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池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
2024年春節、辰年の餃子はもちろんココから編。〜1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
あのデカい餃子の「銀座天龍」である。
普段は「餃子の王将」で満たされまくっている人間であるが、ソレ以外の餃子で最近では、フト食べたくなる餃子の筆頭である。
「餃子(6ヶ)」(960円)+「辛いそば」(1,190円) ーー 写真の通り。
以前も、この組み合わせで食べた。
「辛いそば」に「餃子」を突っ込んで食べたりもした。
「辛いそば」のスープの質感のシンプルな旨さに、平塚のタンメンの大御所「老郷」を引き合いに出して語った。
そう、この「辛いそば」、豆板醤とお酢がベースの調味料という実にシンプルな味わいなのだが、どこか深いのである。
いや、深いと言うよりも、周りの食材の旨味を誘発すると言った方が適切か。
豚肉の細切りの味わいに顕著に表れる。
あと、俄かにはわかりづらいが、野菜類や豆腐なども。
もっと言えば、麺の小麦感さえも。
辛くて酸っぱくて、だけの感想で終わってしまったらもったいない。
シンプルに挑発する技を教えてくれる。(笑)
そんな気がする。
餃子は、いつもの銀座天龍のソレである。
やや中身が、痩せ細った気がしないでもないのだが、美味しい。
価格高騰の折、仕方がないのであろうが、ココ10年ほどの間で、餃子6コの価格が、770円から960円になった。
でも、1コ160円だと考えれば、まだ安いのかも知れない。あのデカさで。
うん、今回も満足。
ごちそうさまでした。
伝票を裏返して見てみると、「ギー、辛いー」と書いてあった。(笑)
(文責:京夏終空、2024.2.15)
(351件/3.48)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
「夏の天龍」ランチ編。〜1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
普段、王将の餃子ばかり食べていると、たまには違う美味なる餃子を食べたくなる。(笑)
そう思って、この店を訪れる傾向がある。
いや、王将の餃子も大好きで、かなりウマいと思っているのだが・・・。
さて、今回は、前回に引き続き、夏の中華っぽいモノを、という感じだった。
また、心の中に風が吹いた。
夏の天龍の風。
四川の風である。
「平日ランチ・餃子6個セット」(1,260円)+「鶏のスパイシーソース」(690円) ーー 写真の通り。
平日ランチは、お決まりのパターン。
餃子6個セットに、一品追加。
今回は、「鶏のスパイシーソース」。
いわゆる、「よだれ鶏」的なモノだが、この料理の名称は流行り廃りがある。
おそらく、30年ぐらい前までは、「よだれ鶏」なるコトバも一般化していなかったように感じる。
「口水鸡」、つまり「口水鶏」から来ているのだろうが、日本では、普通にこの天龍のように、別名が与えられていたケースが多かったと思う。
いくら謂れがあろうとも、料理の名称として「よだれ」を含めるコトに抵抗があった時代だったと思うのである。
今では、ネットの発達で、妙なグローバル化が進み、歴史や地理の重要な幾多の部分を、簡単に端折ってしまい、さらなる過剰なムードを歓迎しているように感じる。
お店の起源を、例えば「創業昭和25年」とか「since 1950」などと書くようになったコトもそうであろう。
僕自身も、サブタイトルに、使ったりしている。(笑)
その歴史に付加価値が付く時代になったからである。
料理屋である以上、「味」が評価されて然るべきなのだろうが、永らえてきたコトも評価されているかのようである。
駅前や、観光地の店など、その立地だけで永らえてきたとして、でもある。
例えば、京都・今宮神社の参道の「いち和」さんや「かざりや」」さん、そんな店が、この食べログでは「3.73」で百名店になったりする。
単なる、炙り餅の店である。ただ、歴史がある。
個人的に、「かざりや」さんには高校時代の思い出があるから超高評価にしたのだが・・・。
話がそれたが、最近の「ガチ中華ブーム」なら、こういう料理名を付けるコトなどないであろう。
かと言って、迎合して、合わせようともしていない。
この店の「鶏のスパイシーソース」、凛としていて美味しい。
「ガチ中華」でも、「ファミレス中華」でもない、由緒正しき昭和日式中華としての立ち位置の味わい。
そんな気がした。
唐辛子も、花椒も、ラー油も、イイ感じなんだな。
もちろん、この店のデカい餃子も、そのソースに浸けて食べたが、最高である。
ソレにしても、天龍の餃子6個、食べ応えがある。
もう一品食べたい性分から、年齢的に、ぜひ、餃子4個セットの創出を希望する。(笑)
ごちそうさまでした。
東口では、同じデカい餃子で有名な「開楽」の行列が目立つが、この「天龍」も行列する。
平日でも、ランチのオンタイムには、かなり長い行列になる。
ちなみに、この日は、11時15分位の入店で、待ち無し。
会計して出た11時52分には、もう20人近くが並んでいた。
(文責:京夏終空、2023.9.5)
(299件/3.46)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
「夏の天龍」編。〜1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
普段、王将の餃子ばかり食べていると、たまには違う美味なる餃子を食べたくなる。(笑)
そう思って、この店を訪れる傾向がある。
いや、王将の餃子も大好きで、かなりウマいと思っているのだが・・・。
さて、今回は、どちらかと言えば、そんなに強い餃子気分ではなかった。
ただ、店頭の季節メニューの案内に一目惚れしてしまったのである。
そんな時は、心の中に風が吹くのである。
今は夏の天龍の風。
四川の風である。
「揚げ鶏の唐辛子炒め」(1,390円)+「餃子6ケ」(960円)+「ライス」(200円)+「スープ」(200円)+「アイス黒烏龍茶」(420円) ーー 写真の通り。
まず、揚げ鶏の唐辛子炒め、かなりイイ感じ。
唐辛子と花椒が、ガンガン入っている。
似たようなモノは、いろんな店で何度も食べているが、見た目の美しさから来る美味しさってあると思う。
きっと、唐辛子のカットの仕方で、そんなに意識して多く馴染ませなくとも、自然に馴染むようにできているんだと思う。
揚げ鶏の衣に、その唐辛子と花椒の味わいが移っている。
そして、長ネギの小口切りには、ガッツリと。
その四川風味の移ろいが、この料理を何とも美味しくしている。
餃子は、何度も書いているので繰り返さない。
肉感であろう。更に、皮感。
デカいのに、繊細な品を感じる。
そして、美味しい。
刻みザーサイ入り餃子。
何度か前に訪問したとき、他人様のテーブルに目を向けたときに教わった食べ方である。
こうすると、何もつけなくても美味しい。
玉子とザーサイのスープも価値ある200円。
黒烏龍茶も量が多い。
うん、美味しかったし、上手く流れた。
「夏の天龍」だった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.8.1)
(288件/3.46)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
普段、王将の餃子ばかり食べていると、たまに違う美味しい餃子を食べたくなる。(笑)
いや、王将の餃子も大好きなのだが・・・。
今回、この店で初めて最奥左側の席に座った。
店内からは柱の陰となる感じの場所だが、窓際で明るい席だった。
地元である池袋西口の街並みを、こうして上空から眺めながら食べるのもオツである。
「餃子(6ヶ)」(920円)+「黒酢とろみそば」(1,290円) ーー 写真の通り。
何度もアップしているので、餃子のああだこうだについては書かない。
僕にとっては、冒頭に書いたように、王将の餃子の合間に食べる餃子の一つである。
デカいのに、繊細な品を感じる。
そして、美味しい。
黒酢とろみそば、かなり美味しかった。
もう、その名の通り、黒酢の味わいが全体に行き渡っているのであるが、エビであり、チャーシューであり、チンゲン菜など各々の味わいと上手く絡んでくる。
元スープの旨みと溶き卵の雰囲気が下支えしている感じで、麺類であるのに、何か別の中華の一品料理を食べているような感じにもなる。
麺は、いつもの天龍の麺と同じだと思う。
食べ応えアリ。
うん、コレ、気に入った。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.6.7)
(278件/3.45)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
最近、それなりの格のある店では、サブタイトル的に、若干重々しく書き出すようにしている。
そうじゃないと、居酒屋と勘違いして、センベロのノリで奇声を発したりする、飲み方も知らない若者が寄り付いてしまうからだ。
我々レビュアーまで、キャッチコピーを「映え」的に扱い、注目を集めるためだけに低俗化するのはやめようではないか。
しかし残念ながら、この日のこの店もそうだった。
店員さんも、こういうご時世、注意しづらいのか、明らかに1席だけ浮いていた。
飲み終わっていないジョッキを並べ、大声で他愛もない話を延々としている。
また笑い声が、何とも品がなく店内に響き渡る。
どの席からも冷たい視線が送られているのに、本人たちは全く気づかない。
あの「深夜食堂」のオダギリ・ジョーなら、こう言うだろう。
「世の中は、酸いも辛いも、四川川(しせんがわ)。気づいたときには、四面楚歌。人生舐めんなよ!」
さて、池袋東武のレストラン街12階の「銀座 天龍」である。
この食べログでは、東武のレストラン街は、何年か前の一斉大改装で、閉店扱いになったり、移転扱いになったり、グチャグチャになってしまった。
各々のレビュアーが、改装後の計画予定の発表も無視して、好き勝手に閉店にしたり、新店登録したりしたからである。
だから、この店も、登録されているオープン日以前から東武にあった。
この「銀座 天龍」だけは特別で、完全閉店期間が全く無く、レストラン街のリニューアル中は池袋東武プラザ館地下2階で仮営業していた。
11階、地下2階、12階という流れである。
「餃子(6ヶ)」(920円)+「辛いそば」(1,190円) ーー 写真の通り。
銀座本店の利用者は8ヶでなくて、6ヶでイイなぁと言うけれど、個人的には、4ヶか3ヶが欲しいトコロである。
1人で訪問した時に、麺類と餃子の組み合わせが、やや重たくなってきた歳頃である。
でも、天龍で餃子を食べないのは、何か違う気もするし、麺類も食べたい。
この天龍の麺類、なかなか侮れないのだ。
塩味のエビそばも、オイスターソースベースの広東麺も好みで、ほぼずっと食べている。
今回はあえて違うトコロへいってみた。
豆板醤ベースの「辛いそば」である。
辛いそば、豚肉細切り、豆腐、ピーマン、キクラゲなどが入っている。
スープには、豆板醤と酢が相当量入っている。
餃子もラー油主体のタレにして、四川系の天龍餃子を楽しんだ。
その大きさが、厚めの皮の食べ応えに繋がり、また空洞と言うか、隙間の香りを伴う空気も大事だったりする。
辛いそばのスープをしみじみと味わっていると、平塚の大御所「老郷 本店」のタンメンにラー油をガンガン入れたときのコトを思い出した。
基本中の基本の味わいである。その基本が難しいのであるが。
もう、ウイスキーではないが、「何も足さない何も引かない」の世界観である。
見事なバランス。
僕は天邪鬼なトコロがあって、ココまで見事なバランスだと、あえて崩したくなる。
辛いそばの後半に、餃子をタレごと入れてみた。
うん、美味しい。
辛いそばも華やかな味わいになった。
餃子の方も、趣深い。
でも、品格のある味わいではなくなった。
そして、もう決して元には戻らないのである。
この検証があって初めて、やはり完璧なバランスだったと実感をもって言える。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2023.3.3)
(252件/3.48)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
続々・あのデカい餃子の「銀座 天龍」である。
池袋東武のレストラン街「スパイス」の12階である。
土日祝日や、平日でもジャスト昼時は待ちができるコトが多い。
待ちの無い時間帯に、度々通っている店である。
前回も書いたが、昔から常々、餃子3コのセットモノが欲しいと思っている。
1人で訪問する場合で、餃子を、と思うと、デカい餃子を最低6個食べなければならないのだ。
キライじゃないモノに、こういう書き方をするのは変かも知れないが、銀座天龍に来て、餃子を食べないという選択肢も自分の中ではあり得ないし、と同時に銀座天龍の他の味わいも、もっと知りたいという欲求である。
この店の「名菜」の数々、まだ口にしたコトの無いモノも多い。
「餃子6個セット」(1,200円)+「青菜炒め」(1,250円) ―― 写真の通り。
「ギョーザライス6ケ」(1,000円)にスープが付いた「餃子6個セット」である。
今までは、スープ無しのセットにして「広東麺」や「えびそば」を追加注文するコトが多かったのであるが、かなり腹一杯になる組み合わせである。
その日は、ソコまでの食欲は無かったが、「青菜炒め」を追加した。
餃子、いつも美味しい。
荒々しさや強さは無く、品良くまとまっている。
じんわりと美味しいタイプ。
味ムラも無く、揺らいだりするコトない感じである。
凛と存在し、ドッシリと構えている。
中の餡の、具材が細かく密度が高いコトから、そう感じるのかも知れない。
また、皮は、王将ファンなら近いモノを察知し、美味しいと感じるだろう。
ニンニクや香草類を使わず、豚肉と白菜とネギだけで勝負している潔さがある。
いつものように、酢コショー、酢カラシ、酢醤油ラー油など、デカくて量があるので、いろいろ自分好みで調味しながら食べる。
また、前回のリベンジで、セットに付いてくる漬物を餡に突っ込んで、カラシを合わせて食べてみたが、なかなか趣深い味わいだった。
いろいろ、満足の餃子である。
青菜炒め、塩味かオイスター味かの選択で後者。
青梗菜と椎茸のオイスター炒めとなっている。
丁寧で深い味わい。
それでいて、コチラの料理は強さも伝わってくる。
大きな鉄鍋の中で強火でガッと炒めたスピード感も勢いもそのまま感じる。
美味しい。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2022.8.9)
(155件/3.48)
池袋東武12階、「銀座 天龍」。【15th】
続・あのデカい餃子の「銀座 天龍」である。
どうしても、餃子気分になると、王将を頭に浮かべてしまう人間である。(笑)
幼少時より慣れ親しんだので仕方がない。
「餃子の王将」とは、もう50年以上の付き合いなのだ。
池袋でジャンボ餃子と言えば、東口の「開楽」が有名で、僕も何度か訪問しているのだが、小さくなって高くなった気がしてからは、足がやや遠のいている。
有名なので、お土産に頼まれたりする。過去にアップしたが、東池袋の日出優良商店会の近くには「開楽工房」があり、作りたての生餃子を持ち帰るコトができる。
でも僕は、その味わいで、以前よりこの「銀座 天龍」派であり、八重洲の「泰興楼」派だったのである。
さて、この店、池袋東武のレストラン街「スパイス」の12階である。
土日祝日や、平日でもジャスト昼時は待ちができるコトが多い。
度々通っているが、1人のケースは少ない。そういう店は、再訪アップがなかなかできていない。
また、食べるモノも、ほぼいつも一緒だというコトもある。
「ギョーザライス(6ヶ)」(970円)+「広東麺」(1,100円) ―― 写真の通り。
餃子3コのセットモノが欲しいと思っている。
「ギョーザライス(6ヶ)」にスープが付いた「餃子6個セット」(1,170円)というメニューもあるが、ソレだけだと、何だか物足らない。
で、ついつい、いつもスープ無しのセットにして「広東麺」や「えびそば」を追加注文するコトになる。
かなり腹一杯になる組み合わせである。
餃子、いつも美味しい。
荒々しさや強さは無く、品良くまとまっている。
じんわりと美味しいタイプ。
味ムラも無く、揺らいだりするコトない感じである。
凛と存在し、ドッシリと構えている。
ニンニクや香草類を使わず、豚肉と白菜とネギだけで勝負している潔さがある。
酢コショー、酢醤油ラー油など、デカくて量があるので、いろいろ自分好みで調味しながら食べる。
あまり皮を意識するコトがないような、具材の圧倒感もあるかも知れない。
でも、今回は、今までで一番よく焼かれていた気がする。
その香ばしさも、味わいにプラスされた感じがした。
広東麺、低加水の平打ち縮れ麺もイイし、オイスターソースベースの調味もイイ感じがする。
そして、何と言っても具材の良さと量。とろみは少ない方かも知れない。
この銀座天龍では、何度も食べている。
コチラも、ほんの少しだけ、コショー・酢・ラー油など好みで調味したりする。
満足。
ごちそうさまでした。
食べ慣れている食べ物は、より美味しく自分好みで食べられる。
深く考える必要はないが、多少でも思いを巡らせれば、気付くコトがたくさんある。
例えば、冷めた広東麺は、あまり好まない。
どんなモノもそうかも知れないが、片栗粉を使ったいわゆる「あんかけ」タイプのモノは、特にそういう感じを抱く。
自由だし、好みなのだろうが、僕は、表面のアツアツのあんを極力かき混ぜるコトなく、穴を開けてソコから食べる感じが望ましいと思っている。
冷めても差し支えない平たい具材でフタをしても良い。
そうすると、部分的に、かなりアツアツが終盤まで続く。
その終盤に引き出した白菜でヤケドするかと思うぐらいに、熱は保たれている。
餃子も、そういう部分があるかも知れない。
この店の餃子の並びから言えば、上下に食べていく方が、空気や皿に触れる表面積は少ないように思う。
まぁ、厳密にどうこう言う範囲では無いかも知れないが…。
タレなどの調味もそうである。
自分なりの黄金比率は存在する。
今回は、特に美味しく食べられた気がしたので、そんなコトを得意げに思って席を立ち、会計に向かっているときに、別の席で思わぬ光景を目にした。
ギョーザライスに付いてくる高菜の漬物を、半分に切った餃子の中に仕込んで食べていた御仁がいたのだ。
つい今、その両方の味を確かめた人間にはわかる。
うん、きっと合う…。
と同時に、得意気から、一気にやられた感へ移行した。
あまり他人様の席には目を向けない方が良い。(笑)
でも、きっと、次回訪問時は、得意気にその技を自分のモノにしているだろうコトも想像に難くない。(笑)
(文責:京夏終空、2021.9.14)
(97件/3.48)
池袋東武12階ダイニングシティスパイス「銀座 天龍」。【15th】
あのデカい餃子の「銀座 天龍」である。
以前は、この池袋東武の11階に入っていたが、レストラン街「ダイニングシティスパイス」のリニューアルに伴い、12階に移動した。レストラン街の他の多くの店も階が移動したり場所が変わったりしている。
でも、この「銀座 天龍」だけは特別で、完全閉店期間が無く、リニューアル中は池袋東武プラザ館地下2階で営業していた。
「四川飯店」や「鼎泰豐」や「華湘」など名立たる名店を差し置いての特別扱いだが、それだけ、安定して集客している証でもある。
まぁ厨房とかの問題が、一番無さそうだという意見もあるが…。
この日も、夜の19時過ぎの時間で、待ちができていた。ちょうど団体が帰るところで、スムーズに入れるタイミングだったので良かったが、僕らが帰る頃も、10名ほどの待ちだった。
何だかんだで、この銀座天龍には、少なくとも年に1,2回は訪れているような気がする。
そんなんだから、大体決まったモノしか頼まないのだが、今回、何年かぶりで天龍のチャーハンを食べた。
「ヱビス黒生」(670円) ―― 以前とどう変わったのかよくわからないが、名称が「ヱビスプレミアムブラック樽生」になっていた。でも、価格は変わらない。餃子との相性は、普通のヱビス樽生より、甘さが加わる分、独特なハーモニーを奏でるように感じた。まぁ、慣れていないだけかも知れないのだが…。でも、餃子の味わいにまで変化をもたらすのはイイ。
「焼き餃子(6コ)」(830円) ―― 隣の席では8コのをお代わりしている強者もいたが、デカい餃子である。中の餡は40分間石臼で挽いてつくっていると云う。手間をかける、コレが日本式中華の本道である。油と火力で勝負する中華とは明らかに一線を画す。豚肉と白菜とネギだけで、あとは味付け。もっちりした皮から、中の餡まで一体感があり、ニンニクや香草類を使っていないため、具材の熟成された旨みがストレートに光る。
個人的には、タレは、醤油2酢4ラー油4位の割合で、チョンとつける程度が、この餃子にはイイ気がする。あまり醤油の量を増やしたら、味がもったいない。
ウマい餃子を食べながら、ライスをかき込むという食べ方が常套だったが今回はチャーハンにした。
「チャーハン」(990円) ―― 具材がゴロゴロと入っているチャーハン、イイ。やさしい油感が残っているしっとり系のチャーハン。王将では普通にやっていたコトだったが、何故だか、この天龍では贅沢だ。
ところどころ、焦げもあり、香ばしさもある。イイ感じだった。特に長ネギのあたり。
「広東麺」(1,100円) ―― 個人的に、銀座天龍の「広東麺」と「エビそば」は好きだ。スープ代わりに、と言ったら失礼だが、シェアして食べた。なかなかウマい。メニューの補足には、「オイスター」と書いてあったが、そのオイスターのソースとオイル(?)が何とも上品で優しい感じなのだ。良い意味でも悪い意味でもクセが少なく、鶏ガラと塩味がベースになっているスープを上手く引き立てているのではないかと思う。
また、この店の麺も特長はある。低加水の平打ち縮れ系なのだが、麺に練り込まれている独特の味がある。漢方薬にでもありそうな香りを発するモノと、一風変わった塩分を感じるモノ。激しく感じるわけではないが、はんなりとソレらを感じる。
具材は、具沢山である。エビ、イカ、ウズラの卵、豚肉、白菜、長ネギ、タケノコ、ブロッコリーなどなど。餡かけの餡自体は、それほど強くない。ドロリ系でなく、ややトロリ位の感じ。
餃子という食べ物。小さな頃から馴染んでいる。
特に、徒歩3分圏内だった「餃子の王将 太秦店」に多大なるお世話になった者からすれば、日常の食生活の一部ですらあった。
王将が1皿7コで140円の頃から考えれば、いくら大きいとは言え6コで830円は、贅沢な餃子でもある。
皮の量と具の量の相対的な感覚から言えば、単に「餃子」というより「中華ハンバーグ」でも食べているかのようでもある。
でも、何だか、この店の餃子、好きなのである。
(文責:京夏終空、2017.6.2)
(37件/3.28、2018.6.3)
(※写真は、後日掲載。)
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京夏終空
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京夏終空さんの他のお店の口コミ
店名 |
銀座 天龍 池袋東武店(テンリュウ)
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ジャンル | 餃子、中華料理 |
お問い合わせ |
03-5956-3077 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店 レストラン街スパイス 12F
このお店は「豊島区西池袋1-1-25」から移転しています。 |
交通手段 |
各線「池袋駅」西口より徒歩3分 池袋駅から136m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー可 QRコード決済可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T9010002022636 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席数 |
42席 |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 車椅子で入店可 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2016年2月26日 |
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初投稿者 |
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「春の天龍」ランチ編。〜1949年(昭和24年)創業、伝統の餃子「銀座 天龍」。
あのデカい餃子の「銀座 天龍」である。
今回は、春キャベツと桜エビの風味を堪能した。
池袋東武のレストラン街「スパイス」の12階である。
土日祝日や、平日でもジャスト昼時は待ちができるコトが多い。
待ちの無い時間帯に、度々通っている店である。
以前から度々書いているのだが、餃子3コとか4コのセットモノが欲しいと思っている。
1人で訪問する場合は、あのデカい餃子を最低6コ食べなければならないのだ。
キライじゃないモノに、こういう書き方をするのは変かも知れないが、銀座天龍に来て、餃子を食べないという選択肢も自分の中ではあり得ないし、と同時に銀座天龍の他の味わいも、もっと知りたいという欲求である。
この店の「名菜」の数々、まだ口にしたコトの無いモノも多い。
もしも、経営的目線でそうしているならば、強く改善を希望する。
名店なのだから、お客様目線を期待する。
「餃子6個」(960円)+「春キャベツと桜エビのソース焼きそば」(1,290円) ―― 写真の通り。
餃子は、いつも通り、天龍のデカい餃子である。
あえて言えば、今回は若干、焦げ目が強いかも知れない。
肉感と皮感を楽しめる。
酢ラー油でも、カラシ醤油でも、コショーオンリーでも美味しい。
食べ応えアリ。・・・いや、6コは、食べ応えアリ過ぎる。(笑)
3月の推しメニュー、「春キャベツと桜エビのソース焼きそば」。
もう、運ばれてきた瞬間から、桜エビの香ばしいニオイにヤラれる。
元関西人として、ソース焼きそばに、この価格はありえへんが、大きな乾燥桜エビがたくさんのせられているので、ついつい許せてしまう。
春キャベツの甘さもみずみずしさもイイ感じである。
他の具材は、豚肉・玉ネギ・モヤシ・ピーマン少々。あと、青海苔。
紅生姜も添えられている。
その紅生姜、キチンと生姜からシソを合わせて作っているモノで、美味。
全体的な味わいは、あくまでもソース焼きそばであり、ウスター系のソースの風味がメインではあるのだが、下支えしている上海系の焼きそばのようなオイスターソースも旨みを増している雰囲気。
アツアツで、フーフーやりながら食べる焼きそばは、最高である。
終盤に、ホワイトペッパーを少々ふりかけて食べた感じも上々だった。
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2024.3.27)
(367件/3.48)