あの｢大宮二郎｣の店主さんの弟さんが立てたさいたま市唯一のラーメン二郎 : ラーメン二郎 大宮公園駅前店

小（ニンニク、アブラ、カラメマシ、ショウガ） 800円
おろしポン酢 100円
生たまご 100円

久々の大宮公園駅前店さんですね。以前伺った時は平日夜に行っていたためほとんど並ぶことはなかったのですが、今回伺ったのは週末昼ということでしっかり大行列で席に座るまで大体1時間くらいかかりました。

味の感想の方ですね。
ここのスープは良く言えばかなりライトな味付け、悪く言えばタレの味が薄いというイメージであったため、今回はカラメをマシにして頂きました。その功もあってかライトながらも豚の味わいとタレの味わいのバランスがしっかり成立してる非乳化スープに仕上がっていて美味しかったですね。液アブラの層の厚さも安定で口に含んだ時のずっしりとくるスープの感じも良かったですね。ショウガトッピングがやや少なめであったものの、ニンニク、ショウガがスープに溶け込んでもしっかり存在感を発揮していて、これが大宮公園駅前店さんの良いところであると再確認しました。以前はなかったおろしポン酢のトッピング（薄く刻んだ玉ねぎにポン酢を合わせたもの）をスープにドサッと合わせるとスープがまろやかになりニンニクが効いていてもごくごく飲めてしまうスープに変化していました。

今回良かったと思ったのは麺ですね。二郎標準の太さの縮れ具合が強めな麺はもちろんオーションの香りもありながら、小麦そのものなのかあるいはそれ以外の構成要素のためか菓子のような甘さを纏っていて美味しかったですね。スープがかなりライトなため生たまごは逆に機能してなかったかなという印象です。おろしポン酢も麺に直接絡めて食べるというよりかは、前述の通りスープにぶち込んだ方が美味しくいただけました。

トッピング等ですが、ヤサイはモヤシとキャベツが8:2ぐらいの比率でありながら、クタとシャキのバランスの良い茹で具合のためみずみずしさがある上に、豚の繊維が混ざったありがたいアブラドレッシングのおかげでさらに美味しく頂けました。豚は今まで食べた大宮公園駅前店さんのものの中でいちばん大きく厚かったですね。タレ染み染み系ではなかったものの、ぎゅちな赤身とトロトロで塩味すらはっきり感じる脂身が筆舌に尽くし難い美味しさのものでした。でもやっぱりあのタレ染み染み豚の方が自分は好きですかね。

タレを多くしたからというのもあるとは思いますが、想像より美味しくて驚きました。
また行きます。

小ぶた（ニンニク少なめ、アブラ、カラメ、ショウガ）850円
玉ねぎ 50円

２回目の訪問ということで、ざっくりと述べます。
前回味が薄かったということが分かったので今回はカラメを注文。それから豚が美味しかったので小ぶたでいきました。ここは麺量が250gで少なめなので迷いなく小ぶたを頼めます。また、唯一ここだけしか頼めない無料のショウガコールもしました。

全部ピンポイントで刺さりました。カラメはマシにしても良いかもしれませんが、最悪追い醤油があるのでまぁそこまで懸念はしなくて良いでしょう。ショウガとニンニクの組み合わせ最強ですね。素が優しいスープということもありニンニクとショウガが光っていました。

小（250g）（ニンニク、アブラマシ） 750円
玉ねぎ 50円

2016年に閉店した大宮の二郎で店主を勤めていた方の弟さんが新たに開かれた埼玉県でいちばん新しい二郎のお店です。このひとつ前に作られた越谷店さんもかなり新しい方ですがね。当日は前予告無しのゲリラオープンだったそうで、限定100杯無料キャンペーンをやっていたそうです。

味の程はと言うと、液油の膜が張っていて色的に乳化かなぁと思ったらまさかの非乳化でした。麺は二郎標準よりほんとにちょっと細め位の感覚で、やわさとかたさの両方をもつ絶妙な茹で加減でした。ヤサイも程よくクタクタでアブラの味もかなりよく、中でも豚は三田本店を思い起こさせるような醤油ギンギンな美味しい豚でした。しかし一つだけ欠点があります。それは味が優しすぎること。つまり味が薄いのです。幸い卓上に追い醤油があったから何とかなりましたが、これ無かったらちょっと微妙でしたね。

タレの濃さ以外は埼玉県の二郎の中でもハイクオリティないっぱいだと思いました。