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【水道橋】酉年?いや寅年最初の焼鳥は高くらでw
正月は三が日で終了。
子供の頃は一年中正月だったら良いのになwと思っていたものですが、最近は3日もあれば十分だと思うようになりました。
出していない先に年賀状を書いたり、友人宅に伺ったりと正月ライクなことをしていても仕事のスケジュールが頭を過ぎったりしますw
まあ正月くらいはのんびりと思うものの、のんびりした分、明けから忙しくなるのは避けたいのでつらつらと仕事を始めつつ一杯飲むという中途半端な状況。
これはどこかでしっかり呑んで正月にプンクトを打とうと思い、正月早々やる気満々の飲食店はないかwと物色します。
お、ご近所で高くらが営業を始めていますね。
早速電話すると、お若い店主が電話に出てくれて席を確保してくれました。
正月早々焼鳥がいただけるのは嬉しいことです。
今年はとり年ですし(とら年だ)いいじゃないですか一文字くらい〜〜w
相場格言では、寅、千里を走る&申酉騒ぐと言いますからだいぶ違いますけど。
ということで善は急げと水道橋へ。
店に入ると既に半分程度の客の入りです。
お節に飽きた人、結構多いのかもね。
お通しは柚子大根、寒い季節には心も身体も嬉しい味わいです。
芋焼酎のお湯割とも相性がいいですし。
寒い中歩いてきた甲斐があるってもんですね。
では、大和芋の磯辺揚げ、煎り銀杏、蕪と茗荷のジャコサラダ、ワイフの好物ポテトサラダ、手羽先竜田揚げなどをお願いして焼鳥前を楽しみます。
今日は年明け最初の営業でいつもいただく糠漬けがさすがにないとのこと、残念でした。
また次回楽しみにしています。
ポテトサラダはよく練られていてマッシュな感じが強く、ねっとりしています。
甘さ控えめでアクセントに入っているいぶりがっこが効いていますね。
これは自宅でもできる工夫です。美味しいなぁ。
煎り銀杏と蕪と茗荷のジャコサラダを摘みに芋焼酎のお湯割を飲むと正月気分はあっさり消えて、日常を取り戻した感じです。
でも日常って言っても毎日自宅だからなぁw・・・
またぞろ感染が広がっていて、友人の感染症専門家が言ったようなシナリオで進んでいます。
友人曰く、年末の民族大移動で1月中旬以降感染拡大が始まると。
昨年の今頃と全く同じ状況なのに何の予防策も実施しなかったのは失策としか言い様がありません。
そんなこと考えていても仕方がないのでw手羽先の竜田揚げをいただきます。
揚げたてに焼鳥のタレが絡めてあり、まだじゅわじゅわ言ってます。
焼鳥のタレって揚げもんにも合うんだね〜これも自宅で試してみよう。
ほんのり甘味があり、胡麻の風味も効いていてなかなか美味しい。
では焼鳥を。
いつものお任せ7本をお願いして、あとはお腹の具合に任せて追加します。
ささみさび焼き、レバータレ、砂肝、モモ、つくね、白玉、ハツです。
前回はモモの代わりにぼんぼちでしたが、今日はモモだ。
どれも丁寧な火入れで、慎重に焼いているのがよくわかります。
焼鳥って経験がモノをいますからどんどん焼いて腕を磨いていただきたいと思います。
焼鳥に飢えていたのでw早速追加です。
膝軟骨、せせり、皮、ぼんぼち、玉葱をお願いしました。
ぼんぼちとせせりはタレで、軟骨と皮は塩です。
こちらは薬研は置いてないのに膝軟骨はあるというちょっと変わった焼鳥屋でwそこが気に入っています。
正月なので、客引けは早いです。
あら、気がついたら我々しかいないw
と思ったらスーツ姿の若者が2人入ってきましたよ。
まさかの正月出勤とは不動産屋か?まあいいか。
スープをいただいて新年最初の焼鳥終了。
美味しい焼鳥が正月早々食べられて今年の食運も万全ですw
今年は前厄ですが、厄落としもできたように思います。
ご馳走様でした。
普段使いできる気の置けない焼鳥屋
前回残ったボトルの期限が迫っているので、もう一本入れにw高くらへ。
ご近所ほど近くはありませんが、徒歩圏にある旨い焼鳥屋です。
ふと焼鳥食べたいなと思った時に予約なしでも来られる敷居の低さが好きです。
その点では大変貴重な存在です。
いつもありがとうございます。m(_ _)m
早速ボトルの残りで水割りを飲みつつ、お通しをいただきます。
本日のお通しは里芋とクリームチーズといぶりがっこの和え物。
お客さんの評判も上々なので近々メニューに加えるつもりとのことです。
確かに甘味と酸味とクリーミーな塩味がいい感じでまとまっていますね。
この店のマスト、50年ものの糠床で漬けた糠漬けの盛り合わせをまずお願いして、焼酎を呑みつつメニューをチョイス。
今日の糠漬けは胡瓜、大根、人参、茄子です。
気温が下がって来ても短時間で漬くので、店にとっても大変便利なんだそうです。
焼鳥前に水茄子の刺身、祖父江の煎り銀杏、大和芋磯辺揚げ、茶碗蒸し、とりわさをいただきました。
銀杏は大粒で苦甘く、茶碗蒸しはとろとろでとても美味しかったです。
湯引きして乱切りにしたとりわさも断面が上手いこと醤油と絡んで味わいが増しますね。
盛り付けもきれいできちんと修行して来たことが窺えます。
焼鳥は7本セットを先にお願いして、ささみさび焼き、レバータレ、砂肝、ぼんぼち、白玉、つくね、はつをいただきます。
以前は火入れに多少のばらつきがあったのですが、最近は焼き台にフィットして来たのか、ばらつきがなくなりました。
丁寧に丁寧に一所懸命焼いていますから、これからも腕を上げていってくれると期待しています。
追加でもも、せせり、手羽先、椎茸をいただきました。
せせりがタレなのは意表を突かれましたが(前は塩だったよね)、これはこれで美味しいです。
特に美味しかったのは椎茸かな。
いい感じに水分が出てしっとり焼き上がっていました。
先に入れたかちがらすのボトルはとっくになくなり、今度は鹿児島の芋を入れて店を出ます。
これでまたしばらくしてふと思い立った時に焼鳥がいただけるわけですね。
ありがたやありがたやw
ご馳走様でした!!
予約なしでもふらりと立ち寄れるのがいいねぇ
焼鳥好きです。
焼鳥大好きです。
でも最近は焼鳥ブームらしく、食べログで3.5を超えてくると途端に予約なしでは入れない店ばかりになりますから、ふと焼鳥食べたいなと思った時に気軽に入れる店がなかなか見つからないのが困りものです。
そんな時、これまでならマダムの接客が楽しいご近所の焼鳥屋に行っていましたが、長引くコロナの影響で大変残念なことに閉店してしまいました。
神保町の気の置けない焼鳥屋も緊急事態宣言中は休業してるし、根津の比内地鶏専門店も同じく休業中。
結果的に焼鳥屋には毎月数回通ってはいるものの、ローテーションを組んで巡回しているわけではありませんから、この“ふと焼鳥モードになった時にすっと入ってさっと食べられる店”のあてがないんです。
その“ふと焼鳥モード”の有力候補がこちら。
水道橋の旧いもや(とんかつのほうね)の路地を入ったすぐ左手に店はあります。
いもやの跡地もイマカツになってラーメン屋になって、今は定食屋です。
またいもやに戻らないかなぁ・・・
ということで店内に入ると、先客はなし。
本日口開けの客です。
カウンターではなくテーブル席になりました。
これから入ってくる客との距離を保つ作戦ですねきっと。
なぜかこの店に入るとかちがらすという焼酎ばかり飲んでます。
毎回四合瓶を飲み切っちゃうのでw今日はゆっくり呑むぞということでボトルでお願いします。
それとこちらの糠漬け、最高なんです。
まずはこれで一杯ですね。
とその前にアミューズ登場。
カクテルグラスに入ったCrème Vichyssoise Glacéeです。
お、焼鳥屋じゃないみたいだねw
ポロネギじゃないけど葱のピリリとした辛みも効いています。
焼鳥だけじゃなくて料理も楽しんでくださいっていうメッセージと受け取りましたよ。
で、こちらの糠漬けがきれいに盛り付けられて出てきました。
素晴らしい香り、しっかり漬かってます。
大根も人参も胡瓜も素晴らしい美味しさです。
ここの糠漬けより美味しいのはなかなか食べられないよ。
でも糠漬けだけじゃね、ということでメニューを物色。
水茄子の刺身、豆腐のロールキャベツ、蛸の唐揚げをオーダーして、その後に焼鳥7本コースをスタートしてくれるようにお願いしました。
こちらの焼鳥コースは1800円ですがコースに入っている焼鳥は全て単品で200円と表示されていますから鳥スープが400円だったらお好みで注文しても同じなんですけどwまあいいか。
泉州の水茄子、季節もそろそろ終わりですね。
サクッとジューシーでほのかに甘く、山葵醤油でも塩でも本当に美味しいですよね。
今シーズンも堪能させてもらいました。
こちらも皮を一筋剥いてきれいに盛り付けてあります。
期待通りの美味しさに酒が進みます。
蛸の唐揚げも居酒屋鉄板メニューですよね。
下味がしっかり沁みた申し分のない味わいです。
普段は唐揚げにレモンを絞らない派ですが(衣が湿っちゃうのが嫌なんです)、蛸の唐揚げにはとても合いました。
ヤヴァい、焼酎があっという間にボトル半分ほどに。
親の仇のように飲んでるなw
本日一番感心したのは豆腐のロールキャベツでした。
蛤で出汁をとって餡掛けスープを作り、ロールキャベツにかけてあるんですが、これが大変美味しい。
豆腐のふんわりした甘味が引き出されていて、上品な旨味が味わえます。
エディブルフラワーを散らして見た目もきれいですし。
やはり単なる焼鳥屋じゃなくて和食を強く意識した料理ばかりです。
鳥田中には敵わないけどなかなか良いよね。
焼鳥は王道のささみから。
こちらはさび焼きではなくて柚子胡椒です。
もう少しレア感が欲しいところですが、塩振りが優しくてバランスの良い味わいです。
柚子胡椒もふわっと香り、ささみの淡白な味わいに花を添えてくれます。
出足好調です。
お次はレバーがタレで、砂肝が塩で登場。
慎重かつ丁寧な火入れです。香ばしい炭火の香りがいいですね。
前回も感じましたが、こちらのタレはとろみがあってほんのり甘いです。
砂肝は表面にしっかり火入れしてありますが、焦げるほどではなく良い塩梅です。
続いてタレで濃厚な味わいになったモモ、あっさりしたうずらを挟んでタレのつくねをいただきました。
七味唐辛子で甘味のあるタレを調整しながら鶏肉の旨味を楽しむのは幸せですね。
1ヶ月に1度の予約日に電話掛けまくって席を確保するのもそれはそれで達成感を含めてエキサイティングですけど、気の置けない焼鳥屋で美味しい串の数々をいただくのは格別です。
酒が進む進む、どんどん進んじゃう。
あっという間にボトルが空になったので、もう一本お願いする羽目になりました。
ボトルを残してキープしていくつもりだったんですが、もう一本入れて残して行きましょうw
コースの最後はハツです。
大きめに切りつけてあって、塩で適度に脂が落ちているので食べやすいですね。
それにしても炭をたくさん熾さず、比較的少量でじっくり焼き上げるというのもありなんだなと。
強火の近火で攻め続ける焼き方も大好きですけど、こういう焼き方も悪くないです。
焼鳥ってとにかく技術がものを言う料理ですよね。
では追加で皮、せせり、ぼんじり(はワイフが要らないとのことなので1本で)、銀杏、手羽先をお願いします。
皮はタレですが七味唐辛子との相性が素晴らしく良いので、すっかり味に慣れて塩よりも好みになってきました。
この近くの酉たけのウルトラ個性的なタレとも違うのですけど、これは美味しくいただけます。
酉たけも9月いっぱい休業してるし・・・10月以降はきちんとルールを作って&守って飲食店の営業を応援したいですね。
せせりはやや焦げていますが香ばしくて美味しい。
ぼんじりは塩であっさりとした味わい、銀杏は緑が鮮やかな新物で柔らかくて滋味豊かです。
手羽先もちょっと焦げていましたが、まずまず美味しかった。
うん、こういう焼鳥がふらっと寄って食べられたらいいなという感じです。
イメージ通りで満足です。
締めにコースの鳥スープをいただいて、半分くらい呑んじゃった2本目のボトルに名前を書いて、近々の再訪をイメージしつつ店を後にしました。
ものすごく勝手な言い分ですけど、人気になって電話しても予約が取れないなんていう店にはなって欲しくないなぁw
ふと思い出したらまた来ます。
きっとすぐに思い出すと思いますw
ご馳走様でした!
2021年もお世話になりたい店めぐり⑨ 高くら編 お新香が激ウマなんです
神保町と水道橋の中間くらいにある焼鳥屋、高くらです。
かつて、あのとんかついもやがあった隣の店といえばわかる人もいますよね。
ちなみにいもやの後に入ったイマカツはあっという間に撤退して、いまはラーメン屋になってます。
で、先日電話して立ち寄ったところ酒肴も焼鳥も存外美味しかったので、また機会があったら行こうかなと思っていました。
いまや人気の焼鳥屋は遅くとも数日前の予約が必須ですし、毎月1回電話かけまくらないと予約が取れないところもたくさんありますから、気軽に立ち寄れる焼鳥屋こそ貴重な存在です。
ということで、焼鳥食べたいモードになったら(っていつも食べたいけどさ)すぐに行こうと思っていたところ、あっさり焼鳥モードになったのですぐ来たという次第。
今回は電話もしていませんが、前回と同じくふらりと暖簾をくぐりました。
先客はなし。
もともとコロナ前は深夜まで営業していた店ですので、客の出足は遅いようです。
20時までの営業なのにね。
では入口近くのカウンター席に陣取って焼鳥を楽しむことにしましょう。
この店の店主はまだかなりお若い方でフットワークも軽くすいすいと料理を仕上げていきます。
所作を見ていると料理を提供するのが好きなんだなと感じます。
そういうのって(勝手な印象だけど)ポジティブでいいよね。
では赤星をもらって喉を潤しながら、今日のオーダーを検討しましょう。
お通しはキャベツの塩昆布和え、これワイフの好きな奴だ。
案の定喜んで食べてますね。
ワイフはキャベツが大好きで、キャベセンが食べたくてついでにとんかつ食べるタイプです(笑)。
まあ確かに健康的だし、何もつまみがなくても塩昆布を胡麻油で和えるだけでそれらしい一品になりますし。
では、絶対外せない激ウマ糠漬けはマストとして、油揚げの葱乗せとたこ唐揚げ、とりわさを注文。
そのあとは焼鳥7本コースを頼んであとは追加しようっと。
かちがらすをボトルで頼んで水割りでいただきながら、厨房の若き店主の軽やかな動きを眺めます。
リズムがあって楽しそうに作っている様子が印象的です。
糠漬けの盛り合わせが白い大皿に乗って出て来ました。
おお、きれいに盛り付けられてるね。
ここの糠漬けは前回いただいて瞠目しました。
こんなすごい糠床が開店して間もない店にあるはずがないですから店主に聞いたら、修行先で50年くらい続いている糠床を分けてもらったとのこと、良い修行先ですね。
新富町にある焼鳥居酒屋の義常という店だそうですよ。
今度行ってみようっと。
それはともかく糠漬けです。
寒い季節にもかかわらず、とてもしっかりと漬かっています。
しかも見事な発色で色が全然抜けていません。
盛り付けもきれいで立派な一品料理です。
これを肴にかちがらすのお湯割りをいただくと仕事の疲れも一気に吹き飛ぶってもんですね。
気の利いた酒肴と旨い酒が有ればどこでも幸せだ。
油揚げの葱乗せは栃尾揚げを油揚げで作った感じの酒肴です。
栃尾揚げほどではないですが、そこそこの厚さがある油揚げを炙って鰹節と葱をたっぷり乗せて登場。
こういう酒肴って好きです。
ウチでもできるんだけど、ウチより確実に美味しく感じるのがいいんです。
たこの唐揚げはサックサク。
とても軽い揚げ上がりです。
油も衣も軽くてレモンがとてもよく合います。
私は普段、揚げ物にレモンは掛けない&絞らない派なんですが、こちらの唐揚げにはレモンの酸味がぴったりです。
ハイボールが飲みたくなる味っていえばいいのかな。
爽やかな揚げもんって変ですけど(笑)そんなイメージです。
さて、焼鳥をいただきます。
最初のささみは山葵ではなくて柚子胡椒が乗せてあり、これはこれで大変美味しい。
火入れの加減も上手でふっくら焼き上がってますよ。
ささみの香りと淡白な旨味を柚子胡椒が引き締めてくれます。
レバーはタレ、砂肝は塩です。
どちらも火入れは非常に丁寧で、炭火の香りが食欲をそそります。
タレはとろみがあってほんのり甘く、最近あっさりしたタレが多い焼鳥にあってはなかなか印象が強いです。
砂肝も焦げる寸前までしっかり火入れしてあるのに柔らかくて素材の旨味を引き出してあり、なかなか上手です。
いいなあ、美味しいなぁ。
合間にとりわさが登場。
湯引きしたささみに今度は山葵です、ってとりわさだもんね。
ささみの淡白な旨味を楽しむには最適な食べ方だと思います。
中は綺麗なピンクでねっとり甘く、外は火が通って山葵醤油が沁みます。
酒がいくらでも飲めそうな味だ。
今日は控えめにしようと思っていましたが、なかなか難しそうです。
モモ、つくねはタレで、うずらを挟んでハツは塩で出て来ました。
タレの甘みが七味唐辛子とよく合います。
甘辛なものって後引きですからついつい食べ進んじゃいますね。
バランスの良い7本セットで、単調にならず飽きのこない構成です。
これなら7本だけで満足する客もたくさんいるに違いない。
でも食いしん坊は追加です。
今日いただいていない軟骨(膝です)、せせり、手羽、皮、ぼんじりにいかだと椎茸焼きを合間に入れてもらうようお願いしました。
子供の頃、椎茸の薄切りがちらし寿司に入っていたのが虫に見えて気持ち悪くて手をつけなかったことから食べず嫌いになり、結婚しても頑なに椎茸を食べなかったんですが(笑)、ある店で冬菇椎茸の天麩羅を思い切って食べてから、これまでの人生で随分損してきたなと思うようになりました。
今日もしっかりいただきます。
膝軟骨は周りの肉と一緒に切り出してあってそこそこのボリューム。
塩が脂を適度に落としてくれてコリコリとした食感とともにあっさりいただけます。
せせりも塩であっさり。旨味がとても強く火入れ加減も好みです。
今日一番旨いのはせせりでしょうか、まだ食べるけど。
手羽はまずまず、もう少し火入れが優しいといいかなと思いました。
皮は前回同様かなりしっかり焼いてあって、私の好きなカリカリをやや超えてます。
きゅうりと小海老の和え物でちょっと一休みして酒を楽しみ、いかだをいただきました。
いかだもちょっと火入れが強かったですが、美味しくいただけました。
締めはぼんじりと椎茸。
ぼんじりは一転して優しい火入れの印象です。
表面がうっすらとキャラメリゼされたようにきれいな火入れで脂も適度に落ちて&浮いていますよ。
さっくりとろとろの食感&味わいで大変美味しいです。
これは・・・あまりぼんじりを食べないのですが最近の大ヒットですね。
今日のトップはぼんじりに修整、違ったお新香だ(笑)。
椎茸も優しい火入れですがふんわりと仕上がっています。
水分が浮いて表面しっとり、柔らかくて香りがいいです。
サイズは普通ですけど厚めでとても美味しい。
こういう目立たないけどちゃんとした素材を適価で仕入れて美味しく仕上げてくれるのがプロの仕事ですね。
素晴らしい。
最後にセットの鳥スープをゆっくりいただいてフィニート。
あっさりした鳥スープに胡麻と葱が効いています。
ホッとする味です。
今日も焼鳥を気軽に楽しむことができました。
フラッと立ち寄って美味しい焼鳥がいただけるのは本当に嬉しい。
今年もお世話になります。
ご馳走様でした!!
神保町の焼鳥屋業界(笑)に新顔登場
先日とんでもなく塩っぱい焼鳥、いやこれを焼鳥といったら焼鳥がトサカ真っ赤にして怒るでしょというレベルのものを食べたので、早いうちに口をリセットしたいなと、困った時の酉たけ頼みで電話したら満席。
ならば近くの蘭奢待にと思って電話したらまだ休業中だし、これは困った・・・
ふと思い出したのが、先日イマカツの跡地のラーメン屋、の隣にあった焼鳥屋です。
こちらもできて間もない真新しい感じの焼鳥屋でした。
場所を頼りに店名を調べて電話してみると、すんなり席が確保できました。
では気持ちの良い秋の夕暮れに水道橋を目指して歩きましょう。
後楽園遊園地(って今もいうのかな)には少ないながら人もいますし、ジェットコースターも稼働していて時折歓声が聞こえてきます。
マスクしてジェットコースターに乗るのは味気ないでしょうけど、乗れないよりは良いことですね。
withコロナの楽しみ方を考えるなり、発想の転換なりをしていく必要があります。
自宅からのんびり歩くこと30分弱で店に到着。
「紀州備長炭使用店」と掲げてあります。
備長炭使ってるから美味しい焼鳥屋とは限らないけど、材料にこだわってますというアピールにはなります。
期待値が高まりますね。
店内に入ると本日口開けの客でした。
深夜まで営業しているので、早い時間の客は少ないんだとか。
この時間は若い店主のワンオペで、しばらくするとホールが増えるそうです。
こんな時期なのに遅い時間に来るのか聞いたら、飲食店の関係者が自分の店が終わった後に来ることが多いんだそうですよ。
なるほど。プロ向けの店なのかな?(笑)
あ、かちがらすがある!
佐賀の焼酎ですが以前いただいたのは芋焼酎だった筈。
麦焼酎もあるとは知りませんでした。これは珍しいですね。
しかもボトルで3,000円とのことなので丸ごともらいました。
大和酒造は大変古い酒蔵で日本酒メインですが、九州なので焼酎も造ってます。
ではかちがらす(かささぎのことです)を飲みながら焼鳥前から行きましょう。
メニューを見ていたらお通しの枝豆が出てきました。
茹でたてアツアツです。嬉しいなぁ。
群馬の天狗印を取り寄せて提供しているんだそうです。
まもなく今年の生産終了ですけど、この時期の豆は大きくて甘いです。
もうすぐ丹波の黒豆の時季ですから、今から楽しみです。
ということで、注文そっちのけで枝豆食べて焼酎飲みました(笑)。
え〜、では改めてメニューを見ながら焼鳥前を。
レギュラーメニューはブックスタイルで小洒落た割烹スタイルですが、手書きメニューは小学生が書いたのかと思うくらいの拙い文字で(失礼)書かれています。
このギャップが面白いなぁ、って味とは関係ないけど。
で、蕪と茗荷とちりめんじゃこのサラダ、ぬか漬け盛り合わせ(自家製とのことなので)、茶碗蒸し、鯖の竜田揚げをお願いしました。
全部手書きメニューだ。
文字が上手い下手関係なく、何となく手書きメニューって惹かれるものがありますね。
チェーン店のコーティングされた写真入りのメニューが大嫌いなものですから。
うちには美味しいものはありませんと宣言しているようなメニューに見えるんです(笑)。
最初に出てきたのはぬか漬け。
これ・・・なんじゃこりゃ旨い!
上品で甘味も塩味もしっかりあってぬか漬けの理想のような味です。
聞いたら50年くらい使い続けている糠床を使用していると・・・50年?今年開店したのに?
本店があるんだそうで、この店はそこからの暖簾わけなんだそうですよ。
これは焼鳥前の期待が高まります。
って本店がどこだか聞くの忘れた。
蕪と茗荷とちりめんじゃこのサラダもオープンキッチンでどのように作るか一目瞭然。
注文を受けて一から作りますからそれなりに時間がかかりますが、蕪がシャキシャキで大変美味しい。
正統派居酒屋メニューです。
素材の塩味だけで余計なことをしていないので、素材の旨さがよくわかります。
茶碗蒸しと鯖の竜田揚げはごく普通というかちょっと期待外れでしたが、いずれも丁寧に調理してあって好感が持てました。
では焼鳥をいただいてみましょう。
焼鳥前で美味しく飲めたので、焼鳥でも美味しく飲ませてもらいたいです。
初めてですから、先づはオススメ7本コースをお願いしました。
ささみサビ焼きから始まって、肝、もも、砂肝、つくね、うずら、ハツにスープがいただけます。
我々が入店した後、次々と客が入ってきてそこそこの賑わいになりましたので、厨房も忙しくなってきました。
一品料理を手際良くこなしながら、焼き台に張り付いて丁寧に焼き上げていきます。
先日のパニック起こしている若造とは大違いですよ。
塩も遠めから満遍なくきれいに当てています。
最初はささみサビ焼き。
丁寧な串打ちで火入れ加減も申し分ありません。
いい感じに火が入った焼鳥って膨張するというか一回り大きくなったような張りが出るんですけど、まさにそんな感じです。
ささみの淡白で後引きな旨味・甘味と山葵のほろ苦さ・辛味がバランス良く口の中に広がります。
やるじゃん。旨いよ。
肝(レバー)はタレで。
タレはさっぱりしていて甘さ控えめです。七味唐辛子が活躍してくれる味わいです。
もう少し、あと30秒火入れが長いと完璧かなと思いますが、とても美味しいです。
丁寧に焼き上げてくれる焼鳥はやっぱり美味しくなりますね。
焼き台の前の若い店主も楽しそうに焼いていますから、きっと焼鳥好きなんでしょう。
砂肝は塩です。
串打ちもとても丁寧で火が均等に入るようによく工夫されています。
焼く前に串打ちの具合を調整してから焼くのも好感が持てます。
こんがりと均等に火が入って、砂肝の弾力と旨味がしっかり味わえます。
これもお見事、美味しいです。
モモはタレでやや焦げていましたが、これくらい強めの火入れがこのタレには合っていますね。
肉の旨味を邪魔しないあっさりしたタレですが、炙られると主張します。
甘味が増してモモの脂ととてもよく合います。
すごいすごい、全部美味しい。
つくねはタレ、うずらとハツは塩で出してくれました。
内臓系を塩で出すというのは自信のある証拠です。
いずれも火入れの具合が丁度良くて、大変美味しくいただけました。
やっぱり焼鳥屋を名乗る以上、こういう焼鳥を出してくれないとね○恵さん。
すっかり口の中が美味しい焼鳥でリセットされたので、機嫌が良くなりました。
それだけ先日の塩漬け焼鳥(笑)はダメージが大きかったってことですね。
だって帰宅してすぐ降圧剤飲んだのに、翌朝の血圧はいつもより高かったですから。
で、追加でせせり、皮、手羽、軟骨を。
軟骨は薬研かなと思ったんですけど膝軟骨だというので即お願いしました。
膝軟骨をレギュラーメニューに載せるなんて嬉しいじゃないですか。
せせりは塩です。
これもじっくり火入れして表面にきれいに脂を浮き立たせて仕上げています。
塩で脂と旨味が引き出されていますね。
とても美味しいせせりです。焼きの技術が光ります。
皮はタレで、モモと同じく火入れを強めて香ばしく焼き上げてあります。
好みですが私はもう少し焦げていないほうが好きです。
手羽と膝軟骨は大変美味しかったです。
両方とも骨と軟骨の周りの肉にうまく火が入っていて絶妙な味わいでした。
塩で味をつけるのではなく、塩で肉の旨味を引き出しています。
店主はお若いのにきちんと修行されているんですね。感心しました。
締めにスープをいただいて、今日の美味しい焼鳥体験終了。
これは煩い客が多い神保町界隈でも十分やっていけるクオリティの高い店だと思いました。
次回は焼鳥中心でがっつり食べたいです。
ご馳走様でした!!
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hongo555
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武田屋(桜木町、日ノ出町、関内 / 居酒屋、肉料理)
店名 |
閉店
炭火焼鳥 高くら
|
---|---|
ジャンル | 焼き鳥、居酒屋、日本酒バー |
住所 | |
交通手段 |
JR水道橋又は神保町より徒歩5分 神保町駅から348m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
お通し 600円頂戴しております。 |
席数 |
17席 (カウンター7席 テーブル4名席が2つ、テーブル2名様席が1つ ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に喫煙場所がございます。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、バリアフリー、車椅子で入店可 |
コース | 飲み放題 |
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ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
2019年3月15日 |
備考 | |
お店のPR |
神保町駅3分◇炭火でじっくり丁寧に焼き上げる焼鳥と季節を感じることができる一品料理を堪能
築地で店舗を構える店主が、新たに神保町に出店。当店では、炭火で焼き上げる焼鳥と季節ごとの一品料理をお楽しみいただけます。自慢の焼鳥は、産地直送の朝〆国産鶏を使用し、一本一本、丁寧に仕込んでいます。店主自らが選び抜いたこだわりの地酒やワインもご用意しました。当店の営業は25時(翌1:00 )まで。落ち着いた雰囲気の和モダンな空間で、美食や美酒に酔いしれながらゆっくりとお過ごしください。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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水道橋と神保町の中間地点にある高くらです。
以前、とんかついもやがあった角から路地入ってすぐです。
毎度ふと焼鳥モードになると電話して、席が空いていたらすぐに伺っています。
自宅から歩くと20分ほどですがご近所感覚、普段使いが魅力的な店です。
蔓延防止も出口が見えてきて、客の入りも年明けよりは良くなってきましたね。
1ヶ月ぶりくらいに伺ったらホールの女性が2人に増えていました。
きっと忙しくなってきているんでしょう、良かった良かった。
ではボトルの残りを出してもらって、早速今日の焼鳥前を楽しみましょう。
お通しは揚げた孫あれ、揚げ玉子w
揚げ出汁玉子にしてあります。
マストの糠漬け盛り合わせはやや小ぶりな器に盛られて登場。
あら、茄子がなくなったのが残念ですね美味しかったのに。
大和芋の磯辺揚げは若い女の子が担当、覚束ない手元で心配ですけどw眺めているのは楽しいです。
案外美味しく狐色に揚がりましたよよくできました。
薩摩赤鶏の叩きはムネとモモがきれいに切りつけられて出てきました。
これはかなり美味しいです。
生にんにく、生姜、山葵、小葱を適宜巻いて醤油でいただきましたが素晴らしいアテです。
ヤヴァい、ボトルが空いちゃったので次行きましょう。
玉葱焼きと焼鳥お任せをお願いして今度は麦焼酎にしました。
季節が進んでお湯割だと暑く感じるようになりましたから。
焼鳥はいつものささみさび焼き、レバー(タレ)、砂肝、モモ(タレ)、つくね、鶉卵、ハツの7本。
忙しいからか、いつもよりやや火入れが雑でばらつきがあり、火が入り切っていない串もありました。
余裕がなくなってくると美味しく焼けないというのはまだまだ修行が必要ですね。
合間にいただいた玉葱ステーキは新玉葱を厚く切ってバター醤油で焼いてくれます。
これが甘塩っぱくてクセになる。
こういう焼鳥前の摘みが上手な居酒屋と思えば良いんだね。
追加でせせりと皮をいただきました。
これはまずまずの焼き上がり、炭が足りないのを足していたのでそれが良かったのかもしれません。
基本はしっかりしているので、技術を磨けば美味しい焼鳥を安定して出せるようになると思います。
では次回に期待して、ご馳走様でした!