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インドカレーの名店であることは間違いない
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クロオッサン
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
移転
フジヤ
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
カレー 百名店 2020 選出店
食べログ カレー TOKYO 百名店 2020 選出店
カレー 百名店 2019 選出店
食べログ カレー TOKYO 百名店 2019 選出店 |
| ジャンル | インドカレー、インド料理 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅（Ａ４出口）徒歩１分 三越前駅から136m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
11席 （カウンター席のみ） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| オープン日 |
1996年6月11日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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バブルの20世紀末、インドのトップクラスのシェフの何割かは東京に連れてこられたと聞く。当時私は大手銀行のシステム開発の仕事をしており、オフィスではカレー隊なるものを結成してインド料理店巡りをしていた。その頃、オフィス近くの三越のほうにも美味いカレーを供する店があった。
フジヤという日本人が経営する小さな店。ご主人と家族？おばあさんがやっていて、チキン・キーマ・ビーフのシンプルなカレーを提供する。ナンも選択できるがどこかの製パン工場で作ったような既製品を加熱するだけのもの。
味は、一球入魂的なもの。玉ねぎフルーツベースとスパイスの組み合わせでカシミール風の味に仕上げている。夜、仕事の合間に行くといつも店主は鍋を前にしてしかめっ面していた。
バブルの頃に栄えた銀座のインド料理店も減り、代わりにラミネートされたカラフルな看板のインド料理店を多く見かける。
フジヤがまだ存続していることは知っていたし、ココットカレーの紅花も相変わらず人気のようだ。
20年ぶりくらいにフジヤに入店。
驚いた。おばあさんが厨房に居る。店主も変わらず鍋とにらめっこしている。
迷わずチキンカレーをオーダー。ただ、おばあさんは耳が遠くなってしまったらしく、後方の店主にもう一度伝えた。
で、着丼。
構成は20年前と全く変わらない。ドラムチキンのみのカレー。
味は、少し変わってしまったかな。変わってないかもしれない。旨味の芯が感じられ、日本人の作るカレーっぽくなった気がする。それでも十分に美味しい。
聞くところによるとこのフジヤ自体は100年の歴史があるらしい。おばあさんはその８割９割を見てきたのだと思う。私は２割しか知らない。