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スタイリッシュな看板です
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この階段を上っていくと…
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冷製コーンスープ
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皮は薄く中はモチ。熱々
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十勝和牛のパテ。中にはフォアグラが
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パテ、ドアップ!
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つぶときのこ
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つぶときのこ、ドアップ!
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スズキのパイ包み
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スズキのパイ包み、断面
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小さく映ってますが、手のひらより大
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キメが細かい肉質に感激!
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とても大きなマスカットでした!
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私の分、ちょっと大きく切った。確信犯です
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コーヒーおかわりどうですか〜
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お気に入りナイフのラギヨ〜ル。今回はピンク♪
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・・・【すいません、写真をアップしました】・・・
誕生日に再訪です。
今回は、事前に苦手なものをお話ししています。
とても大好きなお店です。
もちろん美味しいです!
ランチ 4500円
白ワイン ? ワインはすっきり、フレッシュなかんじのものをなみなみといただきました!
■冷製コーンスープ
冷え冷えで甘いコーンポタージュ。濃度は中庸。
■十勝牛のパテ・ド・カンパーニュ
フォアグラ入りのパテ。贅沢です。
鴨で作ることが多いんですが、牛はクセがないんで、とのこと。
パテ自体もレバー感あり、黒いツブツブはトリュフです。
フォアグラとパテを自分の好きな割合でいただける。幸せ!
■つぶときのこのパセリソース
きっと真ツブとエリンギです。
パセリソースはクセがなく、バターベースでおだやか。バターもふんわり香るほど。
見た目は違うが、エスカルゴバターのようなかんじなのかな、と思いましたが、
にんにくは入ってないように思いました。上品です。
さっきまで活きていたようなつぶのコリコリ感ときのこの食感がとてもあっています。
■スズキのパイ包み
こんなサクサクでアツアツなパイ、初めて!
焼きたてでこんなに湯気が上がるパイは、昔好きだった「ナナカマドアベニュー」さんのアップルパイ以来かも。
スズキは直パイ生地ではなく、ふんわりしたクネルみたいなすり身に包まれています。
旨味・水分出ないようになのかな
ちょっと強めなバターソース。レモンちょっと入っているのかいないのか
添えられているトマトソースの甘いこと! 酸味、甘み。
バター、トマト、パイ、魚。いろいろな分量割合で味わうことによって、味に変化が生まれ、
自分自身、自分の好みが自然にわかってくる。
勉強になります。というか、自然にやってました ^^;
■知床鶏とコーン
これはなんてシンプルな、と思っていましたが…
!
本当にこれが胸肉なのか!そして味!
旨…!
前回聞いた低温調理。
繊維感のない胸肉、中まで染みた味。
どこを食べても、薄く切って食べても味がついてました。ハムのよう
下味付けて真空に、とか、下味付けて冷凍にとか・・・どうやっているのでしょうか 気になります ^^
■マスカットのミルフィーユ
お店に入ったときに誕生日とお話したからかどうかわかりませんが、
ミルフィーユ、切り分けられるようにご配慮くださったと思います。
「お好きなところで切り分けてくださいね。切れますから」
えーっ?大丈夫なのかな?
さく え?
心配にはおよびませんでした。
破片飛び散ることもなく、難なく分けることができました。
パイ生地は先程のものとは違うタイプ。
私が知っているものではルノートルさんのミルフィーユの生地に似ております。
日持ちしそうなちょい乾燥タイプといいましょうか ^^
贅沢なマスカットがたっぷり!皮なし種抜き。
負けじとたっぷりの生クリームとカスタード。
両方ともちょっと味見。はしたないのですが、こればかりはやめられません。
しっかりとした味、生クリーム、好みの味。嬉しいです。!
なのになのに、やはりマスカットが勝つ。
本当に計算されているのだな〜と思います。
■パン・コーヒー
丸いパン。皮が薄く、中は熱々。漢字で熱々と書くと点心みたいです。
アチ!って、いえ ゥワチっ! です。
お皿に戻しましたから ^^;
コーヒーもう一杯どうですかぁ?いえいえ、もういっぱいです^^
キッチンもいつもキレイなまま。自分たちが帰るとき、一緒にお店出れるくらいキレイです。ほんと
自然のものにも敬意を払うというか、共存しているというか、
シェフの料理をいただくと、なんだか、いつも感動でいろんな思いが駆け巡るというか・・・というか多すぎ ^^;
食べる側の人間として、自分がバージョンアップできているのではないか、
なんて思えてしまい(調子にのっていますね、すみません 汗 )、とてもシェフに感謝しております。
最後は何を書いてるのか、自分でもわからなくなってきました。締められません 汗
シェフ&シェフのお料理に、私が骨抜きになっているのもか・・・
ーーーーー 2011.12 初訪問 ーーーーーーーーーー
大きなシェフが「こんにちは」。
なんだか、素敵な予感がしました。
入り口からちょっとはなれた半個室に通され、この時点ではレストランという感じはしない。
12月だったからか、クリスマス系音楽が小さくかかっていた。
メニューは4500円のコース。予約時に伝えるシステム。
・カブのスープ
・パン
・サーモンのマリネ
・トリュフのタルト
・厚岸産カキフライ
・知床地鶏のフォアグラとトリュフ詰め
・マロンとラフランスのタルト(焼きたて)
・コーヒー
カブのスープ
かぶ自体のとろみであろうゆるいポタージュ。塩分うす目のやさしい味。
おいしい。かぶってこんなにおいしかったんだ~と思いました。
しかし、小さいスプーンでかきまわして食しているうちに、小さいチーズ発見!
1センチ弱の立方体のブルーチーズを沈め、溶けろ溶けろといわんばかりに
スプーンでぐるぐるしている。熱いわけではないので解けるはずはないのにね。
やさしいほっこり系だと思っていたいた味が、力強くしかも、しずぎない(←変な表現ですみません。)、
旨みが加わり、更においしくなって。
次のお皿に期待している自分にびっくりしています。
パン
卓球の球よりちょっと大きいパン。皮が薄めでパリッとして、中はふんわりもっちり。
小さめなのに皮が薄く、気泡が大きいわけでもない。これもすばらしい。好みです。
サーモンのマリネ
2センチ厚みのスモークサーモン。皮目を軽く炙っていい香り。上に紅しぐれという大根のマリネとディルをのせて。
スモークサーモンはもともと大好きで、マリネもピクルスも大好き~!!
後味までが甘いし、ノルウェー産なのかしら。ブランド化されたんでしたっけ?
超細かく刻まれたピクルス、ケッパーかと思ったが、渋みもなく。おいしいです。もうこの時点で幸せ!
酢に漬けると赤くなるという大根『紅しぐれ』。以前某セミナーで見たことがありました。
たまにスーパーで見かけますよね。紅いというか、紫キャベツの色素みたいな。
酸につけると赤くなる、しかし、身体に入るとアルカリ性。梅干みたいですね。
体表には弱酸性、体内はアルカリ性が良い。人間のpHは7.2ぐらいに保たれているようです。
それが崩れてくると体調が悪くなるようです。
諸説ありますが、こういうことを考えるのも、ちょっと楽しいです。
話をもどして、トリュフのタルト。
いためたタマネギ・ベーコン・緩いベシャメルをピザのような生地にのせ焼いたものです。
それにきざんだフレッシュトリュフをのせて。
今年は12月になってトリュフが入ったとのこと。通年は11月末には入るそう。
ピザ(タルトって言っていたのに…)をナイフで切り、一口。
トリュフをよけて、一口。あれ?さっきのほうがわからないけど旨い?
この食べ方を数回繰り返し…
そうです。私はきっと初めて物体で食べました。
今まで、トリュフについは『トリュフ風味』とか、入っているといわれても、正直分からなかった(汗)ので、
初めて物体で現物を生で食べ、認識しました。うっすらときのこの香、食感はさくさく。
まだ、ウマさはよくわからない若輩者です。勉強させていただきました。
厚岸産カキフライ
ふっくらとしたカキ。実はカキは苦手でしたが、食べてみるとおいしかったです。
ダイナミックな生食ほうれん草。カキと一緒にたべました。ほんのちょっとの苦味がまたいい。
タルタルももっとほしかったぐらいおいしかったです。
もともとフランスでは『カキフライ』なるものはなく、逆に日本から紹介され、
ここ10年ぐらい前からフランスでも提供するお店ができたそう。
「逆輸入~」と勝ち誇った風におっしゃってたシェフがとてもおちゃめで素敵です。
知床地鶏のフォアグラとトリュフ詰め
この時点でナイフとフォークが下げられ、デザートだと思っていたら、(コースメニューをすっかり忘れていました。)
なにやらサイバーなナイフが。う~ん。切れる!!
最初も思ったが、縦置きでき、刺し切り出来、しかも良く切れるナイフ。食するときのストレスがない。
すばらし。フォークレストもおしゃれ。
太巻きサイズの鶏胸肉にフォアグラとまたまた登場のトリュフ。
低温で長時間火をいれているそうです。
鶏肉、やわらかしっとりウマ~!だんだん私が壊れて、にやにやし出したようです。
鶏肉、繊維感は全くなく、ぶりんぶりんしすぎず。
うわ、フォアグラおいしい!フランを詰めているんですかと聞くと『フレッシュですよ』。
え~っ!こんなにふわっとしてて、味が、そのもの自体の味がおいしいんだ!!!
―淡白な鶏肉の中に出汁系濃厚茶碗蒸しが入っている―
表現力なくて申し訳ないです。
というか、勉強不足ですみません、こんなにフォアグラ自体に味がするんだとびっくりしました。
火を入れると、ふつうはレバー感があると思うのですが、これは全くないです。
よく、○○ダメな人でも食べれます~なんてことでなく、
ほんとに食べたことない人は「何だかわからない」と思います。
私はもともと好きなので、どっちでもいいんですけど。
濃厚でとろける、よくある表現ですが、ほんとにぴったり。
この表現を簡単に使ってほしくないと感じました。
ユリネとマッシュルーム、レモングラスで見た目もきれい。「色」が多すぎないのがおしゃれです。
ゆるいソースからはわずかにクミン?お肉からはほんとにわずかの八角系?の香りが。
過ぎない、のが素敵です。ほんとうにおいしい。とても質、量、満足感があります。
マロンとラ・フランスのタルト(焼きたてです)
マロンのねっとりしたクリームと軽い生クリーム。
タルトはほのかに温かさが残り、サクサクほろほろ。
ラ・フランスはキメが細かく、とってもジューシー。
これらが口の中で一緒になるとどんな風になるのかな。
この時点で、厨房との境界扉が閉じられ…
下品な表現ですが、お皿のカラメルをつけ、大口を開け(7㎝高、顎関節症になりそう)縦食いすると…
う~ん!!おいし~!3噛みで全部がほどけていきました。感動と驚き。
ラ・フランスの勝ちなんて。
味と食感、いろいろめぐり、口の中がラ・フランスのジュースで洗い流されていく。
わたしは感動すると、ストーリー仕立てになってしまうようです。はは…
崩れないぎりぎりゆるさのクリーム、ちょっとの衝撃でくずれれるタルト。
3分ほどずり落ちない果物。
口の中で混ざったときの素晴らしい美味しさは衝撃的です。
やはり、もって帰る前提のデセールとはまた一味違います。
シェフは話をあわせてくれたり、料理方法を教えてくださったり、楽しい気分にさせてくれました。
お店のたたずまいと雰囲気、シェフのお人柄・お料理、点数をつけるなんておこがましいとは思いますが、
全てにおいて、感動をいただきました。
ありがとうございました。