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店名 |
閉店
ミルクワンタン 鳥藤(トリフジ)
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ジャンル | 創作料理、飲茶・点心、中華料理 |
住所 | |
交通手段 |
JR有楽町駅、地下鉄有楽町駅から徒歩4分。 有楽町駅から231m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
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駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
現在ランチ休業中です(2011/9/7 訪問して大将に確認しました) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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温かい牛乳にワンタンが入って、その名もズバリ“ミルクワンタン”。
初体験は社会人になったばかりの頃だった。先輩に誘われ始めた皇居マラソン。一周5キロ走って汗を流した後は、JR有楽町駅に向かい、交通会館側から東京駅方面へと抜けるガード下に。『有楽町高架下センター商店会』の看板が掲げられた通りは船底のように暗く怪しげで、焼き鳥、おでん、ラーメン、居酒屋、バーといった様々な業態の飲み屋が軒を並べていた。ちょうちんやネオン、店舗の灯りが陰影をさらに黒いものにして、心なしか靴音の響きが早くなる。一旦店舗が途切れたその左先に古さ際立つ佇まい。引き戸を開ければ、カウンター席と、使用微妙な二人掛けテーブル三つに、映画スターや航空会社のカレンダーが所狭しと飾られた小あがりがある。15人も入ればいっぱい。
物珍しくてキョロキョロしている間に、肴の小鉢がおまかせで次々と出てくる。そして現れた白いスープ。奇食か、如何物か。さすがに初めは恐る恐るだったが、レンゲでひと口すすれば、クリームシチューのような優しい味わいが柔らかな皮のワンタンと絶妙のコンビネーションを生み、アルコールで荒れた胃さえ癒して、美味しい。以来、優に30年を超えるお付き合いになる。歳月を重ねてもお店の外観や内装は昔のまま。不思議なほど当時から古さが変わらない。お母さんやおじさんもいつまでもお元気だ。
今回は福岡から上京の友人を誘って訪店。定番スタートの青ネギスープは薄味ゆえ唐辛子を振りかけ、白菜と胡瓜の漬物、衣かつぎ、小あじのマリネ、サラダといただく。中盤でのミルク入りもつ煮込みは予告編のようなもの。酢味噌ダレの冷奴、焼きトン串、山芋のトロロ、納豆と続いて、パラパラ炒飯と、待ってました!の“ミルクワンタン”、そしてデザートのオレンジという全13品の内容だった。二人で[サッポロ黒ラベル]中瓶3本と芋焼酎のボトルを半分ほど飲んで、お会計は一人4000円(13年11月現在)。これも変わらず安い。味も雰囲気も東京じゃないみたい、と友人にも大好評だった。そりゃ、ドンナサマだ。
再開発できれいにもなった有楽町界隈だが、未だに昭和の名残をあちらこちらに発見できる。時には夜の深まりと共に現実と躊躇を忘れて身を投じてみたい。