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日光金谷ホテルのメインダイニングでクラシックフレンチ
GWに於ける日光への小旅行での宿泊先は、日光金谷ホテル。日本の代表的なクラシックホテルの一つである。その昔、雑誌「太陽」だっかかで池波正太郎がこのホテルを気に入っていただとか、チャプリンやアインシュタインが宿泊したことがあるという様なことも何かで観た記憶がある。
クラシックホテルに宿泊するのは好きである。全部思い出せないが、冨士屋ホテル、万平ホテル、上高地帝国ホテル、横浜ホテルニューグランド、雲仙観光ホテル等を此れ迄利用してきた。こうした古いホテルの難点は防音だが、上の階の端の部屋だとか完全にそれを宿泊する前から払底出来ないが、事前にある程度回避は可能。古い伝統・格式のあるホテルは其れに胡座をかいてあるという向きもあるが、そんな状態なら直ぐに倒産して潰れるだろう。韜晦趣味はまるで無いが、古くても今に残っているものは凡そ好きである。
そのメインダイニングのディナーで食べたのが、正に「クラシック・ディナー」。
明治39年(1906年)に提供したメニューを元に、ホテルを代表する料理をコースに仕立てたものだとある。
内容は、以下の通り。
● 湖の黒ダイヤ レモン添え(キャビアのこと)
● コンソメスープ
● 虹鱒のソテー金谷風
● 大正コロッケット(原文表記のママ)
● 牛フィレのステーキ
● キジのロティ
● 野菜サラダ
● プリン
● コーヒー 以上である。
虹鱒のソテーに関しては、海の幸(鯛) 陽光ソースの選択も可能だったが、この有名なソテーを一度は食べてみたいと思っていたので、迷う事なく其方を選んだ。
へえ、実に面白い。フレンチと言い切るには未だ熟成されていない時代の日本の洋食の様子というものはこういうものかと、とても楽しめた。無論、その流れで、今や日本には「洋食」というこれは西洋にはない完全に日本のものとしての金字塔の範疇が確立された訳だが・・・
虹鱒のソテーは、和食と言っても強ち言下に否定されるものではないだろう。醤油の風味がそう感じさせるのだろう。存外淡白である。牛フィレ肉のステーキも、今、処々で提供される様な柔らかい肉ではなく、しっかりと硬いもので、噛みしめることを要求する様なもので肉汁がどうだとかいう様なことは、此れにはまるで関係無い。
ふむ、捻くり回したも料理ではないな。何か「西洋料理」という様なものを、日本が吸収していくその黎明期というのか、当時の工夫なども想像されて、興味深く楽しんで食べた。それを今に活かせるのも、この歴史のあるホテルのダイニングならでは。
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店名 |
メインダイニングルーム
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
予約・ お問い合わせ |
0288-54-0001 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR日光駅、タクシー8分 東武日光駅から1,474m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 |
席数 |
120席 |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) |
貸切 |
可 (50人以上可) |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 日光金谷ホテルに準ずる |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 夜景が見える、ホテルのレストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
英語が話せるスタッフ常駐 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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日光への小旅行での二日目の朝。新館と呼ぶのかその最上階のコーナーツインで寛いだ朝。前日の夕食と同じ場所で朝食。どうも宿泊客はこの真下にある正面入り口側に面している窓際の席に配する様である。食事だけの客は、内側の広いスペース。そういう風であり、そういう原則は当然だろうとも思う。無論、窓際の席に余裕があるなら其方を優先するということなのだろう。「美の巨人たち」でこのホテルの特集を観たが、このメインダイニングのある今の2階が、当初は地上1階に該るのであり、後に掘り下げて今の原型になったのだそうだ。
朝食は所謂コンチネンタルスタイル。メインの卵料理は幾つかから選べる。久し振りにオムレツを頼んだ。細君も同様。写真を撮り忘れたがヨーグルトが付いていた。シンプルで過不足のない構成である。ソーセージとポテトの付け合わせも、これも選んだ結果である。前日に、しっかりとクラシック・フレンチを食べたので、然程、空腹という感じでもなかったが、楽しく食べた。サラダがとても新鮮で美味しい。きちんとどこか質の良い先と契約しているのであろう。
窓際の席は横に長いので、間近に来ないと客の様子が判らない。コーヒーの御代わりをしたいと思ったが、てんで給仕が離れたところで掃除なんぞしているので、まるで気付かない。自分で其処まで行って頼んだ。サービスの洗練を求める程、自分は紳士でもないが野蛮人でもない。ホテルとしては一寸、宜しくない感じはしたが、宿泊した部屋はデラックス・ツインからのグレードアップであったこともあり、憤激する様なことでもない。それが事実であったということ。
この日は雨である。旅行先での雨は出来れば勘弁してほしいものだが、お天道様は一番偉いのである。食事中はまだ降るか降らないかで食後にホテルの周囲を散歩して傍を流れる川辺迄降りた。朝だからということもあるが空気が清々としている。
この後、11時ギリギリまで部屋で休み、バスに乗って中禅寺湖へ向かった。