３０年振りの「丸幸ラーメン」さん…懐かしい味わいでした　♪( ´▽｀) : 丸幸ラーメンセンター 基山本店

朝から並んでパン屋さんに行きまして、出遅れでブランチです。ウォーキングで汗を流しましたから、パンで腹を膨らませたとて長持ちはしません。
何より無性にラーメンが食べたい…

購入したパンを持ち帰り、一部を娘に与えて「飯食ってくる」と言いながら出掛けようとすると、嫁さんが「どこに行くと？」と聞いてきます。
「ラーメン食べに行く」と答えたら！　何と！（羽鳥アナウンサーの真似ではありません）

「私も行く」と言うじゃあ、あ〜りませんか。
「何で？　クロワッサン食べるっちゃないと？」
「着いていく…」
こりゃダメだ、連れて行くしかあるまい。

「どこ行く？」「決めてない」「なら、近くが良い」
おい、イニシアチブまで取るんかよ…ちょっと足を伸ばすつもりだったんですけど。
近距離で、口コミしてない、かつ旨かろうお店を検索。

「丸幸ラーメンセンター」さんがヒットします。かれこれ３０年は行ってない。味が変わってないならいいけど…食べログ評価は高いし、百名店にもなってらっしゃるやん。
嫁さんに聞いたら「懐かしいねぇ、いいっちゃない」と快諾。息子と行った、◯星さんみたいになってないことを祈りつつ…

最短の道のりで約３０分、１１時くらいなのに、かなりの駐車台数です。もしかしてやっぱり混んでるか？
入り口すぐの券売機にも少々の人だかり、ワンタン麺７１０円、ラーメン５４０円、焼きめし５８０円、餃子３６０円を購入し、更に中へ。

７割埋まってます。１００人近くいらっしゃることになる。恐ろしい…
入って直ぐの番台（っていわないか？）で食券を渡すと、「麺の硬さは？」と聞かれます。２人して「普通で」と答えつつ、頭の中で「麺の硬さを聞いてたっけ？覚えてないなぁ」とぐるぐる。

促された席に座り、テーブルや椅子が様変わりしているのに衝撃を受けます。侮れんわい、３０年。
あれ？そう言えば、焼きめしってあったか？　餃子はあったけど…

紅しょうがとはりはり漬けのデカい入れ物が各テーブルに鎮座まします。って、これははりはり漬けか？
壺漬けのような…分からん、丸っこいのは大龍だけだったかいな。

活況も活況、どんどんお客さんが増えていきます。そう、確か１ケ月前くらいに３９兄さんがテレビで来ていたような。それも影響しているのかな？
あれ、３９やったっけ…入店してから記憶が混乱しているよ。

ホール担当のお姉さん、多分１０人以上はいらっしゃいます。テキパキしてらっしゃるから回転も早い。
直ぐに焼きめし、そしてラーメンと餃子が提供されます。それぞれ写真に収めまして、いざ実食です。
思い出した！丸幸さんでワンタン麺を食べるのは初めてでした。

しかし、ラーメン５４０円って安いわいね。ワンタンも５個？で７１０円、格安です。
スープを二啜り、記憶の味に近い！　ということは、ほぼ変わっていないはず。柔らかい、甘さの強い味わいで滋味深い。塩味が強くないし、コクはあるけどあっさりしています。麺のカン水に由来するアンモニア臭すら懐かしい！　癖になるんですよね、この臭い。

懐かしさに浸りつつ…麺を啜る。小麦的な味はそんなに感じませんが、しっかりスープを上げてきます。一体感が良き良き。
初めてのワンタン、皮のホロホロ加減が素晴らしい！　餡は特筆するようなものではありません（失礼！）が、座りの良い味わいです。

焼きめしは…やはり初めましてでしょう。結構薄味です。量はそれなりにあるんですが、ラーメンより高いというのはちょっと…単品で成立するのかなぁ？
例えば少量のラーメンスープでもあれば、とは思うんですがね。そもそも、ソースを一緒に持って来られる。

ちょっとソースを掛けてみましたが、今度はソースが強すぎる。まぁそりゃそうでしょう。だってソースだもん。
スープ炊きのご飯を炒めてあるんでしょうが、塩気が凄く弱い。もう少し強くしないと、食べ飽きてしまうんじゃ…油分も控えめなんで、正直パサパサです。

餃子もね、８個で３８０円ですから安いんですけど…やはりボヤんとしてます。もしかして、餃子とワンタンの餡が同じかしら？

結局、ラーメンが安いもので、サイドメニューの価格とバランスが取れないというか…あれ？こんな話、近々で書いたなぁ。

嫁さん、焼きめしの味が薄いからか３割もイケません。餃子も然り、３個がやっと。
「何か、お腹一杯になったごたる」
焼きめしには洋胡椒をかけて、壺漬けとラーメンスープを塩気補給の相方に、餃子は酢醤油をたっぷり含ませて…何とか完食します。

途中でビックリ！(◎_◎;)
配膳ロボットがいる！！　ラーメン屋で…凄いもん見たわ。

誤解の無いように敢えて書き添えますが、ラーメンは凄く旨いんです。チャーシューの脂身のちょいとした臭みなんて、懐かし過ぎて…むしろそれが素晴らしい！
沢山の人達から愛される理由が良く分かります。

ご馳走様でした。