欲しいものです。