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【グルメ】ラ・ブラスリー~ニシンに始まりピーチメルバで終わった: キャロムと記憶とエスキ・ヨルジュ
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://tomatian.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-7088a8.html
【グルメ】ラ・ブラスリー: キャロムと記憶とエスキ・ヨルジュ
時間が経ってしまったので簡単に(現在4/22)。
とってあったメモが事故で吹っ飛んでしまったので、ごくごく簡単に(涙)。
一か月前に某ホテルでとった食事に満足できなかったので、「お口直ししよう!」と思い、リニューアルオープンしたラ・ブラスリーへ行ってみることにした(座席だけ予約)。
あれこれと悩んだ挙句、コース2種類を一人ずつ注文(といってもほとんどアラカルトを組み合わせるやり方なのでデザートとコーヒーをちょっとだけお得に付けた感じ)。
パンとバター。
純粋なテーブルロールと、くるみとか蜂蜜とかの風味があるやつと、2種類が出てくる。
もちろんおかわりできる。
胃袋が大きければいくらでも食べていたい。
今回は我慢して1回しかおかわりしなかったので、バターはおかわりせずに終わったが、もちろんバターだっておかわりできるはず(嫌味がなくて美味しいバター)。
本日のスープ、キャベツとハムのブイヨンスープ。
キャベツはどこにいるのかよくわからないんだけど、食べてみると「キャベツだー」って味がして不思議だった。
ブイヨンスープは安定のクオリティ。
ちょうどいい温度で出してくれるから猫舌でも火傷しない。
ニース風サラダ。
サラダと云うとシーザーサラダを頼みがちなのだが、今回ニース風サラダを頼んでみて、いいなと思った。
アンチョビソースが下に敷かれていて、それがめちゃめちゃ美味しい(友人は最後の一滴までパンですくって食べていた)。
さらに葉っぱがどれもシャキシャキパリパリ。
いやまあ、「シャキシャキ」は他のレストランでもないわけじゃないんだが、どうしてこんなに「パリパリ」なの?
本当に、食べてるとパリパリと音がするのである。
一体全体どうするとこうなるの??
トマトも、一切れ食べただけ「美味~!!」となる美味しさだった。
エビと舌平目のグラタン エリザベス女王風(2人でシェアしたので1人分1尾)。
これは吃驚。
こんな料理は食べたことがなかった(まあ別に我らは“食通”ではないのでシロートの感想ですが)。
ワンアンドオンリーと云っていいと思う。
なるほど、名物メニューを謳うわけだ。納得。
エビや舌平目は素材の味そのままを味わえて(写真だと見えないが舌平目でエビを巻いてある)、逆にグラタンソースは滅茶苦茶濃厚。
1尾を食べただけでもしっかり満足できる濃厚ソースだった。
添えられたパイと一緒に食べると実に実にうみゃい(パイは何も入ってないヤツ)。
食べているあいだが幸せ。
牛サーロインのグリエ。
ステーキみたいなものだろうと思って注文したら、ちょっと違っていた(笑)。
ステーキとは違う個性がちゃんとあった。
お肉は固すぎず、でも噛みしめて食べる系で、「お肉を食べてる~!」という感触をずっと味わえる。
シャリアピンステーキ。
友人は憧れ(?)のシャリアピンステーキを注文。
上のグリエと比べると、非常にやわらかい。
かといってふにゃふにゃなわけでもなく。
ステーキ自体も美味しいが、添え物のマッシュポテトが絶品。
クリーミーでバターの風味たっぷりで、でも味がしつこくなくて、どんぶり一杯でも食べられそうにやばかった。
デザートはワゴンのなかから好みのケーキを1つ選ぶ方式。
(ずっと以前はワゴンの中のものを好きなだけ盛り付けてくれたけどご時世で変わっていた)
チョコとオレンジのケーキ。
こちらは割と普通な感じだった。
もちろん美味しい。
チョコとオレンジの組み合わせは鉄板だな。
マンゴーとバナナのケーキ。
友人に一口もらったけど、こちらはなんとも不思議な味だった。
もちろん美味しいんだけど。
何と形容したらいいかわからない……。
カフェオレ。
呑みやすくて美味しい~。
たっぷり~。
チェリージュビリー(2人でシェアしたので通常の1/2量)。
コース外だが、一度味わってみたかったので注文。
目の前でチェリーをフランベしてくれる。
わあい。
焼いたチェリーって実は個人的にはそんなに好きじゃないんだけど、これは美味しい。
とても満足した。
なお、写真はないけど、フレーバーウォーターが絶品だった。
最初は「ああ、風味がちゃんとあるお水だ」くらいにしか思っていなかったが、料理を食べたあとで飲んだらめちゃめちゃ美味い!!
さわやかなんだけど、甘みがうっすら感じられて、そこへ柑橘類の香りがプラスされて、とにかく美味しい。
以前、ほかのレストランで飲んだ「どこにフレーバーが?」みたいな「自称」フレーバーウォーターとはまるで違っていた。
あとで友人に、ちゃんと新鮮なフレーバー源(オレンジとか)を入れてるうえに、風味が豊かなうちに取り換えてるんじゃないかと云われて納得。
とにかく美味しかった。
私たちのテーブルの担当についてくれたお姉さんがまた、こちらの意図を正確に汲み取ってくれる人で、「こうしたかったらこうできますよ」と向こうから提案してくれたことも多く、おかげで終始リラックスして過ごせた。
とにかく食事している間が幸福で、「そうそう、これを体験したかったんだよ~」と思った。
しあわせだったな~……。
お財布の都合でそんなにたびたびは行けないけど、また機会があればぜひ食べに行きたい。
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://tomatian.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-2d4c26.html
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
【グルメ】帝国ホテルのラ・ブラスリーさんで出陣ディナー
もうはるか昔のことなので簡単に(現在2016/2/18)。
冬の祭典前に、元気つけよーということで行ってきた。
(一休のクーポンとかタイムセールとかがあったせいもあるが)
パン2種類。
前回は3種類だったのでちょっと残念。でもいい気になって食べると他のものが食べられなくなるので、ちょうどいいかも。もちろんお代わり可能(キケン)。
写真を撮り損ねたが、前菜に「牛肉と豚肉のリエット柿のクリームソース」とゆーやつが出てきて、リエットも柿のクリームソースもパンにつけて食べると絶品だった。
少量だったので無事だったが、お代わりとかしちゃってたらパンがいくつあっても足りなくなるところだった……。
グレープフルーツジュース。
フレッシュで美味しい。当たり前だけど。
ブリのポワレサフランソース。
面白いことに、このブリは食べると酸味が感じられた(もちろん美味しい)。ゆずブリとかレモンブリとか柑橘類で育ったブリじゃないかと思って聞いてみたけど、そうではないみたい? 添え物の葉っぱが酸味を感じさせるのだろうというお話だった。でも葉っぱと一緒に食べなくても酸味を感じてたんだけどなぁ。レモンブリじゃないのかなぁ(←しつこい)。
サーロインのポワレ。
お肉は当然もちろんのこと美味しいわけだが、付け合わせのマッシュポテトとソースが!!!!! 殺人的に美味い……。そしてなぜかこのころになると、かなりの「満腹」に。そんなすごい量を食べたわけじゃないのに……(たぶん全く感じさせないながらも使っている油の量が半端ないんだと思われる)。
実はこのあと、デザートの盛り合わせをいただいたのだが、つい食べちゃって写真を撮り損ねた(笑)。
デザートワゴン上のものを全品少しずつ盛り合わせてもらって、私はプリンを多めにお願いした。
美味しいんだもん、プリン。
なぜこんなポピュラーなスイーツがこんなにも「超絶美味」と感じられるのか……いつも謎。サーヴィングのタイミングがやや遅めではあったが、逆にゆっくり過ごせてよかった。
しかし……最初に聞かされたメニュー構成と若干違ってた気がするんだけど……全然文句ないですが……むしろ間違ってグレードアップされてたんじゃ……???(頼んだのは一休の一番安いコースだった)
とにかく今回も美味しゅうございました。
でも今回もチェリーのフランベを頼まなかった……。
次回こそはぜひ!!(毎年云ってる気がする……)
▼以前の記事はこちら
2014年12月29日(月) 帝国ホテルのラ・ブラスリーさんで打上げディナー
2012年4月17日(火) 帝国ホテルさんのローストビーフを食べてみた
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苫
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苫さんの他のお店の口コミ
店名 |
ラ ブラスリー(TRADITIONAL DINING La Brasserie)
|
---|---|
ジャンル | フレンチ、ビストロ |
予約・ お問い合わせ |
03-3539-8073 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ日比谷線・千代田線、都営三田線、日比谷駅 3分 日比谷駅から260m |
営業時間 |
|
予算 |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、楽天Edy、nanaco、WAON) QRコード決済可 (PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY) |
サービス料・ チャージ |
サービス料15% |
席数 |
115席 |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 ランチ時は全席禁煙(喫煙スペースあり)、ディナーは禁煙席 76席 |
駐車場 |
有 3,000円以上のご利用で3時間無料 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、バリアフリー、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | ホテルのレストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ホームページ |
http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/la_brasserie/index.html |
オープン日 |
1983年 |
初投稿者 |
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時間が経ってしまったので簡単に(現在4/15)。
タワー館お取り潰しのため、ラ・ブラスリーも今年6月でその歴史に幕を閉じてしまうらしい。
閉店間際は駆け込み需要で混雑するだろうから、今のうちに味わっておこうと来店。
ラ・ブラスリーのこれまでのメニューの歴史をテーマとしたコースを注文した。
シードル。
基本的に下戸なんだが、せっかくなのでこのくらい飲もうかな、と。
実はシードルが好き。
このシードルは甘すぎず辛すぎずとてもバランスが取れたお味で、しかもリンゴの風味がちゃんと感じられてよかった。
前菜《“ラブラスリー風”海の幸のサラダ》。
海老のカクテルやニシンのマリネ、ホタテ貝のマリネビネグレット添えなど、「開店当時に提供していた海の幸を使って盛り合わせに」したオードブルだそう。
一つ一つは小さいながらもちゃんと「その味」がするところが凄い。
蟹なんか、こんなにちっちゃいのに濃厚に「蟹!」って味がする。
(でももーちょっと大きいといいなー……)
しかして衝撃だったのはニシンのマリネだった。
ちょこちょこと上に乗っかってる何かと一緒に食べると超絶美味。
よくグルメで「○と○のマリアージュ」みたいなふんわりした表現を見かけるけど、「味のマリアージュってコレだっ!!!!!」と叫びたくなるような見事な味の組み合わせだった。
単品で食べるより百倍美味しいんだもん。
このニシンの衝撃で、ほかの料理に対する印象は全部吹っ飛んだ(ほかも十分に美味しかったのだが)。
魚料理《シャンピニョンを包んだソール・ファルシー》。
「ふっくらと火を通した舌平目の中にマッシュルームのデュクセル。ジロール茸やトランペット茸、ヴァンジョーヌソースとともに」という料理らしい。
まずもって「魚料理」とは思えないお姿(笑)。
「きのこ料理」だよね、この見た目だと。
どのきのこも自己主張がわりかし強くて、舌平目は埋もれていたかも。
いちおう舌平目がいるらしいってのはわかるけど。
肉料理《仔牛ロース肉のカツレツ“コルドン・ブルー”》。
人気投票で上位を誇る、開店当時から提供していた復刻メニューだそう。
これが。
実に。
すごいボリュームで。
いや、体積としてはそこまですごいサイズじゃないんだけど。
とにかく食べ終わったときには「もう満腹で何もお代わりできない」って感じだった。
……バター、だな。
バターのせいでお腹が膨れたんだな。
凄い量のバターを使ってるに相違ない(そもそも揚げ物なわけだし)。
添えられたパスタや野菜も美味しくてパクパク食べちゃったけど、それらも結構バターたっぷりだったのではないかという疑惑が……。
カフェオレ。
カフェオレはいつもと同じ、美味しくて飲みやすい。
お代わりもできるのが素敵。
デザートの《ピーチ・メルバ》。
「桃のコンポートとバニラアイスクリームをラズベリーソースで仕上げた懐かしの一品」とのこと。
「懐かし」なの?
昔っっっっっっっっっからこの超絶美味なラズベリーソースが存在してたってことなの??
めちゃくちゃに美味しいんですけど、このデザート。
お代わりしたい。
3杯くらいお代わりしたい。
どうするとこんな美味しいデザートが現れてくるの?
しかもこれ、困ったことに定番メニューにないのである。
つまり、このコースでしか食べられないのである!
お代わりできない!!!(涙)
(このコース頼んでよかったー)
ダイナーさんでも出てきたことあるけど、このベリーソースって殺人的に美味だな。
どうやって作ってるんだろう。謎。
強烈な美味しさに、それまでのコースが全部吹っ飛んだ感じだった(注:ニシンを除く)。
いやはや、このコースはニシンに始まり、ピーチメルバに終わったのだった。