この口コミは、浜の布袋さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:3.8
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 4.0
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|雰囲気 3.5
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.3
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[ 料理・味3.8
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.3 ]
うまい出汁の蕎麦つゆ 2016 summer vacation No19
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分かりにくいですが、蕎麦二種類乗ってます
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芳醇なそばつゆ
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冷えた銅カップでビール
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アテに頂いた板わさ
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2016/11/13 更新
多分アゴ出汁の蕎麦つゆだと思うんだけど、甘みだけではない深い味わいのある蕎麦つゆ。口の中に広がる芳醇な香りは印象的でした。お蕎麦の方は、訪問したのが夏休みですので、十割を本気で味わうには少々時期が悪い。正直香りは感じなかったが、歯ごたえと喉越しは素晴らしい。これは素材ではなくて大将の腕とこだわりだろう。
この日は今治から防府への移動。美しいマジックアワーの瀬戸内を左に見て車を流していたら防府着が22時を回ってしまい夕食を食べられる店がほとんどなくなってしまった。。宿から歩いて数店舗伺ってみたが、営業時間内であっても、もう材料がないとか、火を落としちゃったとかで断られまくり。その時に目の前に現れたのが「十割や」さんだった。入るとまだ大丈夫とのことで有り難く入らせて頂いた。
■ロケーション
防府駅港口から線路沿いを周南方向へ。ただ、実際には防府駅の天神口から東方向へ広がる市街地の延長線上でアクセスするという感じで、駅前の県道を東へ歩き、天神町の銀座商店街のアーケードが左手に出て来たら右折してガード潜るみたいな感じ。
■外観
路地角にある四階建てのビル。訪問時間は23時になっていたので暗くて外観どうこうはよく見ていないけど、緑色の看板と暖簾がこぼれる光から見えていたのは今でも覚えています。あと十割の看板も。ただ普通の街の御蕎麦屋さんという範疇は出ていなかった。
■店内雰囲気など
ガラっと引き戸をあけて店内へ。席は木のカウンターと窓際に二人席。先客さまなし。厨房と客席までは近いので二人席はやめてカウンターにした。後で思えば、この方が大将との会話もしやすかった。BGMはテレビ。
一見話しかけにくそうな大将ですが(失敬(;^_^A) 話し始めると世間話から始まり、地元の話や御蕎麦の話までいろいろ聞かせてくださって旅行者としてはなかなか面白くて印象的でした。防府といえば十割やの大将と私の脳にインプットされているのは言うまでもありません(笑)
食べログを見返すと営業時間が深夜1時までになっているけど、これは最後の〆として来る客が多いからだそうだ。さすがに夏休み中は客が少ないので閉めようかと思っていた矢先だったとのこと。あぶないあぶない(;^_^A
■料理
メニュー関係なくオーダーしたので個々のお値段はわかりません。以下の内容で大人二人で3700円でした。
まずはビール。生ではなく瓶ですが「一番搾りの山口づくし」旅行中には嬉しいセレクト。カップは冷やされた銅カップなので瓶であっても十分に喉が癒されました。
余談ですが、ビールは生でも瓶でも中身は同じです。保存方法と入れ方で味が変化しているだけです。
次に、何かアテになるものはありますか?と伺ったら「板わさ」ならできるというので、そちらを頂く。
そしていよいよメインの御蕎麦。黒と白の組み合わせで二種類がザルでやってくる。(個人的には蕎麦もラーメンも黒系が好みです) 最初は塩で食べてみてくださいと大将。こちらのダシは甘系の強めだから最初に塩というのはいいと思う。これで風味と喉越しだけが純粋にわかる。ただ季節は夏・・・蕎麦の風味を味わうには正直最悪なタイミングでもあるので風味は割引必要。喉越しと程よい硬さのある蕎麦は確かでお店の技量を感じさせる。産地は北海道と茨城だったかな。その時々で仕入れ先をセレクトされているようです。
最近は北海道の蕎麦がよく出回ります。大将に伺うと、昔は採算重視でビッチリ植えて育てていたけど、最近は質重視でそういうことはしなくなったので良質な北海道蕎麦が出回るようになったとのこと。
で、で、で、最後に蕎麦つゆで頂く訳なんですが・・・・私は蕎麦につゆを付けて一口頂くと「ウォォ」と小さく声が出てしまいました。ただ甘い訳ではありません。おそらくアゴを使ってらっしゃるのでは。その独特の味わいの深さと甘みのバランスは絶妙。関東もんは普段蕎麦でアゴダシを頂くことはありませんので・・このインパクトは結構ありました。こりゃうめーよ。ただ、瀬戸内地区では当たり前のことなのかもしれませんけどね。旅の食というのは楽しいものです。