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夜の点数:5.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス5.0
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| 酒・ドリンク- ]
デカ串焼きとんをギチギチの店内で片寄せあって頂く幸せ
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奥から、かしら・ねぎま・タン、塩で。
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左から、かしら・なんこつ、タレで。
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もつ煮込み
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チューハイ
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2013/06/25 更新
もう20年近く前になるか、学生時分西武線沿線に住んでいたので、このJR武蔵野線と西武線の秋津乗り換えは何度もしていたのだが、この辺がもつ焼き密集地帯とはちっとも知らなかった。
この歳になって大衆酒場の魅力に取り憑かれ、改めて西武線秋津駅に降りて見渡してみると、良さげな店がまぁあるわあるわ。中でも15時から煙がもうもうと立ち込めている1軒が群を抜いて怪しいオーラを放っており、目を逸らすわけにいかなかった。
一度下見に15時過ぎに通ったのだが、既に満席に近い状態。改めて17時過ぎにやってきたが、正面お土産用のカウンター脇の人一人やっと通れるような店内入口からは、黒山の人影しか見えないほどギュウギュウの満杯状態。
入れるかどうか分からないが、とりあえず入口に向かってみると、若めのお兄さんが張っている焼き台のすぐ後ろに居る女将から声が掛かる。一人と分かると、真ん中ら辺にどうぞ〜と促される。
人垣を分け入って進もうとすると、カウンター内から女性の「お帰りなさい〜」の声が幾重にもなってこだまする。女将以外は20代くらいと思しきオネエちゃん店員数名。家族の手伝いのようなテンションで、実にアットホームな雰囲気。
客もオッサンもいるが意外と若めで、自分が通ると分かるとヒョイと身をすくめてスペースを作ってくれた。
まず女将から飲み物と一緒に名前を聞かれる。次いでオネエちゃんから焼き物は?の声が。
目の前の壁に、黄色地に黒いインパクトある書体の品書きがドバドバっと張られている。
ソッコーでチューハイ¥300の登場。
炭酸はカナダドライのクラブソーダ。それにしても酎ハイの量が多い。ホッピーセットのように中(酎ハイ)と外(ホッピー・炭酸)がセパレートに出てくる。
立て続けに、もつ煮込み¥300
値段の割に量がシッカリある。多分味噌ダレと思うが、辛めで粘度もあって実に濃くて飲みごたえがある。丁寧に時間かけて煮込まれていると思われ。モツはもうトロけるほど柔らかくて全くクセがない。これで300円とは恐れ入る。
そうこうしてると、自分の名を呼ぶ女将の声とともに、串焼きがやってきた。
奥から、かしら・ねぎま・タン。全て塩。
これがもう、どうでもいいくらい、デカイ!! 一般的な焼き鳥の倍くらいあるかな。これ90円!?
タンから頂くも、弾力があってデカくて熱くて串から抜けない。少し冷ましてから頂くと、サクッとした歯ざわりで噛めるようになって、ホクホクで淡白な味わい。塩っけは意外と控えめで、ダイレクトに肉の甘みが感じられる。
ねぎまに至っては、まるでバーベキューを食べてるみたい。
かしらは脂身もシッカリあってジューシーで身も柔らかく、これだけでお腹いっぱいにしたいほど。
次いでかしらとなんこつを今度はタレで。
なんこつは豚なんもあったが鳥なんで。タレの味はかなり甘口ながらサラッとしており、くぼみにタレが溜まったところを食べてもクドくならない。
カシラもワイルドさを損なわず味わえる。ここんちはタレ塩関係なく串焼きが楽しめるので、どちらがオススメというよりその時の気分で変えてみるといいと思う。
また全体に焦げ目が多いが、カリッとした食感の演出といった程度で余り気にならないのはこの店の雰囲気故か。
〆て1050円。女将からスタンプカードをもらい、元気な声に送られて店を後にした。
いや〜、これぞ地域に根ざした文化というものをまざまざと見せつけられた気がした。素晴らしき世界、ここでこのまま続いてほしいと思った。サイコーです。また来ます。