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店名 |
ラ・ムジカ
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-3565-3337 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR目白駅から、徒歩1分 目白駅から196m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
40席 (カウンター8席、テーブル2席×16卓) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、ソファー席あり、オープンテラスあり |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ドリンク持込可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
オープン日 |
2008年4月29日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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目白は私のような練馬の住民にとっては都心に向かう道筋で、昔から親近感の有る街。
旧道である目白通りの両側の高台は、昔からの落ち着いた住宅街で、現在でもセレブ感の漂う一帯が広がっており洒落た店も多い。
我が家の近所からは始発のバスが頻繁に出ており、私も学生の頃から陽気の良い時は適当なバス停で降りて神田川に向けて坂を下って通学するなど、この界隈をぶらつくのが好きだった。
そんな目白の駅近くに気の利いたブラッスリーが在ることを知ったのは、最近になってから。
場所は陸橋となっている駅前の通りを渡れば1分も掛からない、JRの線路沿い。
まず手始めはランチからと、伺う機会を狙っていた。
麗らかな春の日差しの中、11時半の開店とほぼ同時に入店。
ブルーに塗装された外観からすでに親しみやすい雰囲気が感じられ、表にはこの時期に相応しいテラス席も設けられている。
内部は結構広く、右手の厨房の前にカウンター席、左手には対面式のテーブル席が配されており、'フランス家庭料理の店'を謳うだけあって、気取った所の無い温かみが漂っている。
卓上には店名入りのカラフルな紙のランチョンマットが敷かれ、カトラリーが並べられている。
開店から10年ほど経つと言うが、厨房に立つオーナーシェフはまだ40才前後で、それを奥さんと思われる方がサポート。
接客全般は一流レストランかホテルでの勤務経験もあるような、物腰柔らかな年配のウェイターが担当している。
ランチタイムは税込み1,600円のコースのみだが、前菜とメインは何種類かの中から選べるプリフィクス形式。
私は次のような内容で注文。
前菜は「南仏野菜のラタトゥイユ 半熟卵と共に」
ガラスの皿で冷製の状態で出され、野菜は茄子・ズッキーニ・2色のパプリカ・オニオンといったオーソドックスなものが、トマト味で煮込まれている。
味付けは控え目で、それぞれの持ち味や食感が生かされた丁寧な仕事振りが認められる。
ナイフを入れるととろりと流れ出る、精妙な茹で加減の黄身がさらに味を円やかにする。
スープは「イタリア産グリーンピースの温かいポタージュ」
つばの広いスープ皿で供され、軽くエスプーマをかけて少量のオリーブオイルを垂らしてあり、パステルカラーの色合いが美しい。
コクは有るがとろみは控え目で、優しい味に仕上がっている。
メインは「三元豚の低温ロースト 春セージとトマトのソース」
一旦低温調理でゆっくりと過熱した三元豚の肩ロースを、出す直前に軽くローストして有るとのこと。
肉は旨味十分で、甘味の感じられる脂の部分が特に良い。
ソースが前菜のトマト味とかち合ったが、こちらは割としっかり目の味で、それにセージの爽やかな香りが加わっている。
添えは型で抜かれたサフランライスに、この時期ならではの菜の花とホワイトアスパラガスで、何れもきちんとした仕事。
パンも自家製で、トマトを練り込んだものとフォカッチャ風の2種類で、どちらも美味しい。
ワインは赤ワインをカラフェでもらう。
銘柄は聞かなかったが、ボルドーにしては重さの少ない軽めの味わいはなかなか良かった。
コースに含まれる飲み物にはコーヒーを頼んでおいたが、ウェイターの'デザートは如何ですか'の声には、喜んで同意する。
4種類が用意されており、おすすめはこの時期限定の「桜のクレームダンジュ」とのことで、これを選択。
こちらではチーズの代わりにヨーグルトを使っているそうで、これに生クリームやメレンゲを合わせたソフトな口当たりと適度な酸味が心地良い。
色や香りはエッセンスと思われるが、使われ方も丁度よい。
カットされた苺が飾られ、細かに砕いた花の塩漬けが振りかけられた演出はお洒落で、これで500円は安い。
充実した内容で、味はもとより盛り付けにもセンスが感じられる。
サービス面も丁寧な応対振りには好感が持てる。
お勘定はワインやデザートまで含め4,000円ちょっとなので、CPも良好。
満足度の高い、気持ちの良いランチを楽しむことができた。
前の道から見下ろす所を頻繁に走り抜ける電車の音はやや耳障りだが、居心地は悪く無い。
ちなみにこの店では名前の通りに、毎月一回ディナー付きのクラシックのライブコンサートを催しており、こちらにも興味が有る。
帰りがけにご主人に、音楽好きからこの店名を選ばれたのかと訊いたら、名字が「梶村(かじむら)」で、その中の3文字を逆に並べて「ムジカ」にしたとのこと。
シェフの力量はなかなかで、多くの抽斗を持った方のように見受ける。
ディナーにも大いに期待が持てるため、是非一度、夜にゆっくりと訪れてみたい。