大宮での夜はチェーンのイタリアンダイニングって感じのお店で軽く一杯♪ : イタリアンダイニングDONA 大宮店

月曜日に朝から大宮出張だった為に日曜日の夕方の内に前乗りで大宮駅近くのホテルに宿泊しました。
って事で、ホテルにチェックインした後にチョット早めですが夕食をって思って立ち寄ってみたお店が、
「イタリアン・ダイニング　ＤＯＮＡ　大宮店」さん
でした。
こちらは『椿屋珈琲』『ダッキーダック』『ＥｇｇＥｇｇキッチン』等の数多くの飲食店ブランドを持つ『東和フードサービス㈱』が展開するファミレス寄りのカジュアルなイタリアン・ダイニングって感じのお店でした。主に首都圏の中心都市ではなくて、周辺都市に多く店舗展開されている感じのチェーンのようてすね。
お店の場所は『大宮駅　西口』の目の前の『そごう大宮』の１階にありました。
入店時間は１７時５０分。
この時点での先客はまだまだ夕食に早い時間って事もあり、ペア客３組のお客さん達がいらっしゃっただけでした。
こちらのお店の席数はＬ字型カウンター席８席、二人テーブル１台、四人テーブル８台が有りました。
私は二人テーブルに通され着席です。
着席後、テーブルに置いてあったメニューを見ながらドリンクからオーダーしようと思って見ていた時にたまたま目に入ったのが、
１．「ワインセット」￥９３０
でした。
これはこちらのハウスワインである赤ワインの「モンテ・ブォナ・ヴィータ・ロッソ」ｏｒ白ワインの「モンテ・ブォナ・ヴィータ・ビアンコ」のワインに以下の「３種前菜盛り合わせ」「スペイン産生ハム」「スモークサーモンのカルパッチョ」「ほうれん草のベーコンのガーリックソテー」「１／２日分野菜のオーブン焼き」「あさりとムール貝の白ワイン蒸し」「おつまみペンネミートチーズ焼き」の内から１種類のフードをお得にセットに出来るメニューでした。また、ドリンクは料金をプラスする事で有機ワインの「オルガニコ　ペッロ」や「生ビール」にする事も出来ました。
と言う事で、お得ならこれが良いかなぁと思って、この中からドリンクは、
「【赤】モンテ・ブォナ・ヴィータ・ロッソ」を選択し、フードは、
「３種前菜盛り合わせ」
をチョイスしてみました。
（１）【赤】モンテ・ブォナ・ヴィータ・ロッソ」
赤ワインは直径６ｃｍ、深さ１０ｃｍ、高さ１７ｃｍくらいの大きさのワイングラスで提供されています。
このサイズのワイングラスに底から４ｃｍくらいまで赤ワインは注がれていました。
ボディは弱めで、酸味が少し高くて、少しだけ辛めの比較的飲み易い赤ワインでしたね。
（２）３種前菜盛り合わせ
３種前菜盛り合わせは、横２０ｃｍ、縦１４ｃｍ、厚み２ｃｍくらいの大きさのウッドプレートに乗っかって提供されています。
ウッドプレートの上には、スモークサーモンとアボカドのクリームチーズ、モルタデッラ、カプレーゼの三種類のアンティパストが乗っかっていました。
①スモークサーモンとアボカドのクリームチーズ
スモークサーモンとアボカドのクリームチーズがディシャーで一盛りくらいの量がウッドプレートの上に盛られています。併せてぱりぱりフライドパスタが２枚添えられていました。
スモークサーモンの風味と塩気にクリームチーズの強めのマッタリ感がよく合いますねぇ。
ただ、アボカドの感じは殆んど分からなかったかなぁ。
ぱりぱりプライドパスタは縦１０ｃｍ、横３ｃｍくらいの大きさがあり、これが２枚。
これはペラペラなパスタ生地を油で素揚げしたもので、揚げられた油の香ばしさが良かったです。
これはスモークサーモンとアボカドのクリームチーズのディップとして使用しました。
②モルタデッラ
モルタデッラ２枚が折り畳んで乗っかっており、下にはざく切りされたレタスと同じくざく切りされたトレビスが敷かれていました。
モルタデッラからは熟成された肉の旨味が感じられましたが。赤色が強いモルタデッラは胡椒がピリッと効いており、ピンク色のモルタデッラは塩気と脂の甘味が良かったなぁって事が印象に残っています。
③カプレーゼ
カプレーゼは２個。
カプレーゼ１個は、トマト１個を１／８くらいにカットしたトマト１キレに、直径６ｃｍ、厚み０．５ｃｍをくらいの大きさの丸いモッツァレラを半分にカットしたチーズ１キレを合わせて、そこに極軽くブラックペッパーが振りかけて、バジルソース一筋もかけてみたって感じでした。
トマトは酸味も甘味も低いですねぇ。それとチョット水っぽい。シャキッとした感じもなかったなぁ。
モッツァレラは少し重いかなぁ。これは水牛ではなくて牛乳のモッツァレラかな。
それとバジルソースはもう少し苦味が欲しかったですが、ブラックペッパーのピリリッ感は丁度良かったです。
２．「あさりとムール貝の白ワイン蒸し」￥６５０
あさりとムール貝の白ワイン蒸しは、横最大２０ｃｍ、縦最大１５ｃｍ、厚さ２ｃｍくらいの大きさのウッドプレートの上に乗っかった直径１４ｃｍ、深さ２．５ｃｍくらいの大きさの柄付きの黒色の陶器のスキレットで提供されています。
スキレットの中にはムール貝が３個、あさりが８個入っており、小さな赤唐辛子１個も入っていました。
あさりのオーソドックスな貝の旨味と少しクセのあるムール貝の旨味はどちらもまずまずです。
スープからはアルコールが抜けた白ワインの感じも少し感じられ、バターの風味とコク、ニンニクの適度な風味とパンチ力が感じられましたが、赤唐辛子の辛味は全くなかったかなぁ。後、塩気が少し高くて塩辛かったです。これはもう少し抑えめの方が良かったかな。
このスープにはアヒージョに付いていたフォカッチャの半分を浸していただきました。なかなかウマ～ッでしたよ。
３．「えびのアヒージョ～フォカッチャ添え～」￥７８０
アヒージョは、横最大２０ｃｍ、縦最大１５ｃｍ、厚さ２ｃｍくらいの大きさのウッドプレートの上に乗っかった直径１４ｃｍ、深さ２．５ｃｍくらいの大きさの柄付きの黒色の陶器のスキレットで提供されています。あさりとムール貝の白ワイン蒸しと全く同じウッドプレートでありスキレットですね。
スキレットの中の具材は、小海老、ブロッコリー、馬鈴薯って感じでしょうか。小さな赤唐辛子１本も入っていました。
オリーブオイルは、このスキレットの底から半分くらいのところまで注がれています。
オリーブオイルの中のニンニクの効きは適度かな。塩胡椒の内、塩は少し強めでした。赤唐辛子の辛味は弱かったですね。
小海老は７尾程入っていますねぇ。小海老はプリプリ系の身の海老です。プリッと噛み切れる食感が気持ち良かったですが、海老らしい旨味と甘味はほどほどでした。
小さく四角く角切りされた馬鈴薯もザクッとカットされたプロッコリーも適度に柔らかで、ニンニクと塩胡椒が効いたオリーブオイルとのマッチングが良くて美味しくいただけました。
アヒージョにデフォルトで付いていたフォカッチャは、横最大１７ｃｍ、縦最大１２ｃｍ、深さ６ｃｍくらいの大きさの楕円形の葦で編まれたような感じのバスケットに赤色の紙が敷かれた上で入っていました。
フォカッチャは横９ｃｍ、縦７ｃｍ、厚み３．５ｃｍくらいの大きさで、半分にカットされています。
程好く温かに温められているフォカッチャですね。
表面はカリッとして、中はホワッとした食感の生地です。
小麦粉の香ばしさとホワッとした塩気が感じられ、そのままでも美味しいフォカッチャでしたが、海老と野菜のエキスが染み出たオリーブオイルの中に浸してからいただくと更にウマ～ッでしたよ。
そんな感じに１時間程ノンビリと飲み食いしてからお店を後にしました。
コスパ高いお店でしたね。チェーン店なだけに飲み屋的なだけでなく、ファミレス的にも利用出来そうなお店でしたよ。