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八角 本店葭川公園、栄町、千葉中央/串焼き、ステーキ、居酒屋
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夜の点数:5.0
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP -
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味5.0
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP-
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| 酒・ドリンク- ]
八角@千葉中央〜ボトルじゃねぇアカ!
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アカ@八角
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たん・かしら@八角
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大根サラダ@八角
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しろ@八角
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手場先@八角
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八角外観
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2008/11/06 更新
さすが千葉というべきか、大衆酒場の少ない街だと聞いていたが、とんでもない店が潜んでいるものだ。魔境といってもいいだろう。
所用で出かけたそこは古びた商店街の脇、路地の角にちょっとした大衆割烹のように佇んでいて、知らなければスルーしているところだが、正直他の店の情報もないので暖簾を潜る。そこにエラいワンダーランドが広がっていた。
店内はL字カウンターのほか、4人席と10人席がそれぞれ2つ。こう書くと広そうだが、フロアギッチギチにテーブルを詰め込んでいる。店内の雰囲気もありふれた居酒屋で5000円は飛びそうな雰囲気ながら、最初のオーダーからいきなり度肝を抜かれる。
まずはと頼んだ焼酎¥350!
品書きには焼酎¥350とある。事前情報を入れておいたので店の人が「なににします?」と聞いてきても、「いや焼酎…」なんてうろたえることはない。少々ビビリつつも「アカで」というと、こいつがドカン!
空いた角瓶に赤い液体! なんだか駄菓子屋のあんずの汁を詰め込んだみたいだ。カキ氷のイチゴシロップにもみえる。なんにせよ、アンナチュラルな色みに胸が躍る。
一緒に置かれているのは氷。トングのようなものはなし。男なら素手でいけってことか。グラスに氷を入れてアカを注ぐ・・・うわぁ、やっぱ駄菓子にしかみえないわ。
飲んでみると、仄かな甘さが実に飲みやすい。つーか旨っ、ナニコレ? いづみやの梅割とかそーゆー路線。ジャンキーで後引く感じ。
にしても気になるのが値段。まさか1ボトルで350円てことはあるまい。グラス1杯飲んでも全然減ってないぞ。1ボトルで何杯飲めて、どれくらいになるのか全く見当がつかない。とにかくなにをもって350円なのか、安いのか高いのかわからなくなってきた。不安からどうにもピッチが上がらない。でもまぁ後に判明するのだが。
焼き物が時間がかかりそうなので、大根サラダ¥460を頼むことに。
辺りを見回すとなにやらシソの葉のようなものから赤い梅肉のようなものが見える山盛りの皿が目に付く。あれなんだろうね?なんていってたら・・・
それ大根サラダかい!!?
のんきのような、千切りの山盛りを想像していたが、見事に裏切られた。それにしちゃ高いなぁと思っていたら、これはもう皿にテンコ盛り。赤いのは梅系のドレッシングでやや酸味があり、もちろん大根やレタス、シソに合うのだが、まぶされているナッツ、これがもう秀逸。火が通っていてカリッカリでとにかくヤヴァい。こんな量喰えるか!?と思ったら、チビチビとだが完食してしまった。
その間にもつ焼き¥160登場!かしらとたんを2本ずつ。
写真ではスケール間が出ていないと思うが、とにかくデカい。通常の2倍はあるかと。やきとんというよりマンガのお肉のイメージ。バーベキューに近い。
たんもコリッコリでよかったが、さらにそれの上を行ったのがかしら。このヴォリュームだからすっごい噛み応えあるのだが、肉汁とともに肉の甘みがジュワ~っと染み出して、かなりワイルドに肉食ってる感を満喫できる。しかも憎いのが、最初の一口のなる1段目に脂身が刺してあること。完全ノックアウトですわ。
モツといえばしろも頼んでみたが、コチラはソフトというよりビヨーンと伸びるような弾力が強く、やや硬め。なのでこのボリュームではちとしんどいか。
そんでもって手場先。
こちらは一般的な手場先ながら、ホックホックの鶏肉が堪能できた。
でも総じてここはかしらとかやきとんの肉肉しいのがあってるかと。
食べ物は以上なのだが、なんだ、少ねぇなと思われるだろう。いや、本当、デカいんだ。女性だったら4本も食べたらお腹一杯かもしんない。このときは体調があまりよくなかったので間食がてらに一休みの意味合いで、これに留めておいた。
といっても目で欲しくなってしまうのが人情。周りの客のオーダーが気になる。とりわけメニューの中で唯一値段が書いてないのが和牛サーロインステーキ。後ろの団体が頼んでいたが、炭火で表面が焼かれ、中がレア状態のが運ばれてきた。聞くところによると【参照ブログ】100g千円で大体いつ300gくらいのようだ。いつか絶対団体で来てやる!
入店した頃も空いてある席は余りなかったのだが、19時近くなると満席で、自分が座る10人席も椅子を10入れているがどうみても8人席。後から来た3人連れは現場系のガタイのイイ感じだったので、肩を寄せ合うを超えて立ち飲みで言われる半ばダークダックス状態だった。
こういう店の常で話が飛び火してきたり一品お裾分けしてくれたりなんて遣り取りが繰り広げられたのだが、その中でアノこと・・・つまりアカについての話になった。
この人らはどうも数回足を運んでいるようだが、なんとどれくらい減っていくらか、全然しらなかった。角瓶の窪みで何杯とかなんじゃないかなぁ~なんてテキトーなことをいっている。話が紛糾し妙に盛り上がったので、3人の中の親方クラスのオジチャンが店の女将さんに聞いてみた。
「角の1ブロックあるでしょ?この半分で1杯。1ボトルで2500円」
ええ!? 1ブロックの半分って結構のめるよ。1ボトル飲もうとしたらこのグラス10杯じゃ聞かないでしょ? どーたってるんだ??
当たったんだか外れたんだかよく分からないが、もうゲラゲラ大笑い。しかもこのアカがなんだかわかってないんだから始末に終えない。それも聞いてみると。
「ワイン」
とのこと。じゃぁシロってのは、なにも入れてない焼酎のみのことで、別に水だけを頼んで水割りにも出来るし、炭酸も頼むことが出来る。
変に盛り上がっているので面白がって女将さん、「最後の一杯だから」となんと黄色をサービスしてくれた。オッチャンらと回し飲みした。黄色の正体は梅割。な~るほど。
味もボリュームもそうだが、値段以上にこの店を満喫してしまった。なんかこういうのはアリなんだろうかと首を捻りたくなるが、ここは千葉。バーチーなのだ。こんな店、近くにあったら危険すぎる。それこそ、バーチが当たる。
とうわけで、お後がよろしいようで。うめぇ~~ごっそうさん!