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肉の万世/毛まで15分、ならず
何が起こってもおかしくなかった時代、昭和だって、稀代のスーパースターでさえ意中の女(ひと)の背中にたどり着くまで額面45分掛かると言われた時代を経て、今ぼくたちは ……
<R4.2.6>
「肉の万世 新橋店」
歩き回ったってろくなことがないと思い、「おれたちは古いけど新しい !」的ビルに乗り込んで、いつもどおりに何階だったっけかなぁ ? と悩む。
野生の感で2階はthroughし、うまい具合にエスカレータで押し出された三階の目の前がお店だった。
いつものどおりの薄暗い店内に、寧ろ落ち着く。
地下のママはどうしているだろうか ? ツンと上を向いていたおっぱいは、まだ垂れてきてはいないだろうか ? そんなことよりも何よりも、仲良しの女の子たちがいなくなった途端に手のひらを返したように行かなくなってしまったこの私を、恨んではいないだろうか ……
そのことだけがひどく心配なんだけど、ほんのちょっとの距離なのに、それを確認しにいく勇気だけが出なかった
“ハンバーグ&ナポリタンランチ/120g” @1,485
“とん汁をポタージュに変更” @187
〆て1,672円也。
ハンバーグ&エビフライも気になったが、如何せん高くつくそれをやることは出来ず、今日もぼくにとっての定番ランチを。
といっても久々のそれは、ハンバーグに若干臨場感がなくなっているのと(こらっ !)、ナポリタンの麺が悪い意味でぶよぶよとなっていて、それらに対するエクスキューズとしてか、メニュウ写真に偽りなくハンバーグにとろけるチーズがマウントされているのだが、でも前は代わりに目玉焼きサーヴィスだった気がするんだよなぁ ……
とは言え、基本この炭水化物の拮抗にいつまでも微睡み続けることが出来るというこちらならではの独特の楽園に、別段文句などあろうはずもないぼくである。
どうでもいいけど、ホールにけっこうに若くチャーミングな女の子がいて、無意識のうちについつい目で追ってしまっていたらいきなり目が合ってしまい ! 慌ててうつむくぼく。
おかわりOKというわりに、しっかりとよそわけれていたご飯をやっつけて満足。その恍惚に、途中のフロアでChinagirlからリンパマッサージを施術してもらうことも、そしてまた紙パンツを穿くことも忘れ、ふたたびsteam locomotive広場へと飛び出した
そして今日は「バイオハザード」の新作を観にやってきたのだが、何これ !!!
バイオハザード・シリーズって、冒頭必ずミラ・ジョボヴィッチのオールヌードから始まるってゆ~のが決まり事じゃなかったの !? 聞いてないよ~。だったらバイオハザードの意味ないじゃん !(笑)
なんの為にみんなお金払って怖い思い我慢しに(笑/そうじゃないでしょ !)劇場までやって来てると思ってんのよ。いつも絶対毛までは見えるって聞いてるよ !(笑)
―― 理不尽過ぎるわ、人生。新橋から東京ミッドナイトタウン日比谷まで、その毛だけを求め15分かけて徒歩で戻ったというのに ……
肉の万世/陽のあたらない教室
一昨日の晩、しばらく逢えずにいたMちゃん(といっても二人の子持ち)との久しぶりの再会。
お店の前まで近づいていくマスク姿の私にいち早く反応してくれて、ほんのわずかの間その再会に興奮状態を装っていたのだが、その後はいつものように自分のことだけを勝手にぺらぺらとまくし立てる態勢に入るようで(笑)、でもその変わりのないおしゃべりっぷりに五月蠅い半分、安堵半分。
ちょうど池袋にいたので西武の地下で調達してきたミニパンたちをあげる。
このご時世、無駄になったら嫌なので数を絞ろうと思って売り場に立ったのだが、でも直感で、クロワッサンとウィンナーとカヌレ、その3種を4つずつ買ってしまい、ちょっと多いかなと。そしたら今夜は珍しくフル稼働の4人態勢で、フライング気味にママが飛びついてバクバク食べ出すのを見て(笑)、余計に買ってきて押してよかったなと、ほっと胸をなでおろす。
Mちゃんが「クロワッサンオイシ~ !」をしきりに繰り返す。しばらくの間スーパーのパンしか食べてなかったから、とりわけおいしいと。
もうそれ聞くの3度目だよと言ったら、「ジャ~クチニチャックシテオクカラ~」と、こないだの「口にセロテープ貼っておくから」の別バージョンを持っているようで、女の人の語学的適応力の高さというものに舌を巻かされる。
その間にもママの手が止まらなく、あげたものの運用にごちゃごちゃ口を出すのは自分の主義に反するんだけど、矢も盾も堪らなくなって懇願するようにママに言い放った ……
「ちゃんとOちゃん(O嬢の物語/第二章)にも残しておいてあげてね !」
<R2.7.3>
「肉の万世 新橋店」
今日はストレートに、肉の教室に足を踏み入れた。
“古くても新しいビル”の中の安定の肉系Restaurant。未だ早い時間であったので、町の定食屋さんに対してこれはオーヴァではなく、30~40%近く広い面積を誇るであろうテーブル席に、しかしその窓際を外してどちらでもと誘われ、少しでも明るい席へと着かさせていただいたのは、それも一種の無い物ねだりという深層心理となろうか ……
そして品書きをあらためて手にとってみる。
“お得”的ランチのペラにはすべて私のエネミーである生姜焼き、唐揚げというキャラが垣間見えており、それに手が出せないことがなんとももどかしい。なので“お得ではない”ペラのほうから、しかし結局はいつものものを注文することしか出来ない俺なんだけど、でもそれで正解なんだよなぁ ……
“ハンバーグ&ナポリタン/120g” @ 1,260
“とん汁をポタージュスープに変更” @160
外税で〆て1,562円也。
ソースは如何いたしましょうと聞かれ、そういえばふだんドミソースとしか言ったことがなかったかなあと思い、今日はステーキソースとやってみることにした。
先ずはポタージュスープが舞い下りて、心配事はヌルくないかということだが、これは大丈夫そう。そして私にとって優しい塩っ気は、これは卓上のアルペンザルツが補償してくれるだろう。
と、中蓋が外されていないのか、あるいは共回りしてしまっているのか、塩の出口の孔がどの位置でも顕れず、結局自分の鞄から、いつもの松坂屋塩こしょうをとりだしてスープに振りかける。
おっかけオーヴァルの鉄板をバチバチ言わせつつ、ハンバーグ&ナポリタンが到着。
サーヴィスタイム中とのことで付けてもらった目玉焼きとポテトにも早速塩こしょうを振りかけて、ああ、お前はほんとうに使えるヤツだと、その誇らしげに貼られた松坂屋シールに謝意を表した
意外とおいしいポテトと、またナポリタンの下敷きになっているもやし。
それを塩こしょうでいくらでも強化出来るとなれば「お代わり自由です ♪」とアナウンスされたご飯がやけに気になってくるが、マーガレット・サッチャーのような強靭な意志力でそれを撥ねのける。
自分で自分がladyだと言わなければ分かってもらえないようでは ladyの資格はないように、すでにケチャップを纏っているというのに、そのナポリタンをさらに目玉焼きの半熟の黄身で丁寧にコーティングしていくこと一つで、自分が英国紳士であるということを静かに、且つ完全に証明してみせる俺 ……
依然、陽のあたらない教室。
そしてお腹いっぱい立ち上がり、お釣りが最小限となるように小銭を差し出しながら、この階とこの下の階を占拠する多国籍ミニワンピース・ゾンビたちに捕まらないよう“ビル”を脱出するルートを、今一度入念に練り直してみる。
―― もしも捕まってしまったら、どこをどんなふうにマッサージされちゃうのか分ったもんじゃないからなぁ ……(笑)
肉の万世/俺たちは古いけど新しい
土曜日、有楽町での映画からの流れで新橋のO~ちゃんのところの居酒屋で飲んでいたら、YちゃんからLINEが入っていることに気がついた。
内容的には他愛もないことなんだけど、その娘からのそういったLINEは間違いなく、私は今夜シフトに入っているから何か差し入れを持ってこい、というアッピールに他ならないということは百も承知なんだけど、もう時間も時間だし、今夜のところは見殺しにさせてもらうことに。
―― もうお腹もいっぱいだし、あとはウィスキィ二つか三つ分、ママを詰りにいけばそれでいいや ……
<その翌日/R1.11.3>
「肉の万世 新橋店」
ホールの女性がひどく恐縮した様子で、本日は端末の調子が悪くカードでの支払いが出来ないのですが、と説明をしてくれるのだが、私には元々飲食代金をカードで支払う習慣などない。何故ならば、カードで支払うご飯なんて不味そうだから。
こういうことはほんとうは、料理を楽しむ上で常に重要なファクターとなってくると思うのだが、意外にそういう観点からの味覚評価が表立ってとり沙汰されないということが不思議で仕方がない。
一人と告げるとお姉さんは、そちらの窓際の席か、こちらの暗くて陰鬱な席か(そんな言い方じゃなかったでしょ !)、どちらでもどうぞと仰っていただき、そのお言葉に甘えて窓際の4人掛けテーブルを贅沢にも一人使いさせていただくことに。
BGMはJAZZ。なのだがこちらのそれは、レストランのランチタイムとして他店よりもいつも些かハードな選曲であり、その華麗なドラミングと地を這うウッドベースとのスリリングな絡みに無意識のうちに耳がとられてしまうのだが、それがお昼ご飯時のBGMとしてマッチするかどうかは、ちょっと、何とも言えないなぁ ……(笑)
“万世コラボランチ” @1,640
“とん汁をポタージュに変更” @160
外税で〆て1.980円也。
「ライスお代わり自由です」といつも言ってくださるのだが、元々私には満足なボリウムがよそわれてくることは分かっていた。
まずポタージュが供されて、今日はちゃんと温まっているかなと早速チェックに入るが、大丈夫そう。味の濃さは必要十分だと思ったが、より満足度を高める為に卓上のアルペンザルツを適量投下。暫し悦に入る。
(アルペンザルツは行きつけの鉄板焼き屋にも置いてあるが、単位重量あたりの塩辛さが他の塩よりも図抜けて豊富な気がするのは気のせいであろうか ……)
そしてソースの弾けるサウンドとともに、メインのハンバーグが舞い降りた。
ハンバーグ、海老フライを飾るはフライドポテトと目玉焼き。そこへ満足度をさらに高める為にアルペンザルツを投下(笑/そればかりだな)。そして満を持し、いつもながら格好の良いギザギザブレードのナイフを存分に振るいはじめる
海老フライ用のタルタルのミニグレービーボートに、否が応でも盛り上がる気分。
オリジナルとんかつソースというのをステーキソースと間違えて目玉焼きとフライドポテトにかけてしまったが、そんなにヘンではなかった。
結論的に「万世」のご飯は、内容的にはいつも及第点ながら、しかしお高くつく、ということをいつも再確認しにやって来ているだけのような気もしないでもないんだけど、でも毎度それをやってしまうということは、こちらのご飯はそれを納得させるだけの何かを持っているということでもあろうかと ……
―― 非常に回りくどい言い方してしまったけど ……
そして古くても新しい“new新橋ビル”を離脱し、同じく古くても新しい“新交通システム/ゆりかもめ”に乗りこんで、「第46回東京モーターショー2019」へと向かう永遠のチョンガー
―― そしてドラマはモーターショー~夜の部へと続く ……
肉の万世/俺たちのNew
三日連続で晴れた東京。昨日との違いは、湿度が高いということ。
時刻は正午に至っていない。容赦なく直火で灼かれゆく新橋はSL広場。その熱射から逃げ惑う人々の群れ。その時、Railを奪われたSteamengine Locomotiveは、まだ嘶(いなな)こうとはしていなかった。
そんな中、“古いけど新しい”ビルが青空の下に堂々仁王立ちする姿は、それでもまだ十分に凜々しく
<R1.6.18>
「肉の万世」
窓際からひとつ奥まった席に、窓のほうを向く恰好で着く。
自分へのご褒美の為にやって来た。ここ最近何の成果も成していない私なので、何のご褒美かは知らないけど。
BGMはJAZZ。
窓の外、ハイボール片手の井川遥さんの微笑みの横に女子競輪選手の逞しい太股が並び、“顔よりも太もも”とのキャッチコピーの添えられた、なかなかに奥深い風景を堪能させていただく。
これは私の主観ではなく一般論として、井川遥さんは、鈴木京香さんよりは上ながら菊川怜さんに若干劣るくらいの位置付けとなろうかと思う。とくに個人的な思い入れ、とりわけの意味もないんだけど ……
(このことに異論がお有りの方は、どうぞ名前のあとに“ハイレグ”と付けてそれぞれ画像検索していただければ、私の言っていることがご理解いただけるかと存じます/笑)
“デミグラスソースハンバーグランチ/180g” @1,290
“とん汁をコーンポタージュに” @172
“ミニサラダ” @172
〆て1,634円。
今日は湿度が高いとのことで、熱中症対策の為にコーンポタージュにNaClを降り注がせる。このアルペンザルツと書いてある2億5千万年前のドイツのお塩は、潔くしょっぱい。たまにかけてもかけてもしょっぱくならない塩があるけど、あれって何なんだろう。いらいらすることも然ることながら、同じ辛みを得るのに多量を要するのであれば、値付け的にもフェアじゃない気がするのだが。
そういうのはちゃんと、“この商品は同じ塩辛さを得る為には他社銘柄の倍の分量を要します”って表記して売らなきゃダメだよね ……
そしてハンバーグの鉄板が到着。
熱々なんだけど、やはり老舗のステーキ屋さんは新興店のように、あの紙の輪っかで覆うようなわざとらしいことをしてこないことが清々しい。
早速またまた熱中症対策の為に、付け合わせのフライドポテトとサービスしてくれた目玉焼きにさっきのドイツ塩をふりふり。そしていよいよ熱中症対策も万全となったところで満を持し、その肉塊へ恰好の良いギザギザのブレードを入刀。待ち受けてくれていた濃いめのドミソースと白いご飯との相乗に、もうされるがままに身をまかせた
何気にご飯が多く。
お店が私の年齢や性別を鑑みて調整してくださったのかどうか、ちょっと分からないけどこれは嬉しかった。そして今日あらためて気付かされたことだが、フライドポテトが意外と美味い。
いや、子供の頃に初めてフライドポテトというものを食べたとき、それがマックダーナルのものだったかは忘れたけど、極端に言ったら世の中にこんな美味い食べものがあるのかくらいの感動を覚えたきもするんだけど、しかし大人になった今、それほどには有り難みを感じなくなってしまったのはいったい何故だろうかと。
―― これってやっぱり、安居酒屋の質(たち)の悪いのを食い過ぎたせいなのかな …… そういえばお芋って本来、美味しいものだったんだよ ! 誰だよ、冷凍とか散々やって芋の価値下げちゃったの ! あと欧風カレー屋の付け合わせのジャガイモ丸々一個って、それもどっちかって言えばお芋の価値下げる方向だからね、言っとくけど。分かる人には分かってもらえると思うけど ……
そして居酒屋ノリのお姉さま方三人組の臨場。
真っ昼間っからもう、非常に楽しそう(笑)。そしてテーブル二つ隣のおじさんチームから、ウエイトレスさんに「レモンサワー」との声が掛かった。一瞬、レモンサワーってなんだったっけかなと本気で考える。私はアスペルガー症候群持ちなもので、自分の首尾範囲以外のものにとんと感心が抱けないことはいいんだけど、いくらなんでもレモンサワーがなんだか分かんなくなるのはヤバい !(笑/でもほんとに生涯飲んだことはないんだけどね、レモンサワーってやつ)
昼酒。昼肉。お客さんたちの談笑に、BGMのJAZZもおもむろにマスキングされゆく新橋の昼下がり ……
―― 俺たちは古いけど新しい !! ――
by どっか極東の島国の、昭和のスラッシュメタル・バンド
肉の万世/兎を仕留めるときでさえ
今年初めて雪を見たか。
まだ落下速度の速い、重い雪だったけど、それでもにわかに心が浮き足だった。今日は職場の新年会ということで、お台場の「大江戸温泉物語」という未知のところへ(笑)行かなければならなかった。午後三時からの宴会。いつものことながら、私の好みの食べものにありつくことは出来ないだろうと見込み、またそんな早い時間から真剣飲みするつもりも毛頭無く(何故ならば俺の夜は長いので)、宴会を控えてはいるが、午後一時を過ぎたところからのフルご飯を敢行することにした
<H31.1.12>
「肉の万世 新橋店」
New新橋ビルを通り過ぎかけた私を、何者かが強烈な吸引力で引き戻した。それが何者かは、自分でもよく分からない。この古いけど新しいビルに突っ込んでしまえば、どこまでも陰鬱に広がる鈍色の空から守られるとでも思ったか、それともきれいなお手洗いがいつも空いていてくれるから、ということであろうか。いずれにしても、こちらのお店への積極訪問ではない、ということだけは確かである(笑)。
―― いや、内容が良いこともゆったりとした時間が保証されるということも分かってるんだけど、俺のような庶民のお昼ご飯としたら、些かお値段が張っちゃうよね、ってところだけがネックなんだよなぁ ……
それを了解の上でエレヴェータを上がっていったのは、例の1階の人気定食屋さんの前に、土曜日だというのに行列を発見してしまい、ちょっと怖じ気づいたから。
ピンクの、なんて言うんだろう、ミニのワンピースのユニフォウムで誘う小姐たちの蠱惑。マッサージって、何のマッサージだろう ? いったいどこをどのようにマッサージしてくれるというのか ?
―― それによってだな ……
“ハンバーグ&ナポリタン/120g” @1,360
“とん汁をポタージュに変更” @172
“サラダ” @172
〆て 1,704円也。
隣の子供連れのお母さんには、「ライスお代わり自由となっております !」とのことであったんだけど、私にそのアナウンスはなかった。が、ぱっと見、お代わりが必要になるとも思えない盛りであったので、深くは考えないことにする。
ミニサラダをやるにはちょっと大袈裟とも思える、フルサイズの、且つ画の部分がウッドでサンドウィッチされているフォウクを揮う。ライオンが、うさぎを仕留めるときにも全力を尽くすかのように。おっかけポタージュスープも到着。血圧が少し下がって180程度となっていた為、私の適正血圧である185に戻す為、塩を少々振りかけた。
そして迫力の鉄板が舞い降りる。
私は最近ちょっと万世をみくびっていたけど、ハンバーグ、ナポリタンともに、確実に銀座ライオンのそれを遥かに超えた仕上がりを見せてくれており(それは値段も高いので当たり前のことだけど)、なんかちょっと見直してしまった。ちゃんと肉の味がするハンバーグ、久しぶりに食べたような気がして ……
「お父さんは今仕事忙しいから。昨日も帰ってきたの午前1時くらいになってたし」
お母さんがまだ幼い子供に、お父さんは今日一緒にこれなかったけれど、それは自分たちの為に一所懸命働いてくれているからなのだと、諭していて、子供もそれに納得したよう。
こんなお母さん(旦那さんにとっての奥さん)がいてくれたなら、男はきっと本気出して働けるだろう。
とつとして、私は自分の不幸を呪った。
私はこれまでの人生、至極真っ当に生きてきたつもりなのに、このように男をリスペクトしてくれて、且つ石田ゆり子さんの清楚さと、中島ゆたかさんのような淫らさを同時に併せもった女性に、何故出逢うことが出来なかったのであろうか ……
―― いや酔ってるとはいえ、今俺いいこと言った ! そうだよ ! 石田ゆり子と中島ゆたか合体させたら、もう最高じゃん !! 誰も気付かなかったことに、今宵俺だけ気付いちゃったわよ ♪
肉の万世/とりあえず、捨てた
盛んに天気予報で飛び交う Wタイフーンという Wordに、否が応にも仮面ライダー V3を思い浮かべる私である。
V3を思い出すたび、たとえ父と母と妹をみな殺しにされたとしても、自分のこの特別に備わった力を私利私欲、復讐の為になど使わずに、地球の平和を守る為だけに使うことを私は決意するのだ。
母親はもうとっくにいないし、妹なんか最初っからいないけどね ……
<H30.8.23 新橋>
「肉の万世 新橋店」
BGMはJAZZ。
窓際から少々遠く寄り、ということは怪しげな建屋内通路が窓越しに見える、サスペンドしていてちょっと落ち着かなく、ちょっと薄暗い席へ。
入店前に、すぐ隣に近接する食券式の廉価版「万世」があることに今頃気付いてしまい、一所懸命メニュウのボタンの中に自分の大丈夫そうなものを見付けようとするんだけれど、どれも“かつ”または“鶏の唐揚げ”を織り込んでいるようで、ちょっと私にはアンマッチであり、素直に踵を返した次第。
早速メニュウに目を通し始め、どうしてもハンバーグとナポリタンのセットに目がいってしまうんだけど、いつも同じものばかりの紹介となっては超一流のフードライターとして、これでは些かハテナマークと思われてしまうと思って、ちょっと値のはるやつを背伸びして ……
“万世コラボランチ/120g” 外税で〆て 1,942円也。
(豚汁をポタージュスープへの変更価格)
まずスープが届けられる。
160円追加しただけあって、さすがに温(ぬる)いということもない。隠し味でNaClをふりかけたが、それは味だけの問題でなく、同時に夏場仕様にする(失われた塩分補給の意味合いを持たせる)ということが大きい。
おっかけメインの鉄板の降臨。
最初、ちょっと小さいかなと思いつつ、出しゃばってきた経済観念に負けてやってしまった 120gだが、ソースの絡まったポテトフライや海老フライをおかずにしていけば、口中調味として全く以て、ご飯に対し十分なものとなろう
海老の尻尾のきれい。“オリジナル ! とんかつソース”と“タルタルソース”のコラボ。まるで我々こそがほんとうのコラボなのだと声高らかに宣言するかのように。
最後にハンバーグが残り半分を切ったところで、卓備え付けのパルメザンチーズを振りかけてチーズハンバーグにすることも忘れはしない。
隣の男性に、ナポリタンの上に夥しい数の唐揚げののったのがきた。それがお会計時、なんと950円! 完全に私のお会計の半額である。これは何かのサーヴィスとの併用なのであろうか !?
(調査したところ、これはまったくの通常価格であることが判明いたしました)
そして私の番となり、私にも何か知らないけど次回利用時に使えるものか、サービス券が手渡されたが、こちらへの再訪というのが、またいつか来るのは分かりきってるけど、それが来週なのか一年後となるのかまったく見当がつかなかったので、とりあえず、捨てた (おいおいおい!)
<人類の名言集 其の八百二十一>
―― 何かを得る為には、何かを捨てなければならない ――
肉の万世/味気あるもの
昨夜、いつものママのところで飲み始めて、ちょっと落ち着いたところで、持っていたまい泉のミニタルタルフィッシュバーガーを二つ、その二階のBarに差し入れたら、オーナーの女の子が「今日、ナポリタン用意してあるからね ♥」なんて ……
―― そんなこと言われたらまたイッちゃうじゃん ……
<H29.11.5 とりあえず新橋>
「肉の万世 新橋店」
SL広場の通りの向こうの地下二階、大盛りスパゲッティをやる店、及びハンバーグ屋を狙って下りていったが、午後二時にして大繁盛を引き摺り、且つ私の後からも狭い階段を何人も下りてきちゃって、ちょっと怖じ気づいて再び階段を上った。
こんな時、もうあの店しかないなと思い、“古いけど新しい”例のビルへと突っ込んで、エスカレータで三階まで上がっていった。
「こちらの窓際の席では如何でしょうか ♥」
―― やっぱ今日もすぐ入れたね !
“ハンバーグ & ナポリタン/120g” @1,360
“豚汁をポター所に変更” @172
“ミニサラダ” @172
〆て 1,704円也。
ご飯はお替わり自由らしい。
スープは濃厚。サラダはドレッシングたっぷり。そしてまるで私の心を見透かしたように、付け合わせのフライドポテトは塩をふるまでもなく塩分多め。ハンバーグはハンバーグ、ナポリタンはナポリタン (そういうやっつけ仕事やめなさい)。
いつものことながらこちらのお店は、値段がちょっと張ってしまうなという感は否めないが、それでもそれなりに納得させられてしまうということを私なりに分析してみると、やはり“味が濃い”ということに尽きる思う(笑)
味気ないものにお金払いたくないタイプなもので ……
【還って夜の部】
で、十一時をちょい過ぎたあたりだったろうか、二階へと移動。
スパゲッティ食べたくなったら声かけてと言われ、もう食べたいと返した。今すぐに食べたいのだと、全身全霊をかけて主張した (子供か俺は)。そしたらまた、今夜のスパゲッティのボリウムのハンパないこと。そしてまたこの皿も、恐ろしく味気あるもの (笑)。女の子は私の誕生日を覚えてくれていたようで、それが誕生日プレゼントなのだと言った。ネクタイとか考えたんだけど、やはり私の好きなスパゲッティを茹でてあげるのが喜ぶだろうと。
それはそうなんだけど、でも誕生日プレゼントといったら、何か形に残るものが欲しい。はっきり言って、ネクタイが欲しかった。だから私は、それで果たして納得してしまって良いものかどうかを、酔ってまわらなくなった頭で、もう全力で考えていたんだと思う。
それと並行し、今日から入ったのだという、まるでスーパーモデルのように背の高い美女がカウンターの向こうに揺らめく姿を、頭は決して動かさずに眼球だけで追うことも (笑)、決して怠りはしない。今自分にできうる限りのことは努力し続けてゆく。
それが俺だ ……
肉の万世/第三の男
【平成27年6月 / 再訪録追記】
今日は暑くなりそうな予感。
時刻は私としては珍しく、ランチタイム真っ直中。となればこの街で、さほどチョイスは無いとの理解に達している。白き放熱フィンの外殻も眩しい、“古いけど新しい”ビルの中に突っ込んで、その中でも比較的暇そうな(あちゃ~)、もとい、フロアに余裕がありそうな店を探すくらいが、私の経験と能力では関の山なのである
<H27.6.10 新橋>
「肉の万世 新橋店」
万世のどちらのお店にも概ね共通の意匠、ダークブラウンの梁やテーブルセットなんかで統一された仄暗いフロアに沁みいるJAZZピアノ、そして界隈のサラリーマン戦士たちの、商談に限りなく近い世間話。
同グループでの私の得意注文は言うまでもなく“ハンバーグ & ナポリタン”だが、またバカの一つ覚えのように同じものでもなぁ~、と思いつつ、しかしなかなか考えが纏まらないのは、無論この高めの価格設定にびびっていることに拠る。
「ここでビビッたらダメだと思って、そっから先もがんがん突っ走ってさ~ !!」
その昔、どっかの輸入二輪車ディーラーのいい年ぶっこいた(といっても今の私より若かっただろう、当時は)社長が、イタリー製のスーパーバイク勢揃い、常連さん達とのツーリング中に派手に転倒し、ペダルを折ったんだったか、リヤブレイクが使えない中をフロント頼りにがんがんイッたんだ、ということを、これは自慢話ではなく、まるで自分に刷り込むように私に熱く語った言葉を鮮烈に思い出した
“万世コンボランチ” @1,780
“とん汁をポタージュに変更” @172
締めて \1.952。
―― 何をやってるんだこの馬鹿(俺)は ……
どのみち千円を遙かに超過するのだから同じだろう、妥協してたまるもんかととん汁をスープに変更してもらったら、ほぼ二千円の世界となった。
ビビッて腰が引けると、それが“癖”になる。“負け癖”がつくのだ。心が恐怖に支配されかけた時にこそ、男は常に、逆に突っ走らなければならない。
とは言え ……
まず鶏卵を半分に割ったような鋼鉄の器で、タルタルソースとレモンが。
そして屈強な料理が、鉄板にソースの弾けるサウンドとともに舞い降りた。しかし幸運にもバスケットの中、やけにブレードのしっかりしたナイフ、スペイン/アイトール社製ジャングルキングⅡを見つけることができ(そんなわけないだろ)、私も怯(ひる)むことなく応戦することができた。
―― この近接戦を制するには、一見無力と思える“目玉焼き”をどう処理するかに掛かっている ……
私の位置から確認できない席で、真っ昼間から催される宴会の囁き。向かいの卓で視線を巡らす紳士。「いつもありがとうございます」とフロアのスタッフから声を掛けらる巨漢。
お客たち各々の時間を、それぞれ異なった減速比で受け流す、この圧倒的に懐の深い空間。そんなことに乗じ、どさくさに紛れてよほど卓上のパルメザンチーズを思いっきりぶっかけてチーズハンバーグにしてやろうと思ったが、そこのところが今まさに人間性を問われている気がして、やめにしておいた。
海老フライ、目玉焼き、ハンバーグ、ポテトフライ。
それぞれを“ハンバーグ & ナポリタン”の鉄板の上に集うキャラクターと相殺していって、最後に鉄板上に残ったものと、その差額とを演算する作業にとり掛かろう、とり掛かろうとする自分と、そんな無駄なことやめておけ、やめておけ、と諫めるもう一人の自分との拮抗を、客観的に見下ろす第三の男が、しかしそこそこ満足気に伝票を手に立ち上がることが出来たことも、それも不思議なことだと思うし、また当たり前のような気もする。
“New”新橋ビルを、西側に這いだした。
スティーム・ロコモーティヴはまだ鳴かない。大きな看板の中から井川遥が捻じ伏せるようにサントリー角のハイボールを薦めてくるが、俺はそんなの飲まない。それをやる井川遥を、手の届く距離からうっとりと見つめてみたいという願望は、勿論あるんだけどね ……
でもそん時俺が手にしてるグラスは、いつも通りの、もっと背の低くてビッグボアのやつ。彼女は彼女のそれを涼しげな顔でごっくんするんだけど、俺は俺のそれをごっくんは出来ないから、それもいつも通りに、ちょびっとづつ噛み締めることしか出来ないのよ
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<H26.1.19 新橋>
“俺たちは古いけど新しい!”
大昔の和製スラッシュメタルバンドのキャッチコピーのように、実際にはけっこう年季が入っているくせ“New”と名乗る駅前の、細かな白い冷却フィンの刻まれた壁で覆われるビルディングに突っ込んだ。
――確か、黒のほうが放熱効果は高いと思ったが……
「肉の万世 新橋店」
BGMはJAZZのピアノソロと、目の前のカップルの関西弁。何か不思議と協調しているように聞こえなくもないのは、私の体調が悪い方向へと変化する予兆か。
一度買った文庫本を忘れた頃にもう一度買ってしまい、読みかけてそれに気付き後悔をするというのが私の習いだが、それほど遠くない過去に新御茶ノ水の店で同じメニュウを注文したばかりだということには、これは気付いていながらの注文である
“ハンバーグ&ナポリタン” @1,180
“ナポリタン大盛り” @100
“とん汁をポタージュに変更” @150
締めて\1,430也。
とん汁をポタージュに交換してもらい少々のコストUPとなってしまったが、それでかなり気分が救われた。私は豚の臭いを味噌汁に移すとん汁、及びけんちん汁というおつゆが、実は苦手なのである。
ポタージュは、粘度という意味合いでは濃厚。風味はフラットで、殊更記すべきところの見あたらないふつうのスープである
ナポリタンを大盛りにしてもらった。
ご飯が別に付くことは、お茶の水の店で学習済みである。ドミソースの鈍い色合いや付け合わせの内容、スパゲッティの下敷きとなる野菜のやり方について、明らかに万世共通仕様に準じて仕上げられていることは一目瞭然であったが、一目見た瞬間、こちら新橋店のそれのほうが美味しそうだなという気がし、それは実食してその通りの感想となった。
やはり人間の視覚というものは、図り知れぬ性能を秘めたセンサーである。
ハンバーグもスープ同様、何かフラットな印象ながらナポリタンがケチャップ躍動するフレッシュなもので、私の心を打った。これがライスが付いていなくナポリタンだけであったなら、若干濃い目でしつこい感じの味付けとなるのか。いや、私であればそれでも十分納得して食べ進めてしまう気がするのだが……
慌ただしく食事を終えた。他に神田駅近く、また大崎、そして万世橋の本店のハンバーグを経験しているが、とくに、本店のハンバーグの味を今一度確認しておくべきではないかなと思った。
それは多くの方からも見聞きする、“万世のハンバーグって、昔はもっと美味しかったんじゃない?” という意見の真相に迫る為である
何故慌ただしく食べ終えたのかというと、もう始まっちゃうからなんですよね、サイエンス・フィクションが二本立てで……
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店名 |
肉の万世 新橋店(ニクノマンセイ)
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ジャンル | ハンバーグ、ステーキ、しゃぶしゃぶ |
予約・ お問い合わせ |
03-3591-2983 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR山手線・京浜東北線【新橋駅】烏森口/日比谷口 徒歩1分 新橋駅から79m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
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支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
21席 |
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個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 ビル共用:有料200台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
備考 |
第303区画 |
関連店舗情報 | 肉の万世の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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雨ざらしにしているバイクをいい加減処分しなければ、と思っている人間が、最新のオートバイ勢ぞろう「東京モーターサイクルショー」に赴くというのも、なにか悪い冗談のような気もするが、これは偶然タダで切符が手に入ってしまったというだけの理由でもなく、寧ろ雨模様の中、妙に積極的な自分には気付いてる(笑)。
しかしそんなぼくのことを、目の前で、ただ黙って静かに朽ちゆこうとしている、ぼくの300km/h規制前スーパーマシンは、果たしてどんな顔で見送ってくれていたのであろうか ……
<R5.3.25>
「肉の万世 新橋店」
それでは皆さん、ご唱和ください !
「おれたちは古いけど新しい !」
そんな「new新橋ビル」に突っ込んで、タイ式マッサージ屋さんの店頭に並ぶChina-Girlたちを(?)、さながら「ゾンビ」を蹴散らして進むSWAT隊員のように振り切って一気に3階まで駆け上がれば、いつもこちらは涼し気に口を開け、席を空けて来客を待っていてくれていることが嬉しい限り。
が、どういう理由かは知らないが、いつになく70%程度の、ということはこの日時、こちらとしては賑わっていると言える客入りで、とりわけ家族連れが目立ち、しかしながら今日もスムースに着席出来ることには変わりなく。
いつもと変わらぬ注文を終えて、向こうで可愛らしい少女が、一本のフォークを両手を使って懸命に回してスパゲッティと格闘している姿を、非常にユーモラスな光景として、遠くほのぼのと見つめていた
“ハンバーグ&ナポリタンランチ/120g” @1,540
“とん汁をポタージュに変更” @187
“サラダ” @187
〆て1,914円
ドミソースとどちらか選べるソースは、ステーキソースにしていただいた。
肉塊の苦手なぼくだが、束の間、ステーキ気分を味わってみたくって。しかししょっぱなのフォウクの切っ先の行方は無論、120gのハンバーグの傍らで幅を利かせているナポリタン、ということは言うまでもない。
右手一本で苦も無くフォウクをなめらかにスピンさせ、向こうの聖少女に大人と子供の違いを見せつけようとしたのだが、向こうはこちらのことをまるで気になどしてくれていない !
なので更なるオーヴァアクションを見せつけねばとこっちも必死、フォウクを両手で逆手に鷲掴んで脇を閉め、固着したネジをカムアウトせぬよう体全体の力を使って押し回すドライバーの技法を披露して見せたって、やはり少女の興味は惹くことが出来なかったが、逆にホールの女性からは大笑いされた !
(すみません、フォウクをドライバーのように使うところから嘘です)
ハンバーグ、ナポリタン共々だが、この少々濃いめの昭和tasteには心安らぐ。
大き目の窓から、元々の雨天で暗い雲にディフューズされた太陽光が仄暗いフロアに染み渡る光景に、いつまでも微睡んでいたかったが、そ~ゆ~わけにもいかず立ち上がった。
お会計でまた、次回の何らかのサービス券をもらったが、これもまたきっと使わずに捨てちゃうんだろうなぁ、と予感しつつ、流れでいちお、財布にしまうぼく