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地味だけれど、滋味溢れる和の真髄を。
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極楽とんぼ姫
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店名 |
移転
新ばし 星野
|
---|---|
ジャンル | 日本料理 |
住所 | |
交通手段 |
虎ノ門駅から274m 内幸町駅から358m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード可 |
席数 |
7席 (カウンター席のみ。完全予約制のため、予約の人数により制限されます。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 店の近くにコインパーキングあり。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | ドリンク持込可 |
オープン日 |
2012年2月2日 |
備考 |
おまかせコースのみ。予算は素材などで変動します。 |
お店のPR |
厳選した四季の恵みを、研鑽を積んだ繊細な技で調理。心の琴線に触れる淡い味わいを堪能する。
日本料理の名店「京味」で10年以上研鑽を積んだ星野氏が満を持して独立し、2012年に開業した「星野」。店は、賑やかな駅前から少し歩いた閑静な場所にひっそりと佇んでいる。店内はカウンター7席のみのコンパクトな空間。主人の繊細な技によって四季折々の恵みが巧みに変化した料理は、物語性のあるコースで振舞われる。また、師である西健一郎氏から継承した伝統を守りつつ、創意工夫を凝らした星野氏の料理は、見えないところにまで丁寧に仕込みが施されており、味付けにも一切の妥協がない。食材への敬意を感じさせる、命を愛でるかのような淡い味わいは、本来の料理のあり方を客人にそっと教えてくれるだろう。そんな主人の、食に対する真面目さと独創性が、数多の食通を虜にし続けている。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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一途でとても真面目、
だが、どこか不器用。
黙々と仕事をこなし控え目だけれど、
でも、本当はとてもかたくなで頑固。
その芯は誰よりも強く、人知れず静かにメラメラ燃えている。
18歳から京味一筋で修業を重ね、
多分、親方・西氏、諸先輩兄貴達の背中をずっと見続け、
その技や業を淡々と、でも、余すところなく己の巧みとして修得したのであろう、
色白の美肌にまだあどけなさも残る笑顔は、全く世間ずれしていない。
正に、京味・純粋培養の御歳31歳。
芳しく見目麗しい華は、誰の目にもパッと留まり、なんと美しいのだろう!と思わせる。
しかし、
小さくて控え目な花は、ややもすると素通りされ、或いは、ありふれた花と思われ目にも心にも留まらない。
が、よくよく見ると実にけな気でたおやかで、その生態系は理に適っている。
地味だけれど、とても優しく丁寧、滋味溢れる一品一品を頂きながら、
ふと、さようなことを思ふ。
こちらのレビュー数と、体系は違えどもおおよそ同時期開店のとある人気店のレビュー数、
更には、京味出身者の匠が司る人気店のレビュー数推移と比較しても、それは歴然。
そうなのだ。
昨今持て囃されている「京味」出身の艶やかな皆々様とは、ある意味、
その料理も、人となりも、そして方向性すらも、対極に。
その昨今主流のハレさに慣れてしまっているこの舌には、
最初の数口、少々物足りなさを感じてしまった。
が、
食後には、かえってとても清くすがすがしささえ。
最近は人材育成に心傾け、
最終的な「決め味」以外は大弟子たちに委ねている西氏率いる「京味」さん。
少しづつ・・・、はい、ほんの少しづつ、味が変わったかなぁ・・・と感じていたが、
こちら「星野」さんで、本当に久方ぶりに・・・、
はい、本当に本当に久方ぶりに、西さんが腕をふるっておられた頃の京味の、、、
いえいえ、厳密に評するならば、「西さんの出汁」を彷彿させる「出汁」に再会。
カウンター越しに、
星野さんご自身の手で丁寧に給されるお皿や椀からは、
氏自身から伝わる波動と同じく、
全く奇をてらわずに、余計な趣向も施さずに、
真正面から良き食材だけを見つめている「気持ち」が、ひしひしと。
ふふふ、本当に貴方は誰よりも頑固なのかもしれないわね。
そんな氏を幼き頃から一番よくご存じだからこそ、
調理畑とは縁のなかったご両親が、ご子息の為に一肌脱がれ、
親子三人でこの小さなお城を守っておられるのだろう。
何とも微笑ましい。
椀や煮びたしの出汁だけにとどまらず、
おめがねに適う刺身がなかったからと、
お造りの代わりにポンと小皿に載せられた ばちこ。
季節柄、あちらこちらの名だたる名店で今月は登場し、
他店との歴然の差をみせつけてくれた「5本指」*という、なんともふくよかな、太刀魚の塩焼き。
(*115cm~120cmの、西日本では’ドラゴン’なぞと呼ばれる最大級サイズ)
絶妙な塩梅の赤貝・蛤の、ぬた。
はにかんだ笑顔で、「今度お土産用にしようかと・・・」と口にしながら、
土鍋で炊いたばかりの白飯と共に給された、牛しぐれ。
そして、限りなくレアに近いミディアムレアの焚き加減が逸品の、おぜんざい。
それら全てが、とてもシンプルだけれど、ほっこり静かな余韻を残す。
西氏と親交深き当夜の同席者一同一致の賛辞は、星野さんにはまだ内緒にしておこう。
開店されまもなくやっと2カ月。
これからが、「星野丸」の長き航海のはじまり。。。
言いたいことを書くだけ書いて、「はい、お見送り」と五色テープを投げるだけなんぞは致しませぬ。
春夏秋冬、月々の寄港の度に、その旬をしみじみと楽しませて頂きたく候。
よって総合評価は、のりしろ分 ☆1つ余裕をもたせ、次回の宴を楽しみに。