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たんえんさんの他のお店の口コミ
店名 |
ビストロ ド ラ シテ(BISTRO DE LA CITE)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ビストロ 百名店 2021 選出店
食べログ ビストロ 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | ビストロ、フレンチ、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
03-3406-5475 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
広尾駅から708m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
22席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 喫煙のお客様はお問合わせください |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる、テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
1973年 |
備考 | |
お店のPR |
ようこそ ビストロ・ド・ラ・シテへ。古き良き時代のパリの Bistrot
新しいレストランが次々と出店し、閉店し、入れ替りの激しい変化の激しい東京の中で、1973年開店、おかげさまで40年目を迎えた 『Bistrot de la Cite』。昔のままの内装で、老舗ならではのぬくもりを肌で感じ、お楽しみ戴けます。ビストロ料理、パリジャンが毎日パリの街角の行きつけのこじんまりとしたビストロで食べている定番料理に加え、ネオ・ビストロと言われる軽やかなテイストも醸しだし、日本在住の方々にも好まれ、愛されるお料理をご提供しております。フランス料理といえば堅苦しい店をイメージされる方が多いと思いますが、気取りのないこんな店もいかがですか。季節感のある家庭的な雰囲気を大事にして、皆様のご来店をお待ちしております。 |
初投稿者 |
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西麻布のビストロ ド ラ シテ。言わずと知れた1973年創業のビストロ最古参。開店当初に叔母に連れて行かれて以後、たびたび訪れていた。
ただ私がランチ中心になってしまったので暫くご無沙汰であった。というのはランチメニューとして記されていたのは、ステーキDONとかフォワグラDONとかのランチ専用メニューだけだと思っていたからである。昨年9月に試しに電話して聞いたら、ランチでもアラカルトOKですとのことで早速利用してみた。アラカルトはホームページ掲載よりも種類は多く、しかも典型的なビストロ料理がひと通り揃っている。食してみると、いずれも丁寧な調理でビストロ料理の日本における完成品のようだ、という感想を持った。すっかり気に入ってしまい、その後何度も訪れた。
以下が実際に食したメニューの数々である。
※島豚の田舎風テリーヌ
※酒粕でマリネした フォワグラのテリーヌ
※フォワグラのソテー
※カラスミのスパゲッティ
※マルセイユ風魚のスープ
※オニオングラタン
※ブーダン・ノア
※豚の内臓のパイ包み
※ホワイトアスパラガスのトリュフオイルかけ
※海老のカダイフ仕立て
※鴨足のコンフィ
※仔羊のロースト
※頬肉の赤ワイン煮込み
※飛騨牛のヴァヴェットのステーキ
※ラングドッグ地方の豆と肉煮(カスレ)
※デザート ガトーバスク
※デザート モンブラン
※デザート キャラメルのアイスクリーム
料理は典型的なビストロ料理だが、完成度は非常に高い、でもフランスそのものという訳ではなく微妙に洗練されている。ブーダン・ノア、内臓のパイ包み、カスレなど日本人ならばちょっと苦手かなあ?と感じられるメニューも独特の癖や粗さが除かれ美味しく食べる事が出来るような工夫がされている。それは一般的な日本人に合わせて調整している、というよりはオーナー夫妻が自分たちが納得出来る味になるように長い時間をかけて少しづつ調整されてきた結果ではないかと想像される。
デザートは店の定番が揃っているが、私のお気に入りはガトーバスク。スイーツ屋さんで扱うガトーバスク・アラクレームとは違っていてホールサイズのケーキであり、上品なカスタードクリームがしっとり滑らか。レストランデザートとしてのガトーバスクとして本当に美味しく出来ている。
そしてここに触れない訳にはいかないが、西麻布という昼は人通りの少ない地域であることを考慮しても、ややお客様の数が少ない。これほどの料理を出していながら、何故?とは実はあまり思わない。その理由は明らかでビストロにしては値段が高いのである。でもビストロ料理といっても材料を吟味し丁寧な調理をすれば、やはりそれなりのコストがかかるものである。一品だけに焦点を当てれば、ここより上の料理を出す店はあるとは思うが、ほぼ全部の料理が高いレベルで揃っているビストロは他にはないと思う。
その吟味はきちんと味に表れていると思うが、それを理解する人は余り多くはないのであろう。
マダムは50周年までは店を続けたい、とのことである。残りはあと2年ほど、この店がなくなってしまったら、クラシックなしかも丁寧なビストロ料理は食べられなくなってしまう。
この店が長い歴史を閉じるまでの間は、せっせと足を運んで日本におけるビストロ料理の完成形を味わいたいと思う。