池袋２丁目・トキワ通り、「海鮮山」。【58th】 : 海鮮山

続々々々・伊豆下田、釣り船、直営・直送。漁師メシ、漁師居酒屋。

とにかく新鮮な魚が食える。
釣果と、価格的妥当性の中での現地仕入れの鮮魚の数々なんだと思われる。

中には、何日か寝かせて熟成させている場合もあるかも知れないが、ほとんどは活魚だと感じる。
その身のハリや弾力において、また、味わいにおいてである。


レビューアップが約１年空いたのだが、この間に、行列ができる時期があった。
メディアの力は、恐ろしいモノだ。
最近は落ち着いてきたので、久々に訪問した。


「海鮮丼・セパレート」(1,200円)　――　写真の通り。

僕のいつものパターンで注文する。
刺身定食よりも種類が多いと聞いてから、コレにしている。

刺身皿と丼ぶりに分かれる。
定食は、小鉢３点とアラ汁が付く。

今回の刺身皿、本マグロ、ブリ、カツオ、エビ、ホッキ貝、白ツブ貝は間違いないであろう。
あとは、シマアジ、何とか鯛、といったトコロだろう。

丼ぶりの方、イクラたっぷり、珍味系２種類、ソレに玉子に紅生姜。

今回の刺身皿も、マグロと貝類以外は、全部鮮度抜群の活魚の雰囲気だった。
身のハリを十二分に楽しめる食感。
新鮮そのモノを楽しめる味わい。
うん、地元・池袋にして、こういう感じは贅沢だ。

漁港の漁師メシ的に、ガッツリ食べられる感じが何とも心地良い。

ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2024.3.9）
（212件/3.48）

続々々・伊豆下田、釣り船、直営・直送。漁師メシ、漁師居酒屋。

とにかく新鮮な魚が食える。
釣果と、価格的妥当性の中での現地仕入れの魚の数々なんだと思われる。

中には、何日か寝かせて熟成させている場合もあるかも知れないが、ほとんどは活魚だと感じる。
その身のハリや弾力において、また、味わいにおいてである。


「海鮮丼・セパレート」(1,200円)　――　写真の通り。

刺身定食よりも種類が多いと聞いてから、コレにしている。
ランチ価格は概ね990円均一だったモノが、1,200円均一へ値上がりした。
昨今の情勢、致し方ないであろう。

刺盛り皿、マグロとイワシは間違いないであろう。
あとは、カンパチ、メダイ、カマス、サゴシかサワラといったトコロだろう。

丼ぶりの方、イカとトビっ子、玉子に紅生姜。

今回の刺盛り皿は、マグロ以外は、全部活魚の雰囲気だった。
漁師メシ的に、ガッツリ食べられる感じもまたイイ。

ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2023.3.9）
（128件/3.46）

続々・伊豆下田、釣り船、直営・直送。漁師メシ、漁師居酒屋。

昨年、ランチで初めて２度ほど続けて訪問した。

レビューにも書いたと思うが、印象的には、あくまでも漁師メシである。
ある意味、荒々しい感じである。良い意味でも悪い意味でも。
そして、決して高級鮮魚料理店でなく、もの凄く新鮮な魚を食わせる店である。

好みはあるだろう。
熟成させていない分、甘みや旨みが足りないと感じる人もいるだろう。
しかし、この店のコンセプトは、やはり漁師メシなのである。
新鮮・活魚、だから食感と繊細な味わいを楽しむ比率が大きいのである。

そういう気分で訪問している店。


「海鮮丼・セパレート」(990円)　――　写真の通り。

刺身定食よりも種類が多いと聞いてから、コレにしている。

マグロ・カンパチ・カツオ・シマアジ・マコガレイ・アンコウ・イワシ・アナゴというランナップだと思う。
あれ？マダイもあったか？

一般的な刺し身ほどの味わいの強さが無い分、淡い味わいと見た目で判断するしかないので、難しいのだが、釣り立てを食べたコトがあるモノについてはわかる。

カンパチ・シマアジ・マコガレイ・アンコウは、身の弾力がスゴい。
ちょっと前まで間違いなく生きていた証が感じられる。

こういう種別の生魚の食べ方は、どちらもアリだろう。
ガツガツ一気に食べる場合は、なるべく同種のモノを口いっぱいにかき込み、鼻で香りを感じる。
また、全く逆に、口の中で咀嚼回数を増やし、甘みや旨みをキャッチできるまで噛み続ける方法。

酢メシや醤油が助演する雰囲気もある。
いずれにせよ、磯料理であり、海の男メシであり、漁師メシ方向の食べ物だと思う。

アラ汁もイイ感じ。
口直しの小鉢たちもニクい。

美味しかった。
ごちそうさまでした。


（文責：京夏終空、2022.2.17）
（71件/3.50）

続・伊豆下田、釣り船、直営・直送。漁師メシ、漁師居酒屋。

１ヶ月ほど前にも訪問して、「刺身定食」を食べた。

レビューにも書いたと思うが、印象的には、あくまでも漁師メシである。
ある意味、荒々しい感じである。良い意味でも悪い意味でも。
そして、決して高級鮮魚料理店でなく、もの凄く新鮮な魚を食わせる店である。

当然に漁との兼ね合いもあろう、どんな魚を出してくれるかは、季節にもよるし、上がりにもよる。

その日、ちょうどそんな気分で、再訪した。
つまり、アタリハズレ込みでの、とにかく新鮮な魚気分。(笑)


「海鮮丼・セパレート」(990円)　――　写真の通り。

前回同様、刺身定食にしようとしたら、店員さんから、このセパレート方式の提案を受け、そうした。
海鮮類の数が多いというコトと、ご飯が、酢メシになる。

前回も書いたが、漁師メシだから、難しい。
下田界隈で揚がる魚を思い巡らし、食べる。

醍醐味は、白身の数々だ。
ヒラメ、真ダイ、スズキ…、かなりの確証を持って言えるのはソレぐらいである。
ヒラメには、エンガワまで付いてきた。

どれも、鮮度抜群過ぎる。
死後熟成の甘みや旨みを、より感じたいのであれば、もう少々古くても良いと、思うほど。
でも、コレを求めてやって来たのだ。

なるほど、こういう感じは、普通の白メシよりも、酢メシの方が合うような気もする。
だから、海鮮丼が人気なのだ。

マグロの中トロ、イクラも、良いモノを仕入れている感じがする。

前回は、ご飯大盛にして、やや多すぎた気がしたので、今回は普通盛り。

て、言うか、この内容と量で、990円は、破格であろう。
1.5倍ぐらいでも全然おかしくはない。
満足。
ごちそうさまでした。


繰り返しになるが、今回の内容と量で、大きく評点を上げた。
こういう店は、前後する傾向が強いと思う。


（文責：京夏終空、2021.9.5）
（59件/3.49）

伊豆下田港、釣り船、直営・直送。漁師メシ、漁師居酒屋。

昔、夜に連れて来てもらったコトがある。
2013年11月の夜の訪問の記録だけが残っていたが、抹消した。
その時に訪問したのか、以前訪問したコトを記録したのかは覚えていない。

この店、漁師メシである。

伊豆下田の釣り船、「靖丸」の直営直送だとされている。
詳しくは知らないが、下田と言えば、キンメである。

また、この店は、看板に「刺身屋 海鮮山」とも書かれている。


この店、池袋西口、トキワ通り。
北口から伸びる文化通りとの角のビルの地下である。

僕の長年愛用している角打ち、「リカーショップ常盤」の地下でもある。
でも、その「リカーショップ常盤」は、とある深い大人の事情があり、未アップである。

さて、ランチである。
刺身屋なのだから、…。


「刺身定食」(990円)　――　写真の通り。

漁師メシだから、難しい。
下田漁港では、キンメ以外は、軽く見られがちでもある。
きっと、地魚じゃないモノもあるが。

サーモンと、マグロのホホ肉はわかるが、他の白身は難しい。

きっと、ワラサ、メダイは、そうだろう。
皮付きのは、タカベだろうか？

全体的に、状態は申し分なく良い。
さすが、漁師の刺身という感じである。

ただ、あとは、魚自体の持つポテンシャル・元来のレベル感と、好みだと思う。
だから、この刺身定食の990円は、好みが合致すれば、かなりお得であろう。

メイン小鉢、みそ汁、双方とも、漁師的アラ料理といった感じ。
アラ煮、アラ汁とも、ムダなダシ感などなく、ストレート。
醤油、生姜のアラ煮、味噌のアラ汁。
小鉢の一つ、キャベツ浅漬けなどは、刻み昆布でも入れれば、などと思ってしまうが、料理全体のバランス感がストレートなので、ムリに小細工はしていない感じもした。

ただ、刺身のゲタの、おろし生姜は、ネギの小口切りが混ぜられていた。

コレ、昼のランチだから、こういうラインナップだが、夜にそれなりの料金を出せば、かなり良い感じになるだろうと思われる。

あと、白メシ大盛無料でそうしたが、かなり大盛。

全体的に、漁師メシであり、海の男メシ。
ごちそうさまでした。


やや接客系には、疑問を抱くコトがいくつかあったが、そのコンセプトから、気にしてはイケないコトなのだろうと思った。
他の席では、水かお茶か聞かれていたのに、コチラは、何もなく、水がトン。とか。
ペーパーナプキンは、魚料理には不向きだったり、とか。

あと、アラ系の料理、カットの仕方もそうだし、ウロコまで入っていたりで、食べづらさはある。
断面的にブツ切り的な部分などは、背中まで45分、かかりそうではないか…。(笑)

お店の客の回転にも影響しそう。


でも、落ち着いたら、また夜にやりに、来たい。


（文責：京夏終空、2021.8.5）
（57件/3.47）