好奇心をくすぐるこだわりの絶品鮨 : 鮨よし田

2019年4月にオープンした【南麻布鮨よし田】。
訪問当時はちょうど3周年で、お花が出ていました。

おまかせコースは38,500円(税込サ別)。握りとつまみが交互に出てきます。

■烏賊とオシェトラキャビア
甘みのある烏賊に、たっぷりのオシェトラキャビア。まろやかな塩気です。

■蛇腹
163kg勝浦の蛇腹。
咀嚼すると綺麗に脂が溶けていき、甘みと香りが広がります。
強烈に印象に残る一貫、今まで食べたトロの中で一番美味しかったです。

■桜の葉で締めた桜鯛
宮古島の塩を添えて。
桜の葉の香りを纏い、程よい弾力のある桜鯛。

■5日寝かせたクエ、あん肝
やわらかで旨みの引き出されたクエの上に、たっぷりのあん肝ペースト。
最初はまろやかで濃厚な味わいのあん肝、噛むごとにクエの旨みが前面に感じられます。

■喉黒
レアでやわらかな喉黒の身と、香ばしくパリッとした皮。
昆布締めしているのでジュワッとジュースが溢れつつも、香りが良く脂がくどくなりすぎません。

■黒トリュフ、虎河豚白子
虎河豚白子に蛤としじみの濃縮された餡と百合根。黒トリュフをかけて。
トロッとなめらかな食感と黒トリュフの香りは贅沢です。

■馬糞雲丹
ザクッと四角くカットした馬糞雲丹をそのままシャリに乗せる豪快さ。
口いっぱいに甘くとろける雲丹を頬張れる幸せ！

■白州12年、紹興酒に漬けた酔っ払い蛍烏賊
白州12年と紹興酒に漬け、甘くトロンとした蛍烏賊。
そこまでお酒っぽくないので食べやすく日本酒が欲しくなる美味しさ。

■越前蟹
越前蟹はまろやかさと解けていく食感が美味です。

■松葉 トロ鰆
脂の含有量が高いというトロ鰆。
文字通りとろけるやわらかさが印象的です。

■銚子 金目鯛 昆布締めの塩焼き
唐墨をかけて小丼に。
ジューシーな身で後味が甘く、余韻をずっと感じていたくなります。
唐墨は塩気というよりまろやかさがプラスされて旨み倍増でした。

■カマトロと赤身
ダブルで重ねて握りに。
赤身の良い酸味とカマトロの豊かな脂感が合わさります。

■生ばちこ
炙ったばちこを海苔と共に。
こんなにやわらかで鮮烈な旨味のあるばちこは初めて。贅沢です。

■三河鰻
むちっとした皮にやわらかな身、しっかりと染み込んだタレ。

■小鰭
美しい小鰭。
〆すぎず、プリッとしたレア感が味わえて絶品！

■ねぎトロ手巻き
アイスのようなフォルムの手巻き。
たっぷりと鮪が乗っていて、食べごたえがあります。

■スカイベリー、自家製練乳、白ワインジュレ
デザートまでお洒落。
甘さのある苺と練乳のミルキーさ、ジュレの香りが上品です。

極小のシャリと大きなネタ。
一見バブリーで見栄え重視な鮨店に見えますが、確かな技術と経験で、しっかりと地に足ついている感じが素晴らしい。
お腹もいっぱいになり、大満足のひとときでした。

2019年4月にオープンした【南麻布鮨よし田】。
店内は日本の伝統芸・能の舞台をイメージしており、とても高級感があり非日常を味わえる空間です。

おまかせコースは38,500円(税込サ別)。
握りとつまみが交互に出てきます。
まずはシャンパンのアンリジローエスプリ・ナチュールで乾杯です！

■握り：白海老キャビア
一発目から出てきてびっくりの、大きなキャビア缶！
とろっと甘い白海老に、たっぷりのキャビア！たまらん！

■握り：青森大間鮪カマ下
美しく細かく包丁が入れられていて、やわらかな食感でとろけていきます。
よし田さんのシャリはとても小さく、対してネタがとても大きいのでとっても贅沢！

■青森平目、余市あん肝醤油
活け〆にした平目には、コクたっぷりのあん肝を合わせて。
上品な白身の旨みとあん肝の濃厚さは幸せ。

■握り：対馬昆布締め喉黒
小さなシャリにドーンと乗った熱々の喉黒！
皮は香ばしく、脂はしっかりとのっていますが、昆布締めのおかげかスッキリとしていてバランスが良いです。
素晴らしい一貫でした。

■握り：ニタリ鯨尾の身
薫香が広がり、咀嚼すると脂が溶けるような質感。
初めての食感と味わいです。びっくり。

■虎河豚白子、青鮫フカヒレ
鼈の出汁の餡とともに。贅沢すぎる組み合わせです。
トロットロでフカヒレはシャクッとした食感。旨みたっぷりです。

■握り：北海道 馬糞雲丹
北方領土で獲れた馬糞雲丹を箱のまま四角くカットして乗せちゃう豪快さ。
ネコバスじゃなくてハトバスだそう。笑
雲丹の甘さが口いっぱいに広がります！

■響12年に漬けた鱈白子
つるんトロンとした白子に、響の香りと甘み。
花穂紫蘇や柚子の香りで爽やかさも。
ついお酒が欲しくなる一品です。

■握り：黄金がに
コロンとしたフォルム。
まろやかで甘みが感じられます。美味しい！

■握り：海老
ねっとりとした食感と甘さが素晴らしい生の海老。鰹節と昆布を効かせて。
この日は小さめと仰っていましたが、十分な大きさでした。

■握り：寒鰤大トロ
臭みを無くすために血合いなどを取っているという手間の掛かった一貫。
純粋に鰤の旨みや脂のコクを楽しむことができます。

■いくらと唐墨の小丼
去年仕込んだ唐墨と、いくらの贅沢な組み合わせのキラキラした小丼。
神がかった美味しさでした！

■握り：穴子
ホロッとふんわりした穴子。煮詰めが上品です。

■握り：鮪赤身
美しいフォルムの赤身。やわらかでなめらかです。

■愛知三河鰻の山椒焼き
ジューシーで山椒の効いた鰻。

■小鰭
美しい小鰭。
〆すぎず、プリッとしたレア感が味わえるのには驚きました。絶品！

■ねぎトロ手巻き
アイスのようなフォルムの手巻き。
たっぷりと鮪が乗っていて、食べごたえがあります！

■シャインマスカット、自家製練乳、白ワインジュレ
デザートまでお洒落。
白ワインの香りが良く、爽やかでサッパリといただけます。

一見バブリーで映え系な鮨店に見えますが、確かな技術と経験で、しっかりと地に足ついている感じで素晴らしかったです。
オリジナリティ溢れる握りやつまみがいただけるので、「次は何が出てくるのかな！？」と楽しみながら食事ができました。
大将の人柄も面白くて、愛されキャラなのも好きです^^