2014 今日この頃
食べログさんの片隅で遊ばせてもらってます。
こんな食いつぶし隠居みたいなのを匿ってくれてありがたく思っています。
黎明期を知る僕にとって食べログがこんなに大きな影響力を持つようになったのは嬉しい限り、
食べるって大事なことなんですね。
とは言え僕の中で食べることや美味しいことへのプライオリティはだいぶ下がってしまいました。
今大事なのは旅=移動です、それが出張でもプライベートでも現状身体共に健全で金銭的にも体力的にもアライアンス的にも万全の体制でどれだけ多くの想いのある場所へ行き体感できるか、もちろん世界へ、遥か彼方へ、生きて活動できるうちに少しでも多く感動したい、
僕の人生で一番大事なことは美味しいものを食べることではないし、この広くて素晴らしい世界を目の前にしてメシなんか食ってる場合じゃない・・・これが今の僕の気持ちです。
閉店して消えて行った店や味が食べログの中で都市の記憶として生き続けるように願います。
日記もそんなつもりで書いてます・・・(誰も読んでないけど)
2012 2月
東京に戻りました。
結局地元京都には4年間帰ってたことになります。
その間ボクの人生にとって大きな事が色々ありました、まぁ歳を取るというのはこういうことなのでしょう。
京都で暮らしたこの4年間は大変貴重な時間でした、
身体中の水が京都の地下水に変わり東京時代に20年以上に渡って続いていた食味に対する強烈な渇望が全てスッキリ満たされました。
これで京都の全てを味わい尽くしたとは思いませんが母のおっぱいを吸い尽くしたような気持ちです。
京都→東京都→京都→東京都と気が付けば「京都」が付く処を行ったり来たりの人生ですが多分これが最後の移動になるかも知れません。
また京都に帰る日が来るのだろうか?
来たら来たでそれはいいし、来なかったら来なかったで東京に骨を埋めてもいっこうに構わない、
これまで生きた経験から考えると人生というのは一瞬に、そして全くUncontrollableに過ぎていってしまうものだから。
そして東京では再び銀座で働くことになりました。
ナゼか?この街に強い縁があることはとても嬉しい。
この4年間、人は簡単には変われないけれど世界は大きく変化した、出来るならばその変化を楽しみたい、
苦しい事も悲しい事も愚かしいことも沢山あるけれど、変化できないことが一番悲しい、
京都という街がそれを教えてくれましたように思います、
何も変わらない様に見えながら狡猾に幻想を演じ柔軟に変化し続ける装置・・・それが「京都」、そして「東京」。
東京に戻って初めて迎えるお正月、京都の馴染みの店から御餅と白味噌を送ってもらい東京で京都の御雑煮を頂きました。
東京時代も帰京せず東京で御正月を迎える年は京都から送られてく来る食材で毎年食べてはいたけれど、今年のは特別美味しかった!
果たしてボクが生まれてからずーっと京都から離れなければこんなにも切実にこの京都味を味わえたであろうか?
以前は羨望でしかなかった美味が確信に変わったのは京都の戻り自らの血やDNAに刻み込まれているものをキッチリ見つめ直す時間があったからだと思います。
東京での食べログのレビューは東京を離れた時に引退しました。
極々限られた方(?)に京都中継のつもりで続けていた日記はどうしようかなぁ?
思い出の店、的なことで書くかも知れませんが正直、京都の素晴らしさの半分も伝えてない。
ひょっとしたら本当に素晴らしいものは今日のメディアでは伝えきれないのかもしれないぁ、
どんなに文字を連ねても、きれいな写真を重ねても、実際その場所で感じたことの5%(消費税合わせ)も伝えられない・・・
所詮はそんなもんですわ。
まぁ4年のブランクとゲップが出るほど食味に満たされた状態でもう一度東京という街をpure味わってみようと思っています。
素っ頓狂なミシュランも鼻で笑えるしもう十分生きたので地震も放射能も怖くない、
厚顔で大好きな「京都」を楽しもう、
それが「京都」でも「東京都」でも・・・。
2008 6月
長く住み慣れた東京を離れ生まれ育った京都市に戻りました。
思えば20年以上にわたって仕事に遊びに大いに東京という街をenjoyしました、
さて京都に戻ってからもtabelogを続けるかどうかは考え中・・・
レビューが観光客のための観光情報のようになるのは本意ではないし正直ヨソサンのせいで好きな店に入れなくて困っている。
「マイミクだけに公開」みたいな機能があれば一部の読者の皆さんに紹介して意見を聞きたいヘンテコなものが結構あるんですけど・・・
皆さん御存知のようにここ数年で東京のレストラン事情は大きく様変わりをしました、5年前はもちろん2年前と比べても数え切れないほどお店の数が増えもはや追いつくのが難しくなってきました、逆に銀座や築地はここ数年でなんとなくベールが剥がされたような気がします。
これを期に、というのもヘンですが僕にとっては丁度いいタイミングだったのかもしれません。
楽しい始まりがあれば悲しい終わりがあるのは仕方なく、どうやら今がその時のようです。
Tオカ
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