東京駅舎を一望しながら、優雅に、フレンチランチ。 : メゾン・バルサック

新丸ビルにあるフレンチダイニング「 MAISON BARSAC（メゾンバルサック）」

「ハレの日に、気軽に愉しむ」がコンセプト。

東京駅、新丸ビルの5階。

広々と開放的な店内に、大きな窓からは、東京駅舎が一望できます。

以前は、「三菱ビル」の「特例都道 402 錦町有楽町線」側にあった、2 階建て の素敵なレストランでした。経営がトリコロールになり、移転されました。

さて、なかなか予約の方で常に満席、今日は幸運なことに、入ることができました。

平日ランチセット。
ロースト・ビーフ&フライドポテトまたはンバーグ&フレッシュサラダ。

ロースト・ビーフには、フレッシュサラダ付き、ハンバーグには、スープ付き。全て、ブルディガラのパンと、飲み物付き。

ハンバーグにしました。

【スープ】
「とうもろこしの冷製スープ」
とうもろこしの甘さを引き出したポタージュスープ。ブイヨンや、クリームを使った、基本に忠実な造り。

【パン】
「くるみとレーズンのパン」「ライ麦パン」「バケット」オリーブオイル。
パンは、３種、同系列の広尾にあるブーランジェリー「ブルディガラ」製。

【メイン】
「デミグラス　ハンバーグ」
ぽってりと可愛らしい小判型のハンバーグにナイフを入れると、柔らかくも肉の旨味がじんわりと。デミグラスソースのコクや香りが引き立てます。。

サラダには、酸味のあるドレッシング、爽やかなハーブも入って、肉料理にはうってつけの組み合わせ。

【食後の飲み物】
「アイスコーヒー」
経営がトリコロールだから、珈琲は美味しい気がする。

なかなか、予約で満席、ウォークインで入ることができないこちら。丸の内の会社員さんたちは、皆様お昼から、優雅にコースなのか？と思っていました!東京駅にいらっしゃる、観光客、一般の方が多くいらっしゃいました。（笑）

☆再訪

Menu Bussinessスープ+メイン（肉）+デザート+カフェ・近隣ビジネスマンのリクエストでできた、というクイックランチコースにいたしました。これは予約不可能につき、早目に伺います。

【前菜】
「オニオンスープ」
味の決め手、ゴールドに輝くあめ色オニオンもたっぷり、リンゴのみじん切りとともに優しい甘み。クルトンでないバゲットのスライスがしみて、たっぷり。かなり粒胡椒でスパイシー仕上げ。身体の芯から温まりました。オニオングラタンスープと異なりとろけるチーズでなく、雪のように振りかかっている粉チーズですっきりと。


【パン】
「パーネ・トスカーナ」
トスカーナ州のパン。このパンには全く塩が入らないという。塩を入れずその分料理に塩を沢山使う意味のあるパン。カンパーニュの形はしているが全く異なる、どちらかというとソフトフランス似、ほんのり甘い柔らかパンです。“ブルデイガラ”製、お代わり5個。

☆昔、塩が高級で税金がかかった時代塩なしで作られた。パンは生地作りの際、発酵を促すためには塩は必要、塩無しで作るためにトスカーナパンはビガという発酵を促進させるもとから作る過程も一手間。なのにつくるのは、こだわり、だそう。

【メイン】
「豚ロースのロースト　レーズンとアーモンドクリームソース」
レーズンの入ったアーモンドクリームソースでローストポーク。白ワインやフォンドヴォーベース、アーモンド等のクリーミーなタイプの美味しいソース、淡白なローストポークの味わいが更に引き立ちます。色も味もバーベキューソースとかデミグラスソース似なのでお題目からはこの深い味はアーモンドも入っている美味しさなんだと認識。
豚のロースは厚切りで、カリッと焼いたものでなくしっとりとローストされているので、香ばしさはないけどボリューム感があり、食感も楽しめる。ソースなしでも肉自体味が濃く、脂身さえもクドくなく、さらりとしている。肉質の高さ、が感じとられました。 添えのマッシュポテトがとても良い食感に仕上がっていて、たまらない。

ご一緒【メイン】「スズキのパセリ風焦がしバターソース」
エスプーマされた綺麗なグリーンカラーのパセリのソースにバターソースがひたひた、のスズキ。クラシックなフレンチ。スズキも、サイズがあって、火入れの絶妙さ、ふわっと柔らか。この格別のクリームソース（ぺルノーソースのような）が印象に残ったようです。

【デセール】
「パルフェショコラ」
トップに“クーベルチュールガナッシュ” 「ショコラアイスクリーム」“シャンティイ”
“ジェノワーズショコラ”（ビスキュイではないと判断、ガトー・ショコラくらい強い）のチョコレートパフェ。カカオの香りが強く、ミルキーなホイップクリームふんわり、コクのガトー・ショコラ、とどめにパリパリのクーベルチュール、充実した小さなグラスの中の「サロン・デュ・ショコラ」

【ドリンク】
「ホットコーヒー」
濃いめだけど、酸味と苦みがなくおいしかった。

ビジネスランチは「隔週替り、本日お肉」ご一緒が“お魚”と所望、メニューには載っていませんが、お優しいスタッフが追加料金にて出していただけるとのことで、感謝です。
本日、店内女子会炸裂。それでも、とても上品静かで落ち着く雰囲気でランチができました。転居されて半年後の二度目、最初の丸の内でもともとおいしかったけれど、メニューもいろいろ工夫されていて、またまた良くなっていて大盛況と思います。ごいっしょも大満足、今回もやさしい接客いただいて感謝です。

♡♡♡♡♡前回のレビュー♡♡♡♡♡
★2017/0８/２(水)

路面店「ＭＡＩＳＯＮ ＢＡＲＳＡＣ」が新たなコンセプトにて移転オープン。というニュースに、美魔女ママたちと予約のうえ伺ってみました。
窓が大きい店内は、多少天気が悪い日でも明るく開放的な感じ、気持ちが良いですね。

事前に”ビジネスランチ”と申し出、”Menu・Special”にしました。スープ、メイン、デザート、コーヒーまたは紅茶等。選択はなし、です。

【前菜】
「ビーツの冷たいスープフレッシュプラムのアクセント」
ビーツ色の美しさ、“プラム”が刻んで入っておりうまみ凝縮。トッピングのサワークリーム、見た目も味わいも映える逸品でした。

【パン】
「パーネ・トスカーナ」
“ブルデイガラ”製のイタリアのオリーブオイルを練りこんだカンパーニュ形状パン。固くない、ふんわりと柔らかく、外側はパリっと、サクサクといい噛み心地です。若いスタッフに、パンの成分を伺うと、“小麦粉”というお答え。。聞かなかったことにして。でもお代わり補充は素早い対応、笑顔もいいので嬉しかった。

【メイン】
「鶏モモ肉のコンフィとリヨン風ポテトのソテー」
コンフィは、マリネした鶏肉を一晩漬けこみ、オイルの中で低温調理を心がけ、時間をかけて火を入れてしっとりとした肉質に仕上げられて美味しくなる、というもの。じんわりとうまみとしっかり脂がのっていて、ほぐれ、も良い。それ自体でもかなり美味しいのですが、マスタードソースを掛かると、さらに美味しさ倍増。
添えのリヨン風ポテトがとても良い食感に仕上がっていて、適度に振られた塩味が、じゃがいも本来の美味しさを引き立てます。名脇役。

【デセール】
「パイナップルのパブロワ　リオレ添え」
あのバレリーナ”アンナ・パブロワ”を招いたオーストラリア、ニュージーランドが記念に作られたメレンゲお菓子。パインの果実とクリームがたっぷりと、さっくりのメレンゲ・パブロワに隠れておりました。パインアイスも添えられて、仕上げもきれいでしたがパインの柔らかい香りと、甘味が美味しい一品でした。（マンゴー苦手な私に別バージョンを用意してくださった。）

ご一緒いーちゃんもみいちゃんも「マンゴーのタルト ココナッツのソルべ添え」
タルト、といってもビスケットがミルフィーユ状で作られたもの。なめらかなクリームが合わせられており、ココナッツアイスクリームとともに夏らしい爽やかなデセール。。
女性パテイシェが就任されたとか、とても繊細な美しさ、に納得いたしました。

【ドリンク】
「アイスコーヒー」
マイルドで苦みもなくおいしかった。

パリのスクリーブ“アンテ・オ・スクリーブ”、に似ていてセンスの良さがお気に入りだった前のお店。こちらも上品なレストランの雰囲気に浸りつつ、静かで落ち着いた場所は忙しい毎日にほのかな安らぎ、な気分を味わうのに最高のお店です。おいしい気持ち、笑顔になって帰りました。シェフの心を込めたお料理とスタッフの方々の親切なサービスに感謝します。