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店名 |
虎ノ門 大坂屋 砂場
|
---|---|
ジャンル | そば、天ぷら、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3501-9661 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「港区西新橋1-10-1」から移転しています。 |
交通手段 |
東京Metro銀座線、虎ノ門駅から徒歩3分 虎ノ門駅から227m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
80席 (テーブル席、座敷席) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に有料Pあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1872年 |
備考 |
1F全面禁煙、2F喫煙可能 (15年4月1日から全席禁煙とのこと) |
お店のPR |
砂場の中でもここが一番
砂場本家とも言える糀町七丁目砂場から明治五年暖簾分けした、虎ノ門大坂屋砂場、現存する建物の中でも最も古いクラス。北海道産蕎麦粉を使用したそばは、断面が四角く均一で、きめが細かい蕎麦、酒肴は定番の玉子焼き、焼き鳥に始まり、アスパラ豆腐、穴子サラダなど、天種はソラマメと百合根の天種など季節物各種、酒は田酒、磯自慢 愛山、手取川など18種類ご用意している。歴史的建屋で、そば前もそばもゆっくりと楽しめます。 |
初投稿者 | |
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蕎麦を探訪
虎ノ門の一角
ビル群の老舗編
虎ノ門のビルの中
一角にひと際目立つ
風情のある建屋が佇む
違和感を通り越す存在感
オフィスビルが整然と建つ
その一角にあるモニュメント
1923年に建てられたもので
関東大震災や戦中の空襲にも耐え
改修重ね今も大正時代の面影を残す
大阪屋と冠する様に起源は大阪にある
大阪城建設の資材置き場での砂場に由来
和泉屋という菓子屋が蕎麦屋を開店させる
その後の徳川家天下統一により江戸に移る
蕎麦全書には薬研堀大和屋大坂砂場そば
確かな記録はないが砂場の名が広がる
砂場本家の糀谷七丁目砂場藤吉から
暖簾分けとなる虎ノ門大坂屋砂場
1872年明治5年に分岐する
勝海舟など幕末名士が贔屓に
虎ノ門の地で歴史と歩んだ
風格ある老舗なのである
1923年に建てられた
国の登録有形文化財に指定
歴史が染みついた建物である
1994年に次ぎ2007年に
耐震補強で半年ほどの施工があり
風情を保ちながらも復活させている
2020年愛宕下通りの道路拡幅工事
虎ノ門から移転させた仮店舗で営業して
風格ある建屋を4m移動させる曳家を完了
2022年3月より建屋をそのままに再開
砂場を冠した老舗としての風格を保って
現在は6代目が伝統を守り営んでいる
虎ノ門駅から程近い角地に佇む建屋
昼時も混み合うが夜も人気である
現在夜は4時半から暖簾を出す
引き戸を滑らせ店内へと進む
整えられた風情ある雰囲気
1階はテーブル席が並ぶ
老舗の蕎麦屋らしく充実
蕎麦前のアテも揃っている
迷いながら先ずは1杯と嗜む
そばみそから鴨焼きまでと揃う
人気なのは焼き鳥や卵焼きや海苔
季節の天ぷらである天種も選びたい
先ず柚子の効くそば味噌で1杯嗜み
肉付きある鶏皮に甘さたつ三杯酢
アテとゆっくり盃を開けていく
更に名物という甘口玉子焼き
出汁をたっぷりとまとった
熱々でしっかり甘さたつ
天種からはキスを頂く
華やかなゴマ油香り
サクッと軽い食感
そして珍しい逸品
クリーミーな仕立て
卵で泡だてる納豆そば
細く硬くコシのある蕎麦
滑る納豆で心地よい喉越し
ひきわり納豆ならではの旨味
北海道産のそば粉を外二で混合
そば粉10に対し小麦粉2の割合
もりそばで風味豊かな蕎麦を楽しむ
出汁は本節と宗田節を合わせるという
キリッと醤油の効いた程よい甘さのツユ
コクがありながらもしっかりとした味わい
ビルの谷間に佇む風格ある建屋でゆったりと
明治の名士に思いを馳せて手繰る歴史ある蕎麦
味も然ることながら流れる空気に心酔する老舗だ