「焼き鳥・串焼・鳥料理」で検索しました。
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野毛と、みさきとA5ランクの串焼きの日々……。 だるまは、都橋を渡り、野毛とは川を挟んで向かい合わせの吉田町にある。先代の頃は、日の出町駅のすぐ近くにあった。今も野毛とは目と鼻の差ほどなので、野毛ということで……。 先代の頃は、お酒は、瓶ビールと日本酒、それに、甲類の焼酎しかなかったが、今や各酒取り揃えられていて、嬉しい限りだ。 ぬか漬けをアテに、瓶ビールをグビッていると、1串目が焼き上がってきた。名物、みさき。みさきは、ぼんじりの根元の部位で、ぼんじりはあっても、みさきは無い! という店が殆どという珍しい……と、このフレーズ、先代からも、二代目からも、合わせて10回以上は聞かされている。確かに、他店で食べたことは無い! で、上品なオイリーさは勿論、ぼんじりでは味わえない、歯応えと食感が堪らない。2串目は、ラム。千鳥じゃないけど、クセが凄い! が旨い! ってな訳で、以前なら、甲類焼酎にいく頃合いなのだが、本日は、グラスワイン赤にしたりなんかしたりして……。串休め、その1。丸ごとピーマン焼き。甘味噌ダレが仕込まれている。これも定番だったなぁ……。そう言えば、先代が、ピーマンは種ごと、丸ごとがいいんだよと言ってたのを思い出した。3串目は、タ~ン! しっかり目の焼き加減だが、これはこれであり、と思いつつ、黒七味を利かせて◎! 4串目。限りなくレバ刺しに近い、焼き加減! で、納得。タンの焼き加減とのバランス……。やるな、二代目、と偉そうにも思ってしまった。レバーは胡麻油のタレで……と、言葉が出てこない、幸せ過ぎて。串休め、その2。キノコの和え物的なヤツ。すると、二代目から、どうします!? もう少し焼きますか? 豚バラ串と、牛肉を用意してますが……。今日のは大分産のA5ランクを……と言いながら、巨大な、それはそれは見事なサーロインの塊を取り出して、見せてくれた。……見ちゃったならば、頼むしかない。両方下さい、だッ! と、思い出した! 先代の言葉。ウチは、牛串を食べなきゃ、そんなに高い店じゃないんだけどね、でも、食べるんだよ、と笑っていたのを……。 先ずは、豚バラ串。カリカリに焼かれた香ばしさに、山椒の刺激がベストマッチ。で、極上の大分産A5ランクの牛串は、表面を、サッとながら、丁寧に炙った焼き加減。で、山葵とともに……。それぞれの旨味と、焼き加減という必殺技に、感無量!
2021/04訪問
1回
野毛と焼きとりの日々……。 開店前の行列は、もはや野毛のいつもの情景……。並んでいる方々を眺めながら、アンタも好きねぇ、と一人ゴチつつ、角の電柱以上に並んでいる時は諦め、その前後だったら、急いで列に加わるのだ。アンタも……じゃなく、ワチキも好きなのだ。 で、開店第一弾で入店し、チャチャっと呑んで、次の店に行く……江戸っ子だねぇ、ならぬ、立派!? な野毛オヤジなのだ。 ワチキの好きの代表格は、塩なんこつ&タレのもつ(鳥レバー)。ジューシーで、コリガリななんこつ、甘辛ダレにねっとり濃厚なレバーの旨味が口一杯に拡がって……。で、ワンオーダーで2本なのも嬉しい。後は気分次第で、1、2種類。お酒は、ビールの小瓶で喉を潤したら、神の河のマイボトルで麦焼酎を1、2杯で、サッと勘定を済ませて、店を出る。ビールの後にたぬきの白鷹を呷ったら、ちょっと長くなる場合もある。 〆は蕎麦か、寿司か、ラーメンか!? チャチャっとでれば、まだ、6時だったりする。野毛の夜はまだまだ始まったばかりだ。
2021/01訪問
1回
半身揚げ殿 ようこそ横浜へ。またのお越し、お待ちしてます。
2022/04訪問
1回
階段を上がり、漆黒の扉を開けると、そこはバーのようで、お鮨屋のカウンターのようで……とても焼き鳥屋とは思えなかった……。 が、焼き鳥にはビールだ! と、生ビールをオーダーしたら、フランス産フォアグラのコロッケを塩で、が一口サイズで登場した。衣サクッ中味とろりクリーミー、トリュフ塩の優しさが拡がってボンジュール。そして、三ツ葉の香りと歯応えが嬉しい、季節の茶碗蒸しが運ばれてきた。お次は手作りレバーペーストに自家製パンだ。カリカリのパンに、鶏レバーのねっとり濃厚でクセになる旨さ、スプーンも綺麗に舐め尽くして、ビールが空になった。まだ、焼き鳥を一串も食べていないのに、だ。当然、焼き鳥に備えて生ビールはお替わり。で、何となく日本酒もあったらと、辛口の冷酒1合を大将というか、マスターに選んでもらった。お次は鶏スープ。鶏油が浮いたスープは熱々が止まらない。豊潤ながらも優しいスープと辛口の冷酒が◎、冷酒は大正解だ。 焼き鳥はまだか!? とお品書きを見る。が、黒地にグレーの小さな文字で書かれたお品書き。薄暗い中で老いの目力では全く見えない。でも、最近は携帯が大活躍、撮影して画像を指先で拡縮自由自在だ。それで確認すると、焼き鳥登場まで後2品。野菜の和サラダとカチョカバロチーズ焼きだ。野菜は春キャベツで桜エビが艶やかで、カチョカバロって何かな!? と思いつつも、生ビールが旨しだった。 お待ちかねの焼き鳥は5串。ねぎま、ささみ、手羽先、つくね、セセリの順に焼き上がってきた。塩味は極々控え目で、火入れ加減も絶妙! 素材感、鶏そのものを満喫し、生ビールを楽しめた。タレの甘味も塩味も奥ゆかしく、繋ぎに豚の脂を使用したというつくねは滋味深く、セセリは中々の筋肉質、鞭打ち症知らずの鶏だろうな、そう思った。焼き鳥屋で焼き鳥、盛り上がってきた。クライマックスは、ピンチョススタイルで4本、砂肝、ハラミ、ハツ、ボンジリと、本日の稀少部位の2本、フリソデ(手羽元と胸肉の中間の肩肉)&ソリレス(腿、足の付け根部分)。続け様に野菜、トマト、ズッキーニ、なす、マッシュルームの4本が丁寧に焼かれて、お任せのコースはジ・エンド。 当然ながら、色んな部位を楽しめた! 中でもフリソデとハツが気に入った! で、最後はデザートかと思いきや、親子丼、カルボナーラ、らーめん、玉子かけご飯の〆を勧められた。2人で2品、シェアできるとのこと。で、チョイスしたのは、カルボナーラ&親子丼。濃厚でクリーミーなカルボナーラ、鶏肉は香ばしく、濃くてトロトロの親子丼、満腹だったのに飲み干せた。で、玉子料理は飲み物だ! そう思った。
2022/04訪問
1回
塩煮込みを食べる度に、蒔田天龍って人はスゴイ! そう思っていた。程よく脂が抜け落ちて、なお、オイリーなホルモンたちが、い~い塩梅のコテスッキリの、澄んだスープに浸かっている……。で、決まって思うことがある。それは、この汁にうどんを入れて、啜りたい! だ。そう心の中で呟きながら、スープを飲み干すのだ。そして、蒔田天龍さん、今夜もありがとうと、目を閉じたり、開いたり……感謝したりする。 で、ある晩のこと。その日は、珍しく2人飲みだった。なので、ここぞとばかり、塩煮込みへの思いをぶつけてみた。すると、相方はこう言った。うどんの気持ちは分かる、同感だが、ネギたっぷりがいい、だって。同感の同感! 蒔田天龍!? 人名!? それは違うと思う! 蒔田は地名。天龍は焼き肉屋の店名。なので、蒔田にある、天龍という焼き肉屋さんが営んでいるお店が、もつしげで、塩煮込みは、誰が調理したのかは、分からない! ということだった。ク~ッ、蒔田天龍作もつしげの塩煮込みじゃなかった! じゃあ誰が作ったんだ!? そう思いつつも、聞くことは出来ない自分がいる。ま、コロナ開けにでも……!? って、聞かないだろうな。
1回
恐らく、個人的に、野毛で一番古い焼き鳥屋だと思っている。が、聞いたことがないので、真意の程は確かでは無い。で、焼き鳥屋で、イカ串か!? 無礼な……と思われるかもしれないが、妙にクセになるのだ。4、5本焼いてもらった後に……お、落ち着くぅ~。ある時は、2軒目焼き鳥で、先ずはイカ串……でもって、お、落ち着くぅ~なのだ。まるで、お祭りの屋台を彷彿させてくれるような、香ばしさに、ホッコリとする幸福感、堪らないのだ! 海鮮串は、浅利、ツブ貝など、時期に応じて、各種あるけれども、とにかく、イカ串なのだ。……と、焼き鳥屋でこの体裁のイカ串って、匆々見たこと、食べた記憶が無いのだが……。如何なものか!? 鳥芳では、ハツモトも外せない。って、今さら、取って付けたようで、恐縮至極だが、あれば、頼んじゃうのよねぇ。そう、白レバーも……!? やっぱ、老舗の焼き鳥屋さんなもんで……。 はて、再開はいつ?
1回
★気仙沼産サメハツのレバ刺し風 初めてサメの心臓を食べたのは、90年代後半、気仙沼に行った時のことだった。気仙沼湾に浮かぶ小島のの食堂で、サメの心臓(ホシ)があるから、と勧められて食べた。確か、生姜醤油でだった。レバ刺しみたいだなぁ、そう思った。 それから数年後、東京、恵比寿の居酒屋で、モウカザメの心臓(シンゾウ)、食べたことあります? モウカザメ!? と聞き返すと同時に出てきた。あ、気仙沼……。でも、その時は、サメのマメって言われたけど、恵比寿じゃモウカザメの心臓……。ググってみると、通称モウカザメ。東北地方ではそう呼ばれている。本名は、ネズミザメ科ネズミザメ目ネズミザメ属……ネズミだらけのネズミザメ。深海のサメで、アンモニア臭が少なく、食用として流通しているとあった。何故、モウカザメと呼ばれているかは、分からなかったが、ネズミザメじゃ食欲、沸かないよなぁ。で、恵比寿では、ニンニク醤油&胡麻油で食べた。臭みが強いと書かれていたが、全くそんなことはなく、やはり、レバ刺しみたいだなぁ、そう思った。 それから数年後。野毛は、地上波だけで楽しんでいた。地下までいくと、ディープ過ぎると敬遠していたのだが、ある時、意を決して(大袈裟!?)野毛の近道、地下道に足を踏み入れたのだ。で、何となく、開放感があって、座ることができる、五の五へインしたのだ。で、そこで3度目の対面となる、サメのマメ、モウカザメの心臓、気仙沼産サメハツのレバ刺し風と、出会ったのである。気仙沼産サメハツのレバ刺し風……が一番分かりやすい! マメもハツと書かれた方が、心臓と繋がり易い! で、タレは胡麻油一本! ……。大分長々と書いてしまったが、何が言いたかったかというと、禁断のレバ刺しを食べたくなったら、五の五へ行って、合法なレバ刺し風を食べるのだ! ってことで、6月が待ち遠しいってことなのだ
1回
やきとりという名の串焼き居酒屋で、満州焼を喰らうのだ! 四半世紀以上、野毛界隈で生きているが、本店には行ったことがない。専ら日ノ出町駅からほど近い、支店ばかり。どうでもいいことではあるが、マイ野毛呑みの初の店だったりもする。その当時は、江戸在住だった。 庄兵衛……CPよろしく、やきとりという名目で、肉&野菜、しかも、海鮮もバリエーション豊富に楽しめ、居酒屋メニューもある、人気店だ。 で、この店の名物でもあり、個人的にもマストアイテムなのが、満州焼。カシラの串焼きなのだが、独特の甘いタレが特長だ。大概、数種類焼いてもらって、中締め、もしくは〆に食べたくなるのだ。何か、鮨屋さんで穴子を頬張りたくなるタイミングと同じ感じがする。で、あれば、絶対に注文するのが、青柳だ。庄兵衛で、しっかりやきとりまみれになった体&口中を、まったく別の世界へ誘ってくれる、一串だと、思っているのだ。同じ海鮮焼きでも、冬の牡蠣とは違う愛しさが、青柳にはある……ような気がする。ま、バカ貝好きってだけなのかも……。
2021/03訪問
1回
かわの新食感にオッタマゲーション! 半地下で、鰻の寝床のように細長い客席。表に、看板や赤提灯もなく、とても焼鳥屋とは思えない、目立たない店構えの伸喜……。目印は、開店前の行列だったりする。 寡黙な店主が焼き上げる品々は、流石、百名店に選ばれたこともある焼鳥だなぁと、分かったフリをしてはいるものの、焼鳥って大概旨い!? って、こんな馬鹿舌でも、オッタマゲーションした一品!? 一串!? がある。それは、かわッ! かわなので、パリパリかと思いきや、パリパリではなく、想像していた以上に、ヤワヤワねっとりで、そのあまりのギャップに、一体何を食べたのか!? ミニ口中パニックを起こしたような気になってしまった。 で、生ホッピーで、その余韻を洗い流す……。って、かわ串に限ったことではなく、すべての串を喰らっては、生ホッピーで、リフレッシュならぬ、リボーンする。無間地獄!? 天国!? どっちでもいいけど、ホッピーハッピーなのだ。
2021/02訪問
1回
とにかく焼き鳥だっ! で、ビール&日本酒だ! な訳で、久しぶりの鳥よし中目黒本店へ。予約できないし、並んで待つのも×……。なので、開店間もない16時15分過ぎにイ~ン。既に半分近く席は埋まっていた。いい年齢のカップル2組と常連さんっぽい男性客2名、男、女同士のペア2組だった。で、丁度、常連さんの一人がスタッフ全員にビールを振る舞って乾杯している最中だった。その乾杯には間に合わなかったが、生ビールを2杯注文して、お任せで焼いてもらうことにした。 お口直しの漬物とウズラの玉子入りの大根卸しが手際よく運ばれてきた。そこにササミと香の野菜のさっぱりとした一品が……。ク~ッ、ビールが沁みる! で、1串目。タレの血肝、レバー。ねっとりとろける極上の頃合! ビールが進む、そう思ってたら、横の相方は2杯目を注文していた。2串目は王道のカシワ。焼き立て、絶妙な焼き加減、堪らん! で、銀杏を挟んで、つくね……焼き鳥のストレート攻撃だ。で、稀少部位が気になった。売り切れる前にと、大好物なソリとハツ元はお願いした。すると、ウズラの玉子と厚揚げの後に、早速焼き上げてくれた。以心伝心なのか、ゲストファーストなのかは分からないが、嬉しくなった。ソリとはモモ肉の付け根、ハツ元は字の通り、ハツ周りの一品で、ハツとホルモンを同時に楽しめる感じ。ソリはモモ肉より肉々しくジューシーな気がする。と、ここで日本酒、銀盤を追加した。その後、手羽元、砂肝、ヒザ軟骨、胃袋、手羽カワと様々な部位を喰らい、野菜系もジャンボナメコ、トウモロコシ、シシトウなどなど、2人で40本近くを平らげた。 相方からはギブアップの声は聞こえない。が、こちとらは腹一杯だ。なので、店の方に焼き物はもう……と伝えると、背肝、焼いてますが、そう言われた。焼き鳥の〆は背肝と相成った。名物のそぼろご飯はもう無理だった。なので、〆の〆は、スープ。体の隅々まで鶏が染みこんでいく……そんな感じだった。帰りの道すがら、せせりも手羽先も、ボンジリ、皮も食べなかった、そう相方が呟いた。何、んっ!?