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店名 |
SABIHA HALAL RESTAURANT(サビハ ハラル レストラン)
|
---|---|
ジャンル | 南アジア料理、カレー |
お問い合わせ |
070-1573-6899 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線各駅停車 大久保駅北口より徒歩2分 大久保駅から192m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
オープン日 |
2021年5月1日 |
備考 |
リンカーズハラルキッチン跡 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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大久保駅近くにあるバングラデシュ料理店です。
お店のある建物は混沌としています。
2階にあり外階段で向かうネパール料理店のソルマリは、お店の存在も入口もわかりやすい存在。
1階がカオスで、大久保通りから向かうと見えてくるのが韓国料理の縁香館。
建物中央部には、中央アジアのウズベキスタン料理店のTANDOOR MASTERがあります。
バングラデシュ料理店のSABIHA HALAL RESTAURANTは、TANDOOR MASTERのキッチンと客席の間を通って、奥に行くとあります。
店内は、更にカオスです。縁香館と内部で繋がっています。
加えて、内装も明らかに韓国料理店です。
バングラデシュ料理店として使えるのは、5~6人用のテーブル席3卓程度のようですね。
ここにだけ、バングラデシュ料理のメニューが置いてあり、壁には防弾少年団(BTSではない古いもの)のポスターとともにバングラデシュ料理が掲げられています。
たまに縁香館のお客さんが席に案内されるまでの間、サビハのエリアにいることがあります。縁香館の接客は韓国スタイルなようで、不満の声が聞こえることもしばしばあります。
サビハのほうは、バングラデシュ人の店員さんが接客1名、調理1名で対応しています。
こちらは、親切丁寧で活気がある、南アジアのスタイルです。
メニューには、ランチメニュー、ディナーメニューの記載がありますが、そのときに提供できるものが注文できるメニューのようです。
この日は、セットもビリヤニも概ねどれも注文可でした。
名物のスペシャルボルタセットやチキンビリヤニは各1,000円、ナンセット、ライスセット、ビーフビリヤニは各1,200円で、標準的な予算としてはこのぐらいでしょう。
バングラデシュは、インドの隣にありますが、その食文化は「米と魚の国」と言われます。
主食は米、主菜には魚が多用されます。これは河川の多さとモンスーン気候によって水田耕作の適地であるのと、淡水・汽水魚を含め、魚がよく獲れるからです。
肉は、鶏肉を食べるのは周辺国と同様ですが、特徴的なのは牛肉もよくたべます。
これはバングラデシュがインドとは異なり、イスラム教徒の多い国でヒンドゥー教徒が少ないからです。
いただいたのは、
■ライスセット(1,200円)
選べるカレー1種のセットです。同価格でナンセットもありますが、バングラを満喫するなら断然、ライスでしょう。
カレーはイチオシがビーフ、2番がフィッシュとのことなので、セットはビーフをいただきました。
セットの内容は、ライスの横にサラダとボルタが盛られ、上にはキャベツを使った副菜があります。加えて、メニューには記載がありませんが、ダルが付きますね。それと、ソフトドリンクです。
ドリンクは選べるのですが、バングラと言えば、コーラです。ドリンクは先に提供され、ギネスのグラスなので、それっぽく見えますが、ノンアルコールです。
ビーフカレーは、スパイシーではあるものの、辛さが無く、肉の旨みを味わえます。
パウダーのシナモンが主体のようで、強く香りますね。ホールでシナモンリーフ、ナツメグが入っていました。
牛肉以外の固形の具は無く、牛肉はひと片だけが骨付きでした。
ライスは、長粒米を中心に少量だけ短粒米を混ぜてあります。そのため、長粒米主体でありながらも、少しだけ粘性があり、山盛りにしても形が崩れません。
ちなみにライスは1回おかわりできますが、一般的にはおかわり不要のボリュームで盛られています。
ライスとカレーだけでは、普通に美味しい感じです。味を複雑化し、美味しくしてくれるのは副菜たちですね。
特にダルが優秀です。単体で食べると、トゥールダールあたりを使った黄色いダルで、豆の濃度もやや薄く、インパクトに欠けるスープという印象です。
しかし、ご飯にかけて、丁寧に絡めておいて、その上からカレーをかけると味わいが複雑化して美味しくなります。
また、サラダもおもしろく、人参を主体にキュウリを混ぜて少量のコリアンダーリーフ(パクチー)を足したような見た目のサラダなのですが、今回食べた料理の中で抜群に辛いです。
そのため、辛さが欲しくなったら、このサラダを使います。
ご飯の上に盛られたキャベツは、南アジアでありがちなキャベツ炒めという感じですね。
ボルタについては、次に説明します。
■スペシャルボルタセット(1,000円)
ボルタ(発音は「ボッタ」に近い)は、色んな食材マッシュしたものです。
一番一般的なのは、ジャガイモのボッタで、ライスセットの副菜として盛られていました。
南アジアっぽく仕上げたポテトサラダという感じでしょう。
ボルタセットは、4種のボッタの盛合せになっています。
写真の左手から時計回りにジャガイモのボッタ、豆と魚のボッタ、干物のボッタ、魚のボッタです。
一応、日本語で手短に説明してくれるのですが、発音が悪くて聞き取れず、上記は観察して、食べて推察したものも含みます。特に干物のボッタはまったく聞き取れませんでした。
豆と魚のボッタは、豆のペーストでコクがあるところに魚由来の旨みが足されています。あと味にかすかな苦味が残ります。豆由来というよりも、魚のワタの味に感じました。
干物のボッタは、ポルトガルのタラの干物の『バカリャウ』の味です。白身魚の繊維を感じ、干物にしたことによる風味を感じつつも旨みがありますね。これも魚由来なのか、わずかに苦味があります。
魚のボッタは、非常にわかりやすく、ツナ缶を使ったボッタです。
どれも味わいは異なり、スパイスを使っているようですが、辛くはないですね。
どのボッタも、その素材が単体でポテサラ状にするのは難しいでしょうから、ジャガイモ・玉ねぎ・パウダーのスパイスあたりは使っているのかと推察します。
ボッタは総じて塩気は控えめで、健康的な味わいですね、
スペシャルボルタセットでも辛さが必要な場合は、副菜のサラダを使います。
ダルやソフトドリンクは、ライスセットと同じです。
■フィッシュカレー(500円)
バングラデシュでは淡水魚を多く食べるのですが、その2台巨頭は、ナマズと鯉です。
汽水域では、イリッシュというニシン科の大きな魚もメジャーなようです。
こちらの魚は、皮には鱗が付いていた様子が残っていて、サイズはさほど大きくないようで、コイ科のルイマスあたりでしょう。
スパイスは、パウダーのみで強く効いているものは無く、色合いから見てもコリアンダーシード、ターメリック、ウコンなどのカレーのベースとなるような基本のスパイスだけのようです。
大根、トマト、カリフラワーと野菜もたっぷり入っていて、穏やかなカレー味で仕立てた魚と野菜の煮込みですね。
魚はやはり、川魚のようで、ちょっと臭みがありますね。しかし、基本的にはカレー風味なのであまり気になりません。
お店の構造やメニューも含めて、なかなか個性的なお店ですが、王道のバングラデシュ料理が楽しめる貴重なお店でしょう。
都内においても、新大久保界隈においてもまだまだ少ないバングラデシュ料理店です。
インド・ネパール・パキスタン・スリランカとは異なる、南アジア料理を食べたい人におすすめです。