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剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!
【2019年4月訪問】
急遽東京に行く時間が取れたので、ダメ元で1週間前に空席確認をしたら空きがあったので滑り込めました。連れと2人でランチに訪問です。
当日は満席。ラッキーでした。
この日はなんとしても春のスペシャリテである、
・ホワイトアスパラ
・桜鱒のミキュイ
をいただきたかったのです。
また、肉は未食だった鳩を、冷前菜も未食だった豚足のパン粉付け焼をチョイスして、食べたことのないもの尽くしにしました。
連れはパテドカンパーニュをチョイス。
結論は、やっぱり何を食べても最高に美味しい。
特に桜鱒が悶絶級。ライムがアクセントになっていて爽やかで、それに酸味の効いたブールブランソースが絶妙!
アンディーブをバターでコンフィしたものが下に敷いてあるのですが、これが信じられないほど甘くて美味しい。全てが計算し尽くされた一皿。
鳩は初めてでしたが、言うまでもなく素晴らしい火入れ。
しっとりふんわりと焼き上げられた鳩は、一般的にイメージされる「鶏肉」の最上級バージョンという感じ(稚拙な表現ですみません…)
独特な味は皆無で、純粋な鶏肉の旨さを研ぎ澄ましたような味わい。
ジビエ好きにはその方面の味わいがないので物足りないかもしれませんが、鶏肉が好きなら必食です!本当に美味しかった。
ホワイトアスパラは、この日はアサリの出汁に木の芽、マスタードで味を整えたスープ仕立て。
穂先の甘さから、根本のほろ苦さまで存分に味わうことの出来る一皿で大満足でした!
豚足の詰め物は、豚足らしさをしっかり感じることができ、旨味が凝縮しています。付け合わせの野菜も文句なく美味しい。前菜にぴったりの一皿でした。
この日は食前酒にシャンパンをいただき、肉に赤ワインを合わせ、あとは炭酸水にして合計29,000円/2人。
相変わらず信じられない満足感。
ごちそうさまでした。
剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!
【2019年2月訪問】
備忘録。
某ドラマでヴォル・オ・ヴァン(ヴォロヴァン)がメニューにあったのですが、改めて北島亭のヴォルオヴァン(ヴォロヴァン)の凄さを実感したので写真を置いておきます。
北島亭の冬を彩る料理の一つ、ヴォロヴァン。
ドロドロのクリームソースにバターたっぷりのサクサクのパイ。とにかく死ぬほど重たい一皿ですが、魚介やキノコもたっぷりで、死ぬほど美味しい。
また、ドゥミドゥイユも冬限定メニュー。
初めて冬に北島亭に伺った時に、シェフにオススメされて注文して以降、冬には必ず食べてきたメニューです。
毎年マイナーチェンジしていて、
初めて食べた時は胸肉にスライスしたトリュフを差し込んで茹でていたのですが、翌年はトリュフを胸に差し込むのをやめ、その代わりにクリームソースに刻んだトリュフをたっぷり入れるようになりました。
この訪問時は、さらにスライストリュフを仕上げに使ってとてつもなく贅沢なものに。
むせ返るほどにトリュフの香りに溺れることのできる一皿です。
スーシェフの大石さんが独立してから、またどのような皿に変化しているのか楽しみ。
剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!トリュフパイの衝撃!圧倒的食体験!
【2019年1月20日再訪】
値段にひよってなかなか踏ん切りがつきませんでしたが、意を決して今冬はトリュフパイ(追加料金20,000円)に挑戦。
北島亭では、冬のみパイ料理(トリュフパイ、ヴォロヴァン、包み揚げなど)の提供をしており、中でもトリュフパイを求めて多くの美食家たちが毎年冬に殺到します。
北島亭に来るトリュフが日本で一番品質が良いそうで、しかもほぼ原価で提供するトリュフパイの価値をわかっている方は、1シーズンに何回も足を運ぶそうです。
ましてや今年は雨が多かったおかげでトリュフが大豊作!その中でも選りすぐりの個体が北島亭では楽しめるということで、期待値はMAX!
加えて、この日はこれまで食べる機会を逸していた蝦夷鹿のローストもリクエストしていました。
この日は友人と2人で訪問。以下のメニューにしました。
①冷前菜
・マルブレ
・サクラマスのマリネ
②温前菜
・トリュフパイ
③魚
・ヒゲダラのポアレ
④肉
・蝦夷鹿のロースト
(トリュフパイと蝦夷鹿以外は食べたことがあるので説明は割愛します。)
いよいよトリュフパイと対面。
焼きあがったパイをテーブルで切り開くのですが、シェフでもこの瞬間までトリュフの状態はわからないそう。
生のままで香りが良い個体も、火を入れると香りがなくなったり、その逆もある。
しかし、今年ははっきりと「今日までハズレは一個もない。今シーズンのトリュフは最高」と自信満々!
ザクっと切り開くと、シェフの自信の通り、トリュフの香りがパイから噴出し、あっというまに室内に充満!
クラクラするほどとてつもない香り!
生でスライスしたものは、個人的には少し刺々しいというか、むせるような強い香りと思っていますが、火を入れたトリュフは、なんというか、角が取れてまろやかな香りになっている気がします。ずっと嗅いでいられる。笑
その素晴らしい香りに、バターたっぷりのサクサクのパイ生地にフォアグラの旨味が合わさり、もう天にも昇る心地。
トリュフは50グラム入っているのですが、塊で口にほおばり噛み砕く度に鼻に突き抜けていく香り。
塊でないとたどり着けない境地があると悟りました。
私のような庶民は、さすがに1シーズンに何回も食べることはできませんが、何度も食べに来る方の気持ちがよくわかります。
できることなら何回も来たい!!最高です。
蝦夷鹿のローストも素晴らしかった。
信頼している業者から仕入れているため、完璧な血抜きにより臭みなど皆無。しっとりと焼きあがった赤身肉は、噛みしめる度にその肉の旨味がジュワッと味蕾を刺激します。
そしてまた脂がとてつもなく旨い!
「冷めると硬くなるので早めに食べて」と言われたので真っ先に食べたのですが、鹿の脂って甘さが強いというか、濃いんですね。でも、それなのにくどくない。脂だけでも料理が成り立つと思えるほど際立つ旨さでした。
幸せ。
ペアリングでワインをつけていただき、
54,000円/2人。
こんな圧倒的な食体験ができることを考えたら、1人27,000円は安い!!
来シーズンに向けて、トリュフパイ貯金を始めます。
また来年も絶対食べたい!
ごちそうさまでした。
剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!
【2017年3月〜2018年7月】
気がついたら近年は2ヶ月に1回ほど伺っています。
季節ごとに全くメニューが違うので、春夏秋冬はそれぞれ絶対行きたいし、定番メニューも食べたいから、結局年6回くらいになっちゃいます…。
まだアップしていなかったものもあったのでまとめて投稿。メニューを選ぶ参考になればと思います。
こちらのお店は、ひと月前くらいに予約をすれば、土日でも大体予約を取れると思います。
好きなもの4品選べるコース(昼10,000円、夜12,000円サービス料別、税別)が制限なくメニューを選べるのでオススメです。
上記コースにするとメニュー構成は、
アミューズ2品
冷前菜
温前菜
魚
肉
口直し(フルーツ)
デザート
お茶菓子&コーヒーor紅茶
となっており、かなりボリューミー。
冷前菜以外は基本的に2人単位でメニューを選ばなければなりませんので、偶数人で伺うことを強くオススメします。
追加料金があるものは、仕入れ値によって変動することもあると思いますので、明記はしておりません。悪しからず。
【2017年3月】
2名で訪問。
温前菜…大山地鶏のムース(冬限定メニュー)
魚…髭鱈のポアレ
冬限定の大山地鶏のムースは、クリームソースが濃厚で、ムースと聞いて想像するよりとずっとしっかりしていて、つくねに近い感じかな。美味しい。
【2017年6月】
4名で訪問。
冷前菜…フロマージュ・ド・テット
魚…金目鯛のポアレ
肉…ジゴダニョー(追加料金アリ)
フランス料理の真髄は豚肉の料理という方もいますが、豚の頭肉を使ったフロマージュドテット、秀逸でした!丁寧に切りそろえられた食材が口の中で渾然一体となるのはすごかったです。メニューにあれば是非!
鳴き声以外捨てるところはないと言われる豚。豚の頭肉も、全てをいただくフランス料理ならではのメニューですね。
一度は体験しておいたほうがいいよ、と言われたジゴダニョーも、この日初体験。最高の火入れで相当デカいポーションでしたが、柔らかくも羊の旨味がしっかり感じられ、塊で食べる羊肉がこんなに旨いとは思いませんでした。羊好きなら必食です。
【2017年10月】
3名で訪問。
肉…ジゴダニョー(追加料金アリ。パン粉付焼きver.)
性懲りも無くまたジゴダニョーをリクエスト。
また違うバージョンで出していただきました。今回は前回よりも火入れはしっかり。
【2018年1月】
4名で訪問
温前菜…ヴォロヴァン(追加料金アリ。冬限定メニュー、キノコ抜きver.)
魚…平スズキのヴァプール
肉…コルヴェールの丸焼き(追加料金アリ。冬限定メニュー)
キノコが苦手な友人のためにキノコの代わりに鶏のムースに変更してくれました。
動物性タンパク質オンリーのヴォロヴァン、バターたっぷりのパイ生地に濃厚なドロッドロのクリームソースがたまらなすぎます。
コルヴェールは北島亭で初体験。
網取のものを使っているとのこと。鉄砲で獲るものよりも脂が乗っているそうです。焼き上がりの美しいことと言ったらないですね。
鴨も、冬以外でも胸肉は食べられますが、丸ごとは冬だけ。冬には絶対食べておきたい逸品でした。身はしっとりで滑らか。内臓のソースも堪らない!思い出すだけで涎が出てくる。
【2018年7月】
冷前菜…特大サザエのブルゴーニュ風(夏限定メニュー)
魚…ブイヤベース(夏限定メニュー)
肉…牛ステーキのロッシーニ風(追加料金)
サザエでかすぎ。そして美味い!
夏の北島亭はサザエと鮑が最高ですね。
ブイヤベース、年々具材が増えてる気がします。笑
この日も魚介の旨味が凝縮した最高のブイヤベースでした。
肉はロッシーニ。この日の牛肉は歴代最高の美味しさに思いました。鮮烈に舌に残る肉の旨味、肉に力があるからこそフォアグラと合わせられるんですよね。本当に贅沢な一皿。
シェフと話をしたり、自分で買い物に行ったりすればわかると思いますが、これだけの食材を使ってこの値段で提供してくれることに感謝です。本当に暖かく素晴らしいレストランです。
まだ鹿とトリュフのパイ包みを食べていないので、今冬は絶対に食べると誓っています。
貯金しておかないと…
剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!!
【2017年8月19日再訪】
夏の北島亭。
本日は今の時期しか食べられない「ブイヤベース」を目的に伺ってきました!!
春夏秋冬で旬の食材を取り入れ、季節を感じさせてくれるので、お店に行くのが毎回楽しみです!少なくとも年に4回は通いたいです!
(※リマインド:北島亭ルールでは、冷前菜は一人一人違うメニューを選べますが、温前菜以降は塊で調理をするという信条から、2〜3人単位でメニューを選ばなければなりませんので、偶数人で行くことを強くお勧めします。
コースはおまかせコースや好きなものを選べるコースなどがありますが、「①冷前菜②温前菜③魚メイン④肉メイン」のそれぞれ一品ずつ好きなものを選べる、4品好きなものフルコースがお勧めです。コースは選んだ料理の他にアミューズ2品、口直し、デセール、プティフールが付いていますので、量については覚悟してください。笑
時間も大体11時30分〜15時30分までかかります。)
本日は連れと2人で訪問し、4品好きなものフルコース(10,000円)を注文、以下をチョイスしました。
①冷前菜
・鮎のコンフィー(私)
・メイタカレイと桃のマリネ(連れ)
②温前菜
・鮑のムニエル(プラス3,000円)
③魚料理
・ブイヤベース北島亭風
④肉料理
・カナダケベック産鴨胸肉のロースト(マイナス1,000円)
口直し、デセール、お茶菓子は、
・スイカのソルベとマンゴー
・クレームキャラメル(私)
・チーズのタルト パイナップル入り (連れ)
・プティフール
アミューズは、
・つぶ貝のビネグレットソース
・海老のビスク
でした。
①冷前菜の鮎のコンフィーは、北島亭28年の歴史で今年初めてメニューに取り入れたということで迷わず注文。
最後にカリッと焼いて盛り付けられた大ぶりの鮎が2匹も盛り付けられています。骨も太いはずなのですが、頭から尻尾までホロホロ。口に残る骨など皆無。
表面はカリカリなので食感が楽しく、肝のホロ苦さが絶妙な絶品!!
キュウリとブランのソース、キュウリのゼリー、モロヘイヤと岩のりとキュウリのソースが添えられているので、味を変えながら最後まで楽しく美味しく爽やかに食べられました。
②鮑のムニエルは、2人前で大きな鮑を丸々1匹!
一皿に豪快に盛り付けられた鮑を肝とバターのソースに絡めていただきます。贅沢すぎる。
③今日の目的だったブイヤベース。
今年の具材は、真鯛、太刀魚、白貝、ムール貝、ホタテ、子持ちイカ、伊勢エビでした。
昨年は魚はタチウオのみでしたが、今年は真鯛を追加したようです。魚の種類も増えて食べごたえが増しております。凄まじいボリュームです!
そしてたまたま入荷できたという伊勢エビが盛り付けられており、こんな贅沢なブイヤベースは北島亭だからこそ食べられるのではないでしょうか。
ブイヤベース憲章によるとスープと具材は別々に盛り付けるとありますが、北島亭のブイヤベースもスープと具材は別盛りなので、正式なブイヤベースと言えますね。
そしてこのスープが絶品なのです!昨年飲んだ感動が忘れられず、今年もこの感動を味わいたい!と思い伺ったと言っても過言ではありません。相変わらず魚介の旨味が詰まった極上のスープでした。
④鴨胸肉のローストも美味しかった。北島亭では初めて鴨肉をチョイスしました。まだ丸々1羽使える季節ではないので胸肉のみでしたが、マスタードと胡椒が絶妙で、鴨肉の赤身の力強い味にマッチしています。
火入れも当然完璧で、火を入れすぎたらパサつく鴨胸肉が、非常にしっとり。肉汁が流れ出ずにしっかり閉じ込められています。切っても流れ出ない肉汁。まさにプロの業。
ジビエシーズンになったら丸々一羽にも挑戦したい。
⑤口直しは、いつもとのスイカとは違い、夏らしくソルベとマンゴーでした。夏にぴったりで、爽やか冷んやりクールダウンできました。
デセールはチーズのタルトがもう絶品。チーズが濃厚で美味しすぎる。パイナップルもゴロゴロ。もしメニューで見つけたら絶対頼むことをお勧めします!
今日はプティフールも最後まで完食し、大石さんにも「よう食べたね」と褒められ(?)ました。
ペリエ(ライム風味の炭酸水)700円も注文して、本日は総額
30,326円/2人
でした。
今日も最高のランチをありがとうございました。
ベカス、ドゥミドゥイユなど、冬のメニューを心ゆくまで堪能!
【2017年1月22日再訪】
今日はベカスを食べに1ヶ月前から予約を入れて4人で訪問しました。いよいよ念願の初ベカスです!!
コースは10,000円コース。
さらにメニューによって以下の追加料金がかかっています。
ベガス1羽(2人前)…プラス10,000円
ドゥミドゥイユ1羽(2人前)…プラス4,000円
マルブレ2皿…プラス2,000円
フラン2皿…プラス2,000円
ワインもみんなペアリングで5杯6,000円。
ワインの勉強もしたくなってきました。
アミューズ①…つぶ貝のビネグレットソース
アミューズ②…タルトフランベ
冷前菜…ウニのコンソメゼリー寄せ(2皿)、根セロリ・トリュフ・フォアグラのマルブレ(2皿)
温前菜…フォアグラのパイ包み揚げ(2皿)、フォアグラとホタテのフラン(2皿)
魚メイン…メイタガレイの赤ワイン煮
肉メイン…大山地鶏のドゥミドゥイユ(2皿)、ベカスのロースト サルミソース(2皿)
北島亭初訪問の方もいたため、2皿はウニのコンソメゼリー寄せを注文しましたが、あとは全て冬にしかやっていないメニュー!
トリュフをふんだんに使った料理ばかりです。
出てくる皿出てくる皿、トリュフばっかりなので、今日やっとトリュフをしっかりと楽しむことができました。トリュフって、本当にすごい食材ですね。
マルブレ…
大理石を模したビジュアルで、セロリ、トリュフ、フォアグラのハーモニーが素晴らしかった!これは冬なら絶対食べておきたい!これから冬に行くときは絶対頼もうと思いました。
フォアグラのパイ包み揚げ…
ポルト酒の甘酸っぱいソースを絡めていただきます。パイ生地は甘くカラメルのようなパリパリしたものがコーティングしてあって、濃厚なフォアグラにマッチしています。
フラン…
いわゆる茶碗蒸しのような料理ですが、茶碗蒸しの具がフォアグラとホタテ。そして上には分厚くスライスしたトリュフがフランの熱気とともにテーブルの上に滞留しています。これは相当旨いです!トリュフが効果的に効いています。
メイタガレイの赤ワイン煮…
運がいいことに、私はほとんど魚料理は被ったことがありません。今回も初めてのこのメニューに興奮。旬真っ盛りの巨大なメイタガレイ(切り身から推察)を絶妙の煮付け加減で仕上げております。ソースは驚くほどサラッとしており、素材の味を前面に押し出すものでした。
ドゥミドゥイユ…
昨年はポシェする前に皮と身の間にトリュフを挟んでいましたが、今回はやめたそうです。そうなるともはや“喪服風”ではない気がしますが(笑)、その分ソースにふんだんに刻んだトリュフを投入。たしかにこの方がトリュフを強く感じられますね。この皿もテーブル中にトリュフの香りが。本当に今日は中毒になりそうでした。笑
ポシェした際に出た茹で汁を使ったクリームソースなので、鶏の旨味が凝縮されて幸せな味。ドゥミドゥイユ最高です。毎年食べに行きたい。
ベカス…
お待ちかねのベカス!!狩猟民族の言うところの「血の一滴までも味わい尽くす」ということで、王道の食べ方をさせていただきました。
「最近はベカスでも、ソースはバターやお酒をたっぷり効かせたソースを使うお店が増えてきた傾向にある、気がする(笑)」と大石さん。北島亭では本来の食べ方をしてほしいということで、内臓やガラを叩いてソースにするという王道の食べ方でいただきました。文字通り、食べれる部位は食べ尽くす。命を実感しながら食べることができました。
野生動物ならではの強い筋繊維、赤色筋肉、内臓とガラの濃く深い滋味、そして蕩けるような脳みそ。ベカスというものを堪能できました。
まだ今年は北島亭では3羽くらいしか仕入れていないということでしたので、食べられて良かったです。初ベカスなので、比較ができないのは悪しからず。
口直しは初めてソルベをいただきました。スイカもいいけどソルベもさっぱりしてデセールに向けて準備が整いますね。笑
今回は北島亭・冬を堪能できたのではないでしょうか。
トリュフとフォアグラのパイ包み焼きはさすがにまだ身の丈に合わない気がして頼めませんでしたが、いずれ絶対食べたいです。
冬シーズンは昼夜来店するお客様は、誰かしら頼んでいるというほど超人気メニューだそうで、あれだけの追加料金を払って余りある対価があることの裏付けでしょう。
今回は4人で95,580円。
いつ来ても最高の食事をありがとうございます。
ごちそうさまでした。
剛よく柔を制す!他の追随を許さない骨太のフランス料理!
【2016年12月11日再訪】
ヴォロヴァン、最高でした!!
【2016年9月10日再訪】
禁断症状がでるほどに行きすぎているので、冬までは北島亭を絶とうと思います。笑
冷前菜…
あかね和牛のパテアンクルート
ウニのコンソメゼリー寄せ
鮑のポッシェ
温前菜…アカザエビのポアレ
魚…マナガツオのポアレ ラタトゥイユ添え
肉…イチボのステーキ
この日のイチボは、北島さんも自信満々だったご様子で、「めったにこんないい肉入らないよ!美味しかったでしょ!ラッキーね〜」と満足気。
一緒に行った友人は本当に食べた瞬間に旨すぎて泣いてました。
冬はヴォロヴァン、トリュフのパイ包み焼き、ベキャス、ドゥミドゥイユなど、クラシックなフランス料理の王道が楽しめるシーズン。
財布を温めておかなければ。
【2016年8月19日再訪】
評価訂正
★×4.5→4.7
相変わらず最高の料理でした!
4人で訪問、以下メニューです。
アミューズ①…つぶ貝のドレッシング和え
アミューズ②…キュウリのスープ
冷前菜…
ウニのコンソメゼリー寄せ(2皿)
ラパンのテリーヌ(1皿)
鮑のポッシェ(1皿)
温前菜…
フォアグラのポアレ(2皿)
ポルチーニ茸のソテー(2皿)
魚…
ブイヤベース(4皿)
肉…
大山地鶏のロースト(2皿)
松阪牛のリブロースステーキ(2皿)
ブイヤベースがひっくり返るくらい旨かった!
念願のリブローズ食べられました。ボリュームやばすぎ…
【2016年5月28日再訪】
2人で訪問、4品好きなもの10,000円コースを選択
電話予約時にたべたことのない魚をお願いしますとお伝えして訪問しました。
アミューズ①…ツブ貝のドレッシング和え
アミューズ②…メロンのスープ
冷前菜…イサキのマリネ、フォアグラのテリーヌ ブリオッシュの包み焼き
温前菜…ホワイトアスパラ
メイン魚…柳ガレイのムニエル
メイン肉…秋田ポークのロースト
デセール…クリームチーズのタルト
剛のフランス料理と言っても食材の組み合わせは計算しつくされて繊細かつ豪快な味わいです。
私が大石シェフに勧められるがまま注文したフォアグラのテリーヌ ブリオッシュ包み焼きは王道のフランス料理。
ブリオッシュに練りこまれた大量のバターとフォアグラの濃厚な舌触り、そしてそれに胡椒でインパクトが乗っかり最高の口福がのっけから訪れました。レバーファンは必食です!
連れが注文したイサキのマリネはノリとグレープフルーツがこんなにマッチするのかと驚きました。ノリはイサキの臭さを消して味をまとめてくれるとのこと。いや、イサキも全然臭くないですけど。
ホワイトアスパラは超極太なので一本にしようか迷っていたら、「水分が多いから二本でも大丈夫でしょ」と言われるがままに二本で注文。
かなりの破壊力でした。メインが羊とかであれば二本でも大丈夫かな。この日は豚肉を選んだので結構キツかったです。笑
先端と根元では味が全く違っていてそのコントラストがとても楽しい!柑橘を効かせたソースが爽やかにお皿をまとめてくれます。野菜、魚、肉、デセール、全てが破壊的で本当に美味しい。
魚は食べたことないものというリクエストで柳カレイを用意していただきました。大石シェフいわく、魚の味が濃くて一番好き!とのことです。一人前が丸ごと一尾で破壊的なボリュームですが、旨すぎてペロリと平らげてしまいました。
北島亭の魚料理のレベルは次元が違います。
そして今回の目的であった秋田ポーク、連れが少なめでお願いしたので、その分を私のに足してもらいました!そしたら400グラムくらいに…。この店の味と量で満足しない人っているのかな?そして豚であろうが火入れは正しく神業でした。豚肉の火入れで感動したことは初めてでした。感動しました!旨すぎる!
こちらのお店の素晴らしいところは、客に媚びない、常連と初来店のお客さんの差別が全くないところです。来店したお客さんには皆さん等しく旨いもんを食べて満足して帰っていってほしい!!という信念でやっているのがいつ来ても伝わってきます。
怒鳴り声はその裏返しでしょ。
初来店から今まで、いつだってその日最高のものを食べさせてくれます。
この日も最高の食事をありがとうございました。
【2016年5月7日再訪】
お昼に友人5人で伺いました。
4品好きなもの10,000円コースと、全員お任せワイン5品6,000円
4人以上だと好きなものコースといえど、事前予約時に値段に応じたお任せコースになります。
が、予約時にリクエストすれば柔軟に対応してくださいますので心配は皆無です。
今回は初訪問の友人もいたので、北島亭定番コースと思われる料理をリクエスト。
リクエストした料理は、
冷前菜→ウニのコンソメゼリー寄せ
温前菜→ホワイトアスパラ、フォアグラ
魚→お任せ
肉→牛ステーキ、子羊の岩塩包み焼き
ほぼ全てのメニューをリクエストした形になりましたが、このように4人以上でも好きなものを楽しめます。
5人なので、温前菜以降は2皿3皿と2品ずつ注文してみんなでシェアしました。
大人数で行くと色んな種類食べられるので楽しさも倍増です。
結果的には以下の料理になりました。
①冷前菜
ウニのコンソメゼリー寄せ(3皿)
生牡蠣のマリネ(2皿)
②温前菜
ホワイトアスパラオランデーズソース(3皿)
フォアグラのポアレ京都産白筍添え(2皿)
③魚
山口萩産甘鯛のポアレ(5皿)
④肉
松阪牛イチボ肉のステーキ(2皿)
子羊岩塩包み焼き(3皿)
それぞれの料理は量マックス(アスパラは一皿2本、イチボ肉のステーキは一皿160g)で、各料理をみんなが思う存分堪能できました。幸せすぎる。
本当に全部が満足ですが、特にフォアグラとイチボ肉。
フォアグラは今までで食べた中で最高に美味しかったです。一枚を分厚く調理したときのフォアグラってあんなに美味しいんですね。
イチボ肉のステーキは、多分これ以上のイチボステーキはこの世に存在しないのではないでしょうか。昇天します。
最後に大石シェフに、「今まで運良く魚が被ったことがありません」とお話ししたら、『予約時に今まで食べた魚を教えてくれれば、被らないように配慮しますから遠慮なく連絡をください!』とのこと。
訪問日の一週間前くらいに食材の相談をすれば、オッケーだそうです。
どこまでも客に気を配ってくださる、最高のフレンチレストランです。
5人でサービス料、税込で94,400円。
ワインも1人5杯でこの値段。
ありえないコスパです。
【2016/3/13】
北島亭に行ってまいりました。
今回の投稿が、私の記念すべき(?)初投稿です。
北島亭は何度か来たことがありますが、食べログ参戦を決めましたので、今回から綴らせていただきます。
皆さまが書かれていますように、ここは本当にこれ以上何も入らんってくらいがっつりフランス料理を味わいたい方に本当にオススメです。
この日はランチに連れと2人で伺いました。
11時半に予約して、お店に入ると一番乗り。
席につくと、大石シェフがメニューを持ってきてくれ、料理の説明をしてくださいました。
「僕は料理を押し売りします。だっていいものが入ったのだから。だからうちは絶対余り物を勧めたりしません。いいものを押し売りして、使い切る。だからいいものを提供し続けられるんです。」
素敵です。そんなポリシーでやられているお店だから、当然なくなっちゃうものもあります。でも、だからこそ一期一会を大切にしなきゃいかんのだなぁーと、うまいこと乗せられて、この日のメニューを決めました。
4品好きなものコース(10,000円)を選択。
アミューズはツブ貝とタルトフランベでした。
①冷たい前菜
ウニのコンソメゼリー寄せ
連れは鮭のマリネ
ウニは安定の美味しさです。
鮭のマリネはとっても肉厚で、ねっとりとした舌触り。皮はパリッと焼いていて、食感を楽しめました。
付け合わせの野菜もめちゃくちゃ美味しい。アンチョビつけたガレットも美味しい!
②温かい前菜
フォアグラと筍のポアレ
塩をしっかり効かせたトリュフソース。筍とよく合う!
③メインの魚
金目鯛の赤ワイン煮込み風
最近までジビエをやっていたので、鴨肝を使ったソース。これもこの時期だけなのかな?やや酸味の効いた赤ワインソースに、深みと複雑さを増しているような感じ。美味しい…!
北島亭の魚料理は次元が違いますよね。
④メインの肉
大山地鶏のドゥミ・ドゥイユ(プラス4,000円/1人)
これが大石シェフのオススメでした。
『ドゥミ・ドゥイユ』とは日本語で『喪服風』という意味らしくて、鶏の身と皮の間にトリュフを入れて、喪服に見立てて、それを茹でて調理するそうです。
「さすがに真っ黒にするくらいトリュフは使えなませんが、クリームソースにもたっぷりトリュフを入れますので!」って言われたら、食べてみたくなるのが私です。
すごいボリューム。そしてソースがまたなんとも言えない幸せな味。やさしいまろやかな味の中に、ほんのり酸味も感じられるし、トリュフもフワッと香るんです。
サーブの際に大石シェフが出てきてくれ、なにを入れて味を整えてるんだとか、今日のソースは僕が作ったのでもっと褒めてとか、サービスも含めてとっても楽しい幸せな時間を過ごせました。
例のごとく2人前で丸々一羽使うので、とてつもない量でした。
そのあとに例のごとくとてつもないデセール、プティフール。
「甘いものは別腹でしょう?(ニヤニヤ)」
と言われて、頑張ってしまいました。
私はチョコレートのテリーヌをお願いしたのですが、「何切れ?一切れ?ふた切れ?さん切れ?」と聞かれ、見栄を張ってふた切れと答えました。
何切れでも頼めるんですか。笑
最後まで素晴らしい料理とサービスを提供していただきました。
ありがとうございました。
あと、料理以外のところでの賛否両論もあるようですが、誤解のないように書いておきます。
確かに厨房から叱咤の怒号が飛んでいることもありますが、お客に対しては全くそんなことありません。
「おいしかったでしょ?いっぱいお店の宣伝してねー!ありがとうねー!」
「魚美味しいでしょ?お肉はもっと美味しいよ。おじちゃん(←)頑張るからねー。たくさん食べて行ってねー」
「(お皿を下げようとして)パンにソースつけて食べる?お客さんからいいづらいよね。食べて食べて」
などなどが、私がこれまでの経験の一部です。少なくとも私が行ったことのあるどのお店よりもアットホームで、どんな客にも分け隔てなく接してくれる、素晴らしいお店です。
口コミが参考になったらフォローしよう
captainmook
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captainmookさんの他のお店の口コミ
店名 |
北島亭(キタジマテイ)
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受賞・選出歴 |
2024年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
2020年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2020 Bronze 受賞店
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店
2017年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2017 Bronze 受賞店
フレンチ 百名店 2023 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
フレンチ 百名店 2021 選出店
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-3355-6667 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線、東京メトロ南北線【四ツ谷駅】徒歩5分 四ツ谷駅から413m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
席数 |
18席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 三栄通りに有料駐車帯あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
オープン日 |
1990年 |
備考 |
FAX:03-3355-6667 |
初投稿者 |
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オススメは、4品選べるフルコース(昼10,000円税抜きサービス別、夜12,000円)。
上記コースの内容は、
アミューズ2品、冷前菜、温前菜、魚メイン、肉メイン、口直し(スイカ)、デセール、プティフルール、コーヒーor紅茶
です。
冷前菜以外は2人単位でメニューを揃える必要があります(大きいポーションで調理する方が美味しい!という信条のため)ので、偶数人で伺うと色々なメニューを食べることができます。
料理は、全てがオススメ。ハズレはありません。
スペシャリテも良いですし、季節ものを頼んでも良いでしょう。
個人的にオススメは、
①冷前菜…ウニのコンソメゼリー寄せ(スペシャリテ)、大目鮭のマリネ(春)、マルブレ(冬)、フォアグラのブリオッシュ包み、鮎のコンフィ(夏)
②温前菜…トリュフパイ(冬)、ヴォロヴァン(冬)、セップ茸のソテー(秋)、鮑のムニエル(夏)、ホワイトアスパラ(春)
③魚…ブイヤベース(夏)、桜鱒のミキュイ(春)、柳カレイのムニエル、マナガツオのポアレ
④…仔羊の岩塩包み蒸し焼き(スペシャリテ)、牛イチボ、牛ランプ、ドゥミドゥイユ(冬)、コルヴェール(冬)、鹿(冬)、豚、鳩
です。ご参考に。
2019/05/07 更新