2階は円卓。貸切宴会。 : 玉蘭

小中学校の同級生（野郎だけ）で久しぶりに集まり、食事会。
皆、香港日本人学校出身という事で中華にした。

ここは旨い肉まんの店としてレビューを書いているが、食事もそこそこ美味しいのだ。

歌舞伎町で24時間営業の不夜城中華屋なので、月曜の19時に予約してくる客なんかいない。
２Fの円卓が並ぶ大部屋に通されたが、3時時間ほどいたが終始貸し切りでリラックス。

日本人がイメージする王道の中華料理もありつつ、北京料理を標榜するだけあり、現地を知るものが懐かしむようなマイナーな料理もある。

100種類はあろうメニューから料理の番号を紙に書き、厨房とつながる小型エレベーターにそれをいれて、1Fに送ればそのうち、料理がエレベーターで運ばれてくる。
注文はその繰り返し。

尚、飲み物は冷蔵庫に缶チューハイ、缶ハイボール、瓶ビールがあるのでセルフで取るのも気が楽で何だか家飲みをしているような気分。
ボトルは紹興酒しかなかったので、それを頼んだが、足りなかったので黒霧を3500円払うからとカクヤスより取り寄せてもらった。

メンバーのうち、2人が130ｋｇ超えという頼もしい布陣だったので、料理は次から次へと注文。

飲んで食べて3時間を超える貸し切り利用で\5,400くらいは全然あり。

ただし、次の日、胃がおおいにもたれ、大変だった。
心は若くとも、完全にアラフォーであるという事を思い知った。

緊急事態宣言下でも普通に営業して、酒も飲めたのでガンガン行っていたけど、そういう店って、宣言が解除された後は反動でいかなくなるもんだ。
ここに関しては、本来、飯を食うところとしては見ていなくて、酔った時に店頭の蒸し器で蒸されている肉まんを買い、それを歩きながら食べ、帰路につく。
そういう位置づけなので、そう頻繁に来る店じゃないけど。

久しぶりに食べた。

相変わらず、旨い。

この店は移転する前は区役所通りの一本隣の筋にあった（今でいう、餃子のダンダダン酒場あたり）。
その時からの付き合い。

皮のぷつんとした弾力と、肉汁溢れる肉餡が堪らない。
大変お勧め。

自粛や緊急事態宣言も何のその。
独自路線で通常通りの営業をしている歌舞伎町の玉蘭様。

本日も22時過ぎてますが、やっています。

１Fは満席で、２Fに通される。

初めて２F来た（３Fもあるみたい）。

基本は団体の宴会用なので例の中華な円卓なんかがあって、広い。
ここは1組しかいなくて、no密（１Fは濃密だった）。

酔っ払い4人で〆の中華。

名物牛肉麺：辛口スープに白菜の旨味。前回も食べたね。

卵炒飯：誰が頼んだか知らないけど、来たので食べた。シンプルでパラパラ。

高菜牛肉炒飯：本当はこっちだけ頼んだつもりだったけど、期せずしてW炒飯になってしまった。豆板醤で辣な感じの炒飯でこれはこれで旨い。

２Fは食べ物を運ぶ専門の小さなエレベーターがあって、料理がきたらそこからセルフで取りに行くのだけど、料理が来ても特にお知らせの音とかないので、いつ来たのかはボタンの点滅と「雰囲気」で感じるしかないので、注意が必要だ。

「全然こねーなー」と待っていたら、エレベーター内でラーメンが伸びているパターンもありうる。

12時過ぎに上野で飲み始め、そこから新宿2丁目のミックスバーで8時まで飲んだ。
鏡月、2本くらい空けてべろべろ。

昼に大統領で少しつまんだ程度なので腹が減っている。

特に麺類を激しく欲っしている。

というわけで、どんな時でも24時間営業のこちら。

２F、３Fまであるのだがどうも上まで一杯の模様。そりゃそうよ、どこも閉まっているからね。

僕は１Fに通され、入り口の看板にもなっていた「牛肉麺」をお願いした。

牛肉麵というと、蘭州牛肉麺か、台湾の牛肉麺が有名だけど、こんなにデフォで真っ赤なのは初めて。北京の牛肉麵はこういうものなのか、はたまた、ちょいちょい四川料理が混じっているのでそっち方面の牛肉麵なのかもしれない。

あっつあつ。

むせるほど、しっかり辛く、酔った頭がすっきりする。

しかし、ただ辛いだけじゃなくてちゃんと旨味の有るスープ。
くたくたになった白菜がたっぷりで美味しい。麺は大陸中華でにありがちな万能中華麺。

美味しかった。

うーむ、ここはやはり食べログの点数以上に美味しい店だと思うよ。

まあ、場所が場所なので日の目を浴びることはないだろうけど、僕はちょいちょい利用させてもらいますよ。

となりのへべれけ爺さんが、腸詰をつまみに「人参酒」を追加したのだが、店のママさんに「これ、強いね。これ飲んだらかえってね」と、柔らかく退店を促されていたのはウケたが、明日は我が身。

「鳥　田むら」で焼鳥を結構お腹いっぱいになったつもりが、その後、はしご酒したら炭水化物を食べていないのでお腹が減った。
ほぼゴーストタウン的な歌舞伎町。深夜０時過ぎ。
いつもは肉まんだけ買って帰るのだが、汁気が欲しい。
でも、焼きそばが美味そうすぎて焼きそばにチェンジ。
汁気は酸辣湯にて補う。
よくある系の大陸中華に見えるが、それよりも美味しいような気がする。
気がするというのは、記憶がもはや曖昧なほど飲んでしまったからだ。
ここは２４時間やっているし、酒飲める。

久しぶりに食べたくなって。

行きつけのバーのマスターへの手土産を買いがてら。

今日のは中が冷えてていまいち。

こんなの初めて。

とはいえ、腐っても玉蘭の肉包。

弾力のある、むっちりとした生地は改めて唸る。

小中学を香港で過ごした僕が控えめにいって、東京で今のところ一番うまい肉まん。

大学生の時に出会い、未だにたまに食べるがやはり美味い。

ぷっつりした弾力のある皮に、あっつあっつジューシーな豚肉餡。

区役所通り。

ラブホ街の手前にあります。


ほんと、美味いんだから。

月曜から夜更かしを地でいく、自殺行為。

何故か勢いづいて飲み歩き、時刻は午前2時過ぎ。

後数時間後には出社ではないか。

電車もないし、当然タクシーで帰らないと。

なにをしているんだか...。

あぁ、明日はあの書類があーで、あれが届いたらこーで、やらないといけないことが頭の中をぐるぐる回る。

そうだ、とりあえず、締めのラーメン食べて落ち着こう。そうしようと、こちらへ(正常な判断が出来ていない)
まず肉包以外はどないやねんと気になっていたので。
移転前に食べたことはあったが当時も同じような夜明け前のシチュエーションでもっと酔っていたから何となく美味かった記憶があるのみ。確かめねば。

先客はなし。

客席に対して、やたらとでかい厨房は現地の調理師がフル回転。何せ出前の電話がひきりなしたのだから。ここはもうデリバリー、持ち帰りに活路を見出したお店なのかもしれない。テーブルは3,4つしかない。

一人なら汁麺すすって帰るところを、二人だと気も胃袋も大きくなり、エビレタス炒飯を真っ先に頼んでしまった。大陸中華における炒飯でレタスが入る炒飯はスタンダード。頼まざるを得ない。

「あっさりしめようぜ」、言うてた割に頼んだのはおばちゃんが勧めた、雲呑湯麺ではなく、牛肉麺。見た目、四川寄り。

頼んだらすぐ出てくるのが中華の良いところ。

エビレタス炒飯。
シャキッとしたレタスにプリッとしたエビ、ふんわり卵と食感が楽しい。米は一粒一粒が油を入れまとい、パラパラ。
かなり薄味。一味足りない。だが、またそれが香港のその辺の食堂で食べたような安ぽい味で許せてしまう。
醤油を少し垂らして微調整、美味い。卓上の醤油でさえちゃんと中国の醤油だったのには少し驚いた。

牛肉麺。
朱色のスープはピリ辛といった感じで、少し酸味がある。といって、酸辣湯麺というほど酸味も辛味も立っていない。それよりも牛肉の出汁、旨味が立っていて、すごく美味い。
麺も適当な安い万能麺ではなく、札幌味噌ラーメン的な中太の黄色い縮れ麺で、プリプリシコシコした歯ざわりで好みだった。

いやぁ、美味い、美味い。ポテンシャル感じまくりで、ぜひほかの料理も食べたいものだ。

別件、
途中、年の頃、20歳前後の若手ホストが3人ほど現れ、酢豚と焼きそばをシェアし、それぞれライスを頼んでいた。
会話の内容が筒抜けで、まあ「今日ヘルプについた何とか先輩のテーブル、マジ飲み損。焼酎NGだっつーの」的な会話で、こんな時間まで飲みたくない酒を飲んで、なけなしの金で3人で二つのおかずをシェアし、ライスで腹を満たす。泣けるやん。
彼らが将来成功するのか、しないのかはわからないけど、この何でもない歌舞伎町の片隅で酔っ払いながら友と語った時間は何年後かに思い出して、その大切さを噛み締めることだろう。

おじさんとしては、餃子の3人前くらいおばちゃんに追加注文し、「腹減ってんだろ？食べな」と、彼らにご馳走したら、だいぶ粋なのだろうけど、それはしない。

勿論、ホストじゃなくて、キャバ嬢だったらやっていたかもしれない。

早く帰らないと空が白んできてしまう...

前は区役所通りの一本脇。

今、磯丸水産がある通りにあって、店先で大きなせいろから水蒸気を放っていた。

いつの間にか移転。

もちろん、素面では食べたことないが食べた肉まんがめちゃくちゃうまい。

香港で小学生時代を過ごした私が当時、6ドルで買い食いした、あの「菜肉包」にすごく近い味。

今日も相変わらず素面じゃない状態で、何年振りか、移転後初めて行って、お店の老婆に「肉包三個(ローバオサンクッ)」てな感じでオーダー。


柔らかすぎない弾力のある生地、噛んだらどこからともなく吹き出す、あつあつの肉汁。
適度な豚くささ。

たまらねぇ。

ぜひ、ぜひ。