【3回目】うまいぜベイベー！！「味噌屋 八郎商店」＠西新宿 : 味噌屋 八郎商店 新宿店

味噌屋八郎商店＠西新宿
ラーメン

西新宿小滝橋通りから5メートルくらい入った場所にある八郎商店。
今回で3回目の訪問です。

西新宿エリアでは唯一の、、、ということになりますでしょうか。
味噌ラーメン専門店です。

新宿エリアの西側においては随一の味噌ラーメン屋さんだと思っています。
東側でいうと歌舞伎町の萬馬軒が美味しいと思います。

八郎商店と萬馬軒は味噌ラーメンとしての個性が違うため、甲乙付けるのは難しそうです。

なんと。新メニューが発表されているではありませんか。
しかもパクチー辛シビレ味噌。
特徴を表現する言葉が入りすぎている。

最近何かと流行っているパクチーと、そして辛さと、さらにはシビレと、そして最後に味噌。
これは食べるしかありません。

それにしてもなんとメニューが豊富なことか。
「味噌ラーメン専門店」とは思えぬ豊富さですが、ラーメン系メニューは全て味噌がベースになっています。

いつからか、辛味噌の辛さが選べるようになっていました。

スタンダード→チョイ辛→中辛、、、までは分かるのですが、その次が超激辛ってどういうことでしょう。
普通に考えると、中辛→激辛→超激辛、となるのではないか。

激辛食べる人なんてそもそも変わっているんだから、なんならそんなの飛ばして超激辛じゃい！といったところでしょうか。

席はゆるくカーブしたL字型カウンター席です。
平日14時の到着でしたが満席でした。さすがは人気店。

卓上にはおろし生姜と、餃子用三種の神器が配備されています。
おろし生姜は今回はデフォルトでいろいろ入っているので、もうこれ以上何かを入れなくてもよさそう。

パクチー辛シビレ味噌ラーメン到着。かなりすごいビジュアル。
結構圧倒されるオーラを放っての入場です。

パクチーはかなり盛りだくさん。このくらい入っていると「パクチー入りラーメン」という雰囲気が出ます。
パクチーは買うと高いですし、育てると結構大変ですし（水切れに異様に弱い）、デフォルトで880円と高めですが、こんなにパクチーが入っているとむしろ安いと思います。

オイルをまとった肉餡と、バターが入っています。
またこのバターが大変よい働きをします。こういうのを燻し銀の働きというのだと思った。詳細後述します。

このラーメンは大きく2つのエリアからなっておりまして、まずは北半球の味噌エリア。
こちらは辛味噌となっておりまして、深い味わいと中辛ながらなかなかの辛さを司っています。
（辛さはもしかしたら両半球に混ざっているのかもしれませんが）

大変味わい深くコクのあるスープは、少々味は濃い目ではありますが、病みつきになるスープは圧巻の味です。
いわゆる王道の味噌ラーメンとは全く世界が違いますが、なんつッ亭ワールドの味噌スープは必見というか必食です。

南半球は、なんつッ亭らしい麻油エリア。
日本語でいうと焦がし大蒜エリアとなりまして、強烈なパンチを生み出しているエリアです。

痺れは、、、山椒なのかなあ。しかしさほどビリビリはなく、すごくほのかに痺れるくらいです。
（痺れも麻油エリアではなく最初から全体に及んでいるのかもしれません）

麺は大盛り無料なので、馬鹿だから大盛りにしてしまったのですが、この食べごたえのあるラーメンは大盛りで食べてこそだと自分に言い訳してしまいます。
ちょっと固めの歯ごたえある中太麺をワシワシと食べるのがいい。

辛味噌の深い味に、痺れが顔を出しつつ、もしかするとくどいか？と思わせておいてパクチーが強力に爽やかな風を吹き込んできます。
しかしそれでは終わらずに、バターがまろやかさとコクをプラスしており、四重奏のような複雑な味を奏でつつ、それでいて旨いというのが素敵としか言いようがありません。

こちら普通の味噌ラーメンですが、パクチー・・・の方がずっと魅力的に見えます。

書いている今、既に食べたい衝動に駆られる病みつきの世界に、是非引き込まれてほしいと思います。
あと、普通の人は辛さは中辛にしておいたほうがいいです。

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【オーダー】
パクチー辛シビレ味噌　880円

味噌屋八郎商店の過去記事はこちらになります。
・2009年7月12日　辛味噌ラーメン
・2015年7月3日　味噌ラーメン

-- 2015.07.03 再訪
6年ぶりに再訪しました。メニューは若干変わっていましたがお店は健在、大人気でした。
味噌ラーメンとしては新宿エリアで一番尖ってて、一番おススメです。

http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2766.html


-- 2009.07.12 初訪問
小滝橋通りにまた新たなラーメン店がオープンしました。
前は小諸蕎麦だったと思うのですが、その後釜に「味噌屋八郎商店」が出来ていました。
ラーメン二郎の隣です。

まさにこのあたりはラーメン戦争が勃発していますね。

日曜日なので並ばず入れましたが、
平日はいつも列が出来ています。
オープン当初ゆえの一過性のものなのか否かはまだ判断できません。

メニューはこちらです。

トマト味噌ラーメンや、カレー味噌ラーメンといった、
とても気になるメニューもあります。

今はラーメンも非常に多様化しているので、
次々に消費者を驚かすメニューを開発しないと、
みんなすぐ飽きてしまうのでしょうね。

「うまいぜベイビー」を世界に広めたいようですね。
でもまだ日本でも広まっていないので、世界に広めるのは容易ではないでしょう。

水は薬缶に入っています。
薬缶が汗をかいていて、なんだか水がとても美味しそうに見えます。

辛味噌ラーメンにしました。
大盛りは無料とのことですので、大盛りにしてしまいました。

マー油が効いていますねえ。
ラー油も効いています。
味噌ラーメンのコクに、2つの油のアクセントが非常にあっているように思えます。

麺も太麺で、とても好みに合います。
コクのあるスープとよく絡んで絶妙です。
辛さ加減もバッチリです。
旨みを消さない程度にピリっとしてくれます。

味噌ラーメンって、なかなか美味しい！と思うお店がありませんが、
こちらの味噌ラーメンは、下手すると今まで一番美味しい味噌ラーメンではないかという気がします。

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【オーダー】
辛味噌ラーメン　880円
大盛り　無料

【総合コメント】
なんつっ亭グループが手掛ける味噌ラーメンのお店です。
小滝橋通りに殴りこんできました。

大変美味しい、ちょっと変わった味噌ラーメンを楽しむことができます。

お店に行ったらちょうど券売機が壊れていて、
ちょっと店員さんがバタバタしていたのですが、
とりあえず先に注文だけ伝えるという、普段と違うオペレーションになりました。

ほどなくして券売機が直って食券を改めて買おうと思ったら、
店員さんが「お金だけ渡してもらえれば、自分が買ってくる」とのことです。

再度お客さんを立たせずに、お店の人が券を買ってきてくれるというのです。

非常事態の時こそ、お店の実力が試されます。
とても良い対応だなあ、と感心しました。

お店スタッフの方は全員男性なのですが、
きっと全員独立を目指して集っているのかなあ、と思わずにはいられない気合いを感じました。

こちらのお店は、小滝橋通りでも末長く続くお店になると思います。