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【ちゃんとスゴく美味しい】
滋賀県彦根。この店、実は2度目の訪問。一度目から気に入っていた。今回は夜ご飯で訪問。
洋食と銘打っているが、東京で言えばフュージョン料理。こんな地方で(失礼!)このレベルの料理に出会えるとは思わなかった。
まずは❶アミューズ。地元の郷土料理をベースに「自家製鮒寿司とバルサミコドライフルーツ・シェフの生まれ故郷である奥琵琶湖菅浦の郷土料理の梅干しを2日干して甘さを加えて、大豆の炊いたものと一緒に食べる」……鮒寿司はドライフルーツとバルサミコを使う事で食べやすくなっている。梅干しを使った郷土料理もへーっと思わせてくれる新鮮味あり。
美味しさもそうだが、まずは地元感たっぷりな料理が県外者には嬉しい。
❷オードブル
「ビワマスのコンフィ タデのピューレ」…マスの絶妙な柔らかさや甘味が、グリルでなくコンフィ(油で煮る)で良く出ている。
❸スープ…
「地元食材カボチャのほっこりん113を使い、ムース状の玉ねぎ」…カボチャの甘さもほどほどでかなり高レベルなスープ。これだけでもご馳走。
❹魚料理
「琵琶湖の天然鰻 フランボワーズビネガーソースで照り焼きに」…一週間水で鰻を〆て匂いを取り、美味しく鰻を食べさせるためスロベニアの塩を使った甘酸っぱいソースが鰻を活かしている。肉厚でブリブリしていて食べ応えあり。かなり美味しい。
❺肉料理
「菅浦産イノシシ肉のパートブリック焼き」…小麦粉で作られているパートブリックでイノシシ肉を包む。イノシシ肉は部位も複数使っている。なんといっても、具のソースが絶妙な甘さで美味い。どうやら具にはポルチーニやらドライフルーツ、彦根産の蜂蜜が使われ、赤ワイン入れて煮込まれている。
甘さも適度。
❻デザートとコーヒー。
デザートには「イチヂクのコンポート、とバニラアイス。赤こんにゃくをバニラで煮付けで食感を楽しむように」…文句なく美味しい。それにしても赤こんにゃくは食感は面白いがやはりデザートには違和感。こんにゃくと言わず別ネーミングが欲しいところ。
郷土色を出すには必要なのかな?僕的には地元イチジクで十分と思うけれど。
美味しいフュージョン料理に出会えて良かった。昼はどうやら人気で行列が出来ているという。彦根の観光にこの店、相当の役割がこれから出て来そう。
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川井 潤
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店名 |
洋食 SHIMADA
|
---|---|
ジャンル | 洋食 |
予約・ お問い合わせ |
0749-33-0637 |
予約可否 |
予約可 営業時間中のお電話は店内の混雑具合により対応できないことがございます。当日ご予約以外のご予約のお電話は営業時間外に頂くと確実にご対応できます。 |
住所 | |
交通手段 |
彦根駅より車で10分 ひこね芹川駅から855m |
営業時間 |
|
予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
席数 |
19席 (カウンター5席、テーブル14席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 10台 できるだけ乗り合わせでお越し下さい |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | お祝い・サプライズ可 |
お子様連れ |
子供可、お子様メニューあり 5歳以上のお子様からご入店頂けます。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2015年12月23日 |
備考 | |
お店のPR |
季節の食材を取り入れたカジュアルフレンチと豊富なワインの数々をお楽しみ下さい。
大阪のホテルで20年間修業を重ねたシェフのこだわりと新しさを取り入れたカジュアルフレンチ。地元野菜や季節の厳選食材を能登の切り出し七輪で炙り、香ばしさを加えます。各国の豊富なワインと共にお楽しみ下さい。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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多分、このシェフは本気で作らせたら相当の腕を持っていることは食べている人なら分かるはず。
ただそれをそのまま出すと先進過ぎて地元の人の舌のニーズに合わないかもしれない。
少しみんなに分かりやすく作って出している感じがする。
シフトダウン、そんな感じのする料理。
本来は本格的なフュージョン料理も出来る人。
昼のシンプルコース(1500円)にライスをつけて注文。
真鯛の昆布締めカルパッチョ、実山椒やら酸っぱいソースを和えて。野菜は現地の地産ものを使う。
続いて+200円で「春大根のスープ」を付けてもらう…上に乗るエスプーマも大根の香りがする。シェフの腕の良さを感じるひと皿。ひと口目から最後までかなり美味い。
鮮魚(魚種は失念。川魚ではない)を新茶を入れた爽やかなソースで、黒米、エシャレット、などを添えて。…たっぷりのボリューム。
コーヒーはコースにセットでついているが、デザートに+400円出して「バスク風チーズケーキ」をオーダー。
確かに焦がした感じは出ているが、バスク=サンセバスチャンの人気店「ラビーニャ」のチーズケーキよりクリーミーで上品。
普通にテイクアウトで買って帰りたいほど。
海の魚を使うのは地元民の為には仕方ないか。僕的にはわざわざ滋賀に来て食べる料理なので、滋賀食材にこだわるお店として頑張って欲しいなぁと思うけど。
色々地元事情で思いっきりシェフの想いを出せないのかな?と思うとこちらも複雑な気持ちになる。
是非県外の人達に来てもらって、お互いに刺激しあって潜在力を呼び戻して貰えると嬉しい。