バーだけど、カレーがしっかりと美味しいお店！ : ジェイ・ティップル・バー

【2023年9月12日再訪問】

2023年神田カレーグランプリ・スタンプラリー　43日目
獲得スタンプ数／目標スタンプ数→３２／７０

大した業務も無かったこの日は、仕事を早めに切り上げて、気になっていたスイーツ店で遅めの「３時のオヤツ」。ちょっとだけ食べて抑えた事で、逆に空腹状態が強まる感じに。そのまま近くで済ませても良かったのですが、その早い時間帯を有効活用してみようかと！選んだのはこちらのお店。基本バーに行く事の無い私にとっては、なんとなく敷居の高いお店。勿論お店の方は、私の様なスタンプラリー目的のお客からはチャージを取る事もせず、オープンにして貰えてはいるのですが、やはり飲みに来ている人に混じってカレーだけ食べて帰るのは、なんとなくバツが悪くて…と言いつつも、過去に参加したスタンプラリーでは皆勤賞のお店なんですけれどね…早い時間帯であれば、そんな遠慮も要らないかと！

到着したのは平日の夕方５時ちょうど。入口にはバーテンダーの女性が開店準備中…という事で、５分程置いてから再訪問。目論見通りに店内のお客は退店時迄ありませんでした。

スタンプラリー目的である事を伝えると、早速準備に。開店直後でエンジンが掛かっていないのかな？過去の訪問時とは全然違った印象のバーテンダーさん…まあ、カレーを食べに来たんで、そこに集中…と、15分程の待ち時間での到着で。

前回訪問した時迄と、盛り付けが変わっていました。今年はカレーとライスは完全に別の皿での盛り付けとなっており、ライスの量が増えたのかな⁈とも。さて、カレー。カレーの味に変化はありませんでした。クローブの効いた中で、玉ねぎの甘さとブラックペッパーのピリッと感の共演が愉しめるコク深い味付け。少しだけトロッとしている点が、具材が溶け込んだ旨味を象徴している様で◎。辛味・甘味・酸味の共存状態のバランスの良さが、相変わらず素晴らしい。その中にホロホロに柔らかく煮込まれながらも、旨味が外に逃げない状態を保てているチキンレッグが３本。軟骨部分迄美味しく食べる事が出来ます！具材も多い為、バランス的に今回の盛り付けはライスの量がやや多めであったかも。ただ、そこは途中で軌道修正した事でなんとか…今回も美味しく完食‼︎

「スタンプラリーが無かったら、絶対に来る筈の無かったお店」としつつ、既に４回目。そして今、回っている「Ｅコース」にはこの手のお店が多い事にやっと気付く…因みに、退店時、いつものバーテンダーさんは、例年通り「頑張って下さいね！」と声を掛けてくれました。ようやくエンジンが⁈

ご馳走様でした。

【2022年8月27日再訪問】

2022年神田カレーグランプリ・スタンプラリー27日目。

土曜日で休みとなったこの日はランチからスタンプラリーに参戦！その後、新宿へとあるヴォーカリストのサイン会へ。ただ、そのサイン会が本当に内容の濃いモノで…想像以上に時間を要してしまい、晩御飯で予定していたスタンプラリー対象のお店はことごとくアウト…という事で、かなり遠くになってはしまうモノの、間違いなく営業しているであろう、こちらのお店へと寄らせて貰う事にしました。到着したのは夜８時を15分程回った頃。店内には常連さんらしきおじさんが２名いる状態でした。そんな状態の中で、バーにカレーのみでの訪問は少し気が引けるのですが…こちらはスタンプラリー目的の人からはチャージも取らないとしている良心的なお店。女性マスターには堂々と入れるべく店内へと招いて貰い、唯一で選択の余地の無い「J.Tippleカレー」の準備へ！

10分とちょっとの時間をおいて、カレーの登場です！去年食べたモノと同じで、内容に変更も無かったので、その内容の記載は割愛しますが…もし気になる方がいらっしゃいましたら、自分なりに詳しく書いたつもりの、前回訪問時のレヴューをご覧下さい。とにかく、こちらのカレーは本当に私の好み！なんでこの様なバーで、この様なメニューが提供される様になったのか…⁈他にスタンプラリー対象店のバーと言えば「エブラック」さんもありますが、あちらの軽さを求めたスープカレーとの比較も結構愉しいかも…という印象です！

スタンプラリーが無ければ来る筈も無かったお店への訪問もこれで３回目！私にとって、本当に有意義なイベントです！

ご馳走様でした。

【2021年10月23日再訪問】

2021年「神田カレーグランプリ」スタンプラリー53日目。

土曜の非稼働日であったにも拘らず、この日は普段の日では出来ない仕事をしに、こっそりと休日出勤。その帰りにこちらのお店へと寄らせて貰いました。到着したのは夜７時から数分前といったタイミング。店内では常連さんらしき先客が５人で賑わっていました。女性マスターが私を見るなり「カレーですか？」と。この質問には大きな意味があるんです。先客から離れたカウンター席にそのまま通して貰えました。

知らない方の為に…このスタンプラリー、カレー屋さんを舞台にしたイベントと思われるでしょうが、本業が別であるお店の参戦も多数あるんです。中でも意外と多いのがお酒を提供するお店。そういうお店に夜に訪問すると、基本的にはチャージ料を取られるんです。ところが、バーが本業であるこちらのお店は、スタンプラリーが目的である事を伝えると、なんと免除して貰えるんです！有り難いお店の配慮です！

注文から10分程の待ち時間での到着です！一見、スープカレーを思わせる見た目のカレー。一口含んでみれば…スパイス感強めのコク深い…やはりスープカレーの様な味で！チキンレッグが３本も入っている事で、全体的な肉率が高め。これに溶け込んだ野菜が影響しているんでしょうね。スパイスが立つ中で辛さは控えめというか、旨味の１つとなっている感じ。鶏皮のトロトロ具合と肉のジューシーさがカルダモンの効いた旨味を強調して行く…って、去年もこちらのカレーは美味しいと思いましたが、ここ迄美味しかったかな…？と思わせられてしまう程…ペロッと完食してしまえば、なんとなく物足りない感が残るも、それもきっとこの美味しさ故…。

この期間だと食べ易いメニューですが、普段はどうなんだろう…？お店によると、パキスタンの方に直接指導をして貰ったとされていますが、スープカレー好きな日本人には間違いなくハマる味かと思います。これはまた食べに来たい…。

ご馳走様でした。

【2020年10月3日初訪問】

神保町駅「Ａ５」出口から「靖国通り」を秋葉原駅方面へと向かい、「駿河台下」交差点から少し手前にある信号のある交差点より、水道橋駅方面へと延びる「錦華通り」へと入って行くと、やがて左手に現れる建物の２階にあるお店。

この前週から、先ずは「Ｃコース」に絞って、ようやく参加を始めた「神田カレーグランプリ」へのエントリー店。…とは言っても、こちらはかなり異色では…？というのも、カレー屋さんではなくて、カレーの提供のあるバーなんです。バーなんていつ以来だろう…？カレーだけを目的とした訪問にしようとした事による勝手な思い込みと、それ故の少しばかりの入り難さもありつつも、土曜日の夕方６時から10分程前に到着すると、まだ時間的に早かった事もあってか、先客は１人のみ…なんとカレーを食べていましたw！これで少し気が楽に。しかもバッグからガイドブックを出すのを見られて「カレーですね！」とこちらが注文する前に察してくれました。続いて「お飲み物は？」と聞かれ…そこは「スミマセン、カレーだけで…」という、こんな場では暴言とも取れる発言をしたにも拘らず「いいですよ！」と親切なお言葉…。まあ、そう言った直後に我慢出来なくなって生ビールを一杯だけ頼んじゃったんですけどね…やっぱりこういうお店の生ビールって本当に美味しいですね！２度注ぎをしてくれた、その泡の美味しい事！ほぼ一気飲みをしてしまいました…。

80年代のＰＶ全盛期だった頃の懐かしい洋楽が次々と流れる中…良いですね、この雰囲気。大好きです…10分程の待ち時間でのカレーの到着となりました。平たい皿の隅からライスが盛られ、その反対側の隅に寄せる様に、カレーの入ったボール状の容器が載っていました。先ずは注目のカレーから一口…。辛さというよりも、少し酸味の強いタイプのクローブの効いたスパイシーなカレー！思っていなかった味に、最初は少し驚きましたが、このスパイスの立った感じは嫌じゃない！この大分前にどこかで食べた様な感じもしつつも、新鮮な味に舌鼓！こういうカレーには、意外と普通の日本米が合ったりするんですよね！スプーンでホロホロと崩す事も出来る柔らかチキンも含めて、最後迄愉しませて貰いました。

店内はハロウィン一色ながらも、オトナの集まる店らしく、その趣向も店内に流れている洋楽の様になんだか落ち着く、良い雰囲気…。カレー店巡りをしながら、良い店見つけちゃったな…。１人でちょっとだけ飲みに来るのにも非常に良いお店だと思います。「カレーグランプリ」が終わったら、カレー抜きにでも、ゆっくり来てみたいお店です。

ご馳走様でした。