「東京都」で検索しました。
1~3 件を表示 / 全 3 件
木曜14時頃訪問 昼の部の終わりに差し掛かっていたが店内は客入り8割でそこそこ混雑していた。カウンター席のみですぐに着席。 鶏チャーシュー麺 1150円 を口頭で注文。先客が同時に入ったためかオーダーが連なっていた。1ロット2杯ずつの提供とみられ3ロット目の私は着丼まで10分強だった。訪問時は店主さんのみの1オペで、オーダー毎にチャーシューを切り分けたり、味を見たりとラーメンへの熱量とこだわりを感じる調理だった。 乳白色のスープは鶏の旨みが詰まりながらも無化調の優しさも感じられて美味い。麺は中細ストレートでスープと合わさるとレビューをにも有るがにゅうめんを彷彿とさせるものがある。スープとの相性は良い。特筆すべきはチャーシュー。鶏チャーシューは胸とモモの2種類だが両方とも柔らかジューシー、大判で食べ応えも抜群だった。 数多の鶏白湯ラーメンがあるがその中でも臥龍は頭ひとつ抜けていると感じる。丁寧で優しい一杯だからこのレビューの高さがあるのだと思う。
2024/02訪問
1回
八王子駅から徒歩8分程で水曜18:40頃訪問。 百名店に選出されているのと夕飯時なので多少の待ちを覚悟していたが待ち0店内にも先客なし。店主と見られる男性とホール担当の女性で2人体制。客先は7,8席ほど。 入店すると丁寧に来店の挨拶をされて食券へ。 自分は予め調べていたので薄口煮干鰮味玉らーめん1150円を購入。しばらくして入店してきた夫妻は初訪問らしく、食券を悩んでいると店員さんがオススメを説明されていた。食券を購入して直ぐ席へ案内してもらった。リュックが入る位の大きめの荷物置きがあるのでありがたい。椅子を引いてもらったり、お冷を注いでくれたりするのでラーメン屋というよりレストランのウェイターを感じた。しばらく私以外の客がいなかったのと店内BGMはかかっておらず無音なので少し緊張感を感じた。 6分程で着丼。 大判のチャーシューに目が行く美しい盛り付け。 最初のスープは角の取れた醤油にえぐみのない優しい煮干しのダシが効いている。美味い。あっさりのスープを持ち上げる細麺はパツッと歯切れ良い。肉の旨みを閉じ込めたチャーシューは柔らかく一枚丸々頬張りたくなる。特筆すべきは茎わかめでコリコリとした食感はもちろん、茎わかめのダシと煮干しのダシが相互作用してより一層美味しさを引き立ていた。家系好きや学生にはパンチやボリュームに欠けると感じるかもしれないが、老若男女問わず食べられる優しいラーメンだった。あと引くスープなので気付いたら完飲していた。呑んだ後なら間違いなく沁みる一杯になると思う。 ご馳走様でしたと声を掛けて店をあとにしようとするとお口に合いましたか?と店主と見られる男性から軽い会釈があった。その後店を出ようとするとホールの店員さんが戸を押さえて外で待っていて、再来の挨拶と深いお辞儀をされた。 最初は味玉ラーメン一杯で1150円は割高と感じていた部分もあったが、懇切丁寧な接客を鑑みると納得のいく価格で満足できるラーメンだったと思う。
2023/12訪問
1回
金曜14時頃訪問。 渋谷にある百名店ということでランチをずらしても並ぶ覚悟で向かった。店の通りに入ると蛇のように折り返して列をなしている所があったので、すぐ見つかった。待ち10人目に接続。店内に空きが出来ても呼ばれるまでは外で待機する。30分程で店内に入店し食券を買ってカウンター席に着席。 味玉らーめん 1100円 を注文。夫婦と見られる2人オペでメニューが絞られているため提供が早い印象だが客は外国人の方が多く対応に追われている場面もある。 食券提出後5分程で着丼。動物系と魚介系のダブルスープはとろみを帯びた重厚な味わいで出汁の余韻が長く美味い。比較的硬めに茹でられた中太麺は芯が残るか残らないかの瀬戸際で絶妙な茹で加減だった。とろみのおかげで麺がスープをかなり持ち上げてくれるので麺とスープの一体感が良い。チャーシューは大判でジューシーだがメンマや味玉は至って普通。ただ柚子トッピングは特徴的で、卓上にコショウや酢などの調味料がないため一回限りの味変をどのタイミングで使うかという葛藤がある。複雑な旨みを持つスープと柑橘系は意外と相性良く感じた。 昼営業のみで終日列をなしていることが予想されるが行く価値はあると感じる。