体にやさしい“濃い口醤油”の“こがしねぎ”の入った全部のせ“てんこもりめん“をいただきました。 : らーめん専門 やくみや

“らーめん専門 やくみや“さん、沼津で”お寿司”をいただいた帰りにチョイと寄りました。
沼津で人気のお店です。

12時過ぎでしたが、運良く並ばずにお店の中へと入れました。
店内は、厨房に向いた一列カウンター４席、後ろにテーブル席、４人用、２人用が各２卓、全部で16人ほどの大きさのお店です。
入口には待ち席としての椅子が２席用意してあります。
私の後から来た人は、この席に案内されていました。

“やくみや”さんの“らぁめん“は、“醤油”、“濃い口醤油”、“塩”の３種類の“スープ”がベースとなっており、同じ“スープ”の“つけ麺”も用意されています。
“麺”も“細麺”と“太麺”とがあります。
その後、“のーまる”と“こがしねぎ”とがあり、“こがしねぎ”を入れるかどうか？
更に、豊富なトッピングの中から、何を選ぶかということになります。
組合せを数えてみましたら”108”にも及びます。
非常にメニューの数と言うよりも、選択肢の多いお店です。
そして、お店最大の特徴は素材を厳選し、化学調味料を一切使わない体に“やさしいらぁめん“と言うことです。

　　今回私の頼んだのは
　　　　“らぁめん“の“濃い口醤油”で、“細麺”、“こがしねぎ”を入れ、トッピング
　　　　全部のせの”てんこもりめん“です。

　　“こがしねぎメニュー 濃い口醤油らぁめん てんこもりめん”が、程なくカウンター
　　　　越しに渡されます。
　　　　長い名前ですが、メニューに従って書くと、このようになるのではと思います。

　　　　“濃い口醤油”とだけあって見た目、黒っぽい“スープ”、“こがしねぎ”がたくさん浮き、
　　　　表面は“香味油”で覆われています。
　　　　“魚介系の上品”な香りと“こがしねぎ”の風味が漂ってきます。
　　　　トッピングは“ちゃあしゅう”４枚、“わんたん”２個、“のり”５枚、“味玉”１個、
　　　　“メンマ”、“ほうれん草”、そして“スープ”から頭を出している“白がねぎ”と
　　　　“刻み小ネギ”と、かなり華やかです。

　　　“スープ”を掬い、口に運ぶと、見た目とは異なり、アッサリとしているのです。
　　　　　拍子抜けした感じで、ズーッと飲んでいけそうな“やさしいスープ”です。
　　　　　ただ、やさしいだけでは無く、“濃い口醤油”がフワッと香り、“こがしねぎの風味”
　　　　　が漂う中、“香味油”の“節系の旨味”を強く感じます。
　　　　　そして、“こがしねぎ”からでしょうか、ホンノリと甘いのです。
　　　　　やさしくも、旨味が濃い“美味しいスープ”です。

　　　“麺”はストレートの“低加水の細麺”、やや硬めの茹で加減です。
　　　　　歯切れは良く、パツンパツンとしています。
　　　　　歯触りが良く、“麺”自体に旨みがあります。
　　　　　“スープ”の絡みはよい方ではありませんが、喉越しがよく、スルスルッといける、
　　　　　中々に美味しい麺です。

　　　“ちゃあしゅう”は４枚、“脂身”と“赤身”のバランスのよい“豚肩ロース”です。
　　　　　“醤油ベースの味付け”で、シッカリと味が染み込んでいます。
　　　　　ホロホロっと柔らかく、旨みやコクが感じられる濃厚な味わいの“ちゃあしゅう”
　　　　　です。

　　　“わんたん”は２個、普通の“わんたん”と異なり、小さめの“餃子”が包まれている感じ
　　　　　です。
　　　　　“皮”は厚めですが、つややかでトロッとしています。
　　　　　“餡”はシッカリと味が付き、“挽肉”多め、“ニラ”が効いています。
　　　　　ジューシーで“柔らかい餡”を、ツルッとした喉越しの“皮”で包んだ“わんたん”、
　　　　　“皮”も“餡”も楽しめる美味しいわんたんです。

　　　“味玉”、“白身”はプルプル、“黄身”はトローリとした理想の半熟状態です。
　　　　　そして、“黄身”までも濃い色をし、シッカリと味が染み込んでいます。
　　　　　蕩けるような美味しさです。

一見、濃い味のようですが、非常に体に“やさしいらぁめん“でした。
お店の特徴の無化調故の優しさかと思います。

ご馳走様でした。

なお、“のーまる”、“こがしねぎ”、“らぁめん“、“ちゃあしゅう”、“わんたん”、“のり”、“味玉”、“白がねぎ”、“てんこもりめん”の各名称は、お店のメニューに書かれてあるものを忠実に記載しました。