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トントンマンさんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
濃厚蟹みそラーメン 石黒商店
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線【神保町駅】徒歩2分 神保町駅から235m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
8席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 焼酎あり |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、お子様メニューあり 営業時間は子ども食堂営業中です |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2019年10月7日 |
備考 |
★火水木金は |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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この日の午前中、私の勤務先で雇用条件のことが議論になり、その中で、裁量労働制のことも話題になりました。
その中では成果を求め過ぎることで長時間労働につながり体調を崩す社員などが出る恐れがある一方で、制度を悪用して(美味い汁だけ吸って)優遇され過ぎている社員が存在するという二極化の問題が話題になりました。。
特になんちゃって裁量労働だと、達成目標として自らが楽に達成できるものを設定しても、チェック機能が働かずに(形式的な要件チェックで済まされてしまい)長い間見過ごされてしまうということがまま起こり得るわけで、一部のフリーライダー社員を生んでいるというんですね。
過剰労働の陰に隠れがちなこういう問題が、巷で言われている日本企業の生産性を落とすことにつながっているとしたら、やはりメスを入れなくてはならない問題なのだと思います。
この日は上記のような議論で結構熱くなったこともあり、ランチタイムは頭を冷やす目的もあって、ちょっとウォーキングをして白山通り越えのエリアまで出向くことにしました。
この日訪れたのは白山通りからちょっと引っ込んだところにあるこちらの蟹みそラーメンのお店です。
魚介系のラーメンは、近年一種のブームの様相も呈しており、色んなタイプのものが見られるようになってきました。
その中でも蟹みそというのは珍しいと思ったのですが、結論を先に言うと、当店はいわゆる「蟹みそを使ったラーメン」ではなくて、「蟹で取ったダシを使ったみそラーメン」のお店です。
勘違いされそうなのですが、常識的に考えると、さすがに蟹みそを溶かしたラーメンだとかなり原価が高くつきそうですよね。
当店がオープンしたのは2019年10月で、脱サラしてラーメン店としての独立を志した店主が、都内の有名味噌ラーメン店での修行を経てご夫婦で起業された純粋な個人店なのですが、2020年12月には渋谷に2号店を出店(濃厚蟹みそラーメン 石黒商店 渋谷店)していますので、なかなか積極的な経営と思われます。
第21回TRYラーメン大賞(2020-2021)でも味噌ラーメン部門で第5位にランクインしていますね。
この日は、12時10分前くらいの訪店になりました。
店頭には「こども食堂」と書かれた蟹を象った紙が吊るされていますが、この辺りは奥さんの意向がかなり色濃く反映されているようで、実際当店を仕切っているのは奥さんみたいでした。
店内は、入ってすぐ右手に券売機がありますが、最近はラーメン店の券売機もかなり字が細かくて見づらいものもある中、こちらの券売機はとても見やすいです。
メニューは、店頭にも掲示してあるので、券売機に向かい合う前に注文を考えておくことが出来るのもいいですね。
筆頭メニューは、特製濃厚蟹みそラーメン@1,200円で、これはその横に貼られた紙に「スープの仕立てから違います。」との記載もあるいわゆる看板メニューのようですが、その横に濃厚蟹みそラーメン@900円というのもあります。これは同じ濃厚蟹みそラーメンでも、「スープの仕立てが違う」相手とされているメニューということですよね。
このような場合、これまでの経験から特製では無い方(宣伝していない方)が満足度が高かったことを学んでいるので、濃厚蟹みそラーメンの食券を購入しました。
店内はカウンター席が8席のみ。一応パーテーションはありますが、席間は狭めで、この時間、私が着席した時点で満席になりました。
待つこと4分少々で注文の濃厚蟹みそラーメンが提供されました。
蟹の風味については、予想していたものよりはずっと弱いのですが、それとは裏腹に十分な蟹由来と思われるコクと甘みを感じます。
こちらの蟹みそスープは、昭和9年創業の東京・亀戸の老舗味噌専門店「佐野味噌」の特製味噌をベースに、北海道産の蟹を丸ごと数十時間丁寧に潰しながら取ったダシとブレンドしたものらしいですが、なるほどその手間暇がスープの味に良く生きていますね。
そう言えば、佐野味噌と言えば、同じ神保町にある「とん汁とからあげの専門店 ばくばく 神保町」(利用済みで、結構高く評価しています。)でも使われています。
麺は、浅草開花楼の特注麺で、家系を彷彿とさせる低加水の中太麺なのですが、タピオカ粉を配合していることで、しっかりした弾力とモチモチ感があります。蟹みそスープとの絡みもとても良く、このスープにこの麺を合わせたセンスの良さも感じられますね。
チャーシューはかなりロングサイズのバラチャーシューで旨味たっぷりでしたし、トッピングされている岩のりも国産の高級岩のりだそう。
シャキシャキ感のあるモヤシも前日夜の収穫ものを使うなど、素材へのこだわりも感じられ、全体に完成度の高さが窺われました。
脱サラで始めたラーメン店でもやり方次第でここまで完成度を高められるのだなと、他人事ながら、何故か少し嬉しい気持ちになりましたね。
ただ、ベーシックラーメンが@900円というお値段の高さはネガティヴ要因と言わざるを得ませんし、オープン1年で2店目を出店したともすれば前のめりとも思える経営姿勢は、ややリスキーさを孕んでいるものと感じられます。
積極経営自体は大いに結構なのですが、これから先は、節目でキチンと地歩を固めながら進んでいく堅実さも必要になってくるのではないでしょうか。
その上での益々の発展を期待したいですね。