魚とら
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店舗基本情報
| 店名 |
魚とら（うおとら）
|
|---|---|
| ジャンル | 日本料理、海鮮、海鮮丼 |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3666-5902 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
都営新宿線浜町駅より徒歩3分 浜町駅から183m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥4,000～￥4,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
24席 （床の４人テーブル３台、座敷の４人テーブル２台、カウンター４席くらい。） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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浅草橋で用を足し11時ちょいと前、天気もよいことだし散歩がてら柳橋・東日本橋界隈を散策し、浜町の「魚とら」で漬け鮪丼をいただくことにしようか。浜町からなら午後に予定している人形町・水天宮方面への移動にも都合がよい。柳橋を抜け東日本橋から清洲橋通りにでて、久松町の信号を浜町方向に少し行くと左側に建てかえられた明治座、その向かい右側、昔でいう浜町堀側の路地を少し入った左側に浜町「魚とら」。明治四十年に花街の仕出し屋として開業、その後花柳界の衰退とともに昭和六十年に料理屋に転業した魚料理専門店。開店と同時に店に入るも客は私とご近所の家族連れひと組。入ってすぐ右側のテーブルに座る。煮魚定食なども気になるところであるが、ここでは浮気せず漬けまぐろ丼を注文する。開店と同時に入店し比較的上がりの早いこの漬けまぐろ丼をさっさと平らげ、込み合わぬうち退散するという戦法。注文から5分も経たないうちに漬けまぐろの丼が運ばれる。生の本鮪の天身の色がなんとも美しいどんぶりだ。箸休めに切り干し大根の煮たものとポテトサラダのようなもの、それにぬか漬けとナメコの味噌汁がセットになっている。漬け丼をひと口頬ばる。煮切り醤油で漬けにしたことにより、本鮪がまったりとした食感に変わり生とは違った味わいで実に旨い。浅草の老舗江戸前寿司店の親方は天然メバチにこだわり、鳥越の寿司店の大将はインドしか使わないという。しかしながら煮切りで漬けにするのならやはり本鮪が一番おいしいのだと私は信じている。ひと口に本鮪といっても値段はピンきりであるが、比較的安価な地中海産やマルタ鮪でも魚体200キロクラスで処理・鮮度のよいものは最高に旨い。刻み海苔と浅葱がよいアクセントでいくらでも食べてしまいそうだ。そこそこボリュームのある丼であったが、年甲斐もなく一気に平らげてしまった。昼に漬け鮪丼を食べさせる店は寿司屋を含め多数あるが、この界隈で漬け鮪丼というとどうしてもこの店を思い浮かべてしまう。気がつくと店内はサラリーマン客で一杯、すでに一部相席になっている。長居は無用、熱いお茶を一杯もらい退散。勧進帳の弁慶像を左手に見ながら、満腹で甘酒横丁を人形町通り方面へ向かう。