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Crazy crab と 濃厚ゴロゴロ貝まみれ蕎麦
鯵の醤油ハイブリッド & さんじ玉SP
こんばんは、天反ぢいです。
9月23日、麺処 晴さんを出た後、いつものように?さんじさんを目指しました。まずは、銀座線車両基地間の踏切を見て、平成2年に廃校になった旧下谷小学校の昭和3年竣工の建物を見に行ったら、ついに校舎の解体が始まるようです。足場が組まれていました。残念です。
で、ついでに下谷神社を通って、さんじさんに行きました。
〇2023年9月23日(土)午後1時半ごろ訪問
お店に着くと、おや~、もう昼時にしては遅いのに、行列です。数えてみると10人。しかたありません。まずは食券を買います。(食券を買ってから並ぶように書いてあります)
この日の限定は
・限定1:鯵の醤油ハイブリッド
・限定2:鯵の生姜醤油ハイブリッド
・限定6:MAD Curry 黄金昆布水蕎麦
・さんじ玉SP:吟醸玉
味と醤油ハイブリッド(1000円)とさんじ玉SP:吟醸玉(500円)をセレクト。内容はよく知りませんが、なんかおいしそうです。
食券は店員さんが回収しました。え、そんなに前から回収して大丈夫?
とりあえず、外に出ておとなしく並びます。
回転はわりといいようで、20分ほどで、ワタクシと次のお客さんが呼ばれて入店。
案内された席は厨房側カウンター。ステンレス張りです。ここ、足を入れるスペースがほとんどないのが難儀です。卓上にはステンレスのカップ、お冷ポット。冷たく感じていいですね。調味料は胡椒のみ。カウンターには常連さん?というか、たんによく来るお客さん?(どう違いのか措いて)。店員さんたちは話し好きのようで、何やら話に花が咲くようです。
やがて5分ほどでラーメンがやってキタ。
茶色いわりと透明感があるが、何やら、かすのようなものが混じっているスープ、中細麺、具は、低温調理チャーシュー3枚で、真ん中にやけに青い小葱楕円切りがのっています。
いただきます!
・スープはアジ煮干しの味です。苦みがないのは当然かもしれません、もちろんえぐみもありません。旨みとしては強いですが、淡麗系の感じです。醤油の味にはキレがあります。少ししょっぱめです。
ハイブリッドって、煮干しと鮮魚のハイブリッドかな?と思っていましたが違うようです。鮮魚系の味はしません。じゃ何がハイブリッドなの?わかりません。店内には情報有りませんでした。Twitterをずっと追っていればわかったのかな?
・麺は、中細ストレート麺です。麺線は揃えられてませんが。低加水ですね。なかなかしなやかで、コシというかそういう感じがします。
・チャーシューは、低温調理でピンク色です。肩肉でしょうね。薄いですけどいい食感です。滑らかで、いい肉の味が出ています。
というわけでキレのある鯵の醤油ラーメンでした。
ちなみに、カメラを上から狙ってラーメンを取っていたら、すごいねえ、ラーメンもそうやってとってもらうとウレシイと思うよ、とか声を掛けれました。別にすごくはないんですが。
麺が少なくなって、さんじ玉をリクエスト、ちょっと立て込んでいて、5分ほどで、まず、小皿の塩がやってキタ。そしてさんじ玉SP=吟醸玉がやってキタ。
おお、これは昆布水に使った麺じゃないですか。何も考えないで頼んでいて、ちょっと予想外でした。
・スープは昆布水で、塩分は薄い。なるほど塩が必要です。昆布の臭みは出てません。旨みだけですね。
・麺は、太目の中太麺くらいでしょうか、ちょっと平打ち気味ですね。硬めに茹でられていて、冷やされているので、強いコシを感じますね。浅草開化楼の麺ですね。
味は淡麗、ほとんど塩味なので、これは麺を楽しむのが、一番の目的の逸品。
ラーメンの方は暖かく、さんじ玉の方は冷たいので、ラーメンに麵を入れるのはためらわれたのですが、入れれば、鯵の味+昆布水の味を楽しめたかもです。ちょっとだけやってみました。
おいしかったです。ごちそうさまでした。
さんじさん、次から次へと限定メニューを考案しているようです。次は何が来るんでしょう。Curryもよかったかも。
それよりも前に、レギュラーメニューのマッドクラブや焙煎濃厚煮干しをクリアしておくべきでしょうか。
いやー、さんじさん、いいですね。
独特の旨味:冷製くるみダレ黄金昆布水つけ蕎麦
こんばんは、天反ぢいです。
8月11日(やまの日)は、晴さんのあと、さんじさんに向かいました。
途中、妙なところに踏切があるの発見。そばで見ると、地下鉄銀座線の車両基地のようなところで、北側と南側の敷地の間に道路があって、そこが踏切になっていました。南側の敷地は地下に続く線路があり、北側には、車両がいくつも留まっている。さすが東洋初の地下鉄。ちゃんといい場所に車両基地が作ってあったのですね。踏切は第3軌条がないので、昔は、この間停電していたんですかね?さて、そのあと、旧下谷小学校の校舎を見てから、廣徳禅寺遺趾の公園の喫煙所で一服し、さんじさんに向かいます。
〇2023年8月11日(金:ヤマの日)午後1時ちょっとすぎ訪問
お店に近づくと、行列はありませんでしたが、目の前で、2人連れさんがお店に入っていきます。また、すぐあとに3人連れさんが来ました。2人連れさんに続いて、ワタクシもお店に入って食券を買います。この日も限定メニューに3種類がありました。
限定1:冷やし醤油煮干蕎麦
限定2:悶絶背脂煮干蕎麦
限定7:冷製くるみダレ黄金昆布水つけ蕎麦
さんじ玉SP:吟醸玉
ここは昆布水つけ蕎麦にしましょう。券売機を見ると、限定7は1600円です。ちょとビビります。さんじ玉SPは500円。でも限定7にします。和え玉はやめておきましょう。晴さんで食べたし。限定7の食券を買います。
2人連れさんに続いて、外で待ちます。すると3分ほどで、先のお二人が店員さんに呼ばれて入店、ワタクシも続いて入ることができました。
今回は、厨房側のカウンター席一番右に案内されました。カウンターは総ステンレス製。足を置くスペースが狭いので、ちょっと窮屈。食券を出し、卓上のステンレス製カップにお冷やを注いで、待ちます。
3分ほどで、昆布水つけ蕎麦がやってキタ。
そして、小皿の塩がやってキタ。
最初は、塩で食べてください、と
つけ蕎麦は、チャーシューが3枚で、真ん中にやけに緑なネギがのっているだけです。シンプルですね。
つけ汁は、茶色でちょっと白濁っぽい色です。
塩は、真っ白。岩塩じゃないようですね。
いただきます!
・麺は、ちょっと平打ちで、ちょっとだけウェーブした太麺です。ちょっと茶色っぽいのは昆布水だけのせいではなさそう。食べてみると、硬めに茹でられていますが、モッチリ感があり、おいしいです。昆布水にも塩気はありますが、マッシブなので、やはり塩をつけた方がいいですね。塩だけで全部食べてもおいしく食べられそうです。さすが浅草開化楼の麵。
・昆布水は、透明感ある薄茶色で、ちょっとだけ醤油がきかせてあるようです。とろみはほとんどありません。昆布の出汁たっぷり。昆布臭さはでていません。細い昆布の断片が入っています。なかなかおいしい。
・つけ汁は、くるみダレということですが、くるみっぽい味はほとんどありません。くるみと言えば、くるみバターが作れるほど油脂分が多いはず。でも冷たいと油脂の味は響かないのかも。でも、言われてみれば、くるみっぽい風味があるような気がします。
それよりも、魚介系の出汁が効いています。もちろん煮干を使っているでしょう。でも、苦みやえぐみはありません。それよりも、なんとも言えない旨みがあります。ちょっとなんに由来する旨味かはわかりませんが、とってもおいしいです。さすが、さんじさん。
・チャーシューは、肩ロース肉でしょうか。ピンク色で、とっても滑らか。かなり低温で調理されているんでしょう。でも生ハムみたいに硬くはありません。ほどよい厚みで、とってもおいしいですね。
・あっという間に麺を食べてしまいました。せめて大盛りにしておけばよかった。つけ麺だけは大盛りが可能のようです。
というわけで、今回もおいしかったです。おいしい麺と、独特の旨味のつけ汁を堪能しました。 さんじさんは、創作意欲旺盛のようで、いろいろなメニューが入れ替わり出ているようですね。
また、何か食べに来ましょう。
ごちそうさまでした。
激旨!冷製ニボンゴレ
こんばんは、天反ぢいです。
7月7日は、七夕。はともかく、会社を午後半休にして、入谷の朝顔祭りに行ってきました。朝顔祭りは、7月6日~8日の三日間しかやってません。土日関係なし。4年ぶりの開催だとか。ちょっち値が張るが、本物の団十郎をゲットしてきました。
その前に寄ったのが、こちら、マイレビさんも絶賛のこちらさんじさん。
〇2023年7月7日(金)昼12時15分ごろ初訪問
お店は銀座線、稲荷町駅を出て、清洲橋通りを南下して、2本目の細い道を右に曲がって、しばらく行くとあります。上野駅からも近そうです。
お昼時だし、行列を覚悟して行きました。お店に着くと、外待ちお二人。
まずは、お店に入って、食券を買います。券売機の上に限定メニューがありました。冷製ニボンゴレ、スパイシー同上、冷やし明太子黄金昆布水つけ蕎麦、スパイシー同上。
今食べなければ、もう食べられないかもと思い。限定にします。
・冷製ニボンゴレ 1300円
ちょっちお高いですがそれだけの価値はあるんでしょう。メニューの説明書きはありませんが。
で、食券を買ったら、外待ちのお二人は、席が空いたようで、着席。ワタクシは外待ちしないとダメかな、と思ったら、もう1席空いて、外待ちなしになりました。
食券を出して、片付けられた席に座ります。
店内は、厨房側のカウンター席と、窓/壁側の席だけで、割と狭いですね。壁には何やら誰かの写真が。厨房側の席は常連さんのようで、店員さんと談笑してました。
やがてニボンゴレがやってキタ
ちょっと黄色っぽい白濁したスープに低温調理のチャーシューが2枚。真ん中に濃い緑色のネギが少々。シンプルです。スープに散らしてある青い細片はパセリでしょうか。
いただきます!
・スープのお味は?旨い!激ウマです。名前の通り、煮干し+ボンゴレでしょう。アサリの旨味が凝縮されており、煮干しの旨味が支えています。煮干しの雑味はありません。白濁しているのは鶏白湯を使っているのでしょうか。とにかく、アサリの旨味を混然一体で支えているようです。
ちょっとバターのような甘みを感じました。バターを使っているのでしょう。コクが出ています。こんなに旨いスープはめったにないと思いました。
でもアサリの身は入っていません。すごいですね。
・麺は、ストレートっぽい細麺ですが、しっかり硬めに茹でてあり、冷製なので、しっかりとした歯ごたえを感じます。ちょっとパスタっぽい感じもあります。これも最高に旨い!
・チャーシューは、ピンク色で、ほどほどの厚さで、しなやかです。そして、ざらつきを感じない滑らかさで、これも抜群に旨い。
というわけで、ちょっとショックを受けるほどの旨さでした。
ごちそうさまでした。
これならば、どのメニューも旨いに違いありません。また来ます。
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天反
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店名 |
さんじ
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
お問い合わせ |
090-9313-8828 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
・東京メトロ銀座線「稲荷町」駅(1番出口)より、徒歩3分 稲荷町駅から210m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
9席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:東上野3-36-4に7台収容、3-37-5に6台収容、ほか |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年1月29日 |
備考 |
掲載されているメニューは現在と異なるので、現在の正確なメニューを見たい場合は写真を参考にするかTwitterをご確認ください |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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こんばんは、天反ぢいです。
先日の土曜日はさんじさんに行ってきました。さんじさんのレギュラーメニューも食べてみたいと思いまして。とくに、crazy crabや濃厚煮干し、帆立煮干あたりに興味があります。最近の限定メニュー、濃厚ゴロゴロ貝まみれ蕎麦なんておいしそうです。
ついでに、旧下谷小学校はどうなったか、とか、旧岩崎邸なども見に行ってみたい。
さんじさんの2012年にこの地で開業していますが、どうやら、店主の森下氏はあるとき思い立って?丿貫の創業者の佐藤氏に学んでいるようです。そして、2015年ごろから、丿貫的なメニューを提供するようになったようです。丿貫も間借りで開業したのが2012年で、福富町に店を構えたのが2016年ですから、丿貫も今ほどメジャーじゃなかったころですね。2015年1月30日のメニューは、こんな感じだったようです。(とあるブログによる)
○マッドクラブ(数量限定)
Crazy Crab (豚骨醤油の白湯)¥1000
Addict Crab (清湯醤油)¥900
○煮干し
濃厚煮干 ¥850
煮干Hybrid ¥850
煮干清湯 ¥800
(醤油、塩)
というわけで、現在のレギュラーメニューにあるメニューがすでにあったわけですね。
ちなみに、マッドクラブ(mud crab: 直訳で”泥蟹”)とは、ノコギリガザミ類(特に日本で漁獲されるのはアミメノコギリガザミ)のことのようです。Crazy crabとはそこから連想したメニュー名でしょうか。マッドクラブは同時期、丿貫でも提供されていたようです。(そして横濱丿貫1周年記念で再現されたらしい)。
○2023年11月18日(土)昼12時10分ごろ訪問
お店は、地下鉄銀座線の稲荷町駅から、銀座線が走っている道を西に向かい、下谷神社の次の交差点を左に(南に)曲がって、すぐのところにあります。水色のビルの1回です。
お店に着くと、いつも行列がある店横には行列はなく、表に回ってみると、2人連れさんが立っています。食券を買いに入る様子がないので、すでに購入済みですね。ワタクシも店に入って買います。いらっしゃいませーという声がかかります。買ったのは以下
・Crazy crab 1200円
・限定4 1300円(濃厚ゴロゴロ貝まみれ蕎麦 (浅蜊×ムール貝×帆立))
さんじさんの券売機は、NIBOSHIMANIAさんと同じで、値段設定の違う限定ボタンが複数あって、限定メニューをそのつど、該当する値段の限定に割り振るというしくみです。限定1が1000円、限定2が1100円、限定3が1200円、限定4は1300円…というようになっています。限定メニューは券売機の上のホワイトボードに書いてあります。
さんじさんも丿貫系の各店と同様、店内連食OKのみせです。でも高くついたなあ。
いったん外に出るも、すぐにワタクシも呼ばれ、窓側の席に案内されて座ります。店員さんに、「どっちを先にしますか?」と聞かれたので、crazy crabにしました。「ニンニクを小皿で提供しますね」と言われました(らしい)。
店内広くはなく、あちこち黒っぽくちょっと暗いです。席は窓に向かった席が1列4席?。厨房側のカウンター席1列4席?かそのくらい。卓は狭く、椅子は背もたれなしの丸い椅子。まあ、居心地ががいいとは言えませんが、問題ありません。
卓上にはお冷やのポットと、ステンレスのコップ、調味料は胡椒があります。
店員さんは、店主ご夫妻?と、もう一人の男性です。(と思った)。さんじさんは、いつも、常連さん的なお客さんが来て、会話が弾んでいて、にぎやかです。(うるさいとは感じません)。
すぐに、Crazy crabがやってキタ。
オプショントッピングのうずらの卵(100円)がのっていて、サービスということらしい。
いつもの幅広で低いどんぶりに、茶色のスープ、そこにストレート細麺。上に広くて薄い低温調理チャーシューが2枚。麺はオムレツのようにチャーシューに巻かれているような感じです。その上に、濃い緑色の小ねぎの薄切りがのっています。そしてうずらの味玉が3個。
いただきます!
・まずは、スープを一口。油がいっぱい。見ると、どんぶりで層をなしています。スープ自体の味は、おいしいです。しかし蟹の味はほとんどしません。じゃ、なんの出汁か?と言えば、昔の通りならば豚骨醤油のはずですね。でも、家系的な強い味ではなく、ほとんど何の出汁かわからないような旨みですね。たしかに動物系の出汁のような感じはあります。油もなんの油かわかりませんが、ねっとりとしています。ラード的なものでしょうか。カニの身のような固形分は見えません。でも、スープはちょっと粘度があり、少し懸濁しています。スープを飲み干すと、少量ですが、豚骨の骨粉のようなものが残りました。
・麺は低加水ストレート細麺です。いや本来ストレートなのかもしれませんが、ウェーブしていますね。硬めに茹でられています。この麺は、丿貫さんのこの手のメニューに使われるのと同様で、小麦感を感じるというようなお味です。丿貫さんより少し細めのような気がします。この麺は、さんじさんでも主力でしょう。なので、麺箱のある浅草開化楼の麺でしょうね。ちなみに、丿貫さんは麺箱に「匠の麺 東京製麺」と書いてある謎の製麺所。質的にはどちらもよいです。
・チャーシューは、低温調理のピンクの、大きく薄いものです。結構な低温で処理されている感じです。これは丿貫さんやその他多くの店で作られているものと同様ですね。厚さも同じくらいですね。
・チャーシューの下には、刻みタマネギがくるまれてました。このスープはけっこう濃厚なので、よく合いますね。
・青いネギの方は、シャキシャキでよいのですが、このスープではあまり存在感が出ません。
・サービスのうずらの卵は、ちゃんと味のしみた味玉仕様で、おいしかったです。これまた丿貫と同様。
Crazy crabがなくなりかけたころ、次の「貝まみれ」をお願いしました。「すみません、お願いします」だけで通じました。店員さん、ちゃんとオーダーを把握しています。
すぐに「濃厚ゴロゴロ貝まみれ蕎麦」がやってキタ。
同じどんぶりに、同様のルックス。と思ったら少し違いました。
チャーシューが麺を巻き込んでなくて、普通にのっています。大判なので、麺がほとんど隠れています。
真ん中の濃い緑のネギは同じです。ちなみに、チャーシューの下にタマネギはなかったです。
・スープを一口。貝の出汁感は、いまいち弱いのが意外でした。こちらも動物系の出汁の旨みを感じます。たぶんこちらも豚骨醤油ベースかと思います。そして、層になった多量の油がのっているのも同じ。油の質もねっとりでたぶんCrazyと同じ。
・麺は、Crazy crabと全く同じですね。
・チャーシューも同じですね。
・青ねぎも。
・スープには貝のかけらがまじっています。底にはちょっとたまってました。アサリが一番目立ち、かなりの小ささで、これは刻まれてなさそうです。ちょっと黄色いムール貝もありました。見た感じすごく小さいのを使ってそう。ちょっと刻まれている感じがあります。ホタテは、よく見えないんですが、小さい貝ひもがありました。ということは小さい小柱くらいのを使っているんでしょう。貝柱はたぶん、ばらばらになっているのでしょう。小さいのをちびちび食べてみるとそれぞれそれらしい味がします。でもスープの味を支配するほどの出汁は取れていないんでしょう。
というわけで、それぞれおいしかったですが、ちょっと惜しいのがメインの素材の出汁が十分とれていないことです。しかし豚骨?の出汁は十分出ており、旨味はたっぷりでおいしいですが。それにたっぷりの油が、麺に絡みつきコクが出て、麺もおいしくなります。中には油が多すぎると感じる人もいるかもしれませんが。
Crazy crabに、にんにくがついてきたのはよかったです。おいしくなりますね。(蟹の味が強かったらわからないけど)。これ、貝まみれの方にもあるといいですね。こちらにも合いそうです。
あと、気が付いたのは、麺が丿貫みたいにきれいに揃えてないですね。まあ、必要ない処理ですけど、見た目も味のうちということもあります。丿貫さんは高級感を演出してます。
刻みタマネギに、ちょっと薄いやつの長いのが入っていました。これは食感が劣るので、取り除いた方がいいでしょう。まあ、ほとんど大した問題じゃないですけど。
ごちそうさまでした。
また来ます。また、おいしい限定を期待してます。ニボンゴレはとてもおいしかったです。