アルボスさんが投稿した祇をん 段ばた(京都/祇園四条)の口コミ詳細

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祇をん 段ばた祇園四条、京都河原町、三条京阪/イノベーティブ、フレンチ、イタリアン

2

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.2
  • 昼の点数:4.2

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
2回目

2018/09 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

京都|祇園南の新星へ再び。仏/伊+和/中の技が光る小さなレストラン

とある日の祇園にて。以前はカフェだった場所に
新しいサインが出ていて思い切って扉を開けてみたところ
コース料理でよろしればと迎え入れてくれた一人のシェフ。
フレンチやイタリアンのみならず中華や和食の技が冴え
今後注目を集めそうな輝きを感じた小さなレストランです。

その9月上旬のランチコース(4500円+税)から
間をあけず10日後位のディナーへ独り。

好み的には初回のランチより下回ったものの
中華と和食の要素が色濃く現れた今回も充分満足。
店内はオープンキッチンのカウンターとテーブル1卓
アトリエ厨房のような雰囲気が心地よく
シェフを独占しての贅沢なディナーになりました。

店主の段畑シェフはホテルのレストランから
イノベーティブ系の有名店「よねむら
レストラン ヴィトラ」、中華やイタリアンでも経験を重ね
ジャンルにとらわれない料理を表現していきたいとのこと。

コース内容は二十四節気をテーマに毎月2回変わり
今回は9月中旬ということで「白露」がテーマ。
草の葉に白い露が結ぶという意味のコース(8500円+税)を
クラフトビール、日本酒、グラスワインとともに。

【1品目】炙りカツオ+鶴紫と糸瓜の四川山椒ソース
【2品目】出汁仕込みの小籠包×雲丹/秋刀魚×セロリ
【3品目】生ハムの中に甘エビや無花果+日本酒ソース ルッコラ
【4品目】レアなサーモンにイクラ じゃがいもピュレ+バターソース
【5品目】シラスと烏賊のパスタ
【メイン】和牛炭火焼き 里芋唐揚げ 

【7品目】土鍋炊き 出汁の鯛茶漬け
【デザート1】巨峰のソルベ 白ワインジュレ

【デザート2】栗(モンブラン) キャラメルアイス。
【10品目】ドリンクより紅茶を選択。
※これにシェフ手製のバゲットがつきます。

1皿目の鰹と四川山椒ソース
2皿目の昆布出汁を仕込んだ小籠包と雲丹の合わせ技など
和食や中華を感じる料理が印象深く、ワインはもちろん
山田錦100%の純米大吟醸「匠」(800円)とのペアリングも良好。
メインの和牛炭火焼きは良質な肉が持つ旨味レベルが高く
デザートのモンブラン、最後の抹茶と水信玄餅まで
今回もまたオープン間もなくという事で私ひとり。

豊かなアンサンブルや一体感という意味では
前回のランチより印象が弱かったり
中には物足りなく感じた料理が数品あったとはいえ
コース全体を通しては満ち足りた気持ち。
新たな可能性を感じられた楽しいひとときでした。

■□シェフは物静かながら聞けば会話もあり親切。
当分は1人ということでゲストが多くなると大変そうだけど
レストランよねむら」での経験をベースに
イタリアンや中華の分野にも通じながら
決して難解ではない明快なハーモニーが魅力的。

メニューは二十四節気をテーマに月2回かわり
ランチは4500円+税/ディナーは8500円+税のコースのみ。
華美なレストランが好きな人には向いてないと思いつつ
祇園で輝き始めたシェフ一人の小さなレストランへぜひ。
アトリエ厨房のようなオープンキッチンの空間が心地よく
独自の発想と多様な構成に魅了される人も多いと思います。

  • 場所は祇園のど真ん中('18.9月中旬)

  • 店内はカウンターとテーブルひとつ('18.9月中旬)

  • アフターダーク850円/キュテポルのカトラリーとお箸('18.9月中旬)

  • 1.炙りカツオ+鶴紫と糸瓜の四川山椒ソース(夜の白露コース)

  • 2.小籠包×雲丹/秋刀魚×セロリ(夜の白露コース)

  • 2.小籠包には出汁を使用(夜の白露コース)

  • 3.生ハムの中に甘エビや無花果 +日本酒ソース ルッコラ(夜の白露コース)

  • 3.生ハムの中に甘エビ(夜の白露コース)

  • 4.サーモン イクラ じゃがいもピュレ+バターソース(夜の白露コース)

  • シラスと烏賊のパスタ(夜の白露コース)

  • パスタ リフト

  • 6.和牛炭火焼き 里芋唐揚(夜の白露コース)

  • 6.和牛炭火焼き 的確な火入れ(夜の白露コース)

  • 調理風景/土鍋

  • 調理風景/鯛だし茶漬け(夜の白露コース)

  • 7.土鍋炊き 出汁の鯛茶漬け(夜の白露コース)

  • 8.巨峰のソルベ 白ワインジュレ(夜の白露コース)

  • 9.モンブランとキャラメルアイス/紅茶(夜の白露コース)

  • 最後に抹茶と水信玄餅(夜の白露コース)

  • シェフ手製のバゲット(夜の白露コース)

  • 白ワイン グラス800円('18.9月中旬)

  • 白ワイン グラス800円('18.9月中旬)

  • 京姫酒造 純米大吟醸 匠 850円('18.9月中旬)

  • 赤ワイン グラス800円('18.9月中旬)

  • 店内はテーブルとテーブル1卓('18.9月中旬)

  • 小さな枯山水も('18.9月中旬)

  • 祇園南に佇む 祇をん段ばた('18.9月中旬)

2018/10/21 更新

1回目

2018/09 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

京都|祇園南で出会った新星。仏/伊+和/中の技が光る良心的なレストラン

2018年9月に入った頃。
祇園町南側で巡り合った小さなレストラン。
以前はカフェだった場所に新しいサインが出ていて
思い切って扉を開けてみたところ
コース料理でよろしればと迎え入れてくれた一人のシェフ。

聞けば9/1にオープンしてまだ数日。
オープンキッチンのカウンターには私一人というなか
洋と和が交差するランチのコースをいただき心から満足。
いち早く新たな才能と輝きを体感することができました。

店主の段畑さんはホテルのレストランから
イノベーティブ系の名店「レストランよねむら」で10年ほど
他のフレンチレストランではデザートを担当。
イタリアン、中華レストランでも腕を磨いたそうで
ジャンルにとらわれない料理を表現していきたいとのこと。

そんな多岐に渡るエッセンスと技巧を織り込んだ
コース内容は二十四節気をテーマに毎月2回変わるそう。
この日は一皿ひとさらの輪郭とコアがしっかり味覚に響く料理が多く
二十四節気の「処暑」がテーマのコース(4500円+税)。
ランチだったのでソフトドリンク(500円)とともに。

【1】前菜:トウモロコシのスープとバニラアイス

【2】前菜:いさき炙りと雲丹 茸 出汁のジュレ

【3】鱧と枝豆のリゾット デミソース添え
【4】肉料理:大分産錦雲豚の炭火焼 サラダ仕立て
【5】アンチョビ ケッパー オリーブの軽いトマトパスタ

【6】デザート1:桃ブランマンジェ

【7】デザート2:無花果のタルト キャラメルアイス
【8】食後のドリンクよりコーヒーを選択。
【シェフ手製のバゲット付き】

イタリアンやフレンチ、昆布出汁、炭火焼、炙りなど
幅広い技術を巡らせた全8皿。
1品目のコーンスープとバニラ組み合わせ豊かな風味が広がり
2品目はいさきの炙り+雲丹に出汁のジュレを添えた和の一皿。
リゾットにのせられた鱧の炙りは
割烹店と思っても質がよくコク深いリゾットと豊かに調和。

炭を使い火入れされた錦雲豚、デザートのレベルも高く
老舗ベーカリー「進々堂」の職人から伝授されたという
パン(バゲット)も自家製。
コース全体を通して重いソースや調味よりも食材の力を高めた料理
ハッキリ美味しいと分かる明瞭なハーモニーが印象に残っています。

夜のコースを見せてもらうとフランス産小鴨麻婆/鮎ご飯など
ドリンクに目を移すとワインやシャンパンのほか
10種類ほどの日本酒、クラフトビールの品揃えも特徴的。

店内はカウンターとテーブル1卓のコンパクトな空間。
オープンキッチンには炭火台や土鍋が備わり
カウンター越しに調理の光景が広がります。

シェフは控えめなタイプながら聞けば会話もあり親切。
当分は一人ということでゲストが多いと対応するのが大変そうだけど
レストランよねむら」での経験をベースに
イタリアンや中華の分野にも通じた
独自の表現力とセンスを感じたランチのひととき。

大規模店のような派手さはないものの
キッチンを備えたプライベートなアトリエのような
魅力が伝わってきた個人系レストラン「祇をん 段ばた」。
料理はランチ4500円+税/ディナー8500円+税のコースのみ。
既に有力メディアの取材が予定されてるそうで
京都の注目株として話題になると思う期待の新鋭です。

  • 祇園南の花見小路を東へすぐ

  • 店舗正面('18.9月上旬)

  • コンパクトな店内('18.9月上旬)

  • キュテポルのカトラリーとお箸 奥にウィルキンソントニック500円

  • 1.トウモロコシのスープとバニラ('18.9月上旬)

  • 1.トウモロコシのスープとバニラ

  • オープンキッチン、ウィルキンソン辛口ジンジャエール500円

  • 2.いさき炙りと雲丹 茸 出汁のジュレ('18.9月上旬)

  • 3.鱧と枝豆のリゾット デミソース添え

  • 3.鱧と枝豆のリゾット デミソース添え

  • 炭火焼きの風景

  • 4.大分産錦雲豚の炭火焼 サラダ仕立て

  • 4.大分産錦雲豚の炭火焼 サラダ仕立て

  • 調理風景

  • 5.軽いトマトパスタ

  • 6.桃ブランマンジェ

  • 6.桃ブランマンジェ

  • 7.無花果のタルト キャラメルアイス

  • 自家製バゲット/ウィルキンソントニック500円

  • 小さな庭

2018/10/04 更新

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